いや、面白かった。阿刀田高は「知ってますか」シリーズをいくつも出していて、僕は昔「旧約聖書を知ってますか」ってのを読んで、冒頭の「あいや〜よ」の掛け声で、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの名前を記憶した 笑)だけど、今回のはそれ以上に面白かった!漱石は20代終わり頃だと思うんだけど、古本屋で岩波の新書版全集を手に入れて、数ヶ月、いや、ひょっとしたら半年以上だったかも? 漱石三昧だったことがあります...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
日本の国民皆保険制度は、アメリカのように貧富の差で民間保険に入ったり、入れなかったりする社会に比べれば、とんでもなく良い制度だと思っていた。いや、良い制度であることは間違い無いんだけど、政府が無能だと薬をやワクチンを他国よりも割高で購入したりするから、世界中の製薬メーカーにとっては「ドル箱」とみなされているのだそうだ。太陽光パネルも、それを製造する時点での多大なエネルギー消費CO2排出や、廃棄する際...
我が家では去年ゴーヤの苗を二つ買ってきて、プランターで育ててみました。前から書いているように、つれあいの両親は石垣島の人だったので、ゴーヤは我が家では馴染み深い食べ物です。ゴーヤの実、去年も結構出来たんですが、今年は、去年熟れ過ぎて放っておいた実の種が二つ発芽して、勝手に大きくなりました。グリーンカーテンとはいかないけど、こんな感じ。ゴーヤって出来始めるとものすごい量できます。今もまだ小さいのが二...
例によって図書館で借りてきました。副題は「関東大震災の三日間」ですが、関東大震災での被災の状況ではなく、その後の一般日本人たちの朝鮮人に対する異常な恐怖と憎悪のドキュメントです。小説と銘打ってますが、作者(この関東大震災を機に社会主義作家になったそうです)が実際に体験したドキュメンタリーと言えます。震災から1年半後に書き終えられています。震災当日、作者は東京の郊外(といっても初台)に住んでいて、大...
どうも耳について離れなくなる曲というのがあって、今はまっちゃってるのはこの曲。さっきも小声で鼻歌歌ってたらつれあいからも、んもう! 他の曲にして! なんて言われちゃいました 笑)ジャン・フィリップ・ラモーは18世紀前半のフランスの作曲家で、以前紹介したシャルパンティエや、映画「めぐりあう朝」のサント・コロンブやマラン・マレの孫の世代ぐらいですかね。「優雅なインドの国々」というオペラ・バレーの中の曲だ...
説ブログで何度か書いたように、若い頃、遠藤周作が大好きでした。「死海のほとり」とか「イエスの生涯」「キリストの誕生」なんかは、くりかえし(と言っても2回 笑)読みました。「沈黙」についても映画と絡めてここで書いたことがありました。その遠藤周作に「鉄の十字架」という小西行長の面従腹背をテーマにした本があって、そんなこともあって、今回この小説を読んでみたわけです。関ヶ原で負けて刑死した小西行長の孫の小...
最近のスポーツ界はどの競技でも選手たちがおとなしくなったという印象が強いです。インタビューとかみんな言いたい放題だった時代もあるし、野球なんかしょっちゅう審判に文句つけ、デッドボール喰らって乱闘なんてシーズンに何回もあったものでした。自転車でも、昔の記録なんか読んでると、46年のツールで最終日大逆転優勝したジャン・ロビックなんて、インタビューでも他の選手を名指しで罵倒したり馬鹿にしてたそうだし、もっ...
汚染水と書くと怒る人もいるらしいけど、海外では「処理された水」なんて書いている国なんかほとんどないと思う。ほとんどが「放射能汚染された水(radioactive Water)」だ。これは山本太郎の街宣なんかでもよく言っているけど、今日の東京新聞のコラム「時代を読む」の文言で言えば、「処理したとはいえ、事故後の水を海に意図的に流した事例は世界初」なのである。世論調査などでは海洋法室に半分以上の人が賛成と言っているが、...
逃げは決まりましたが、ちょっと人数が多すぎでしたね。栗村さんはエフェネプール95%と言ってましたが、ルイ・コスタにケムナがスプリントで負けたステージでは、エフェネプールはケムナのアタックについて来れなかったから、あの再現があり得るんじゃないかと思っていたんですが、プールスのアタックにケムナがついていけませんでした。前にエフェネプールが追いつかなければ、牽制が始まって追いつく可能性もあったんだろうけど...
