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空気時計書庫 http://blog.livedoor.jp/jinojin/

見えないけれど 見落としてはならない何かを 追い求めています

自作の詩を作品No.をつけて公開中です。 現在、悪性リンパ腫(菌状息肉症)の治療中です。

空気時計
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2006/06/11

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  • 作品No.1517 万物の間

    ◆万物の間あるべきもの そこにはなく不在と呼べば 存在したことになるあるべきでないもの そこにあり存在するものと呼べば 存続するのか?何かと何か なぜ ふたつと見なすひとつに見えて離反するものよりふたつでありながらひとつになろうとする時空の歪み 惑星の軌

  • 作品No.1516 時空の間

    ■時空の間人間の間は 空間の間悠々たる天壤 五尺の小軀箱から箱へ パパラギの呟き人間の間は 時間の間遼々たる古今 五尺の小軀累々と親から子へ 子の子へ氷期と氷期 間の一時時の素粒子 空間満たし 旧から新へ絶えず物質を更新し続ける空間を自由に移動できても時

  • 作品No.1515 経線と緯線では点でしかなくても

    ◆経線と緯線では点でしかなくても経度と緯度で 位置が決まるそこに至る道 経緯が生れる欲しい模様を意図し糸を紡ぐ 経糸 緯糸で 生地が生れる素材一般は布 特定用途は生地いずれも平面でありながら二次元の糸 三次元の布から裁断し縫製し 立体の服となる国を営み民

  • 作品No.1514 寝しなのP

    ◆寝しなのP答えはふたつ問題文はひとつ解答が正解とは限らない答えの一方の反意後は「勝」ではない一方が「自然」であっても一方は「不自然」とは呼ばれない一方を掛け合われると他方になる他方同士を掛け合わせても他方のまま数々の数 原子は「素」「素」は「0」か「1」

  • 作品No.1513 片手で31数える

    ◆片手で31数える指折り数える 片手で5まで次はどうする 6はどうするやってごらん 小指が立ってる?でも それって 4と同じだね適切ではない 数字の表記として親指を拳の中から抜き親指立てれば 6適切になる 数字の表記として人に数を示す 掌を相手に向けて人

  • 作品No.1512 守らぬくいぜ

    ◆守らぬくいぜスコップ 垂直 限りの奥へスコップ 倒し 土掘り返す小さいなら 押し切って太い根 方向見極める枝葉繁らす 比例して礎築く 立脚の業ウサギ 居ないぞ 守るべきもなし切り株 数年 放置プレー人の都合 世話しきれず樹木だって生きているんだそれでも

  • 作品No.1511 日課

    ◆日課毎朝 眺める 柿の木苔むし 老人の肌 眺める何思うなく 何考えるもなく漠然と 茫洋と 眺める目覚めて すぐ朝食半日以上の断食を破る破るは英語で何?断食は英語で何?枝葉巡らせ 根を巡らせ佇みながら 背景に説ける渋い結実 鳥の餌常なる佇み 日々の変化常

  • 作品No.1510 思考実験

    ◆思考実験刻々 【それ】は変化する一刹那の【それ】次刹那の過去の【それ】過去ならば 【それ】は すでに あれ真実は不変だから真実は【それ】に該当しない?真実は不変ではない普遍なら真実とならない太陽は東から上り 西に沈む繰り返す日常 当然の常識これが真実で

  • 作品No.1507~1509 五百羅漢経(抄)

    ◆五百羅漢兼美経(抄)現であれ 夢であれそれを感じること存在し存続し続けるもの雅であれ 邪であれ可視 不可視を問わず無味 無臭 無音であれそれを そこに 感知する善であれ 悪であれ美である 兼美である存在と存続 継続と持続そして終焉 そして最期雅と邪 善

  • 作品No.1506 五百羅漢羨望経(抄)

    ◆五百羅漢羨望経(抄)何が現 何が夢深きも浅きも あるままに深淵に沈没 浅瀬に座礁渡る世間に 甲斐なき小舟望むか 臨むか眺むか 長むか船員になれぬ 乗客になれぬ人生行路 舵切るばかり浅き現に 潜航できず深き夢に 潜望鏡あちこち そちこち深き現に 羨望鏡浅

