「政界、一寸先は闇」とはよく言ったものだ。このところ国民の期待を膨らませていた国民民主党の政党支持率が、今月に入って反転した。共同通信では前回の18.4%から5.2ポイントも減の13.2%、NNNと読売新聞の合同調査では前回比2ポイント下落の11%、変態新聞では前回比2ポイント下落の13%、産経・FNNでは1.9ポイント減の11.4%で、各社とも軒並み前回比マイナスの数値を記録した。石破内閣の支持率など、底辺で彷徨っているのは結...
Xで「国民の敵」がトレンド入りしていたので、中身を確認してみるとさもありなん。もちろん投稿の全てではないものの、多くが日本維新の会を指しているものだった。拙ブログでは23日、日本維新の会のことを「疫病神」と形容したが、そんな表現はまだ穏便だったようだ。何せ「国民の敵」である。表現としては最も辛辣だ。 維新がなぜ「国民の敵」なのかはすでに明白だ。彼らの石破自民へのアプローチによって、国民民主党の減税...
夫婦別姓制度「要らない」の声が増す中、ひたすら法制化を企てる“石破とゾンビ議員たち”
たった4年前くらいまでは、「悪夢の〇〇政権」の〇〇に入る文字は民主党しかなかった。だが、岸田政権発足から自民党が急速に左旋回をはじめ、主体性のかけらもない追米政治で国民は愚弄され、LGBT法のごり押しで保守派の堪忍袋の緒が切れた。岸田は「特技は『人の話をよく聞く』ということだ」と標榜して首相になったが、彼が聞いたのは国民の声ではなく、ジョー・バイデンの声だった。そして石破総理総裁の誕生で、私の頭の中で...
ドイツでAfD躍進 ~ 我々日本国民にも「日本のための選択肢」を!
最近は気にもならないので全くのノーマークだったが、立憲民主党が党大会を開いたのだそうだ。代表の野田は、「一度、武装解除すると言いましたけど、戦闘モードに入ります」と言い、党の活動計画では「今こそ、政権交代により本気の政治改革を実現し、国民の手に国民のための政治を取り戻すことが求められている」と強調したという。「2009年の夢よ、もう一度…」というところか。 だが彼らは、自民党への逆風でタナボタ的に議...
30代の政党支持率で、自民党が国民民主、れいわの後塵を拝す衝撃
22日の竹島の日記念式典に、政府は今井絵理子内閣府政務官が出席した。県が求める首相や閣僚の出席は今年も叶わず、歴代政権を含めて相変わらず腰が引けた対応の終始している。明治政府が尖閣諸島を閣議決定で日本領に編入した1895年から130年の節目に当たる今年、石破の挨拶は地元選出の議員が代読したが、その石破の挨拶の肩書は、内閣総理大臣ではなく自民党総裁だったという。国としての発言を避けたのだ。それが現政府の中...
女系天皇を否定しない石破を総裁に選んだ自民党を、我々の危機として認識すべきだ
Xで“岸田文雄”がトレンド入りしていたので、何事かと思って見てみたが、岸田がなにか政治的な動きをしたということではないらしい。目に留まったのは、デイリースポーツのこの記事だ。最近TVで見ない自民大物が「怒って動き出した」→「裏で会合いっぱい」べらんめえ調で石破首相批判 岩田氏明かす 次の総理狙いアップ開始と(デイリースポーツ) 元NHK記者の岩田明子氏が22日、カンテレ「ドっとコネクト」に出演。番組...
もはや一過性とは言えないレベルで展開されている財務省解体デモ。大手紙も在京キー局もこのデモを完全に無視しているが、テレビ東京だけがこのデモを報じたことで、テレ東を評価する声がSNSで溢れている。テレ東が報じたデモの参加者数は、警察発表で1,000人規模ということらしいが、数十人のデモでも左サイドのものなら取り上げるメディアは、今のところ、この財務省解体デモをなかったことにしている。財務省とのパイプを大事...
自由民主党は宮沢洋一党税調会長と心中するつもりなのだろう。このところ絶好調の国民民主党が、先の衆院選で大勝利をあげたのは、「手取りを増やす」という分かりやすい政策が国民の支持を得たからであり、宮沢洋一がどんな手段を使ってでも、この国民民主の路線に抵抗するなら、参院選の結果など、やる前からわかったようなものだ。高市早苗氏が党税調のインナー(幹部数名)だけで決められた政策に憤りを発信しているが、コメ...
