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クジラうえ リクエストした 水族館 マダイがうたう スローバラート

ブログタイトル
折句ラッシュ・クリスマス
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/junsora
ブログ紹介文
折句、短歌、アクロスティック 詩、小説、妄想、言葉遊び、クリスマス詩、ショートショート、マナティ、夢小説、散文詩
更新頻度(1年)

680回 / 365日(平均13.0回/週)

ブログ村参加:2008/12/07

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ハンドル名
ロボモフさん
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折句ラッシュ・クリスマス
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折句ラッシュ・クリスマス

ロボモフさんの新着記事

1件〜30件

  • お部屋探し/Wi-Fiテスト

    「試してもいいですか」間取りはともかくWi-Fiマンションというのが魅力だった。家賃は多少高くても自分の通信費を浮かせられるかもしれない。しかし、通信状態はどうだろう。今よりも遅くストレスを感じるほどだったら考え物だ。スマホからアクセスするといつものSNSで偶然みた詩にスキをした。ハートが届くまでおよそ30秒かかった。うーん……。「快適でしょう」営業マンはかしこまって膝の上にPCを開いた。即興的5行詩を打ち込んでアップする。「速いですね。(タッチが)それWi-Fiですか?」速さは比べるときりがないと男は言った。「駅から何分でしたか」「徒歩40分ほどです」うーん……。お部屋探し/Wi-Fiテスト

  • 【折句】食レポ、短歌、いかがでしょうか

    はちみつを夏に引っさげ密に塗るスイーツは天気のプレゼンター(折句「ハナミズキ」短歌)甘やかなケーキの上のとんがりにうれしくなった風鈴の音(折句「揚げ豆腐」短歌)何気ないカレーを食べたレストラン僕はあなたでしあわせになる(折句「流れ星」短歌)半額や何があるかな見てみよう酢豚があるよ今日中に食え(折句「ハナミズキ」短歌)そばつゆと小鉢の残る会場に私語の花咲く個人の歴史(折句「そこかしこ」短歌)延々ととんがらし入れ汁そばを食うかお前と最後の夜に(折句「江戸仕草」短歌)【折句】食レポ、短歌、いかがでしょうか

  • 朝の折句ゲーム、和歌、短歌、いかがでしょうか

    悪くない太郎と囲む芝犬と太った猿と猫の麻雀(折句「渡し舟」短歌)・朝焼けや始発ダイヤの対抗型(折句「あした」俳句)朝の折句ゲーム、和歌、短歌、いかがでしょうか

  • 残念だったね(流星)

    その瞬間、空を星が流れた。なぜ、今なのだろう。時間はいくらもあるというのに、どうして今になったのだ。なぜ、私なのだ。待ちわびる人は無数に存在しているだろうに、どうして私なのだ。口実を作って部屋を出たのは試合が退屈だったからだけではない。部屋を支配する空気の方がなお重たく感じられたからだ。とにかく、そのおかげで、私はこの偉大な瞬間に立ち会うことができたのだけど。「ああ、神さま……」「ゴールが決まったぞ」部屋に戻ったのはちょうどいいとこを少しすぎた頃だった。「遅い。残念だったね」(残念なのはお前らの方だ)私は買ってきたあみじゃがの口を開けた。「そうか。遅かったか」内向きに言葉を合わせておく。世界はいつも私たちの外側で動いているらしい。残念だったね(流星)

  • 夢の酩酊「夢は移動/凝縮である」(夢現コラボ)~夢の中の冒険者

    テクノロジーの進歩によって眠りながらに見る夢は、好きなジャンルを選べるようになったという話がある。話は変わる。・現実を夢のように仕立てるという方法がある。例えば、それはやたらとテキパキと動くという方法だ。例えば、1日の内にオリンピックを3回開催してみる。それはもう大変な忙しさだ。バタバタとした過密は、言葉を置き換えると充実にもなる。そして、1日の終わりに振り返った時、朝の記憶はまるで10年も昔の出来事のようにも思えるではないか。それは少し無理をして(イベント)を詰め込んだ効果と言える。これはやや極端な例だが、重要なのは「色々あった感」である。映画の筋立て、コース料理、無理気味な旅行スケジュールなどは、この手法を利用して充実(満足感)を演出しているとも言える。これにはよいことが2つある。1つは「色々あった感」を得...夢の酩酊「夢は移動/凝縮である」(夢現コラボ)~夢の中の冒険者

