chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ガミガモ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2009/04/26

arrow_drop_down
  • 夏が行く

    ツクツクボウシの声を聞いたから夏はもう終わり始めていてあちこちでトンボを見るから秋はもう始まっている部活で汗びっしょりになってまだ夏は続くのと聞く君はそんなこ…

  • 馬鹿だな

    スノードラゴンを剪定するといつも葉で指を切ってしまうだから注意深くハサミを入れて慎重に葉をつかんでいるのにやっぱり指を切ってしまう馬鹿だなと思う幼稚園児の頃土…

  • 今ここ

    僕は中二の14歳の時から世の中を斜めに見てきてそれが自分らしいんだと思って生きて来たその方が物事の本質が見えると思い込んで正面から見ることを拒んでへそ曲がりな…

  • あれから

    あれから自分の中で何かが変わった例えばちょっとムッとするような場面で今までなら不快感を隠せず飛ばした水しぶきで誰かの足元を濡らしていたのに今は水面がほんの少し…

  • 明日の記憶

    その人は恋愛の始まりの縁に立っていたその人の中ではもう恋愛は始まっていて物語は何話も進んでいるなのに躊躇する気持ちがどうしたらいいのかと言わせるけどその言葉さ…

  • 昨日の記憶

    見上げると夕焼けだった見上げながら歩いた晩ごはんはまだ決めていないと言っていた妻がハンバーグを作り始めていたハンバーグはよく作ってくれるけどいつもソースが少な…

  • 原始の記憶

    足首の体操を始めて二ヶ月ついにウオーキングで足首の可動域が広くなった歩幅が広くなって歩くスピードも速くなって当たり前のことなんだけど自分の足で歩いてるという気…

  • 足音⑤

    川の縁にある雑草が生い茂り堤防を越えて背丈ほど伸びているそこには色んな生き物がいて人間が想像も出来ない営みがあるみんなが関わり合って共に生きている人間だけが人…

  • 足音④

    定まらない気分のまま来た道を戻るとまた背後に足音立ち止まると足音は止む思い切って振り返ると誰もいない歩き始めるとまた足音人は理解不能に陥ると足元を見つめるらし…

  • 足音③

    天使が視界から消えてそれを機に振り返って足音の主を確かめようという思いとそれはずるい仕草じゃないかと天使をダシにそれはないなと自戒して前に目をやると折り返し地…

  • 足音②

    川の堤防沿いの道には途中に保育園があって夕方になると預かり保育の園児を迎えに来る人が車でやって来る園児たちはみんな元気で使い切れなかったエネルギーを持て余して…

  • 足音①

    雨上がりの夕暮れの道湿ったままのアスファルトを歩くと足音がいつもと違う空に帰る雨が生暖かい匂いがするのは人の危うい思いも一緒に連れて行くからだろう背後に誰かの…

  • 成長

    土砂降りの後の照りつける日差しでシンボルツリーのレウコフィルムがぐんっと枝を伸ばした夕暮れの不思議な雲を眺めながら剪定をすると枝葉の小山が出来た昔なら気配を察…

  • 消えた昼寝

    模様替えが趣味の妻にベッドの位置を変えてと言われたそのベッドで昼寝しようと思っていたけど言えなかったベッドを動かす為に寝室の家具をパズルのように動かすと面白く…

  • 面長の月

    ウォーキングに出ると綺麗な月が浮かんでいた満ちていく面長の月だったこの月をずっと眺めながら歩こうとルートを決めるあまりに綺麗でため息が出るだけど帰り道には月は…

  • 激しい雷だった光と爆音が繰り返す昔はねこのくらいの雷ですぐに停電になってなかなか復旧しないからロウソクを出して暗がりの中で過ごしたんだへぇ〜と息子は気のない返…

  • そして土に還る

    地植えのブルーデイジーの根もとで蝉が息絶えていた毎朝僕を起こしてくれたのは君だったか君の一生はどんなだったか精いっぱい鳴いて次の世代に送り出せたかこんなに暑い…

  • 熱いコーヒーと熱い人

    北側の窓を開ければ熱気は含んでいるものの湯冷ましのような風がやって来て僕を外へと誘うだけど扉は南側にあってそこはまだ危険な暑さふとコーヒーを熱いブラックコーヒ…

  • 二十年ぶり

    「お父さん、顔が赤いよ」そうだった僕は二十年ぶりに酒を飲んだのだった缶チューハイを一口飲むと顔の内側を熱いものが上っていくのが分かるし体じゅうが驚いてるのも分…

  • お父さんカレー⑤

    ルーは市販のを使うスパイスは家にある定番を適当に7種類入れたそして隠し味これには秘策があった今までに色々試したけどそれらはある意味定番で種明かししても「あっそ…

  • お父さんカレー④

    サラダも作ろう冷蔵庫を覗き込むと赤パプリカがあったピーマンも沢山あるタマネギと合わせてイタリアの国旗にしたなのでドレッシングは当然イタリアン酢にオリーブオイル…

  • お父さんカレー③

    チキンカレーにするので鶏むね肉の皮と筋を取る包丁で丁寧に作業を進めるといつものあの感覚がやって来る手はねちゃねちゃになるけど僕はこの作業がたまらなく好きでこれ…

  • お父さんカレー②

    タマネギを炒めている間に洗い物を済ませ洗濯物を取り入れて米を研いでセットした昨日の晩にご飯を食べながらやっぱり君が炊いたご飯の方が美味しいねと妻に言った炊くの…

  • お父さんカレー①

    晩ごはんにカレーを作ることになったスライスしたタマネギをフライパンで炒める予定は1時間それで飴色になろうがなるまいが終了して次に進む2時間後にヘアカットの予約…

  • 屋上で空を#61

    見つけた瞬間に開けた場所を探せばよかった空の表情は止まらないのに僕の表情は止まったまま空を見上げていた家に急いだ屋上からなら空は開けている信号に引っかかって見…

  • 上澄み

    日頃から腰の低い謙虚な人だったちょっと過剰ではとは周りの意見だけど嫌味はなく根からのそういう人だったちょっとしたトラブルでお客様に対応それはもう見事としか言い…

  • 噂話

    噂話が舞っている部屋の隅で寄り添っていた埃が巻き上がってゆらゆらと秘密の話なのに誰の耳にも届いて様々な憶測や身勝手な思いが重なって誰の心にも沈殿して住み着くな…

  • にっこり

    高二の息子が昼寝している寝返り際ににっこり笑った微妙だ幼児の頃なら可愛くてたまらなかっただろう小学生の頃でも充分に可愛かったはずだ今は・・・・可愛いかなって感…

  • 温度差

    段差に足の指をぶつけて悶絶する人にああそれ痛いよねと言いながらもその人の痛みの1%も共有はないだって僕は痛くないからその段差に足の指を軽くぶつけてみるけどうん…

  • 環境の変化

    驚いたバッタがピョンと跳ねたその飛距離に僕は驚いた僕にとっては日課の水遣りがバッタにとっては思わぬ不意打ちで渾身のひと跳ねだったろう八月から新しく来る人やいな…

  • 心の居場所

    誰かの何気ない言葉にも過剰に反応してしまうことがある山の上にいればジャンプして雲に乗って話題の外へダイブして迷子になることも谷の底にいれば足を滑らせ滝壺に落ち…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ガミガモさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ガミガモさん
ブログタイトル
君が我が子を抱いた時、君に贈る詩
フォロー
君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用