今日こそ逃げが決まりそうなプロフィールですね。3級の山ばかり10個詰め込んで、距離も200キロ以上です。キャプテンたちもこれで遅れることはなさそうだし、ケムナやデンツが逃げに乗ろうとするんじゃないかなぁ。というわけでツヴィーホフの最後のツィートが見つかりません。これで2度目ですが、最後が尻切れトンボです。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ベン・ツヴィーホフ: 一日中天気の神様に、風が強くなかっ...
傘を忘れて豪雨の中、新宿駅から100メートルぐらいのところにある映画館まででずぶ濡れになりました 笑)無声映画の大傑作というか、映画史を語る時に必ず最初の方で出てくる「カリガリ博士」の現代版という触れ込みに惹かれて見てきましたが、なるほど、映像的にはすごいです。背景の街の風景が、上の写真のように大きく歪んでいて、「カリガリ博士」の抽象的な背景を、リアルなウィーンの街にした感じです。ほとんどがブルーバ...
まあ、予想通りでしたね。どう考えたって、自由に走って3人で勝手に争え、なんてチームの指導部として無責任すぎますからね。ま、外野は、特にマスコミは少しでも話題が欲しいでしょうからさんざん煽りましたが。。。これでクスの総合優勝は確定でしょうね。アメリカ人二人目です。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ベン・ツヴィーホフ: またまた残虐なハードさだったね。ユンボは今日はちょっとだけ優しく走ってく...
昨日行ってみました。ツタンカーメンはもちろんすべてレプリカなんですが、壁一面への映像や音響で楽しめました。小学校の頃に子供向けの本でカーターの発掘の顛末の本を読んだ記憶が蘇りました。今回の展示では全く出てませんでしたが、その本ではたしか最後にはツタンカーメンの呪いの話が出てて、発掘に関与した人たちが次々死んだというような怖い話がでてきたので、結構記憶に残っていたのでしょう 笑)で、お昼ご飯を食べた...
やっぱりアングリルです。霧が出てなんとも凄惨な雰囲気でした。しかし、この峠が初めて登場した1998年はチェーンホイールもフリーも今とは違って、多分38X28ぐらいまでだったと思うので、選手の足の回り方が全然違ってましたが、いまはクルクル回っていきますね。さて、今日のステージで逃げが決まって、後ろがのんびりいけばクスはタイムを守れそうだけど、なにしろ8秒差ですからね。でも今日のステージをクスがトップで終えれば...
ナータン・ファン・ホーイドンクが自動車事故で重症だそうです。私の世代だと父親のエドヴィック・ファン・ホーイドンクのほうが圧倒的にインパクトが強いですが。北海道のこともあったし、ニュースを見た時には自動車に突っ込んだんじゃないかと思ったけど、自動車を運転してての事故のようです。しかし、ブエルタ、アングリルでどうするんでしょうね? クスが優勝しないとユンボとしては禍根を残すんじゃないのかなぁ。。。笑)...
今回は写真のオンパレードという新機軸です 笑)ただ、動画はここに貼れないようなのでご容赦。それと、最後が尻切れトンボです。いろいろ探したんだけど、最後の質問に対するツヴィーホフの返事は見つかりませんので、悪しからず。Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?ベン・ツヴィーホフ: C: コーヒータイムの写真はないのかい?【老人がコーヒーポットから直接コーヒーを飲む白黒動画】ツ: C: 素敵な休息日...
おしかったなぁ。。。ケムナ2勝目になるかと思ったんだけど。下りで後ろが2、30メートル離れた時、思わず「コケんなよ」と一人で口に出して呟いてましたが、その直後に誰かに押されて再出発するケムナの姿が空撮で写って、あ〜〜っ! でした。ただ、前が牽制すれば追いつくだろうとは思ったんで、実際そうなったんだけど、スプリントでは勝てないだろうとも思ってました 笑)まあ、いつかのインタビューでも夢はスプリンターだ、...