  • 作品No.1505 真実の鏡

    ◆真実の鏡真実を映す鏡があるとするその鏡には真実の姿が映し出される鏡の前 リンゴを置くリンゴがどう映っているか確かめる観察者は鏡を覗き込むリンゴの一部が隠されるそれは すなわち 自分自身を映すことそれは すなわち 真実の自分を見ることリンゴはリンゴとして

  • 作品No.1504 逆襲のT

    ◆逆襲のT君の役目 免疫だよね君の役目 ボクを守ることだよねなのにT 皮膚の内側から紅皮で地図 書くんだねバーチャルな等高線ならいいけれどリアルな山脈 よしてくれないか医大での生検 実習の為か「少し大きめに切りますね。」100万人に4人程度罹患発見されるまで

  • 作品No.1503 500 Miles

    ◆500 Miles一歩ずつでいい また五百進むよ前の五百 白く妖しき白狐に捧げ今の五百 自らの寿陵 鎮魂歌残敵の辞世詞 もうあるけれど閉ざされたガラス空間砂の行先 落下だけ否 何度も言ったよ砂が何故 時を刻めるか空気 砂の峡間 擦り抜けて下部から上部

  • 作品No.1502 「悪魔と蝋燭」(同時幕間劇)

    ここは書庫なので、作品の経緯については下記を参照してください。安寧の日記◆「悪魔と蝋燭」(同時幕間劇)妖しき白狐 そのまなこは大きく何時からともなく 住まいする森白きものよ 去来するものよ聞かせよ 至る道程それは あくまでも想像それは あくほどの創造確か

  • 作品No.1501 「悪魔と蝋燭」(幕間劇)

    本編はこちら。前提として閲覧後に(幕間劇)をご覧ください。リバイバル 蝋燭と悪魔 : 空気時計書庫◆「悪魔と蝋燭」インターリュードここは血脈の回廊がある森私は一本の蝋燭を持って彷徨っている 扉を探して進みは止められない自分の血脈の回廊への入り口同じ血脈じ

  • 作品No.1500 ケロの目くばせ

    ◆ケロの目くばせ刹那に夢を見 生きて生きえた泡沫言葉あれば 応える山彦夢見て生きて 応えて生きて雅も邪もありながらただ 一筋の道を成す生まれたそれらに罪は無く生んだ私 罪深く生まれてこなかったそれらを鎮魂するばかり私を生と死の狭間に封印し いずれ 解き放

  • 作品No.1499 絶望の滑走

    ◆絶望の滑走君は天空を舞え俺は地を這おうそうエピローグを記してただ哲するものは去ったボクは地を這いずり明日の天空を希望する希にしか叶わぬ望みなのに望むものも希なのに「翼は失われたのでなく 翼は ただ 見えないだけ。 あなたは佇んでいても 飛べるはずだわ、

  • 作品No.1498 C-Lover(♪=65)無辜の民

    ◆C-Lover(♪=65)無辜の民たどり着いたら もう後は見ない見なくても感じる 覚えている忘れたことも 忘れたいことも確かにボクの内にあるものそいいえば 前のメルアドに12月14日だったかなメールの痕跡を探すがすでになく すでに意味ないユーカリじゃなくてDOCOMO

  • 作品No.1497 C-Lover(Agogik)

    ◆C-Lover(Agogik)それが そうだからと言ってあれも そうだとは言えないけれど表現の本質は沈黙だと言って沈黙の本質は表現だとは言えない 表現しようとして表現し得ぬところ生まれる沈黙 饒舌のあとに寡黙沈黙があるから そのあとの寡黙でも饒舌になり得る ぬり絵の

  • 吾悔場 作品No.700 レクイエム(Cerberus)

    14歳から25歳までの間に699編の詩を書きました。その後、約20年間は詩を書かずに過ごしました。何より社会に適応しなければならなかったから。この699編の詩は、生まれてこれた子供たちでもあります。その間、生まれてきた詩は書き留められずに過ぎました。私の中で去来

  • 吾悔場 作品No.715 バサラ

    昨年、急逝したY君の結婚式二次会。カラオケルーム「バサラ」での情景を綴った作品です。ブログ題名欄が限られているので、正式には◆バサラ(シーモアには、なれないけれど)悲しい歌が好き心の中にあるほんのり明るいものが見えてくるから人が楽しんでいるのを見るの

  • 吾悔場 性悪猫

    性悪猫 (やまだ紫選集)やまだ 紫小学館クリエイティブ(小学館)2009-10-20あなたが見えない見えていたの?あなたが見えない何が見えていたの?見えていたつもりだったのか?私は ここにいます他の誰かのイメージを重ねることもなく確かに あなたが見えていた顔は? 髪は?