さも喫緊の課題であるかのように、血道をあげて夫婦別姓法案の成立を図る左派政党と、それを援護する朝日のような左派メディアだが、潮目はもうとっくに変わっている。そもそも強制的親子別姓という側面には何ら答えぬ彼らは、子どもの権利等々の主張を頻繁に流布していた陣営だと思うが、これに沈黙とはどうにも締まりが悪い。そもそも、LGBTも夫婦別姓も、国家の喫緊の課題とは異なる。 喫緊の課題というのは、それぞれの地方...
石破政権、「手取りを増やす」路線に合意しながら、一方では“詐欺的”な増税ラッシュ
“あの”稲田朋美が18日、衆院予算委の質問に立ち、石破による戦後80年談話発出に対する危惧を呈し、「70年談話に込められた安倍氏の思いを無駄にしないでいただきたい」と強調したそうだ。 「安倍氏の思いを無駄にするな」とはよく言ったものだ。この稲田こそ、LGBT法で安倍氏の思いとは真逆の行動をとり、法案を推進し、岸田の命どおりに成立させた中心にいた一人である。安倍総理が稲田にLGBT法の危険性を説き、稲田が涙しなが...
夫婦別姓 ~ 左派メディアの恣意的な報道と世論誘導に騙されてはならない
共同通信が、この通信社がいかに反日的かつ破壊的かを象徴する記事を配信した。選択的別姓9割賛成、団体調査 通称使用に不満(共同) 国会議論が本格化しつつある選択的夫婦別姓について「新日本婦人の会」が18日までに会員やその知人ら計3979人にアンケートを実施し、93%が導入に賛成と回答した。記述欄には「真に対等な関係を築くために必要」とする意見や、「私は私、夫の従属物ではない」との不満が書かれた。一部の自民党...
ニュージーランドで行われたレインボーパレードに対抗するかたちで、マオリ族が戦いの前に行うハカが披露され、ちょっとした話題だ。💥 Rainbow Parade Interrupted by ManUp Flash Haka 💥Our Radical Young People have had enough!Our ManUp Men have had enough!Destiny Church has had enough! The debauchery in the Rainbow Parade has gone on for too long!Auckland has long been overrun with this Woke, Rainbow… pic....
報道各社の調査によると、石破内閣の支持率は前回調査から若干の上昇を見せているようだ。上昇の要因は日米首脳会談で大きなボロが出なく、主要メディアも一様に「成功」の評価を与えているからだろうが、報道内容が事実に正確なら、支持率は上昇ではなく下降線を示しただろう。 刺激がある政策を次々に実行に移すトランプ政権だが、紙ストロー廃止の大統領令には、他国のことながら痺れた。石破が「レジ袋を復活します」と、進...
USAID解体の波紋が地球規模で世界を駆け巡っているが、大きなニュース故、やり玉にあがる各国のメディアも無視できないようになり、その情報量に増加がみられる。ただし、報道スタンスとしては「デマだ」という主張である。NYタイムズは「連邦政府から受け取っているのは、購読料だ」と主張し、BBCは、BBCの慈善団体が資金を受け取っているものの、「ニュースとは完全に独立している」とシラを切る。、これを報じたNHKも、「NHK...
トランプ・イーロンが官僚機構と戦う「常識の革命」の正しさと、日本版DOGE誕生への渇望
日本の守旧メディアが押し並べて「成功」と、肯定的に伝える石破・トランプの日米首脳会談。私にはどうやっても成功と解釈できないのだが、客観的に判断するには、他の外国のリーダーとの会談と比較するのが手っ取り早い。例えばインドを率いるナレンドラ・モディ首相。 モディ首相は、トランプ氏に負けず劣らず、安倍総理とあいだで緊密な関係性を維持した政治リーダーである。安倍氏のことをメンター(mentor)と評したが、メ...
石平氏の批判もよし。ただし、現行の選挙制度の欠陥と立法府の怠慢はもっと強く批判せよ!
何気なくニュースサイトを見ていたら、自民党が党本部で「新しい資本主義実行本部」の会合を開いたという話。“新しい資本主義”は岸田文雄が政権の目玉として掲げた政策だが、結局中身が何だったのか、今でもわからない。岸田自身がジョー・バイデンとのオンライン階段で、この政策について熱く語った後、バイデンが「素晴らしい、私のしようとしていることと全く同じだ」と発言したというから、ロクでもないことがわかる。 “新...