1971年のツール・ド・フランス、オルシエール=メルレットへ向かう第11ステージ、ツール2連覇中のメルクスは、60キロ独走で逃げた最強のライバル、ルイス・オカーニャにほぼ9分の大差をつけられ、総合では10分近い遅れとなった。誰もがメルクスの3連覇は無くなったと思った。しかし、翌日のマルセイユへ向かう第12ステージ、メルクスはアシストたちに序盤からハイスピードで集団コントロールするように指示。最後はアシスト二人を...
あっさり終わってしまいました、今年のブエルタ 笑) あとはユンボのうちの誰が優勝するか、ですが、チームとしてはクスに勝たせたいんでしょうね。ヴィンゲゴールだとツールとブエルタ、ログリッチだとジロとブエルタ。どっちになっても禍根を残しそうだから、ここはクスで行くのがチームとしても平和なんじゃないでしょうか 笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ベン・ツヴィーホフ: 2時間は本当に良かった。...
いや、昨日だったら同じスプリントステージでもツアー・オブ・ブリテンのファン・アールトの方が面白かったですね。最後1キロ強までアシストの後ろについて、直角コーナーで前に出たら、あとはは最後まで踏み倒して逃げ切ってしまいました。前から何度も書いてるかもしれないけど、こうやって残り1キロぐらいを早駆けして逃げ切り、後ろでスプリンターたちが地団駄踏むって、スプリントステージでは一番格好いい勝ち方だと思います...
ヘスス・エラーダ。以前書いたデルガドの講演会があったときに、期待のスペイン人若手選手は、の私の質問に、ミケル・ランダとともに名前が上げていました。あれからもう7年。エラーダも30を超えて、デルガドが当時期待したほどの活躍ぶりではないですが、昨日は最後まで動かずに、最後の最後に爆発、見事な勝利でした。*Cyclingmagazine : 今日はどんなTTの日だった?ベン・ツヴィーホフ: たくさん働いたよ。最初はニコ【デ...
アイデブルックス、やっぱりTTがトップテンに入れるぐらいだといいんだけどねぇ。一方でなぜかニコ・デンツが結構いいタイムを出しましたね。立場からすると流しそうなステージだと思ったんだけど、セップン・クス 笑)に次いで14位ゴールでした。*Cyclingmagazine : 今日はどんなTTの日だった?ベン・ツヴィーホフ: クールなTTだった。沿道の雰囲気は最高で、ともかく今回のブエルタ最良の日の一つだったね。バリャドリドに...
*Cyclingmagazine : 今日はどんな(休息)日だった?ベン・ツヴィーホフ: リラックスできたね。昨日は飛行機に乗って楽ができた。おかげで今日は本当に体力回復だけだった。C: レースとは違う質問だけど、ここまでホテルや移動、ステージの場所や雰囲気はどう思う? このブエルタは気に入ったかい?ツ: 言ったようにここまでは僕らはかなりラッキーだった。70点かな。あとまだ2週間あるからね。どうなるかね。C: 今後...
とっても嬉しいよ。この数ヶ月は本当によく頑張ったんだ。ジロの後はずっと快調だったわけじゃない。調子が落ちたことも何度もあった。だからまた勝てて、表彰台に登れて、本当に嬉しいよ。序盤は、横風で後ろの集団になってしまったけど、僕としてはできるだけエネルギーを使わずにこの状況をやり過ごしたかったんだ。どうせ最初の山でまたみんな一緒になるだろうと思っていた。で、逃げに乗った後はエネルギーはたっぷりあった。...
やりましたね、ケムナ! いやあ、久しぶりに最後はドキドキしました。追ってくるソブレロがどんな選手か知らなかったので、思わずスマホで調べちゃいました 笑) タイム差が16秒とか出てたけど、空撮でみるとそんなになさそうだったし、ドキドキしました。しかし大混乱のステージでした。どんな泥道や? と思ってたらまるで大したことなかったですね。私なんか大昔の自転車レースに興味があるので、シクロクロスみたいなドロド...
結局エフェネプールって自分のペースで走るタイプなんですね。ただ、その自分のペースが、他の選手がアタックできないスピードってことでしょうか。第6ステージのように、誰かがドンと先にアタックしちゃうと、それに合わせるってタイプじゃないのかな。あとは自分のテンポで行くしかない。だから昨日は早めに先頭に出てずっと先頭交代なんてしない。他の選手たちはアタックするにはちょっときついってペースで、そのままゴールま...
