「こんな番組を観るようになったら私もオバハンやな」昭和の懐かしい歌番組を観て妻がつぶやくちゃんと聞き取れなくて聞き直したから二度も言わせて悪かったでもこの番組…
長年の思いが叶うということは同時に自分の本当の思いを知ることにもなったもしかしたらそれが叶えたかったことなのかも知れないと書いているたった今気付いて心が震えて…
強く思っていると叶うそれは叶った人が言う言葉で例えば百人に一人だったとして叶わなかった九十九人は黙っているなのに一人の発言が百人を代表してるみたいになってしま…
「エリンギとブロッコリーを買ってきてよ。他はあるから」他はあるからって何だ土曜日のような気分の木曜日の昼下り君はいきなりアヒージョを作ると言い出した夜の10時…
肉の塊の脂身や筋を包丁で削ぎ落としていくそれは肉の掃除の動画アイスクリームを食べながら君は食い入るように観て最近はこれにはまっているという大学生の君には無限の…
なんでそうなるの?普通に考えたら分かるだろ?ちょっと前からだけど私はもう普通には考えられないのだから分からないのよ普通の人間じゃないってこと?私は普通の人間よ…
誰にでもいい顔をしてその為に平気で嘘をつく人は嘘を隠す為にあの人には内緒ねと念を押す真逆の嘘をつかれた二人が内緒を破って話すと謎が解けて二人納得ドラマような悪…
冬休みに入って午前中に部活の練習をしてきた君は今からリビングのコタツで昼寝をすると言う今は午後2時半僕も昼過ぎまでの仕事を終え雑用をこなしてさあギターを弾こう…
きりっと締まった寒い日に髪を切りに行った黙って雑誌を読んでいても心地よく喋り過ぎて話があちこちに飛んでも全部キャッチしていい球を返してくれるだからなかなか予約…
老いては妻に従えと言ういいかげんにガラクタの整理をしてと妻から事ある事に言われている誰かの宝物は興味のない人にとってはガラクタだ剪定した枝を編んで何かを作るの…
歳を取ると頑固になる人といいかげんになる人に分かれるようで僕は後者のようだいいかげんもいい塩梅とかに言い変えるとなんかいい塩梅になるので不思議だという事でお風…
残念な仕上がりといえばフック式のドリップバッグコーヒーこれを使うとバッグの下の方がせり上がってくるコーヒーに浸ってよくないなのでバッグを持ち上げるアダプターを…
ベージュの糸を何に使ったのと聞いてみてもさぁなんだったかなと妻はとぼける暫く考えて僕はほつれた下着を補修したのだろうと推測したけど確かめるのはやめておいたとに…
ギターといえば再始動したバンドで歌も歌うけど英語の歌詞は英語で歌うよりカタカナにして歌う方がより英語に聞こえるということに最近気付いて英語をカタカナにする作業…
僕はしかたなく親指中指薬指でスリーフィンガーをしていたここに来て人差し指の爪がほとんど治ったので元の親指人差し指中指に戻そうとするけどなかなか戻せない人間の不…
爪といえば人差し指の爪が縦に割れてそれでも爪が伸びて割れた部分を追い越せば治ると思っていたらあと一歩の所で何かに引っ掛けて割れが伸びてトップコートで補強したり…
ちょっとバランスが悪くなったのでさらに左側を刈り込んだ人間が思うバランスなんて自然の営みからすればなんて身勝手なんだろうかといつも思う自然はうんと離れて見れば…
ここで高枝切り鋏の登場だ大胆に大きな枝を落としていく前にかなり刈り込んだ時は隣の奥さんがヒェ〜っと何度も悲鳴を上げていた来年はもっと元気になって花をいっぱいつ…
今日は昼過ぎまでの仕事だったので天気がよければレウコフィルムの剪定をすると決めていたお昼ごはんを食べてさて始めようかと思ったけどダウンジャケットの内ポケットの…
気が付けばキッチンカウンターの上に小さなクリスマスツリーが出ていたフォトスタンドや観葉植物の隙間にちょっと場所を貰えませんかと控え目にひっそりと佇むけどその存…
「5分寝させて」長男は早くお風呂に入れとの妻の声に返事した妻は「頼む」と僕に言い残し居眠りを始めた長男は既に寝入っている疲れてるんだ年末に向けて君らは忙しい日…
夜になると家族4人リビングで過ごす位置取りに決まりはなくランダムに入れ替わるやっている事はみんなバラバラでだけど何か一体感はある誰かが誰かにではなくただ発言す…
君のややタイトなスケジュールは予定外の事が持ち込まれタイトになったそこに来て依頼していた人の凡ミスでキッチキチになってイライラもマックスに君の感情が短時間の間…
休憩時間に今日帰ったら何をしようかとあれこれ思う時間の楽しさは半端ないでも現実は予定通りには行かず何度も道草を食ってしまうでもその道草が たまらなく気持ちいい…