中共が尖閣沖海上ブイを自主回収 ~ 最初から最後まで“中共の主権行使”に見えてしまう日本の失態
我が国が他国や他の民族から好意的にみられることは嬉しいことだが、それにしても昨今のオーバーツーリズムと、そのなかに一定数存在する無礼な外国人の情報に触れるたびに、辟易とする思いだ。最近では札幌の雪まつりのスタッフに、ある迷惑系動画配信者が雪玉をぶつけて面白がっている映像が拡散されたが、怒りを覚えると同時に、こういう連中には何らかの処罰が与えられない限り、同類の迷惑行為はなくならないと確信する。 ...
USAID解体によって、日本のメディアが陰謀論としてきたDSの存在が顕わになる
トランプ政権によるUSAID(米国際開発庁)の解体は、地球規模で影響を与える可能性がある。地球規模 ―― 即ち、歴代政権がカネをばらまいていた規模だ。イーロン・マスクが「腐敗したウジ虫の塊」と表現したこの組織には、多くの批判が発せられ、反対運動が起こっているが、批判するメディアもウジ虫側に属していると考えれば、それほど奇異な感じはしない。その塊が人道援助を看板に掲げてきたのは、悪い冗談では済まされない。...
USAID解体 ~ 日本の極左運動団体は今こそ“膿を出し切る時”だ
数十年に渡り、スーパーボウルのある日は必ず休暇を取り、試合をライブ観戦するのが個人的に恒例行事となっていたが、昨日はやむにやまれぬ事情で出勤。試合は、私が同じニューオリンズで生観戦した1990年(第23回)とまではいかないが、かなりの凡戦だった。興味深かったのは国歌斉唱時の観客のリアクションだ。画面(恐らくスタジアムの巨大ビジョンも)に大統領が映し出されると、観客は一斉に沸いた。国歌斉唱時ではないが、...
トランプ氏のリップサービスを「石破への評価」と解説するのは、明らかなミスリードだ
石破・トランプ間の初の日米首脳会談について、主要メディアは一様に評価しているようで、かなり気持ち悪い。カナダやメキシコに対して高い関税を設定し、金を使うことなくそれらの国から能動的な不法移民の制御を約束させるという、高等戦術を駆使するトランプ大統領だから、強引な関税設定を設定されなかっただけで「成功」認定する、極めて安直な評価である。 共同記者会見の動画を改めて確認したが、トランプ氏が語っている...
反アベだった石破が臨んだ日米首脳会談は、ほぼすべてが安倍外交の踏襲だった
石破首相とトランプ大統領による日米首脳会談が、8日、ホワイトハウスで開かれた。 この会談に先駆け、産経新聞は8日の産経抄で、安倍総理と就任前のトランプ氏との初会談を引きながら、こんな指摘をしていた。▼安倍氏が中国の脅威を説いたこの会談が米国の対中国政策転換を促した。米国が融和政策から、対立も制裁も辞さない現在の厳しい姿勢へと変わる第一歩だった。国の指導者同士の会談は、それほど重く大きな意味を持つ。...
予算委員長をやるなら、“文民統制”の意味を基本から勉強しなおしてからにせよ
石破・トランプ日米首脳会談の話は、きちんと情報を集めてから考察したいので、今日は別の政治の話題。5日の衆院予算委員会で、幹部自衛官の国会答弁が認められないことを批判した国民民主党の橋本幹彦議員に対し、予算委員長を務める“ちびっこギャング”安住淳(立民)が「誹謗中傷」などと厳しく注意する展開になった件である。 元航空自衛官で当選1回の橋本氏は、政府参考人として「制服組」と呼ばれる現役自衛官の出席を求...
近隣諸国が拒否したガザ住民受け入れを、日本が肩代わりする謂れはない
“国賊”岩屋毅が中共でビザ要件の大幅緩和という政策を貢ぎ、10年数次ビザの新設という大盤振る舞いをしてきたように、日本と他国を隔てる国境は、ここ最近、とんでもないスピードと程度で緩さを増している。この流れは、経団連等の財界の要請に全く抵抗せず、むしろ提案を喜んで受け入れてきた岸田政権で一気に進み、もちろん、石破にも引き継がれている。 留学生を“日本の宝”と評した岸田だが、それは学生に留まらない。「受け...
バカげた税金の使途を断ち切る米国と、減税など一切議論する気がない日本政府
米トランプ政権のホワイトハウス報道官に、カロリン・リーヴィットという女性がいる。27歳の若さで報道官を務めるリーヴィットは、トランプの大統領選キャンペーンの全国広報官を務め、政権が発足されると同時に報道官に指名された人物だ。その舌鋒鋭い語り口は支持者から「フェイクニュースの死神(fake news’grim reaper)」問いあだ名を付与されるほどである。 そのリーヴィットは米国のUSAID(アメリカ国際開発庁)の閉鎖を...
