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田舎住まい https://blog.goo.ne.jp/onime_001

吸血鬼テーマーの怪奇伝奇小説を書いています。田舎ではスローライフをたのしんでいます。

ソニー・ロリンズは三度カムバックしたといわれています。 アンソニー・ホプキンス主演の「世界最速のインディアン」の二人をめざしています。 ということはだいぶ歳もくたびれていますが、精神には衰えはありません。 なにせ吸血鬼作家ですから。 よろしくご愛読のほど。ズズイットおねがいします

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2007/08/13

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  • 師と老いて個展にいそぐ枯葉路 麻屋与志夫

    8月30日炎天やいくところなし藤のつる藤の蔓四方にのびて模索くする藤の蔓模索のはてにからみあい藤の蔓行くところなくからみたいからみあう枝葉を越えて山の藤藤弦に針金を見るからみあい拙句浮きては沈む月の海拙句浮きうれしや追う白日夢拙句ころびころびて落ち葉たきわが俳句ころびまろびて落ち葉たき枯れ落ち葉はらりととまるわが句帳わが句帳はらりと紅葉はのりて落ち紅葉が一片花となるわが句帳枯れ葉はらりと落ちてわが句帳わが句帳落ち葉花となり閉じられず枯れ葉なお花を恋して落ちきれず空に舞う枯れ葉はいまだ花を恋し師と老いて個展にいそぐ枯葉路美術の秋。恩師から個展の案内をもらった。たまたま、公園を横切った。恩師の矍鑠とした姿、わたしのほうが年寄りに想えた。師と老いて個展にいそぐ枯葉路麻屋与志夫

  • 眠られぬ夜に 麻屋与志夫

    久しぶりで超短編です。妻の絶叫で夜半起きてしまいました。眠られぬまま、しかたなく超短編をを書きました。絶叫将平の妻が深夜絶叫した。「夢だ。夢だよ」「ちくわに食べられた夢をみたわ」夕食のおかずはちくわだった。さらっと油でいため粉のりわふりかけたので磯のにおいがしておいしかつた。将平はちくわにじぶんの背骨をイメージした。穴があき、くず折れそうだ。「バックボーンのしっかりした少年だ」恩師にほめられたことがあった。いまはもはやガクガク、曲がりだした。そのうち九十度くらいに曲がって、地面を舐めるような歩行姿勢になるだろう。それにしてもちくわの夢なんてwetdreamじゃないのかな。女性の場合はなんていうのだろうな?将平より二回りも若い妻はすやすやと寝息をたてている。少年や「少年や六十年後の春のごとし」耕衣六十年さら...眠られぬ夜に麻屋与志夫

  • 今夜は静かにオヤジと晩酌でもしょうかな。麻屋与志夫

    8月13日土曜日●「盂蘭盆会」(うらぼんえ)。妻が仏壇を整えている。庭に咲いている花をとってきて飾る。●わたしはむかしからお盆だからといって、特別な日をすごすわけではない。こどもたちがいたときはお坊さんにきてもらいお経をあげてもらっていた。●いまは老妻と静かに、亡き両親や二人の姉たちの話をして過ごす。もっとも、父や母はいつもわたしの側にいるという感覚なので、毎日がお盆さんの日々だ。●今日の午後から豪雨になるだろうとテレビで報じている。この地方はあまり自然の災害のない穏やかなところだ。●今市地震(いまいちじしん)は、1949年(昭和24年)12月26日に発生した栃木県今市市(現在の日光市)鶏鳴山付近を震源とする内陸地殻内地震。8時17分M6.2。でも、わたしの街ではたいした被害はなかった。ちょうど、登校時間...今夜は静かにオヤジと晩酌でもしょうかな。麻屋与志夫

  • 九十歳のじじい。立ちションのできた昭和がなつかしい。 麻屋与志夫

    8月12日金曜日●風変わりで危険の多い人生を送っているぼくは、前立腺が肥大するほどの年齢まで生きられるとは思えないが、万が一奇跡的に九十歳までくたばらなかったら、たぶん、無一文と思われていたくせに、“ホームレスのプードルの世話に使うこと”と指示をつけて、古いコーヒー缶のなかに貯めていた百万ドルの現金を遺すような偏屈じいさんのひとりになるだろう。●ぼくの私淑しているディーン・クーンツの傑作『オッド・トーマスの受難』の一節だ。●身につまされる。●前立腺肥大。あまり外出したくない。公衆トイレのない街だ。いまではスーパーなどのトイレを利用させてもらえばいのだが。そこまでたどりつくまで我慢できない。我慢できるようだったら苦労はない。あるとき、物陰で萎びたチンボコをひっぱりだして立ちションと洒落こんだ。潔癖症の妻に見...九十歳のじじい。立ちションのできた昭和がなつかしい。麻屋与志夫

  • 明鏡止水、心頭滅却、暑くない、暑くない。麻屋与志夫

    8月10日水曜日●今日も暑くなりそうだ。●わたし個人としては、あまり暑いとは感じない。●明鏡止水。明鏡止水と、唱えていると暑さが不思議と薄らいでくる。それでも心が乱れて暑さを感じるときは、あの有名な紹喜禅師の偈を唱えることにしている。●この偈を教えてくれたのは小学五年の時の担任橋田巌先生だった。あまり評判の良くない先生だった。でも、わたしにとっては、あだ名をつけられたり、音痴などと罵られて恨みもしたが、いまになってみると恩師だ。●心頭滅却すれば火もまた涼し、舌頭に唱えていると、懐かしい思い出が浮かんでくる。長い間、先生を恨んでいたが、すみません、結局わたしにとっては、恩師。いろいろなことを教わった。●この歳になって官能小説家として復活したいと、願っている。官能の何たるかを知らないわたしたちの前で、色話を開...明鏡止水、心頭滅却、暑くない、暑くない。麻屋与志夫

  • 日本一暑い佐野の近くの街に住んています。麻屋与志夫

    8月9日火曜日●酷暑がつづいている。佐野が日本一暑かった、などとテレビで報じている。わたしの住む町からさほど離れていない。この暑さもむべなるかな。●7日は午後から曇った。VIVAの屋上のベンチに腰をおろした。妻はベニマルで買い物をしている。●日光の峰々は雨雲にかくされている。それにしても山国だなと思う。直ぐ目前に山が迫っている。右に水神さんの森。緑の樹木がこんもりと茂っている。その向こうに、恐竜の背を思わせる古賀志山が聳えている。●左は水道山。給水塔が見える。千手山公園の、恋空の観覧車。その背後に岩山。今は盛夏。岩肌は見えない。とこを眺めても、万緑の洪水だ。街が緑の海に囲まれている。●北関東の極みの小さな田舎町。たぶん旧市内は人口四万以下だろう。●若い時は、こうして町全体を展望して見るというようなことはし...日本一暑い佐野の近くの街に住んています。麻屋与志夫

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