先日紹介した「ごまかさないクラシック音楽」に教えられたんだけど、旧ソ連には「無葛藤理論」なるものがあったんだそうだ。調べてみると、当初は文学理論・芸術理論としてはじまったそうだけど、後々には社会全体の見方となっていった。つまり「葛藤があるということは、まだ矛盾があるということになってしまう。ソ連はすでに葛藤を克服して、ユートピアを実現しているのだから、『無葛藤』だと。」西側には「貧乏人がいて苦しん...
うーむ、あんた、ビン・ラディン? っていうすごいヒゲでした、ジョフレ・スプ。35歳にしてワールドツアーレース初優勝ですね。しかしゲシュケもあそこまですごくないですね。1920年ごろまでだと、選手たちはみんなカイゼル髭みたいな立派な口髭を蓄えてますが、顎髭はいなかったと思います。補給食がベタベタして、たれたりすると、なかなか気持ち悪いことにならないんでしょうかね?*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった...
関東大震災時の虐殺犯罪事件については、説ブログでも何度も話題にした。加藤直樹「九月、東京の路上で」覚書き映画「金子文子と朴烈(パク・ヨル)」加藤直樹「トリック」覚書きしかし、なかったと言っている人は、それで何がしたいのだろう? 南京事件でもそうだ。なかったことにすればフツーの人である自分にとって、どんなメリットがあるんだろう? まさか日本人としての誇りが取り戻せるとかいうお題目を本気で考えてるはず...
セップン・キスじゃなくてゼップ・クスの優勝でした 笑) 表彰台では喉を鳴らしてゴクゴクとカバ?をがぶ飲みしてましたが、あれって500cc ぐらい飲んだよね。ゲップ・クスになっちゃうぞ。ブーフマンとケムナがあの逃げの大集団に入ってたけど、最後のプロフィールマップを見る限り、ちょっと勾配がキツすぎるなぁ、と思っていたら、案の定でした。ブーフマンもツールで総合4位になった頃なら、激坂は得意としていたからチャン...
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いや、面白かった。阿刀田高は「知ってますか」シリーズをいくつも出していて、僕は昔「旧約聖書を知ってますか」ってのを読んで、冒頭の「あいや〜よ」の掛け声で、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの名前を記憶した 笑)だけど、今回のはそれ以上に面白かった!漱石は20代終わり頃だと思うんだけど、古本屋で岩波の新書版全集を手に入れて、数ヶ月、いや、ひょっとしたら半年以上だったかも? 漱石三昧だったことがあります...
ケムナが私と同じ肋骨骨折で 笑)ジロ不出場になり、計画が変わって総合狙いはダニー・マルティネス一人になりました。山岳アシストは衝撃のリポヴィツとジョバンニ・アレオッティが勤め、スプリントはダニー・ファン・ポッペルで、ステージ狙いはシャハマン、コッホとライアン・ミューレン、ガンパーが平地やスプリントのお膳立ての役割という感じでしょう。スプリンターはサム・ウェルスフォードかな、と思っていたんですが、外...
ヴラソフはパリ〜ニースで5位、カタロニアで4位、そしてロマンディで2位となりましたが、まあ、このぐらいはやるでしょう。ただ、これでしばらく休養期間に入るようです。びっくりしたのはフロリアン・リポヴィツですね。第4ステージのラストは、ヴラソフがすぐ後ろにいたので、カラパスがアタックした時にも、自分から追わずに、総合ライバルのカルロス・ロドリゲスに追わせてついていったとのことです。最後の300メートルでのア...
うーん、拙ブログではフロリアン・リポヴィツの名前が出たのは3回。ほぼ山岳のアシストだと思っていたんですがね。23歳の若手です。カラパス相手に、最後の300メートルの追い上げは、結果を知っていながらも、なかなかすごかったです。成績を調べると、20歳以前の成績が見つからないので調べてみたら、8歳からバイアスロンを始めたとあります。鉄砲かついでスキーで走るやつですね。もともとバイアスロンでジュニアのドイツチャン...