“国賊”岩屋毅外相が共同代表を務める超党派の議連「石橋湛山研究会」が4日、国会内で勉強会を開いたが、講師として招かれたのが評論家の佐高信だったという。佐高信といえば安倍総理に対してヘイトスピーチを繰り返した人物として知られ、評論家とは言っても言葉で戦うというのではなく、ただ一方的に論敵、政敵を貶めることを目的とする言語しか持ちえない人物だと、私は理解している。外相の岩屋は出席していないだろうが、勉...
石破茂という政治家の芯がどこにあるのか、探しあぐねている人は多いと思う。例えば左派政党が躍起になって法案成立を目指している選択的夫婦別姓という制度。首相就任前は「やらない理由がよくわからない」とまで言い放ち、積極姿勢を見せていたのは周知のことだ。1月19日のNHK番組では「時間は残っていない」 と、何を時間軸にしたのかさっぱり分からないことを言い出す始末。一方、26日公開のインターネット番組では旧姓の通...
女性天皇を肯定せよと公共の電波で宣伝する、藪中三十二という朝敵(サンモニ所属)
トランプ米政権が就任と当時にWHOからの脱退を表明したことが話題だが、米国はWHOに対する最大の資金拠出国であり、その裏に経済的な威圧があることは誰もが知るところだ。「金を出す」ことは「口を出す」こととほぼ同じ意味で、盲目的な支援を意味するわけではない。 国連の女性差別撤廃委員会が昨年、我が国の皇室典範について「皇位継承における男女平等を保証するよう改正すべき」と勧告したことに関し、NGOとして参加した...
閣僚のスキャンダルというのはテレビや週刊誌などのメディアにとっての大好物だが、彼らに願ってもないネタが舞い込んだ。岩屋外相といえば、私は“国賊”と呼んでいるが、岩屋の議員会館の宿舎に謎の一般女性が勝手に出入りしており、その後御用となった事件だ。「岩屋外務大臣」を襲った“重大事件” 議員宿舎に「見知らぬ女性が侵入」…一歩間違えば“命の危険”も(デイリー新潮)「衆議院赤坂議員宿舎」といえば、東京都港区赤坂...
産経新聞社が発行するタ刊紙「夕刊フジ」が、昨日1月31日発行(2月1日付)をもって休刊した。創刊は1969年で、長い間、夕刊タブロイド紙といえば夕刊フジか日刊ゲンダイかという時代が続いてきた。私はゲンダイは全く読まないけれど、夕刊フジが産経新聞と相互に補完しながら、保守的な言論を支えてきたことに、敬意を表したい。日刊ゲンダイWeb版が、夕刊フジの休刊を惜しむ記事を掲載しているが、創刊号の一面はこの人物だった...
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「政界、一寸先は闇」とはよく言ったものだ。このところ国民の期待を膨らませていた国民民主党の政党支持率が、今月に入って反転した。共同通信では前回の18.4%から5.2ポイントも減の13.2%、NNNと読売新聞の合同調査では前回比2ポイント下落の11%、変態新聞では前回比2ポイント下落の13%、産経・FNNでは1.9ポイント減の11.4%で、各社とも軒並み前回比マイナスの数値を記録した。石破内閣の支持率など、底辺で彷徨っているのは結...
今年4月、官報の閲覧期限が発行から90日に制限される法律が施行された。プライバシーへの配慮というのがその目的だが、そのなかには「帰化に関する告示などのプライバシー等に配慮すべき告示」という項目が入っている。日本の国会には帰化した議員がたくさんいると言われていて、とくに有名なのは陳さん(陳哲郎)なのだが、今後はこういう情報にもアクセスしづらくなる。 令和5年11月の衆院内閣委員会ので、この法改正に関する...
参院選の改選を控えた、自民党西田昌司氏の「ひめゆりの塔発言」がいまだに尾を引いているようだ。沖縄県議会は16日、このいち国会議員の発言を槍玉にあげ、謝罪と撤回を求める抗議決議案を諮り、賛成多数で可決した。自民党ですら賛成にまわったが、とち狂っているのは維新で、なんと「議員辞職を求めるべき」という過激な追及を求めているそうだ。 可決された意見書は、沖縄県のHPに掲載されている。「西田氏の発言は、沖縄戦...
