竜馬がゆく、読了。
先日、司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読了した。いま長めのあとがきを読んでいる。風呂読書だったので、このとおりかなり汚れてしまった。この長い物語も、おわろうとしている。人は死ぬ。竜馬も死ななければならない。なんとも・・・、竜馬がお隣の福井県に来たのは、最晩年だったことをあらためて確認した。大政奉還もほぼ成って、竜馬の生涯にとって一番嬉しい時期だったのではなかろうか、「やあ三岡か、話すことが山ほどあるぞ」と・・・、旅籠「煙草屋」の二階で坂本竜馬と三岡八郎は朝の八時から夜九時まで、大政奉還までの情勢、奉還前後の幕府と諸藩のうごき、奉還後こんにちまでのうごき、話続ける。そして新政府財政について三岡が説いて、竜馬が理解、納得する。新政府財政の基本的な考え方が、この「煙草屋」の二階でまとまったといっていい。この場所でこん...竜馬がゆく、読了。
2024/07/31 19:15