  • 作品No.1496 あの日 あの時 あの場所で

    ◆あの日 あの時 あの場所であの日 それは任意の一日でなくあの日 ある必然の特定な日ある日 在る日は死ぬ前の話ある時 在りし日 残された時間 あの時 この時 その時より遠くあの時 あの場所で あの人も神籤をひいた 私もひいたあの人は神籤を

  • 作品No.1495 底辺のない三角形

    ◆底辺のない三角形そこに 底にあるから素材となる意識だけでは 無用な作為だイドの底だからこその素材だからこその無作為の作為根源から生じる欲求五段階より 縦に両断自己実現・自己拡張の欲求それは本能そのもの見失ったものがある見えていると思っていたのに少しも見

  • 作品No.1494 夢現の住人

    作品No.1494◆夢現の住人夢持ち 向かい 夢叶えまたも 夢をいだき 向かうそこで 眠りから覚め叶わなかった現に努々 忘るな叶わぬ夢はない叶わぬ現あるのみここは書庫なので、作品の経緯については下記を参照してください。安寧の日記 241116 努々(ゆめゆめ) : 安寧

  • 作品No.1493 峡間の共感

    作品No.1493 ◆峡間の共感沈黙のあと饒舌はあるか?やはり 沈黙が続くだけ饒舌が押し隠す沈黙言葉で遮る真実表現という塗り絵表現で塗り潰せぬ地の色浮き出させ 露呈し伝えきれぬ真実を伝えるひとつでない真実ひとつ過ぎる事実言葉にしなければどちらも ひとつ饒舌のあと

  • (ヨモ大陸物語 プロット③)暗黙・沈思黙考の第三章

    マリーとローランの息子(SON)マリー・ローランサンの敵役だからと「コクトー」と名付けられた第八番目の隠蔽の超天才勘違いからそうなったアポリネールとすべきだったのに自らの超天才を乳児にして隠蔽男だか女だかも隠蔽されたまま月の裏側の秘密基地七福神は自由に研究を

  • (ヨモ大陸物語 プロット②)現在形の第二章

    ◆現在形の第二章7人のネオサバン達はそれぞれの個室のベッドで覚醒する個室のドアは外から施錠されている一応の設備 それそれ身支度する窓はない 水道水は? 空調は?ドア・壁・床・天井の形状は?物音、振動・匂い 推理をはじめる一体 ここは何処なのか?やがてドア

  • (ヨモ大陸物語 プロット①)過去形で語られるプロローグ

    ◆過去形で語られるプロローグそれは当然のことだった太陽が上部から欠け始めその姿が全く見えなくなったこの世の終わりかと次の瞬間 下部から太陽がその姿を現し始め元に戻った「日輪瞬」と呼ばれた太陽のまばたきとしてその約1年後 各地で奇跡が生後数か月で言葉を離し

  • 作品No.1492 ◆零の日々でも

    ◆零の日々でも5の約数は5 素数だからね6の約数は2と3それぞれの約数の合計は同じ5ただの偶然か 少しの疑問714と715714の約数は 2 3 7 17715の約数は 5 11 13約数の合計は どりらも29連続するペアの自然数で約数の合計が同じ714

  • 作品No.1491 単一電子

    ◆単一電子少なくともボクの思考では三次元思考しかできないけれどそれでは説明できないのだろう四次元思考はできないけれど縦・横・高さに時間を加えて時空の概念は構築されるその範疇の土壌に思考の花が咲くそして暫定的結論の結実となる「それ」は時空を超えて存続する全

  • 作品No.1490 異質の七

    ◆異質の七例えば5040という数これが2の倍数であるかは下1桁が偶数であれば2の倍だと自明となる各桁を足して3の倍数ならばそれば3の倍異数である下2桁が4であり切れれば4の倍異数であるとなる百の位 下3桁目何であっても百は4×25なので下4桁目は百が何十個かなの

  • 作品No.1489 コラッツ証明の弁明

    小学生でも計算できるけど数学者でも証明できない予想掛け算と足し算ができれば偶数・奇数がわかっていれば自然数aがありますaが偶数なら2で割りますaが奇数なら3倍して1を足しますこれを借り返すと1になるという最初に1 奇数だから3倍して1を足す4になる 4は偶数