昨日、読売新聞が開始した反日キャンペーンに相まって、国民民主党の公認が決まった山尾志桜里氏の発言がひときわ話題になっている。山尾は「女系天皇の議論を避けつつ、女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っている」と発言。サヨク自民党から離反した有権者の受け皿になり得ると目されていた国民民主党が、保守層の選択肢になり得る可能性を、自ら消した。 昨日、同党の榛葉幹事長が会見で、この件について見解を述べてい...
自民と特定野党双方の体たらくを尻目に、国民の期待を政党支持率に結び付けてきた国民民主党が、ここにきて迷走を重ねている。先の衆院選で候補者擁立不足に泣き、取れる議席を取り逃したことへの反省が大きいのは良いのだが、立てる候補者の“質”が問題視されているのだ。 日本維新の会に所属していた足立康史元衆院議員、元自民党の薬師寺道代元参院議員はまだいいとしても、元立民党の須藤元気という人選のセンスには大きな疑...
山田吉彦東海大学海洋学部教授は、海洋安全保障のエキスパートだ。今夏の参院選に出馬が決まっているが、保守論壇でも活躍する人材でありながら、自民党ではなく、国民民主党を選択した。こういうエキスパートの擁立を逃し、かたやタレント議員の残念な国会答弁で話題になる自民党。かなりヤバい状態にあると思う。 その山田教授がYouTube番組で、このような見解を述べている。「尖閣を東京都に買われては困る、と政府が買って...
主要メディアの中で産経新聞だけが正面から向き合う「移民問題」。なかでも川口市、蕨市を震源地とするクルド人問題は、被害に遭う日本人がいるにもかかわらず、クルド人問題を提起するだけで差別だと因縁をつける極左団体がいて、難しい問題をさらに複雑化させている感がある。 「レイプをされました」 トルコ国籍のハスギュル・アッバス被告の公判で、当時12歳だった女子中学生が証言した。アッバスは川口市内で女子中学生に...
3月末、消費税減税について、「物価高対策のひとつの対応として考えられないことではない」、「きちんと検討させてください」と述べていた石破首相。だが、ここにきて消費税には触らないことを明言し、事実上、議論は終了した。降って湧いた、石破自身の政治資金裏金スキャンダルは、この変節の最終局面の直前に出たものだ。まるで、「財務省を敵に回すと、こうなるよ」という、秘密結社Zからのメッセージであるかのようだ。 ...
実り少なき通常国会における数少ない朗報の部類に入るのが、夫婦別姓法案の成立が難しくなったことだ。この法案については、そもそも立法事実があるのかという点から意見がぶつかる。「夫婦別姓導入に賛成か、反対か」という二択の問いである場合と、「旧姓使用の拡大を含む場合は?」という三番目の選択肢がある場合とでは、結果が大きく異なる。朗報と認定できるかは、会期を一カ月以上残している今の段階では判断が難しいが、...
麻生太郎氏はいま、自民党の最高顧問という名誉職に就いているが、名誉職には似つかわしくない忙しさだ。日本政府は18日にバチカンで行われる予定の新ローマ教皇・レオ14世の就任式に、麻生氏を派遣する方向で調整に入ったそうだ。FNNによれば、前教皇の葬儀は、麻生氏が日程の都合で出席できなかったため、岩屋が出席していたというから、麻生氏がファースト・チョイスであったようだ。まぁ教皇の葬儀は、石破首相が出席すべき...
7月3日に公示、20日に投開票されると言われる今夏の参院選。わざわざ3連休のど真ん中に投票日を持ってくるのは公明党が要望したという噂で(当然、公明党は否定している)、投票率を下げ、組織票を効かせようとする意図だと言われる。どんな小賢しいことをしても、自民・公明が勝てる要素は皆無だが、公明党はまだしも、自民党は間違いなく「負ける気満々」である。 特に主食の米を中心に物価は高く、食糧品とエネルギーに値下...
自民党の西田昌司氏の発言が話題になっているが、西田氏の語った文脈には何の問題もないにもかかわらず、党の沖縄振興調査会の会長を務める小渕優子は「発言で沖縄の皆さんの心を傷つけてしまったという事実は変えられない。大変残念だ」と語り、西田氏を批判。「改めてひめゆりの塔に足を運び、沖縄戦について理解を深め、再認識して欲しい」(「もう一回勉強しなおせ」の意味)と語った。 産経新聞によると、西田氏の発言はこ...