戦争している国家が「反戦」を主張した教員を解雇や逮捕で脅すのは理解できる。むろんそうなるのが理解できると言うだけで、僕がそれをよしとするわけではない。だけどこの記事でなにより衝撃を受けたのは次の部分。復職した際(。。。)生徒らに囲まれた。「後ろから叩かれ『家族を殺すぞ』などと罵声を浴びせられた」。危険を避けるため、授業はリモートにせざるをえなかった。終戦直後のイタリアの映画に「ドイツ零年」という陰...
骨折して10日目。ロキソニンの親玉みたいな鎮痛剤はやめてトラマールという奴だけになりました。気胸も順調によくなっているということで、針さして空気を肺に入れるというのが怖かったんだけど、それもどうやらなくてすみそうです。不思議なことに、当初想像していたほど痛みがないんですよね。初日はものすごく痛くて、肋骨骨折したことがある知り合いから、痛みは2週間ぐらい続くよ、と言われていたんですが。いや、たとえば椅...
安静にしてください。散歩のような負担のない運動はしてください。と言われたので、この4日ほど毎日3〜4キロ、1時間弱歩いています。きちんとした格好で 笑)自転車に乗る習慣はあっても、散歩の習慣はなかったけど、まあ、動けるのは楽しいですわ。ただ、やっぱり気胸(両肺だそうです)の影響で、ちょっと早歩きすると息が上がる。困ったものです。気胸の治療って、昔、遠藤周作の小説で読んだんだけど、脇腹から針刺して肺に空...
いやぁ、骨折は痛み止めが効いてる限り、大した問題はないんですが、肺に穴があいちゃったんで、気胸というやつになっちゃって、ちょっと早歩きしただけで息が上がってしまいます。それだけに、ラストは見てるだけで息苦しくてたまらん!! 見てるだけなのに、こっちが金魚みたいにパクパクしちゃいましたわ 笑)今年は去年のポガちゃんみたいなのがいないので、その意味で誰が勝つかと思ったら、途中クラウ・アナースンがソロで...
イタリア人作家ディノ・ブッツァーティの小説的ドキュメンタリーを、いつものように未知谷さんに本にしていただきました。1949年のジロ・ディ・イタリアはファウスト・コッピが無茶苦茶強くて、ライバルのジノ・バルタリがムチャ強くて、ほかの選手たちだって強かったのでした。そして戦火の跡がまだ生々しいイタリア各地の人々の熱狂ぶりもすごいです。著者のブッツァーティは代表作「タタール人の砂漠」や短編集がいくつか文庫本...
このレースは19年にとんでもないやつをMVDPが見せたのでhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3452.html、昨日もYouTubeのライブでいつマティウがアタックするかだけ気にしてたんですがね。それと拙ブログではシャハマンも気にしておきたいところでした。結果は過去3回で2位と3位になっていたピドコックが今度こそ1位。残り30キロぐらいで4人が逃げ出して、結局その4人でスプリントでした。あと50メートル先がゴールだっ...
小学校2年の時に自転車に乗れるようになって、それから60年、とうとう派手に転んで、やってしまいました、人生初骨折。それも肋骨6箇所。さらに左肺が折れた肋骨で穴空いて気胸も。ヴィンゲゴールやファン・アールトと同じだあ、鎖骨と肩甲骨は折れてないけど。まあ、これ聞くととんでもない大怪我みたいだけど、入院もさせてくれず、肩をバンドでおさえて、右手を三角巾で釣ってロキソニンの親玉みたいなのを飲んで静かにしてな...
まあ、あの3人でヨーイドンやればポリットに勝ち目はないですわなぁ。残り2キロぐらいからアタックを繰り返してみたら、もしかしてスプリンター同士がお見合いする可能性もあったと思うんだけどねぇ。まあ、言うのは簡単ですが 笑)しかし、UAEに移ってのシーズン、フランドルクラシックではオムループ・ヘト・ニウスブラットで2位、ロンデで3位、そしてルーベで4位ですから、これまでにないほどの好調さです。特にパリ〜ルーべで...
ゴール直後の、やや興奮気味のデーゲンコルプのインタビューです。今回は直前の試走で落車して膝をしたたか打ち付けたそうで、出走も危ぶまれたんですが、最終的に11位。何しろ2015年の優勝者で、このレースの広報大使になり、コロナ禍ではジュニアのレースのためのクラウドファウンディングをしたりして、石畳セクターの一つに名前つけられてますからね。「なぜかはわからないけど、このレースは僕のために作られたような気がする...
