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絵本、児童書、一般書、色んなジャンルの本の感想、評価。☆☆☆以上はオススメ本!

小さな図書館に勤めています。読んだ本の記録、感想、評価が主な内容ですが、子ども達への読み聞かせや、ブックトークのプログラム、図書館で人気の本なども、紹介していきたいと思います。

morinokaori
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2008/11/13

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  • 『満天inサマラファーム』長谷川まりる

    ☆☆☆☆小学生男子とふしぎな人魚とのふれあいを描いた『かすみ川の人魚』で日本児童文学者協会新人賞を受賞した長谷川まりるの、受賞後第一作!高校2年の満天は、父のタクさんが経営する自給自足の農場「サマラファーム」で暮らしている。そこはタクさんがすべてを取り仕切る彼の「王国」であり、満天はタクさんの息子でありながら、早朝から畑で農作業をし、ファームが経営するレストランの手伝いをするなど従業員のように働いてい...

  • 『ヘルンとセツ』田淵久美子

    ☆☆☆☆小泉八雲とセツ。2人の奇跡の出会いが、異文化を乗り越え、『怪談』を生みだした。ギリシア生まれのジャーナリスト、ラフカディオ・ハーンと上士の血を引くセツ。2人の宿縁の出会いと文学作品に結実するまでをドラマチックに描く。日本に憧れ東京に上陸したハーンは、英語教師として松江に赴任、誤解からヘルン先生と呼ばれるようになる。版籍奉還により生家は財産を失い、働く場も失ったセツは旅館に滞在中の異国人の女中とし...

  • 『光るマウスが未来をかえる』

    ☆☆☆+【物語の概要】主人公の鍛人(たんと)は、養殖マグロががんじょうな網に衝突して死んでしまうという問題が、遺伝子編集によって解決されるかもしれない、というニュースを聞いて、これでマグロが死ななくてすむと安心する。そんなとき、おばあちゃんが、がんにかかったこと、高齢で抗がん剤を使わないほうがいいということを、お父さんから聞かされた。体に負担をかけないために「遺伝子治療」を行うことになったのだが、「遺...

  • 『6カ国転校生 ナージャの発見』キリーロバ・ナージャ

    ☆☆☆+6つの国4つの言葉で学ぶとどうなるか? 机の並べ方、筆記用具、テスト、ランチ……世界の教室はこんなに違った! 「ふつう」がひっくり返り、世界の見え方が変わる本。ソ連(当時)に生まれ、両親の転勤で世界6ヵ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)に転校。各国の地元校で教育を受けた著者ナージャの希有な経験を楽しく追体験! それぞれの国での体験を切り口に、「当たり前」「ふつう」「常識」を問い直す。正...

  • 『此の世の果ての殺人』荒木あかね

    ☆☆☆+2022年ミステリランキング席巻中 「王様のブランチ」「ひるおび」「日曜日の初耳学」で紹介されて続々重版!第68回江戸川乱歩賞受賞作。史上最年少、選考委員満場一致。「大新人時代」の超本命!本格ミステリーの骨法もよく心得ている――綾辻行人特A、もしくはA+、もしくはAA――月村了衛二人の女性のバディ感が最高に楽しい――柴田よしき 極限状況で生きてゆくひとが、愛しくなる――新井素子非日常を日常に落とし込む、その手捌き...

  • 『木挽町のあだ討ち』永井沙耶子

    ☆☆☆ 疑う隙なんぞありはしない、あれは立派な仇討ちでしたよ。語り草となった大事件、その真相は――。ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙はたくさんの人々から賞賛された。二年の後、菊之助の縁者だというひとりの侍が仇討ちの顚末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。新田次郎文学賞など三冠の『商う...

  • 『ネット右翼になった父』鈴木大介

    ☆☆☆ヘイトスラングを口にする父テレビの報道番組に毒づき続ける父右傾したYouTubeチャンネルを垂れ流す父老いて右傾化した父と、子どもたちの分断「現代の家族病」に融和の道はあるか?ルポライターの長男が挑んだ、家族再生の道程!社会的弱者に自己責任論をかざし、嫌韓嫌中ワードを使うようになった父。息子は言葉を失い、心を閉ざしてしまう。父はいつから、なぜ、ネット右翼になってしまったのか? 父は本当にネット右翼だったの...

  • 『「くうき」が僕らを呑みこむ前に 脱サイレンと・マジョリティ』山田健太

    ☆☆☆☆すごく貴重な「自由」を享受しているのに気づいていない。自分の頭でしっかり考えていないと、あっと言う間に失くしてしまうのに──。生まれたときから身の回りにある「自由」と「民主主義」について、若い人の身近な日常に即して描く、「言論の自由」専門研究者と絵本作家のコラボレーションによる絵本。謎のイキモノ「くうき」の4コマ付き、プロフェッサー・ケンタによるコラム&解説付き。...

  • 『貸本屋おせん』高瀬乃一

    ☆☆☆第100回オール讀物新人賞を満場一致で受賞した著者が、満を持して送り出す初の作品集。選考委員の村山由佳氏が”読み終えるなり「参りました」と呟いていた”と選評に記した受賞作「をりをり よみ耽り」の世界を5篇の連作で展開する。物語の舞台は、文化年間の江戸浅草。女手ひとつで貸本屋を営む〈おせん〉の奮闘を描く。盛りに向かう読本文化の豊饒さは本好きなら時代を超えて魅了されることでしょうし、読本をめぐって身にふり...

  • 『だれもみえない教室で』工藤純子

    ☆☆☆☆人の心の中は見えないもの、そして伝わらないものしっかりと伝えるためには「言葉」にすることが大切!「心」よりも「行動」が大切!(元・麹町中学校校長、現・横浜創英中学・高等学校校長 工藤 勇一氏)『となりの火星人』『あした、また学校で』『サイコーの通知表』と、小学生の生きづらい現実に寄り添った話題作を放った工藤純子氏の書きおろし最新作。「よくあるよね。大人に無理やりあやまらされたり、握手させられたり。本...

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