九十歳のGGが官能小説を書く覚悟。 麻屋与志夫
7月31日4日曜日●なにか理解できないときは、対象物が悪いのではなく、自分が悪い。と考えて生きてきた。いまの対象は、映画だ。それも非常に評判のいい「ドライブマイカー」。●前回のブログで取り上げた。一週間ずっと考え続けている。家福の「ゴドーを待ちながら」の舞台。この劇が日本に紹介されたとのきの感動をわたしは思いだしていた。書棚に、ベゲットの本はあるわけだ。いくら探してもみつからない。わたしは膨大な蔵書の前で動けなくなっていた。ちなみに、ベゲットのこの劇に感動したころ夢中で読んでいた本を探した。手にとってさらさらと黙読した。ピントこない。●ベゲットの短編集は見っかった。「鎮静剤」冒頭の部分。――わたしがいくつのときに死んだかは忘れた。どう考えても年とってから死んだことはまちがいなさそうだ。九十歳ぐらいかな、そ...九十歳のGGが官能小説を書く覚悟。麻屋与志夫
2022/07/31 12:21