40年ほど前に結成したバンドは僕が子育てに専念したくてここ20年は活動してなかったけど解散もしてなかったメンバーとは疎遠になってたけど偶然が幾つも重なって集ま…
期末テストは終わったけれど課題という名の宿題が提出期限はもう過ぎているのにまだやり終えていないテスト期間中にやれば自然とテスト勉強になるという先生の善意という…
お風呂上がりに家族はみんな当然のようにアイスクリームを食べる食べないと僕に叱られるみたいに食べてますよアピールをする寒がりの僕には考えられないがみんなあまりに…
ゴミ収集車が来る朝集積所に来る人達を尻目に自転車を漕ぐ誰も見ていないからと素っぴんで毛玉だらけのスエットごめんなさい僕が見てました自転車だからほんの数秒で通り…
期末テスト真っ最中の君にコーヒー飲むかい?と聞く「う〜ん、まぁ」君のそれはOKのサイン僕はコーヒーには少しの牛乳だ前に君に出した時は苦いと言っていた君には少し…
私って天使なのよそうだったの?偶然だね僕も天使だったんだよあー私はホンモノ色々な条件に当てはまってるしじゃあまぁ君が天使だったとしてもうそろそろ僕を上のステー…
そうこんな空だった冷たい雨が上がった夕暮れ前重なった雲の切れ間にずっと前からここにいたよと青い空がこっちを見ていた初めて買ってもらったグローブで父とキャッチボ…
雑木林の中の季節はいつも一步先を行く踏み入れた瞬間そこはもう冬だった数え切れないほどの落ち葉が地面に広がって高級な絨毯みたいに足の裏を押し返す雑木林の中を行く…
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「こんな番組を観るようになったら私もオバハンやな」昭和の懐かしい歌番組を観て妻がつぶやくちゃんと聞き取れなくて聞き直したから二度も言わせて悪かったでもこの番組…
これはもう夏の雲なのではと思った日昨日ちょっとしたミスで落ち込んでいると言う人にどんな言葉も昨日のその人には届く筈もなく今日のその人には気休め未満でしかない遠…
挨拶しても無視されるまあいいか煙草の臭いがやってきたまあいいか自分の方が雑なのに細かい事を指摘してきたまあいいか何を話しても自分の話にすり替えられるまあいいか…
いっぱい知ったからいっぱい忘れられるのかいっぱい知ろうとすればいっぱい忘れられるのか忘れたいと思ってることは忘れたいと思えば思うほど忘れるリストの先頭から後ろ…
窓を開ければレースのカーテンがぐぐっと部屋の内側にふくらんでふくらんで耐えきれずしぼんでいって外に出たいけど叶わずそうこうしているうちにまたぐぐっとそんな永遠…
ポーチュラカが咲いた冬を越して春に少し伸びて梅雨になって蕾を付けた今日落ちてしまう一日花だけど次の蕾がすぐ隣で明日を待っている時の過ごし方は違うけど人の世と同じ
辺りはもう明るいほんの30分ほど前はまだ薄暗かったのに太陽の偉大さに改めて気付かされて外に出ると肌寒かった陽を浴びた風は後からやって来るんだ小鳥のさえずりが一…
夕暮れに雑木林に入ってすぐ話し声が聞こえる目を凝らせばオレンジ色の短パンに黒Tシャツで緑色のキャップ口ひげを生やした太ったオジサンが一人で立ち止まってずっと喋…
もうあと数日たてば職場で健康診断がある誰もが考える愚かなことだけど少しでも体重を落とそうと頑張ろうと思って本当に頑張れるのは十人に一人くらいかその一人になろう…
ポーチュラカを植える為のスペースを確保しようと土を掘り起こしているとでっかいミミズが現れた騒がしてゴメンなさい君がここの土をフワフワのフカフカにしてくれてたん…
からりと晴れた日でも雑木林の中は程よい湿気を纏っているいつものコースを歩き進めると前から若い女性もしかしてこの前の魔女かいいや黒いパンツに黒い靴だけど真っ白な…
この時期はもう夕方の庭いじりは危険でほんの30分程の間に20ヶ所も蚊に刺された最初はちょっとくらいならいいよと刺されても無視していたけどとろい奴がいるよと連絡…
ぼっぽつぱぽばぱぱぼっぽばぽばぱら雨合羽に落ちる雨粒は紛れもないアナログの音フードの中で共鳴するのは頭の中の遠い記憶かずっと聴いていられるしずっと聴いていたい…
雨はそんなに嫌いじゃないこれは周りに気を遣って本心を隠した言葉雨も結構好きだなんて言うと醒めた目で0.5秒程見られてすぐに視線を逸らされて嫌な顔をされる若い頃…
雨水を吸い込んだ雑木林は新芽がぐんと伸びて緑が濃く深くなっている時を忘れて佇めば足から根が生えて木になってしまいそう前から来た女性は上下が真っ黒で黒いフェイス…
雨あがりの夕暮れ前小鳥たちは騒ぎいつもはのんびりのダンゴムシも少し早足雨あがりの宴に僕も参加させて貰おうと長雨で溶けそうな花を摘み進めれば遠目に鮮やかさが蘇り…
