見つめあっていたふたりはいつのまにか消えてしまったひとつの希望に向かうふたりがその代わりにそこにいた君のことを赦せる気がしたわがままな私の精一杯の背伸びで...
アイシテル より サビシイ 愛の言葉は時に いらないなんて思う 私が感じたいのは 君の弱い部分 たとえぼろぼろ...
季節時計を持つ花は 時が来れば咲き始める こころに水溜りができる日は よどませないように泣こう 花が咲くのをやめないように ...
空を見上げれば 君がいるような気がして シロツメクサの首飾り 涙と一緒に編んでいく 五月の風は優しくて 私を運んでくれそ...
君と落とした種ひとつから 幸せの花がいくつも咲いた 夜空に煌く星のような 無数の瞬間のひかりだった 咲きぬいて朽ちていくのに ...
柔らかな花びらの向こう側に 捜している君への姿勢が 透けて見える気がした 一歩を踏み出そうと もがけばもがくほど 身動きできない...
言い訳にしか聞こえない 君の言葉を 私の全部が棘になり 突き刺していく 素直になれない苛立ちは 紅くもやもやし始めて ...
蝶の羽根がかすれる距離で 無理して話さず溜めていた すべての想いを吐きだした 向き合うことが何よりも 大切だったと信じた ...
変わらない君 変われない私 ひとつずつの想いが動き ふたつになるとすれ違う 不安定なバランスは いつか種を結ぶのだろうか ...
気がつけば いつもひとり 微笑みながらのおしゃべりも 相手のいないひとりごと 安らぎさえ感じるのは 君がたくさんくれた...
君のいる場所があまりに遠いのに 変わらぬ想いは褪せることなく 哀しむ辛さを愛おしみ 敢えてその色捜してる 想い...
あの日を境に 私のこころに咲いたのは 哀しみの種から芽を出した ナミダ無しでは育たぬ花 とうに終わった闘いだと...
たとえば私が木に揺れる かわいい優しい花ならば 雨の雫に哀しみと 寂しさあるだけ溶かしこみ 花を見つめる君の瞳...
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