  • 神棚おかき

    車が来ないから渡ろうか。右を見る。ずっと遠くに車が見える。少し近づいて車は消えた。左を見る。ずっと遠くからバイクが来る。速いかもしれない。もう一度右を見る。ずっと遠くに車が止まっている。今か。今ではないか。迷っている。少し向こうで猫が渡りかねている。まだ若い猫かもしれない。いつの間にかおばあさんが近くで信号を待っていた。しばらく車は来ない。青信号が点滅していることに気づく。車の動きに気を取られて見過ごしていた。後悔していると点滅が終わり青信号になったので驚く。神社に着いた。神社は本当はおかき屋さんだ。店長が焼きたてのおかきを手のひらに載せて歩いて行く。かごはないのか。多くの人がお詣りの順番を待っている。少し離れたところに見晴らしのいい休憩場所があった。そこにはおかきの自販機が置いてあった。醤油、塩、他にもしゃれ...神棚おかき

  • 放課後のキャラメール

    虫かごから墓場まで、空メールを飛ばして遊ぶのは荒削りな人格の遊戯には違いなかった。だからといって本棚にきっちりと納まったやからが隠し持つ宝物を放課後のランドセルから見つけ出すことは、火事場の中を抜け出した昆虫が向かった海の色を集めてキャラメールを作り出すことよりも難しいことでもあったのだし。ねえ、そうよね。優雅な無駄話が廊下を駆けていく。そうかそうか。そいつはぐだぐだ、くだらない、眠たい、もったいない無駄ほど優雅な遊戯はないのだ。天国のどこにいても恥じることなどないように戦国の鴉は全力を尽くして後かたづけしながらイラストレーターになった。知らず知らずにクレーターに潜み、恨みを晴らそうとする武士の暮らし向きを、イラスト鴉はしっかりと描写した。「だって他にするべきことがあるかい?」揺らぎのないガラス細工の中でしっと...放課後のキャラメール

  • 【折句】ラッパー飲み

    あべこべや首長の声にふてながらラッパ飲みしたいかるがミルク(折句「アジフライ」短歌)カプリコをがぶりとしたら見逃したいっちゃん好きなしおりの笑顔(折句「鏡石」短歌)遠慮なきどんちゃん族を締め出してぐっと飲み干すサイレント・バー(折句「江戸仕草」短歌)指し継げば夜は終わらぬ宴かな波のコメントラッパッパッパ(折句「さようなら」短歌)【折句】ラッパー飲み

  • ドラゴン封じ

    東京アラートが発動されて各対局には直ちに待ったがかけられた。また、新しい宇宙ドラゴンが大都市の中心地に出現したのだ。旧ドラゴンを撃退した日はまだ記憶に新しい。人類の英知が結集された先に世界が平和を勝ち取った瞬間だった。新ドラゴンにはまだ弱点が発見されていない。徹底した時間稼ぎ。今はそれだけが人類の生存率を上げる方法だった。「それでは封じてください」飲食店の店員が臨時で立会人を務めていた。(人手不足のため記録係は広くから募っており、有段者の資格を持つ芸能人の姿も多く見られた)七段は窓の外を見た。まだ日の光がまぶしい。しかし、ドラゴンの足音がすぐそこまで迫っているのかもしれない。今度の開封はいつになるだろうか……。局面は中盤の難所。あちらこちらで歩がぶつかっていた。七段は小さく頷いた。信じるものに丸をつけ、みえない...ドラゴン封じ

  • お笑い裁判

    会見のあとで笑ったのは誰なのか。失笑罪に問われたのは猫だった。チャカチャンチャンチャン♪「猫は確かに笑いました」証人の花が言った。「猫に間違いありません」カブトムシも同意見を述べた。やっぱり猫なのか……。傍聴席がざわついていた。チャカチャンチャンチャン♪その時、扉が開き新しい証人が登場した。ライオンだ。「それは不可能です。猫は鼾をかいて眠っていたのです」チャカチャンチャンチャン♪ライオンの証言によって猫の濡れ衣は晴れた。「あの笑いは、季節はずれのヒョウのいたずらでした」お笑い裁判

  • メイクアップ・アイデンティティ 折句、和歌、短歌、いかがでしょうか

    塗りたくり連続的に俺である小さな意思を馬鹿にするなよ(折句「濡れ落ち葉」短歌)・あたぼうよ死んだら食えぬタコライス(折句「あした」俳句)メイクアップ・アイデンティティ折句、和歌、短歌、いかがでしょうか

  • 【曖昧エッセイ】長い一日(伝説の持将棋)

