季節時計を持つ花は 時が来れば咲き始める こころに水溜りができる日は よどませないように泣こう 花が咲くのをやめないように ...
空を見上げれば 君がいるような気がして シロツメクサの首飾り 涙と一緒に編んでいく 五月の風は優しくて 私を運んでくれそ...
君と落とした種ひとつから 幸せの花がいくつも咲いた 夜空に煌く星のような 無数の瞬間のひかりだった 咲きぬいて朽ちていくのに ...
柔らかな花びらの向こう側に 捜している君への姿勢が 透けて見える気がした 一歩を踏み出そうと もがけばもがくほど 身動きできない...
言い訳にしか聞こえない 君の言葉を 私の全部が棘になり 突き刺していく 素直になれない苛立ちは 紅くもやもやし始めて ...
蝶の羽根がかすれる距離で 無理して話さず溜めていた すべての想いを吐きだした 向き合うことが何よりも 大切だったと信じた ...
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