  • 作品No.1488 ブリキの太鼓

    ◆ブリキの太鼓アンナ婆さん 芋焼いてたら放火犯ヨゼフやってきて「かくまってくれ。」アンナ婆さん 四枚スカートめくる追手やってきて「奴はどこだ。」と婆さん あらぬ方指さし 追手は去る焼いたら種芋にはならないけれどヨゼフ アンナに種付けしたよやがてアグネス生

  • 作品No.1487 在来無二

    ◆在来無二素数を順番に掛けてみるんだ K番目までね2×3×5×7×11×・・・・×K これをPとするんだP+1 はK番までの数で割ると1余るねP+1 は割り切れないから 素数になるんだ Kは任意の数だから 素数は無限に続くってさ連続する数をn!+2

  • 作品No.1486 ■142857

    ■142857 1は素数ではない けれど全ての自然数の起数2は最初の素数で 登場した瞬間に他の偶数をエラトステネスの篩にかける 唯一の偶数の素数ゆえにその他の素数は奇数となる 奇数と奇数を加えると 必ず偶数素数同士の足し算でまた素数となるには

  • 作品No.1485 刀語り

    ◆刀語り人生の目抜き通り抜けて 束の間の春三十年余引き摺った乾癬 完治するぞと医療費 自腹を切って? 否 任意継続焼きが回った還暦過ぎで 病と鎬を削る伝家の宝刀 ナノウエーブとステロイド助太刀の保湿剤 患部と火花を散らす病は気から ストレス槍玉に挙げて仕

  • 作品No1484 努々

    ◆努々赤鉛筆一本 家計を支えた日々校閲業務で 家族を養った日々法律の専門家でもないのに各種法規に違反しないようにデジタル化が進み 誤字も高度化巣読みでは変換ミスは発見しずらい一回のミス 百万倍の日刊紙親会社の代行業務 手数料が食い扶持機械の文字認識 羊羹

  • 作品No.1483 支離滅裂

    ここは書庫なので、作品の経緯については下記を参照してください。https://annei.blog.jp/◇支離滅裂もしそう呼べる実体が存在するとしてもそれは不在で かつ いかなる時空にも存在するそうあるなら 希薄過ぎる陽炎だたし 無限大の実体なら どの時空でも無限大いかなる

  • Copilot(AI)にこのサイトを要約させると

    問:http://blog.livedoor.jp/jinojin/の要約をして下さい。答:このページは、自作の詩を公開しているブログです。作者は「空気時計を見詰めながら」というタイトルをつけています。以下は、このページの要約です。作品のテーマ: 作者は、見えないけれど見落としてはならな

  • 作品No.1482 ただ哲するなり

    ◆ただ哲するなり地を這うために翼はいらないただ健気な足あればいいでも 心に翼なければボクはボクでありえない失いかけた それ取り留めた それ「君は天翔けろボクは地を這おう。」とあなたの言葉夜明け間近の仄かな光明夢と現 鏡の境界ここは書庫なので、作品の経緯に

  • 作品No.1481 傾心

    ◆傾心言葉さえもが偶像だ神父よ 司祭よ 聖人よ神の言葉を口にするな言葉ならぬ言葉が饒舌すぎる沈黙がこの身にも普遍する内なる声に心を傾けよ迷える心を声に欹てよここは書庫なので、作品の経緯については下記を参照してください。https://annei.blog.jp/文字数合わせて

  • 作品No.1480 C-lover(reverberant chords)

    虚無を埋める詰め草 かつてはシロツメグサ現実の振動を緩和し 夢想を育む時空となったそれは素数の歯車 掛け合わせる以外に最小公倍数を持たぬ 駆動の一部に過ぎない水平に あるいは 垂直に動力を回転として 伝える右回りは左回りとして左回りは右回りとして直接に噛

  • 作品No.1479 心と体の323歩

    ◆心と体の323歩手札を一枚一枚場に晒しながら割り切れぬ日々 それでも323回転確かに噛み合った歯車19と17 素数の両者 右回りと左回り直接に噛み合った歯車掛け合って 駆け寄って 同じ方向に回りたくってこのおもいチェーン架けてleast common multiple(最小

  • 作品No.1478 3D Copenhagen

    ■3D Copenhagen Wave or particle?Observe in three dimensionsUntil thenConstantly changing while having multiplestates The observed state convergesThe fourth dimension of perceivable spaceand timeThe remaining 6 dimensions are folded

