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先日、クローズした機屋(はたや)の残布を買ったことは公開済です。高澤織物で、昔は上田紬(うえだつむぎ)を織っていたそうです。ツイード残布を別布リブと組み合わせて、ハンドカバーを作ってみました。
92歳のお婆さんの話 「紬は格が低い」などと庶民が言えるようなものではない。
今回は、92歳のご近所のお婆さんのお話シリーズで、戦前の大島紬・結城紬のイメージについてです。私:「大島紬や結城紬については、昭和後期の呉服の世界では、空前の紬ブームと言われて高級紬が飛ぶように売れていた一方で、『紬はいくら高価でも格の低いものだ』『大島紬はあくまでカジュアル着だから、下駄を合わせてもいいくらいだ』『紬は元々は農家がクズ繭で作って着ていた庶民的で野卑なものだ」「紬は庶民的なカジュアル...