このメンバーでやったら、何度でもMVDPの優勝になりそうですねぇ。可能性があるとしたら、ポガチャルが出てきたらどうかな、というところですかね。あと、マツ・ペダーセンがMVDPについていけるようなことがあれば、ヘント〜ヴェフェルヘムではスプリントで勝っているから可能性はあるだろうけど、あの石畳の走りっぷりを見てると、ついていけないだろうなぁ。むしろファン・アールトの方が可能性が高いかもしれないけど、スプリン...
ケムナの怪我の具体的な状況が発表されました。肋骨(複数)骨折と肺挫傷だそうです。最近見た単語だわ、と思ったらヴィンゲゴールと全く同じですかね。ヴィンゲゴールの場合はこれにさらに鎖骨骨折もあったわけですが。ということでケムナのほうは順調に回復しているようですが、ジロは間に合わないかなぁ。よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじな...
ファムのパリ〜ルーべ、追走を気にしながらの駆け引きがなかなかワクワクしましたが、結果的にはベロドロームに6人で戻ってきて、最後のスプリントですべて決まってしまいました。今夜の男子はどうなりますか? 去年7位のデーゲンコルプは試走で落車して膝を強打、出走するかどうか微妙という、拙ブログとしては残念なニュースも出てますが。。。さて、南のスペインでは、シャハマンに期待したんですけど、チームとしてもシャハマ...
19歳と最年少でパリ〜ルーべに出ることになっているようです。すでに2年前にはジュニアのパリ〜ルーベで5位になってますが、まあ、エリートレースでの目標は逃げに乗ることのようです。ヘルツォークの話。「逃げに乗れたら最高だけどね。そうすれば石畳セクターに入る時のポジション争いのストレスから解放される。まあ、機材トラブルや落車しないで走れればいい。そうなれば何ができるか、楽しみだ。僕はルーべに合っていると思っ...
一気にワクワク感が萎んでしまった感のあるバスク一周ですが、拙ブログは違います 笑)実に久しぶりですが、シャハマンが帰ってきた、という感じです。ゴール前数百メートルで、一人逃げるカルロス・ロドリゲスを追いかけてスピードアップ。結局後ろに疲れてロマン・グレゴワールとオルルイス・アウラールに差されてしまったけど、強さは見せました。ボーナスタイムで総合2位、1位のスケルモーセに二秒差。今日で最終日。最後は登...
昨夜、ユーチューブのライブストリームで見たときはわからなかったんですが、今朝になったら、それぞれの選手の怪我の状況がわかってきました。ヴィンゲゴールは鎖骨と肋骨の骨折、エフェネプールは鎖骨と肩甲骨の骨折、初日のTTでログリッチについで2位に入ったジェイ・バインは頸椎と胸椎の骨折、ステフ・クラスは折れた肋骨が肺に刺さって気胸を起こしていると、まあ、大事故ですね。特にヴィンゲゴールは首のコルセットをされ...
バスク一周で、ログリッチ、ヴィンゲゴール、エフェネプールがそろって落車リタイアです。高速の下りの右カーブで、左側(コーナーの外側)を走っていた選手たちが数人転んで、ログリッチはコンクリートの側溝に落ち、ヴィンゲゴールは側溝に落ちはしなかったんですが、担架で運ばれる怪我を負ったようです。エフェネプールは前から3番目あたりを走っていて、スローで見ると、後ろの選手が滑った時に、コースアウト、側溝を飛び越...
軍備を増強したって意味がないことは、ずっと書いてきた。戦争にならなくても中国からの輸入がストップされれば、日本では餓死者がでるし、戦争になれば日本海側の原発は通常兵器で攻撃されても核兵器以上の放射能汚染で日本は住めなくなる。そもそも山本太郎が街宣でよく言っているように、国連憲章の敵国条項で、日本が軍備増強なんかしたら相手(どこ?)に攻撃する口実を与える。田中優子が言うように、国家による守ってやるぞ...