最近の自民党には褒めるところとか共感するところはほとんどなく、拙ブログでも自民党批判が多くなっている。だが、自民党自身がそういう道を選んでいるという事実を鑑みれば、当然の成り行きだと考える。そもそも昨年9月の総裁選で石破茂を選出した時点で“終わって”いるのだが、まったく軌道修正できていないどころか、軌道修正をする気さえ感じられず、来月の都議選、再来月の参院選は惨敗する気満々のようである。 自民党の...
3日のいわゆる憲法記念日に、大手紙はこぞって社説で憲法を採りあげた。やはり注目したのは朝日の社説だが、相変わらずの新興宗教的な文章が羅列されている。すさまじく劣悪な部分がこれだ。 今の米国は反面教師の感がある。ただ80年前までの日本とその社会を思えば、これを暴走と見て大方が顔をしかめていること自体、現憲法と共にあった戦後の歩みの成果とも言えるのではないか。「人の支配」でなく「法の支配」を自明とみ...
共産党の滋賀県議が県議会で、陸上自衛隊の訓練を「人殺しの訓練」と公的に批判し、当然の成り行きとして大炎上し、謝罪に追い込まれた。中山和行という県議は本会議で「不適切な発言だったことを反省し、家族会、自衛隊員、関係者の皆様に深くおわびする」と謝罪したが、いかにも共産党らしい。 産経が先月30日の社説で、「共産は綱領で「憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)」を掲げている。一方、平成12年党大会から、自衛隊...
We the people Okinawaで検索してみて。美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。 懐かしさすら覚えるこの投稿。これはタレントのローラさんが旧Twitterに投稿したものだが、これによって彼女はかなりの批判を浴びた。芸能人が政治的発言をしてはいけないということはあり得ない。彼らも有権者であり、意思を表明する権利は保障されている。 しかし彼らには、我々一般庶民とは根本的に異な...
自民党の参議院議員である山田宏氏(全国比例)は京大法学部のご出身だが、Xにこんな投稿をしていて、ちょっと驚いた。憲法概論では、日本国憲法は昭和20年8月15日に「革命」が起きて、主権者が天皇から国民に移って成立したと教わった。そして今でも大学の法学部ではその「嘘」を教えている。 さすが京大だ。さすがというのはもちろん皮肉で、京大は難関であるのと同時に、“左傾斜”が激しいことでも有名だ。学内の極左活動家の...
1946年(昭和21年)11月3日に公布され、1947年(昭和22年)の今日、5月3日に施行された現行憲法。施行から78年間、1文字も変更されていない。私は過日のブログで、自動車の脱炭素化に向けた補助金を材料に、「一度決めたら逆戻りできないのが日本の最大の弱点のひとつ」と書いたが、憲法はまさにその決定版だ。同じ敗戦国でも、ドイツは今まで、67回も改憲しているという。 何故いままで一度も改憲ができなかったのか。その理由...
フジテレビにまつわる騒動は、当然ながら親会社にも波及し、フジ・メディア・ホールディングスの役員人事が荒れているようだ。私は一連のフジテレビ問題にはあまり興味が持てず、ほとんど追いかけていない。芸能人の下半身事情にまつわる問題よりも、平井宏治氏が指摘し、NHK党の浜田聡議員が質問主意書で政府に問うた株主構成における外国人の比率が放送法に抵触していた可能性がある問題(質問主意書 1 2 3 / 動画)なら、もっ...
高市早苗氏が台湾を訪問し、歓待を受けたという。頼清徳総統をはじめ、前総統の蔡英文氏、林佳龍外交部長(外相)など、国家元首級の歓待ぶりだったそうだ。ガス抜きだとか保守しぐさという辛辣なことを言う人も少なくないようだが、自公両党のトップが中共詣でするなか、台湾で自身の日本のプレゼンスを見せたことの意義は、間違いなく深いと思う。 同行したのは3人で、黄川田仁志、尾崎正直両衆院議員と佐藤啓参院議員。黄川...
「うまずして女性か」という発言を切り取られ、週末の報道を賑わしていた上川陽子外相。上川氏は、一部で問題視されていた発言を撤回した。切り取った側の悪意を持ったメディアが、またひとつ成功体験をしたということである。 前提として申し上げておくが、私はこの上川氏を全く評価していない。肝っ玉が据わっていることは事実だろう。法相時代、オウム真理教の元代表、麻原彰晃(本名 松本智津夫)ら教団の元幹部7人の死刑を...
4月末の衆院3補選の結果を見ると、自民党が支持を失っていることは誰の目にも明らかであり、その敵失によって大きな恩恵を受けたのが立民党だ。 立民党が党として何かを為したわけでもないので、自民への逆風が弱まれば、その分、立民の支持も減ると思われる。要するに、自民への逆風をどれだけ長く維持できるかだけが問題なのだ。 逆に、日本維新の会の萎み方は自滅という見方も成り立つ。「身を切る改革」というのが彼らのス...
