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  • 壽 初春大歌舞伎 夜の部 於・歌舞伎座

    夜の部は四部です。まずは謡曲より舞踊で『鶴亀』女帝に福助さん、立ち上がって舞われました。愛らしい満面の笑みでした。完全復活も真近?続いてはやはり縁起物の『壽曽我対面』歌舞伎に登場する人物型が出揃うのが縁起物たる所以だそう。三番目の演目は高麗屋三代の三人だけの出演の『息子』です。火の番の老爺に白鷗さん、親を探す訳ありに幸四郎、お尋ね者を追う捕吏に染五郎。幸四郎さんが巧い。昼の部の狐狸狐狸話と同じ人とは思えない。役の人物にしか見えない。夜の部最後は右近さんの『京鹿子娘道成寺』姿(しな)のない力強い白拍子です。新しい形の花子、肉食系とでも言いましょうか。1月26日観by風呼壽初春大歌舞伎夜の部於・歌舞伎座

  • ” 荒川十太夫 ” 於・歌舞伎座

    2022年に初演、数々の賞を受賞した原作講談の再演です。初演時、堀部安兵衛役は猿之助でしたが今回は中車さん、他は同じキャスト。松平隠岐守の面前で平伏したまま殆ど顔を上げない十太夫の松緑さんの体中から発せられる静かな緊張感。隠岐守役は坂東亀蔵さん。この方の清潔感は役にぴったりです。昼の部最初は若さ溢れる五人三番叟熟練の英獅子(はなぶさしし)と二つの舞踊。最後は幸四郎さんが達者な狐狸狐狸(こりこり)ばなし。染五郎さんのおばかさん振りも傑作です。新春、どの演目も面白かった。掛け声が一切なくちょっと淋しかったかな。1月20日観by風呼”荒川十太夫”於・歌舞伎座

  • 寒中見舞い

    1月12日の鵠沼海岸寒中見舞い暮れに不幸があり賀状を欠礼した会う機会のあった人には口頭でその旨伝えたが賀状を頂いた人に寒中見舞いを書きながら思ったはて毎年元旦に来ている賀状が何枚も抜けているあちら方にも同じような事情があったのだろうか来年からは双方きっと賀状を控えてずっと会っていない仲は終わるのだろう70才を期に賀状を止めるという人が何人もいて敢えて?と訝しんだものだがなあんだこうやって自然に無くなる関係があるのならなりゆき任せでいいのかもby風呼寒中見舞い

  • 初春歌舞伎公演 於・新国立劇場

    今年の国立劇場公演は初台の新国立劇場です。ちょっと小ぶりの中劇場ですが多分何処からも見やすいと思います。菊之助さんのご存じ『梶原平三誉石切』、梅枝さんの安倍晴明誕生話葛の葉『芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)と新春勢揃い美しい時蔵さんの『勢獅子門出初台(初台は新国立劇場の所在地)』石切の義太夫が素晴らしい。なんと竹本義太夫さんでした。菊之助は何を演じても菊之助さんなのですが今回の平三役は時折、吉右衛門さんを彷彿とさせた。岳父を本当に尊敬されていたのですね。葛の葉の梅枝さんが素晴らしい。門出初台で菊五郎さんの達者を確認。弱冠10才の丑之助さんに大器の片りんを見ました。それにしても新国立劇場は階段だらけ。京王新線も分かりにくく素敵な劇場なのに行きにくい。1月6日観by風呼初春歌舞伎公演於・新国立劇場

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