    研究通りに50手まで進んで、そこから20手くらい自分の手を指して終わる将棋も多い世の中だ。それがあの2人ときたらどうしたことだ。昼から深夜まで2局も指して1局は200手を越えて持将棋になり、その次の対局も中盤から最終盤に至るまで形勢は二転三転、やっぱり200手を越える将棋になった。連戦の疲労もあって、「決め手に欠ける」という声もあるだろう。しかしどこまでも魅せる将棋ではないか。どうして、この方々がやるといつもこのような人間らしい戦いになるのだろう。「長い一日でした」勝利者インタビューに現れた勝者はきらきらした目で一日を振り返った。視聴者の質問を拾いながら、「もう一局くらいできそう」と言った。それを聞いて私は泣きそうになった。(ああ、本当に好きなんだな)感動巨編をみせられたような気分になってしまったのだ。一日とい...【曖昧エッセイ】長い一日(伝説の持将棋)

  • 2000年問題(永遠)

    「みなさんに言わなければならないことがあります」そういう始まりはだいたいよくない話だ。「2000年先の未来、今ここにいる人たちは誰もいません」やっぱりそれはあまりに恐ろしい話だった。「どこにいないの?」「どこへ行くの?」質問している方にも明らかな動揺がみえた。「わかりません。でも……私たち以外の何かがここにいるでしょう」「本当ですか?」「わかりません」わからない、わからない、わからない。先生の話はいつもわからないばっかり。「では、歌いましょう。この歌の永遠を祈って」やっぱり最後は歌うしかない。人の未来はよくわからない。信じられるのは歌しかないのだ。2000年問題(永遠)

  • シャドー・ライター

    「もう少しだ」その先に行けば水がある。これで私は助かるのだ。力を振り絞って私は目的の場所までたどり着いた。グラスを取る。半分開いた口を近づける。グラスをゆっくりと傾ける。水は揺れない。ああ。何もない。何も入ってない!「ここまで来たのに……」それはシャドー・ライターの描いた影に過ぎなかったのだ。どうせならもっと遠くで知りたかった。もっと下手に、うそとわかるように描いてくれればよかった。うそを真に見せたのは、シャドー・ライターの技量と私の中にある欲望だ。うそは破れ命の水は消えた。しかし、欲望はまだ滅びない。私は真のオアシスを目指して歩き始める。シャドー・ライター

  • ヘビーメタル(それがいい)

    「根を詰めすぎるとよくないよ」その忠告は正しいものだ。だけど詰めなければ隙間が空いて余計なものが入り込んでくる。お腹が空きすぎて痛くなったこと。友達が笑いながら裏切ったこと。古書の匂いが奪われたこと。3月の終わりに引き裂かれたこと。コーヒーカップがあふれたこと。邪魔者扱いされたこと。濁った現実と忌まわしい記憶が、呪いのように押し寄せてくることをとめられない。「根を詰めるのはよくない」(それは何に対して……?)その正しさは揺るがないものか……。不意に戻ってきた反抗期に導かれて僕は根を詰めはじめる。風に向かって歩きながらすべてのテーマは風になる。(余計なものはいない)僕は忘れる。何も食べていないこと。友達がいなくなったこと。12月が終わったこと。コーヒーカップが空っぽになったこと。自分がこの世に存在しないこと。既に...ヘビーメタル(それがいい)

  • 4台目の迷い

    ホームの端っこは屋根がない。もしも雨が降っていたら、少しの間だけ傘をさして歩かねばならないだろう。少々の雨なら濡れながら歩くのもいい。開いてすぐに閉じるのは面倒な仕草だ。賢い人は中寄りの車両に乗って、そこから降りるのだ。そうすれば降り立ったホームには屋根がある。そんなこともあって同じ電車でも人のいる場所には偏りがある。土曜日に降り立ったホームはいつもと違って人が少ない。いつも同じ時間に見かけるあの人の姿もなかった。雨はもう上がっていた。階段を下りると右から車が続々とやってくるのが見えた。1台目は大型トラックだった。とてもかなわないと思った。大きくても小さくても、生身の肉体にとっては元々かなわないのだが、大型車両を見た時には圧倒的な重量の差を感じてしまう。イオンへ行くためには車道を横切る必要があったが、大型トラッ...4台目の迷い

  • 【折句】我慢の子

    ABCどこにも行けぬ週末を食いしばる紫陽花の魂(折句「江戸仕草」短歌)大型のモールの中で店員がなくしたもてなしのマインドよ(折句「おもてなし」短歌)絵に描いたお餅になって待ちなさい揖保乃糸ゆで上がる1分(折句「エオマイア」短歌)雨が降り応接室へ駆け込んだケイトが遊ぶスイッチの海(折句「アオカケス」短歌)【折句】我慢の子

  • グレート・エンジニア(グレート・ブルー)

