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昔、豊洲一丁目1番地1号に本社のある会社に勤めたことがあります。1−1−1がつく住所ってなんか特別な感じがしませんか?何かの始まり、まず初めにやらなければならない重要なこと、こんな印象を与えます。もっともこの会社がそういった印象を与えるのに相応しかったかどうかはよくわかりませんが。 閑話休題。 太極拳の一丁目1番地1号ってなんでしょう?太極拳を全くやったことのない人だと、ゆっくりと動くこと、なんて答えが返ってくるのかもしれません。太極拳にも大切だと言われるものは数多あって、どれが一番だ、という正解はないと思います。太極拳をやっている目的によっても、学んだ深さによっても変わりうることです。 私が考える一丁目1番地1号は、スクワットです。呉式太極拳教室「太極の小径」でも、これを「いろはのい」と考えて指導していきます。様々な、姿勢に関する要請、精神的な要請を自分のものにしていくための最初のスタート地点、そして何か問題があったら戻ってくる場所、として位置付けています。 スクワットを行う前には、きちんと立たなければならないので、きちんと立つことが、動作としてはスクワットに先行します。ただ、初学者