修復師サクぼん

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去年は寅年で夫の年でもあった。その夫が昔地区の消防団に入っていた時年季を終えて退団記念として虎の置物をもらった。寅年とあって去年は床の間に飾っておいた。その前には、私が結婚するまで勤めていた金物屋さんからメーカーさんが送ってくれる置物で十二支分揃っていたので、その虎と一緒に飾っておいた。しかし、誰のしわざか?きっと一番小さい誰かさんであろうと思うのだけど私が金物屋さんからいただいた虎の置物が最初の犠牲置物であった。胴体から真っ二つに割れて…。まあ、形あるものはいつかって話もあるくらいだし仕方がないかと思っていたが次の犠牲置物は大きいほうの虎!それもやはり真っ二つに!!夫の大事な思い出の置物だったのに。ちょうど胴体の接着部分だったのだろう。両方共同じ個所で割れている。いろいろ接着剤を使って割れた胴体をくっ付...修復師サクぼん

2024/01/10 22:57