    これからは点滅している間に渡り切れない人が増えてくる。一方でそんな人たちに手を貸すような人は減りつつある。人情に頼っている場合ではない。(人が渡り切らない限りはそのまま青)であるべきだろう。私は取り急ぎ新しいシステムを開発し、試験的に主要な交差点に設置した。これからの時代は、やさしいシステムが人間を守らねばならない。私たちエンジニアの肩にかかる期待は何よりも大きいものだ。「リーダー。大変です!」部下が血相を変えて駆け込んできた。「何?九丁目の歩行者信号がずっと青のままだと?」どうしてそんなことが起こるのだ。何か計算外の事態が発生したのだろう。「行くぞ!」こういう時は、実際に現場に行って確認するのが一番だ。私たちは、車に乗り、シートベルトを締め、制限速度をきっちりと守った上で、現場に急行した。「こ、これは!みんな...グレート・エンジニア(グレート・ブルー)

  • 五円玉拾いますか

    姉が子犬を拾ってきたまだ子供の僕たちと作りかけの家と一緒に犬は大きくなっていったいくつもの段ボールと柱の削りくずと色んな人の靴を玩具にしてともに河川敷をかけた雨に打たれたけんかしたり仲直りした父と一緒に山菜を採りに遠出した謎の洞窟を見つけて潜り込んだ時々犬は家出することもあった呼んでも呼んでも帰らなかった突然さささと足音がして体中に土をつけて犬は帰ってきたしばらくすると僕が家を出た久しぶりに帰ってくると犬はよそよそしかった1年も離れれば忘れてしまうあきらめている内に表情が変わる突然思い出したように声を上げて何度も何度もすり寄ってきた一緒だと思っていたけれど犬は僕を追い越すように大人になりおばあさんになりそして……犬という大河の中に僕はどれくらいいたのだろうもしあの日姉が犬を拾ってこなかったら犬はうちにいなかった...五円玉拾いますか

  • 孤独系宇宙

    私があなたを知ることはない私に知らせる道がないあなたが私を知ることはないあなたに知らせる橋がない私はここにいるあなたはそこにいる毎日のように行き違っているここには手がかりがない互いを知らせるシグナルがない孤独系宇宙の中で私たちは出会わない偶然と幸運に恵まれない限り孤独系宇宙

  • コイン・パス

    更衣室を出たところで気持ちが揺れてすぐに戻った。ロッカーに片づけるつもりだったけど、窓辺に誰かの置いた帽子が見えて自分もそこに置くことにした。コートにまだコーチは到着していなかった。常連の中の声の大きい人が仕切りアップが始まっていた。夏の祭りのような陽気なアップだ。盛り上がる一方、それには距離を置く人も多く見られた。自販機の前に行きアクエリアスを見つけた。小銭入れの中で眠りすぎたせいで、コインのサイズが合わなくなっている。どのコインを試してもアウトだった。「これを使いなさい」謎の老人がコインを貸してくれた。恐縮しながら投入を試みた。最初は駄目だった。先ほどのコインと同じ大きさのように見えた。老人が見守る中、繰り返しチャレンジした。本物、本物、と信じて押し込むことでついに自販機を攻略した。(ガチャン)恐竜の卵が落...コイン・パス

  • 折句うた「明日へのささやき」和歌、短歌、いかがでしょうか

    水色の奏者になってささやけば幸は薄めの移動形態(折句「ミソサザイ」短歌)・揚げ豆腐しかないされど誕生日(折句「あした」俳句)折句うた「明日へのささやき」和歌、短歌、いかがでしょうか

  • 蛍の光リフレイン/これから

    1時間が経ってフードコートの脇から「蛍の光」が零れ始めたここも追い出されるのか……イヤホンを外して身構えていた蛍の光はいつまでも続く蛍の光はいつまでも終わらないもう泣きそうだ空調の音弁当に輪ゴムをかける音椅子を引く音恋人たちの談笑ささやき願い台車の車輪・プレハブの匂い何もかも建て替えられる僕らは過渡期の中にいたのだった退院してから数年経った頃施設を訪れた新しいベッドは角度を変えられるあの頃枕は石みたいだったけど何から何まできれいに整っているここにはいじめっ子なんていないのだろう羨ましくてくやしくて少し切なかった・蛍の光は終わり雑貨店は明かりを落とした追い出されなかった……僕は生き残り今に帰ってきたノンシュガーは甘くない現在地イヤホンを取り戻してロックオン夜はこれから蛍の光リフレイン/これから