  • 作品No.1477 二重スリット

    ◆二重スリット意識は 人間の意識は三次元認識の結果思考的に四次元解釈をすることは可能だけれど何か物を見て 認識し意識する過程で思考的四次元解釈をする暇はない四次元認識すらできないのだから多次元認識をすることは不可能三次元認識すらも脳が捏造したもの全ての光

  • No.1476 Regularity of appearance of prime numbers

    A prime number that has no divisors other than 1 and itself4 is a prime number of 2 and can be folded in half.8 can be folded into three with the prime number 2.Like the genes for natural numbers, so to speak.Desire is when creating heaven and earthsome d

  • 作品No.1475 変化する時空

    安寧の日記(10/23) 変化する時空 : 安寧の日記 (blog.jp)◆変化する時空 素数の規則性を発見すれば宇宙の神秘も解き明かせると誰かが期待していりけれど宇宙は常に変化している 単純に1秒ごとに1増える世界では1秒後には全ての奇数が偶数になって殆ど素数でなくなるで

  • 作品No.1474 コラッツはオッパイが好き

    ◆コラッツ予測すべての数(自然数)は偶数であれば2で割り奇数であれば三倍して1たすを繰り返せば1になるはずだ小学生にもできる算数なのに数学者は未だ証明できない問題が難しいなら問題を易しくすればいい奇数であれば一倍して1たす偶数になるから2で割るすると奇数

  • 作品No.1473 素数はオッパイが好き

    ◆素数はオッパイが好き指折り数える 手の指は全部で10本10本指を折ってしまったらもう それ以上 数えられない手の指だけでは 数えられない他の人の指をかりる他の人の指が1本折られるまた 自分は指折り数える他の人の指が10本折られるこのことを書いて示すために1

  • 作品No.1472 十六夜

    ■十六夜ガラス玉の気泡 通して見える青春は「永遠の十四日月」甘酸っぱいノンアルの林檎酒にいざよいながら 栓を抜く むしろ 栓を落とす一方通行の砂時計ここは書庫なので、作品の経緯については下記を参照してください。https://annei.blog.jp/安寧の日記(8

  • 作品No.1471 ケサランパサラン

    ■ケサランパサラン 幼い頃 魂は体に縛られず時より 中空を舞っていたボクは空中からボクを眺めボクはボクを眺めるボクを知った ちゃんと紐みたいなもので繋がっていてボクを眺めるボクは逸脱することもなくそう自由には戻せないのだけれど耳抜きで

  • 作品No.1470 日常

    ■日常給油でもと 地元のイオンに向かうあれあれ 大雨の為 休業中開けのはず生鮮食料品エリアのみ 営業中エッソは なぜか 休業中少し足を伸ばして 遠方のイオンへ途中で給油 体には給水万札くずして 心もとなくそれでも イオンへ到着不快指数の名のままに 移動式

  • 作品No.1469 阿保陀羅経縁起

    せめて大和人が皆、唱えるに容易な経をと思い涅槃に至らず造る。(捏造)「いろは」と同じく「あいうえお・・・」五十音を唱えるをもって経となす。五百羅漢万華経・羨望経・双願経・三面経を付属する経典として阿保陀羅経と称する。(書き下し文)教義:「深き現 浅き

  • 作品No.1468 「君は天空に舞え、俺は地を這おう。」

    「君は天空に舞え、俺は地を這おう。」 少しずつ朝陽が昇る 夕陽と比して今まで見えていた仄かなものが砂時計の最後のひと粒のように意識の奥底に沈殿してしまう 希望は暗がりの光明 絶望は白昼の日蝕鎮魂歌に逝けるものでなく生けるものが生けるものに逝けるものへの行

  • 作品No.1467 ■LGBT

    ■LGBT 肉体的性別と自認する性別と恋愛対象と少なくとも2×2×3 12通りの組合せ恋愛パターンは12×12の144通りそれも1対1の場合 トリオ カルテット 次の崩壊 一夫一婦制 重婚の容認ペットとの結婚 十人十色 多種多様使用言語

  • 作品No.1466 変質者の弁明

    ■変質者の弁明 変態は変質が態度として出るから変種者として他人に把握されるのは変態であって 変種者の一部に過ぎない質が変じても 表にでない上級者もいる 生まれて質は変じ続ける 変じなければ成長はないつまりは 全ての人は変質者 太郎も花子も