衆院選15区補選に出なかった緑のたぬきは、やはり三選を目指すのか!?橋下徹は出るのか?レンポウは??日本保守党は候補者を擁立するのか!? 7月に迫る東京都知事選を巡り、様々な憶測が飛び交っている。都知事選の投開票は7月7日だが、告示は6月20日であり、もう一ヶ月しかない。国内総生産(GDP)の都内分である都内総生産は、20年度に名目で約109兆6000億円に達し、インドネシアやオランダと同等クラスだ。つまり都知事とい...
一度だけだが、ニューカレドニアを訪問したことがある。気温の高さと海とサンゴ礁の圧倒的な綺麗さが深く印象に残っていて、私はやらないが、ダイバーには天国だろうと思う。また、地名は忘れたが、一泊で滞在した離島で見上げた夜空の星の数が信じられないほど多く、天体ファンをも満足させる土地であろうと思う。私自身は、Tシャツを着ないでシュノーケリングをやって、背中をひどく火傷し、うっかり寝返りを打って夜中に悲鳴...
河野太郎の、豹変ぶりというか、ダブルもしくはトリプルスタンダードというか、手っ取り早く言ってしまえば「大嘘つきっぷり」がネットで話題だ。10日の記者会見で、内閣府の再エネタスクフォースに構成員として参加していた大林ミカの資料に中国の国営電力会社のロゴマークが入っていた件について、調査状況を問われた際、「調査に私は携わっていないので、内閣府か何かに聞いていただきたい」と、ケツをまくったそうなのだ。 ...
産経新聞グループのマーケティング会社「産経リサーチ&データ」が、次期衆院選の小選挙区で入れたい候補の党派について調査したところ、トップは自民だったが、日本保守党が2位に食い込んだという。 4月28日に投開票が行われた衆院補欠選東京15区では、自民党が候補者を立てない中で9候補が乱立、無所属や諸派が一定の得票を集める現象も起きたため、全党派の候補者が立候補したと仮定して答えてもらった。その結果、「支持する...
昨日、指にちょっとした手術を受けた影響で、キーボードが打てず、ブログをお休みしました。ご訪問いただいた方には大変失礼しました。スマホで更新?昭和な私には無理です(笑)。 米国大統領選まであと半年となった。民主党がバイデンを見限り、ミシェル・オバマを指名候補とするというような“飛び道具”も噂されるが、実質的にトランプ対バイデンの一騎打ちになるだろう。国内の保守派のあいだでは、トランプ再登板への期待が...
JNNの世論調査で、岸田内閣の支持率が前回から7ポイントも上昇したらしいが、度々書いているように、JNNの調査は数字が極端に動くので、数字が乱高下しても参考程度に留めおくべきだと思う。そのうえで申せば、内閣に対する評価なんて、報道の仕方によってどちらにでも動くのだから、数字に惑わされず、しっかりとその本質を見る努力は必要だと考える。 保守論客の櫻井よしこ氏が、憲法改正を念頭に、岸田首相にかなり肯定的な評...
おはようございます。本日も定例の(?)現実逃避で、山梨市のとあるキャンプ場に来ております。 今朝はあいにく雲を被っておりますが、昨日の富士山です。 二日酔いが激しく、やはりキャンプ地からの更新は無理なようです。本日は更新をおやすみさせていただきます。 皆さま、佳い1日を。...
共同通信というメディアには、Xのアカウントで「共同通信ヘイト問題取材班」というのがある。やれ、米ボーイスカウト連盟がゲイ男子の募集を開始し、「スカウティングアメリカ」と名称を変えただの、群馬県が撤去した朝鮮人労働者の追悼碑を拡張現実(AR)技術で画面上に再現するアプリが開発されただの、心底どうでもよい話題をSNSに投稿している。 共同通信が言うヘイトというのは、彼らがヘイトだと考えるものすべてが含まれ...
PowerPointテンプレート事件(仮称)で一躍時の人となった大林ミカ。大林のことを調べていて、自然エネルギー財団のウェブサイトに掲載されている中心的な人々を確認していたら、音楽家の小林武史がいた。2011年、「再生可能エネルギー促進法案」成立に向け、孫正義が中止となって菅直人を「激励」する場面があったが、法案成立への要望書を手渡した際にも、小林は加藤登紀子や宮台真司らとともに、登場していた再エネ推進派であ...
