「この初夏の雨の朝」
「この初夏の雨の朝」解き放たれた目覚め窓の外には初夏のやわらかい雨窓を開ける孤独に倦んだ憂鬱も今朝のこの窓には見つからない四日前か明け方の東天を昇りゆくアマテラスの黄金光が今朝の私の血流に滲む飢えているのではなく飢えていたのだだがまた あした私は飢えるのか相手に無い渇愛にこの初夏の明け方引地川の水面は虹色に光るとどまる事なき時の無常をこの川の神は無言の内側で歌うのだ螺旋状に開き螺旋状に閉じてゆく時...
2025/05/25 02:35
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