『沈黙の教室』、さすがにおもしろかった
大昔に買って全然読んでいなかった『沈黙の教室』(折原一著)。 ついに読んだ。 この『沈黙の教室』は、1995年の第48回日本推理作家協会賞の長篇部門の受賞作。 この『沈黙の教室』はハードカバー版で購入したが、その当時はミステリーのハードカバーをよく購入していた。 背表紙より。 連合赤軍事件の記憶も新しい1973年、青葉ヶ丘中学の3年A組では悪質ないじめが横行していた。不気味な<恐怖新聞>が発行され、粛清の対象とされた犠牲者は残酷な結末へと突き落とされた。悪魔の化身のようなクラスを担任教師が呼んで<沈黙の教室>......。その20年後、クラス会の告知が新聞に載った途端、新たな<恐怖と粛清>が鎌…
2024/10/26 16:32