何故だろうミルクティーは好きじゃないのにふと飲みたくなったその前にミルクティーが好きじゃないのは何故だったか思い出せないままひと口飲むとミルクティーが好きで飲…
戻れるならいつに戻りたい?なんて話に花が咲いてでも仕事が始まり僕の番は回って来ずその日は終わったそしてお風呂の中でゆっくり考えるはからずも人生を振り返ることに…
花の植え替えをしているとフリーペーパーを配布する人が「いつも勉強になるなと思って見させて貰ってるんですよ。園芸の専門家の方ですか?」「いえいえ、趣味でやってる…
だから人は心の凪を求めてトイレやお風呂に籠もるのかそれなら歩き慣れたコースのウォーキングはもっといい意識しなければ手足は勝手に動いて景色だけが過ぎる水面を行く…
店の駐車場にはロープが張られて定休日の文字も昨日あんなに練った予定がボロボロと崩れ落ちるその後は何をやってもうまくいかない今日はそういう日だったんだと諦めかけ…
結局車の買い替えはやめて車検を受けることにしただけど10日ほどの間に夫婦であれこれ話し合って改めてお互いの考えや何に重きを置いて生きているのかがよく分かってよ…
夢を見ながらこれは今後の人生の指針となる夢だから一語一句漏らさず覚えておこうと思っていたそして目覚めるときれいさっぱり忘れていたなんとかして思い出そうと五十音…
雨の日車の中で人を待つスマホがあるからいくらでも待てるでもスマホがなかった時代でもフロントガラスにぶつかって流れ落ちる雨粒の様子はいつまででも見ていられた今な…
車検のタイミングで買い替えの案が出たディーラーを三軒回れば三人の営業と出会うよく喋る人こっちが喋らされる人雜談ばっかりの人人間って面白いだけど三台も買えない誰…
ウォーキングの折り返しに大きな木が群生しているこんにちは挨拶するけど何も言わないでも本当は僕より先に何か言ってるのに僕には聞こえていないのだろうこの世はきっと…
思いがけない休日の朝予定はまだないだらりと伸びた身体は水飴のようだけどそんなに甘くはない学生の頃炉端焼き屋でバイトしていて経営者が醤油ダレを作るのを見せてくれ…
僕は気が動転していたと思うみんなが食べてもちろん僕も食べて残ったわらび餅が三つきな粉を薄く纏って肩を寄せているこういう時は僕が完食するのが通例だけどなんだか気…
時々やってくる浮遊感身体は軽いけど軽過ぎず心はすべすべの縁取りの中を行ったり来たりおかげで心もすべすべのつやつやぎゅっとつかんでもすぐに元に戻りそうだからとい…
僕はその人が苦手だったその人がいきなりやって来て何かの説明を始めたけど全く理解できないその人の言った言葉が頭の中には入らず目の前でフライパンで煽られて跳び跳ね…
今年初めてスイカを食べた年に一度か二度しか食べないのにまだ六月なのにもう食べてしまったスイカはスイカ以上でもスイカ以下でもスイカ以外でもなくスイカだった思った…
風に揺れる枝葉に心奪われるのはとても疲れているからか悟りの境地に近いのかそれほど疲れていないからきっとどっちも違う手を伸ばして触れたい何かがあるとぼんやり分か…
年配女性のコミュニケーション能力の高さには頭が下がったまま上がらない整形外科の待ち合いでそれはすぐに始まるしかも声が大きいから会話の内容は全筒抜けで個人情報は…
念願の朝五時に起きた目覚まし時計に頼ることなくとういうことは起きられたら起きてそうでなかったらまあいいかという淡い念願だった朝焼けに間に合うそう思って屋上に出…
他人のせいで自分の予定が狂ったことを空間をねじ曲げるように自分の思いをねじ曲げて自分のせいにしたり狂った結果が予定より良かったと思うことは出来ると思う空間をね…
雲が繋がっているのか離れているのかまだら模様でどっち付かずそこに飛行機が繋げようと縫っていくもう充分に繋がったタペストリーキャロル・キングの歌を聴きたくなる夕…
夕方六時前でもこんなに明るいのは水平線の向こうまで夏が来ている証拠だ歩幅を少し広くとって足首を使って歩くそう決めていても歩いていると色んな思いが浮んでおろそか…
こんな時代が来るなんてひとつの部屋に家族全員がいてみんな別の方向を向いて手にはスマホかタブレットそれでも誰かの声に反応はして言葉が行ったり来たり昔は視線も姿勢…
天気は下り坂坂はまだまだ続くだろう身体が重く感じる午後ふとやって来た小鳥がひょいひょいと枝を渡っているから僕は窓に駆け寄ったけど思ったよりも身体は鈍くて窓ガラ…
宝石が浮かんだような空はほんの少し立ち止まっただけですぐに消えた目は見開き口は半開きで声は出ない思考もないこの一瞬を永遠と呼ぶのか同じ空には二度と会えない誰も…