八人が発表になりました。プロフィールを見ると、スプリンターが勝てそうなステージもいくつかあるんですがね。ボーラは完全に総合狙いの布陣です。このところ得意の複数総合エース体制ですね。ヴラソフとケムナで、去年のジェイ・ヒンドレイについでマリア・ローザを狙うと言う作戦でしょう。コンラートやボブ・ユンゲルスなんて、ステージ狙えそうだし、結構魅力的な布陣になったと思うけどどうですかねぇ。よければ、下の各ボタ...
午前中の吉祥寺の映画館は、2割と言うところでしょうか。年齢層は、自分も含めて老人ばかりでした 笑)しかし、一昨日の選挙で、日本の6割以上の人は日本が統一教会に乗っ取られようが、防衛費増強によって生活がキツくなろうが、原発事故で住めなくなろうが構わない、少なくとも今は構わないと思っているってことがわかっちゃいましたからね。政治のやってきたことをまるで天変地異の避けようがないことのように見ている人が多数...
面白かったです。漱石は拙ブログのモットーにしているのでもお分かりの通り、大好きな作家ですが、この本を読んで、漱石がますます好きになりました。昔、古本屋で新書サイズの全35巻の漱石全集を2万円で手に入れて、数ヶ月間漱石ばかり読んだことがありました。さすがに小説までで、文学論以降の評論などは手をつけられませんでしたが。。。そんな中で、「満韓ところどころ」を読んだ時、漱石が帝国主義的な植民地政策を肯定して...
いやぁ、ポガチャル落車骨折しなかったらどうだったでしょうねぇ。悔しいなぁ、見たかったなぁ 笑) 今日すぐに手術ということで、ツールまでには直ってるんでしょうけど。。。しかしエフェネプール1発目のアタックなんか、こりゃあ行くな、ってのがわかってて、ほら、行った! って感じで、かろうじてピドコックが追いついたけど、前に出て一緒に逃げるという雰囲気ではないな、と思ったら、やっぱり第2発目で、あっさりピドコ...
今夜のLBL、ポガチャル対エフェネプールで盛り上がってます。そして、もしポガチャルが勝つと、フランドルとLBLを同年度で両方勝った2番目の選手になります。そもそもこのレースを両方出るという有力選手があまりいなかったですからね。現役ではMVDPが2020年にフランドルで勝ってLBLで6位になってるけど、コロナでスケジュールがずれましたからね。他は両方上位の印象に残るのはジルベールぐらいで、カンチェラーラもサガンもLBLに...
このステージレース、ボーラとしてはなんともビミョーな結果に終わりました。第1ステージではヴラソフとケムナがトップテン、第2ステージはケムナがギリギリトップテン、第3ステージではケムナとヴラソフがワンツー、第4ステージはコンラートが4位、最終ステージはファッブロとリポヴィツが逃げに乗って3位と4位。まあステージ勝利もあったし、まんべんなくトップテンに入れたし、総合ではケムナが6位になったし、LBLのために最終...
2、3日前にNHKの夜遅くの時論公論という番組でドイツの脱原発について扱っていた。ここでも書いたように、ドイツは原発から完全に撤退した。しかし、このNHKの番組では、ウクライナ危機による電気料金高騰によって、原発停止に反対するパーセンテージが60%を超えたと言いながら、そのほかにも石炭火力回帰傾向を強調していた。ほかにもフランスをはじめ東欧諸国やフィンランドが原発回帰に向かっていることを強調していた。そこに...
まあ、世界中のファンがポガチャルの優勝だろ!と思っていたと思うけど、その通りになりました。さすがにこのコースでは長距離の逃げより、最後の心臓破りの登りで勝負を仕掛けるのが得策と思ったか、次のLBLのことを考えたか、派手な独走はなかったけど、やっぱり残り200メートルでアタックしたらみるみるさが開きましたから、もうどうにも止まらない、でした。 LBL はエフェネプールとの一騎打ちになるんでしょうか。よければ、...
すでにフレッシュ・ワロンヌが佳境に入っていますが、ツアー・オブ・ジ・アルプスのクイーンステージでケムナが今シーズン初優勝です。2位もブラソフで、ボーラとしては大成功でした。よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)にほんブログ村...
うーむ、このレース、以前はジロ・デル・トレンティーノと言ってたやつですね。YouTube にはもっと綺麗な画像のダイジェストもあるけど、画像が少々悪くても、ラスト3キロ強ノーカットのこれが面白いです。バーレーンのジャック・ヘイグが残り10キロぐらいから単独で逃げて、それを後ろで10人ぐらいの集団が追うという展開で残り3キロ。ボーラからはウラソフとケムナが集団に残っていますが、イネオスが引いてます。残り1キロを切...