  • 作品No.1465 こ・そ・あ・ど

    常識の対義語は非常識 常識の上位概念は良識にわかに理解しがたく 階段を上り続ける常識に逆らい打破する それを新たな常識とはしない常識外れのままでいい 立ち位置はここでいい内部でありながら【あれ】から発する【それ】【それ】から生じる【これ】を外部へ

  • 【それ】第三章「名前のないもの」

    【それ】第一章「プロローグ」【それ】第二章「欠ける有」【それ】第四章 留まるもの【それ】エピローグ【それ】第三章「名前のないもの」 言葉が言葉になる前の言葉【それ】は 自分自身をそう感じ続ける 現在も過去も未来もあらゆる空間にあらゆる時間にあらゆる時空に

  • 作品No.1464 諦めるな明らめよ

    ■諦めるな明らめよ在り在りて かくある成り成りて かくなる因果絡みて かくある外的要因を「縁」という生き生きて 行き行きて辿り惑いて 生き抜いて因縁絡みて かくある内的要因を「因」という「結果はあらたな原因となる。」「原因も結果も単数ではない。」「因果の

    地域タグ:福岡県

  • 作品No.1463 柊

    ◆柊根本を見ると 正六角形の植栽6は神の数字 最初の数の合計であり最初の数の積 何れも1・2・3そして最初の完全数(N=約数の和)一体 どこが正面なのか鬼門であれば北東五芒星は悪魔の象徴正六芒星は神の封印「6の次は28。」「神は6日で世界を創造した。」「28

  • 作品No.1462 ‐ary

    ■‐ary 1日が旧1日 前日となり過ちは去って 過去となる前にあるのは 未来なのに時が苦楽と共にすり抜ける 一所が一生に 懸命になる一所が一緒に 過程を築く一過程を経て 家庭を築く空が哀楽と共に寄りかかる 「いろはにほへと ちりぬる

  • 作品No.1461 ◆佇みのビギン

    ◆佇みのビギン幾重にも折り込んだ心の翼その存在すら忘れかけていた太陽の冠を名に持つ災禍が表情の大半を隠し通したから思う間もなく時は去来し仕舞い込まれたまま着陸を必然とする離陸もなく着陸をしない離陸もなく佇み続けることは後退ではなくてむしろ前進への助走より

  • 作品No.1460 カオスに生じたコスモスは詩であるか(ChatGPT)

    ChatGPTに「カオスに生じたコスモスは詩であるか」で詩を書かせてみる。カオス=混沌 コスモス=秩序 と解釈して毎回、違った詩を書いてくれる。どれも私にはしっくりこない。賛美するパターンばかりだから。それでもそれらの詩を組み合わせて一編の詩にしてみました。これ

  • リバイバル 蝋燭と悪魔

    現在の自作詩 作品No.1459まで公開できました。100編ごとに 少しはましな作品にしようと思っています。14歳から書き始めた詩が作品No.699となったとき作品No.700はそれなりの作品にしようと思いました。しかし、それに値する作品は書けず二十数年が過ぎました。作品No

  • 作品No.1459 木漏れ日の教室

    意味不明の詩になってしまいました。あくまでも私的詩ですが公開。◆木漏れ日の教室あれから5分の1世紀の月日があってボクは語り始めるのだけれど「あれから」の「あれ」は共通でなくその説明から始める気もない帯状疱疹の吊り橋 すれ違いそう自分の心地を確信しながらそ

  • 作品No.1458 Re-tire

    ◆Re-tireわびしさに わびしさ 寄せ合う落葉の吹き溜まり終着駅の その先にあるはずもない線路終着駅は始発駅だと吹き去る風 瞼なでるこの駅の その先に風車めぐらす 岸辺のそよぎ「此の岸から 彼方の岸へ」「入口があって出口があるだけ」「容易に渡れぬ川、誰もが

  • 作品No.1457 序章と終章の同時性

    ◆序章と終章の同時性あまりに複雑に絡みすぎてそれでも糸口は糸の数だけ?糸口から辿っていけば糸のほつれ 二股 三股 原因があって 結果が生じる一見 単純な真実一方 多彩な真実真実めいた虚実 「結果がすべて?」「相反する複数の結果」「事実は真実の虚像」 今