米国という世界の覇権国会の元首であるにもかかわらず、その頭のボケ具合でいまや世界で知られることとなったジョー・バイデン。バイデンは、中共、ロシア、インドと日本を並べ、名指しで「外国人嫌いだ」と語り、ブーイングを呼んだ。バイデンが語った文脈の中心は、「米国経済が成長している理由の1つは、移民を受け入れているからだ」というものだが、移民を受け入れるというより、移民が作った国なのだから、他国を同じ基準...
国際NGO「国境なき記者団」の英国支部が今月3日、ロンドンで2024年の「報道の自由度ランキング」を発表したが、調査対象の180カ国・地域のうち日本は70位。前年68位から2つランクを落としたそうで、G7ではサイテーだったという。このなんとか記者団に何故日本のランクがそんなに低いのか尋ねたところ、「ジャーナリストが特定のテーマについて報道するのが難しいからだ」とし、「ジャーナリストがよりデリケートなテーマについて...
5月3日の憲法記念日には、護憲、改憲両派がそれぞれの結束を確認する集会を開く。くしくも本年は、自衛隊が創設されて70年となる年。いまだに自衛隊違憲論が当たり前のように語られるよぅな憲法を護持している異常さに気付くべきだと思うのだが、もはや宗教化していると言ってもいい護憲論にはなかなか通用しない。 護憲派は3日、、「武力で平和はつくれない! とりもどそう憲法いかす政治を 2024憲法大集会」なる集会を、東...
日本では民主主義の模範というような誤解を受けている米国だが、この誤解は、GHQが施した日本国民への洗脳による影響の一例だろう。彼らは民主主義のリーダー的存在として位置付けられているが、その内実はかなりお寒い。混乱に乗じるのではなく、平時でも小売店への強奪行為などが平気で起こる映像は、彼らの民主主義が上手くいっていないことの証拠だ。少なくとも、彼らに説教をされるいわれはない。 ジョー・バイデンという...
きょう5月3日は憲法記念日である。占領下にGHQが、国際法を無視して日本に押し付けた憲法の何を記念する必要があるのかという気もする。しかし、1947年のきょうから1文字もその憲法を変えることができていない現実を直視し、自らの不甲斐なさを再認識するという意味において、5月3日は有意義な日としたい。 さて、5月3日という日は、1987年に右翼団体「赤報隊」が起こした朝日新聞阪神支局襲撃事件の日でもある。赤報隊を名乗る...
岸田首相は「外交の岸田」をアピールし、リンホウセイの後釜として上川陽子を外相に据えつつも、「官邸主導の外交」を進める意思を示していた。岸田氏は長きに渡って安倍政権による官邸主導の外交をそばで見てきた。恐らく同じような手法を自分でも取れると「勘違い」したのだろう。岸田“官邸主導”外交の本質は全方位迎合であり、主体性はない。ないどころか、主体性を発揮するベースとなる主権を切り売りしているかのようだ。 ...
評論家で歴史作家の八幡和郎氏が、PRESIDENT Onlineに「愛子天皇」は選択肢に入っていない…「旧宮家男子を養子に」という政府の皇族確保策が妙案である理由」というコラムを上梓し、それがYahooニュースに転載されたら、そのヤフコメではヒステリックな落書きであふれたそうだ。私はそれ(愛子天皇)がありえないときちんと法律的に説明しているのだが、それに対する反論でなく、気に入らないとか、「愛子さまは素晴らしい」とか「秋...
衆院補選の立民全勝、自民党が唯一戦った島根の自民惨敗を受け、報道各社は社説で補選結果を論じた。岸田応援団の読売は、「政治資金問題を含め、内外の課題について着実に結果を出せなければ、(首相)退陣論は強まるだろう」と述べつつ、今回の立民の3勝を「「敵失」のおかげではないか。政策を磨き、地道に支持者を増やさなければ、勢いは続くまい」と牽制。産経も、この結果が政権交代論の後押しとなる可能性を警戒し、「立...
昨日投開票が行われた衆院3補選は、すべての選挙区で立民党候補が勝利するという、最悪の結果となった。特に東京15区においては、組織票に抗うためにはどうしても必要だった投票率の高さは望むべくもなく、前回の選挙から18.03ポイント下げた40.7%だった。他の2選挙区も前回の投票率を大幅に割り込んだが、これは選挙そのものに対する関心の低さというより、多くの有権者を政治にシラケさせた自民党の責任だろう。 自民党はガチ...