手がつけられませんねぇ。残り28キロ独走とかやられちゃうと、もうどうしようもないよねぇ。なにしろロンデであのMVDPをちぎって15キロ独走だから、このメンツ(2位のヒーリーはブラバントの矢でも2位になってはいるけど)では、ある意味楽勝でしたかね。ロンデとアムスに両方勝ったのは2017年のジルベール以来です。かなりタイプの違うレースなんだけど、どっちも独走勝利。他の選手はどうしようもないよね。レース後にアタックし...
ボーラのマキシミリアン・シャハマンの名前を聞かなくなってずいぶん経ちます。20年21年と運もあったもののパリ〜ニースに連覇した後、ドイツチャンピオンになってからほぼ2年近く。去年はちょくちょくトップ10に名前は載るものの、コロナに2度感染して、疲労の蓄積のために7月末にシーズン終了でした。今年になっても、ダウン・アンダーで始まったシーズンはパリ〜ニースは途中リタイア、その後もふたつのレースに出場も、どちら...
図書館で、なんとなく題名に惹かれて借りてきてしまいました 笑)ただ、舞台は今の香港ではなく、第二次大戦前後の香港です。前半は、日本人とイギリス人と中国人の友人同士が、日本がアメリカに宣戦布告する直前、直後、戦後1年ほど経って、会って酒を飲みながら食事をし、その時々の状況に応じて、思わせぶりな会話を重ねます。舞台劇のようで、変な緊迫感があります。前半は日本人の視点から描かれていますが、後半はイギリス...
聞き取り能力ゼロなので、YouTube の字幕機能で読んでみましたが 笑) ツッコミ大歓迎 笑)*ジョン、カルフール・ド・ラルブルで何があったの?思い出すのも辛いね。右側にいたんだ。先頭のフィリプセンが右に寄ってきた。僕はすでに右側の路肩を走ってた。そしたらマティウが割り込んできて、押されて、スペースがなくなって、路肩の観客の中に突っ込んでクラッシュした。僕が言えるのはこれだけだね。うまく走っていただけに...
一番レースを動かしていたし、MVDPの勝利はもう全く文句なしです。ファン・アールトも不運だったけど、アルペツィンが二人いたこともあるとはいえ、MVDPがレースを展開させていたからね。ただ、残念だったなぁ、デーゲンコルプ。このメンツで優勝は無理だとは思っていたけど、あそこで落車かぁ。デーゲの落車ってあまりみた記憶がありませんが、あれなかったらどうなったかなぁ。ポディウムあったかなぁ。でもこのところ上位に入る...
いやぁ、パリ〜ルーベ・ファムも凄まじいレースでした。しかし落車が多すぎだよねぇ。女性がこけると、男がこけるよりも、やっぱりちょっとこちらも痛みます 笑)というわけで、バスクではヴィンゲゴールが突出していました。なんか今年はこういうパターン多いです。昨日も名前をあげた四人が飛び抜けている感じです。そして最後の山で決めるのではなく、かなり早い段階で逃げて、独走ゴールっていうのが結構多い。しかし、この4...
東京八王子の滝山病院のとんでもない話だった。もう暗澹たる思い。人間ってこういうものなんだな、と改めて思った。人は誰でも歳をとるし、うつ病や認知症になる可能性だっていくらでもある。病気や事故で寝たきりになる可能性だってある。だからこそ、政府はそういう人たちのことをしっかりと考える必要がある。なのに、行政の方も、まさに棄民政策とでもいうような酷さだった。今の日本はそういう「弱い」立場の人たちに手を差し...
ボーラの今シーズン3勝目ですね。イギータはこういう少人数のスプリントでよく勝っている印象があります。なにしろ前の二つでヴィンゲゴールが強さを見せたので、パリ〜ニースでポガチャルだけじゃなくゴーデュにも遅れをとった状態から上げてきているんでしょう。ところでこの2月からのプロシリーズのステージレースの結果を見るとバレンシア一周 ルイ・コスタアンダルシア一周 ポガチャルアルガルベ一周 ...