  • 作品No.1456 起承転転転結

    ◆起承転転転結始めがあれば 終わりもある永劫に続くものがあったとしても人の営みには終始がある終始の狭間に 終始をと やがて気づく 始まりであると同時に終わりであると同時に何かが終わり 何かが始まる 「単数で始まり 複数の終わり」「複数で始まり 単数の終わ

  • 作品No.1455

    ■同量の空気が移動することなしに 砂時計は時を刻めない空気時計 時空を内包しながら刻まれるのは時間か空間かあるいは 自分自身か否 全て刻まれる砂粒意識の上部空間から矮小な前意識を潜り未意識の下部空間へ落ち行く現の混沌カオスに偶然生じたコスモスは詩である

  • 作品No.1454

    ■刻拍(こくびゃく)「俺は もう 駄目だ。」とボクは つぶやくボクは ぼやくボクは つぼやく俺とボク 一人称ゆらぎ盤上の黒白 眺める駄目は駄目でも一目さ現実は常に先手 後追う白「囲碁もオセロも先手は黒ね。」「でもオセロなら現実をひっくり返せる。」「君のお

  • 作品No.1453

    ■存在と存続の狭間に 「存えて在る」ことと「存え続ける」ことの差異仮に存在し存続しても認識されなければならない 認識されなければ存在しないに等しい存在の耐えられない透明さかつての少年Aは主張した 「何人殺しても死刑は一度だけ?」「よく生きるとは、よく死ぬ

  • 作品No.1452

    ■C-lover(Episode)私鉄沿線 終着駅は始発駅流れ去るばかり 現実と流れ漂うばかり 幻想と駅裏路地の袋小路 その狭間夜の静寂 漕ぎだす櫂魂削っても鳴りやまぬ重奏低音と夜の喧騒 昼間の続き体削っても尽くし切れぬ縁の糸と「不幸を捨てに来る人がいる。」「不幸を拾

  • 作品No.1451

    ■Souvenirs d'ailes少々の雲 快晴じゃない晴天一度見た雲形 二度と見れなくても一日中 空見上げるわけにもそんなボクの心中風景軽やかだけど力強いリズム天空に向かって降る雨それが見えたなら雨音が聞こえたなら「男はみんな堕天使だから。」「失った羽を懐かしむ。」「

  • 作品No.1450

    ■カオスに偶然に生じたコスモス刹那に細分された永遠 坂道の途中大事に抱えていた 毬 手放す転がり始め 何時しか止まる形を結んで その一方 生じる反作用いらないもの捨て 無ダなく行間に沈黙を 無ラなく何気なく 無リなくダラリ と「寄る辺なき言の葉は何故ぞ。

  • 作品No.1449

    ■Heathendom過ちが去ることなき過去過去となり続ける現在未だ来ずと言いつつ未来時間から自立せぬ空間罪なき罰も 罰なき罪も人の法 不完全な直定規宗教も 法もそれを必要としない人の為にある「神は空間に普遍するから希薄となる。」「神は時間に普遍するから不在となる

  • 作品No.1448

    ■Vrai visageネットの海 ペルソナは容易に被れるけれどジョハリの窓 素顔を本当に晒すことはない素顔すら 自分では 晒せない自分の素顔と思っているペルソナしか自己と他者 知っている 知らない二つのファクターが織りなす四つの窓自己と他者 分かっている 分かって

  • 作品No.1447

    ■Clover(interlude)ほの暗く 混濁も分からない解らない ボクの中のボクその存在を訝しむほどほんのりと光を放つC級lover 愛しべたなボクClover 一般的には白詰草船便の荷物を衝撃から守るいつしか 日本にも帰化して「ボクは君の中のボクを愛しただけさ

  • 作品No.1446

    ■此岸からの旅立ち最期の願い 何処へ?思い出の地 憧憬の地最後の願い 何処を通って?そこへと至る情景もまた願い死を受入れる 私を 史を 至を誰もが通る道 道すがらのおもい願いの場所 到着すれば人の暮らし 人の営み「ご飯を食べましょう。」「海風が心地よいわ

  • 作品No.1445

    ■Multiple fugueそれが最大の表現だとは思えない表現しても 表現しても否 表現すればするほど沈黙は生まれ そして沈殿する意識の底 無意識ともなり得る変異する領域 カオスの領域意識と無意識と混在する領域偶然に生じるコスモス(秩序)「ボクの中の君が 君の中のボ