  • 【折句】東京タワー

    長官の言葉を呑んで張り込んだツアーは折れて東京タワー(折句「チョコバット」短歌)エゴを置きGoTo君は窓辺から文学と詩の旅人になる(折句「エゴマ豚」短歌)若さゆえ旅を外れた静やかに布団を被り寝溜めキャンペーン(折句「渡し舟」短歌)エルニーニョ東京のある7月に靴を散らして去るのは君か(折句「江戸仕草」短歌)【折句】東京タワー

  • 疲れながら、傷つきながら

    言葉に刺があった。あなたは何も感じないのだろう。僕にとってはあなたの発する言葉のほとんどに刺があった。僕に当てたものもそうでないものも。それでも僕は巻き込まれるように傷を負った。一つ一つは小さな刺だった。一日そばにいれば全身に突き刺さるようだった。他の人はどうか知らない。僕には人間の言葉でさえなかった。人間の言葉として聞くほどに傷つくことは避けられない「はあ?」胸の内に湧いてくる違和感を決して声に出さないこと。それがこの世界で生きていくために必要な制御でした。いつの間にか偉くなったあなたは王で、私は繰り出される金や銀で、まっすぐに進むだけの香なのです。私たちはみんな将棋の駒になって、あなたを中心に回っていくことが正解になるのでした。(あなたの大局観はいつも狂っている)どうでもいいところを重んじて、どうでもいいこ...疲れながら、傷つきながら

  • 雨とデタラメ折句、和歌、短歌、いかがでしょうか

    愛媛からドローンに乗って四国まで来るって鯛をさばかなくっちゃ!(折句「江戸仕草」短歌)・沈黙の苦言を抱いた藁人形(折句「竹輪」俳句)雨とデタラメ折句、和歌、短歌、いかがでしょうか

  • カクテル+

    入店するや否やマスターはレモンを搾りだした。「水割りを」注文すると2人はえっ?という顔をした。マスターと弟子が同時にカクテルを作って差し出した。「さあ、どっち?」僕はグラスを2つ受け取ってテーブル席に着いた。大画面でフライデーリーグをやっていたので今日は金曜日だった。客足は鈍く廃れ感が漂っていた。アウェーチームがディフェンスラインを押し上げたので僕はカウンターに席を移った。コの字型カウンターから眺める店の装飾には絵になる題材が多くあるように見えた。ほんの少し自分がずれることで新たな発見に巡り会うチャンスがある。写真を撮りたいという思いを温めたままグラスを傾けた。マスターはaikoについて賛辞を並べた。「でも聴き過ぎるとみんな……」僕が何か言うと少し顔を曇らせた。マスターは6月号を広げて海外の文化の変化を教えてく...カクテル+

  • 【短歌】「Pomera」より「Ever」へ

    まな板の振りをしながらスタンバイPomeraと今日はどこへ行こうかチキチキとエンターを押すカーソルが降下していくPomeraisReady瞬きの間に浮かぶ空想を留める君のサイドポケット前席に憂いを帯びたPomera人あれは新型「DM200」カーソルが瞬いている「君がいま打ち込むことはここにあるのか」カチカチと指が弾ける快速のPomera詩人になってダイビング作文が結ばれました「Pomera」より「Evernote」へ送信します【短歌】「Pomera」より「Ever」へ

  • 【短歌】アベノマスク・モノトーン

    ぼろぼろになって届いた贈り物遠いとこからやってきたのね長くつきあっていくならそれなりに心地も大事ノイズワイヤーはんぱない国からやってきたというマスクの紐の軽いのりづけ抜け穴は1%だけ信頼も高き3層不織布マスク転売の香りも高く積み上がる商店街の箱入りマスク表層に出てはならない内政の秘密にかけるブラック・マスク大臣がマスクを外し始まった政策のオフライン・パーティー黒塗りのマスクをとかし僕たちが知るべき内部文書を暴け日常へ向かう列車へ駆け込んだマスクの下の破顔一笑【短歌】アベノマスク・モノトーン

  • 夢の中で安心するな

    さっきまで夢うつつだった。消えそうな発想を何度も引き戻し組み立てて書き留めた。書き留めたところで少し安心した。ところが、そこまでやったところで結局何も残っていないのだ。「安心した」ところまで含めて全部夢だったのだ。(夢の中で安心するな)なんて現実の人に助言したところで何の意味があるだろう。それにしても、「あの苦労が」……、みんなうそだったとは簡単には納得できないのだった。では、これは?(あれが夢ならこれも夢であるやも)時々、現実サイドに問いかけたくなる。「みんな夢でした」ある日突然、誰かにそう教えられるのではないか……。(現実の中で安心するな)向こうの方で誰かが呼びかける声が聞こえる。夢の中で安心するな

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