  • 作品No.1444

    ■Riemann hypothesis2進法では下一桁が0であれば その数は2の倍数3進法では下一桁が0であれば その数は3の倍数N進法では下一桁が0であれば その数はNの倍数何進法でも下一桁が0であれば その数は素数ではない十進法で計算する限り 十一次元を考慮しないと全

  • 作品No.1443

    ■ひとり会談Q&Pコーワi+ 2錠アリナミンの方が効くかなキョーレオピン 検討中しつつ気休めの服用 今日の糧体がふたつあれば 脳がふたつあれば毎日交代して 毎日休養してひとつの心に 養えぬ体と脳気休めの思考 今日の果て「生きることに 疲れたの。」「活かすこと

  • 作品No.1442

    ■Nouveau3ビット程の年月 1で満たして 絶壁を上る4ビット程の日々泣くも泣かぬも営み主体は官でなく「民」であると夕暮れ時はカナ悲しと安らぎがツクツク欲しいと泣かぬ女に 泣く男「瞬く間に 時は過ぎ。」「瞬く間に 全ては変わる。」「その変化に瞬く。」石の下に

  • 作品No.1441

    ■素的な君君を探して 漕ぎだすけれど自然数の海 見渡すけれどまず 偶数が姿を消し君は いつも 誰かが 傍に2n+1 の連続にたまたま 出会える君 かと思えば 続けて見かけたり双子素数の気まぐれさ「私は素よ、素の掛け合わせ。」「私自身は 何も変わらない。」「

  • 作品No.1440

    ■Nondeterministic polynomial-time そこに答えがあってもそれが答えだと認めたくないそんなこともあるさ答えがただひとつならばそこに答えがなくっても向こうに答えがあるそんなこともあるさただ 向こうに行きたくないだけ「答えるの、応えるの、どっち?。」「堪えてい

  • 作品No.1439

    ■Sonatineそう問われてもボクには答えがないのですボクが答えたとしてそれはボクの答えそう問うあなたにあなたの答えがありその答えを確認したいのですその答えを認識したいのです「人はなぜ生きるの?」「生きる意味って何?」「生きる目的って?」なぜ生きるがわかるまで

  • 作品No.1438

    ■六十路一年は過ぎ去り一念は続く十年はひとむかし執念のひとふかし少しずつでいい客観後退でも主観でいい一歩ずつでいい沈みいく日輪明日の日の出 信じながら欠けゆく月影そんな日常の境界線上で饒舌な多弁でなく寡黙な沈黙でいいまだ 書き込まれぬ原稿用紙がいい作品No.

  • 作品No.1437 ■朧花

    ■朧花僕のまなざしが君に届くころボクは旅路の果て此岸で向こう岸を眺める月光は花弁をすり抜けながら砂時計のそれを思い浮かべる見えないけれど空気の移ろいを落ちた分だけ上昇するそれを液体オイルの砂時計見えないはずの空気を間もあたりにした気付いてし

  • 作品No.1436 ■超人

    人の道を離脱すればなれますかそもそも 人の道って何?人と人の間で生きる人間集団であることの利得人と人とを束ねるために多くは利害関係で結託する宗教や思想や組織家族 一族 地域住民それぞて違う人と人とをアウフヘーベンしようとするだから高いところで

  • 作品No.1435 ■タケシの助走

    ■タケシの助走42.195㎞の助走後羽ばたき君は滑空を開始するかつての俯瞰が蘇る何かを見下ろすのでなく見上げられる存続存在は問われて初めて存在を開示するそれまで無に等しい見上げられるものは開示された存続君は42.195㎞を回顧するそして 呟くのだより

  • 作品No.1434 ■おもい

    ■おもい本当に形が必要なのか疑ってみること形にした瞬間に限定される崩壊が開始されること意識されるよりも意識の底に残ることまた 何かになれる素材となること意識の底から無意識へ無意識から意識への再浮上忘れ去られてはじめて思い出してもらえるおもいを形にするより

  • 作品No.1433 ■88

    ■88それは沈殿しそれは曝気されそれは凝集しそして蓄積される現実を五蘊 認識となる色はそのものが受け入れずはじき返したものそのもの本質ではない色彩を受容 想起し意識化を行う認識の不認識ひとりよがりの果てそれは現実でなくそれは現在ではなく過ぎ去った虚像未だ

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