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2024/04/09

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  • 125冊目『ゾンビサバイバルガイド』マックス・ブルックス(絶版?)

    ゾンビサバイバルガイド (ホビー書籍部) 作者:マックス・ブルックス,卯月 音由紀,森瀬 繚 KADOKAWA Amazon 個人的評価★★★☆☆ 高慢と偏見とゾンビ以来、ゾンビものが軽くマイブームなので購入 『人類最大の脅威 ゾンビ襲撃から一般市民が生き延びるために。全人類必携』 という謎の本w この本によると、ゾンビはソラニュウムというウイルスへの感染が原因となっている。 ソラニュウムに感染すると、一度死に至り、ウイルスによって細胞が作り替えられ、ゾンビとして復活する感じ 以下、ゾンビの医学的解剖分析などによって判明した特性と、対抗策、攻撃方法(的確なヘッドショットが最有効)、防御方法、地…

  • 124冊目『飛ぶ教室』エーリヒ・ケストナー

    飛ぶ教室 (新潮文庫) 作者:エーリヒ ケストナー 新潮社 Amazon 個人的評価★★★★☆ ただ自分を騙さず、人に騙されずにいてほしい。不運はしっかり見据えることを学んでほしい。うまくいかないことがあっても、たじろがず、運が悪くても、しょげないことだ。元気を出せ!打たれ強くあることを覚えてほしい。 P24第二の前書きより ドイツの詩人・作家の児童文学の名作 新潮文庫2024のプレミアムカバーと池内紀訳に惹かれて購入 ドイツのギムナジウム(小学校4年修了で入学する9年制の高等学校)の寄宿舎に入っている5年生の悪ガキたちのお話 一応、クリスマス物語という形式なので、様々な事件を通しての生徒たち…

  • 123冊目『はじめての動物倫理学』田上孝一

    はじめての動物倫理学 (集英社新書) 作者:田上 孝一 集英社 Amazon 個人的評価★★★★☆ 倫理学が提起する規範はどんなに高邁な立派なものでも、万人があまねく実行できなければ現実的な意味を持たない。一部のエリートだけが実践するだけでは不十分なのだ。中略 しかし規範を提起するにあたっては、自分を基準にしないというのが大事な条件になる。このことは、理想社会の探求において、顕著に現れる。 P130より引用 動物倫理学の入門本のような感じの新書 動物倫理学は大雑把に言えば、動物にも権利を認めていきましょうよというような倫理学。ヴィーガンとかが分かりやすいイメージ? というわけで、肉食なんてトン…

  • 122冊目『悪の令嬢と十二の瞳(ライトノベル)』駄犬

    悪の令嬢と十二の瞳 ~最強従者たちと伝説の悪女、人生二度目の華麗なる無双録~ (オーバーラップノベルス) 作者:駄犬 オーバーラップ Amazon 個人的評価★★★★★ 『誰が勇者を殺したのか、『死霊魔術の容疑者』の作者の悪役令嬢もの ursusvirtus.hatenablog.com Web小説版で読んでいて、書籍化を待ち望んでいたのでとてもうれしい ライトノベルというか、Web小説で、『悪役令嬢の人生やりなおし』というジャンルがある。 主人公(聖女のことが多い)が貴族の通う学園に入学し、王太子とかと心を通い合わせる過程で、それに嫉妬したりして主人公を虐め、最終的に婚約破棄→死罪や追放刑に…

  • 121冊目『日本の政策はなぜ機能しないのか?EBPMの導入と課題』杉谷和哉

    日本の政策はなぜ機能しないのか? EBPMの導入と課題 (光文社新書 1320) 作者:杉谷和哉 光文社 Amazon 個人的評価★★★★★ EBPM(エビデンスに基づく政策立案)に関する新書 海外(というか主にイギリス)で発展してきたEBPMについての概観や、アメリカの公共政策、日本の公共政策(というか政策評価)の歴史を含めて全体像を分かりやすく説明してくれている。 日本の政策については、民間企業の視点を公的機関にも入れるという視点からの改革(+効率化)的な政策が多いが、それをプログラム評価と、業績管理/業績測定の大きく分けて二つの傾向に分類し、後者が基本となっていることが説明されている。 …

  • 120冊目『猫を処方いたします。(3)』石田祥

    猫を処方いたします。3 (PHP文芸文庫) 作者:石田 祥 PHP研究所 Amazon 個人的評価★★★★☆ 『猫を処方いたします。』シリーズの第3巻 前巻までの流れから、今巻がシリーズ最終巻になりそうな雰囲気があったけれど、どうやらまだ続きそう✨ 全4話構成で、1~3話は本編の大きな流れとはあまり関係なく、猫を処方する病院に迷い込んだ(みちびかれた?)人たちが猫との交流を通じて問題が解決だったり、その人や状況が変化していくきっかけになる話 第4話は、本筋に関する話 このあたりは1巻目・2巻目と同じ流れなので、続けようと思えばかなり長く続けられそうな構成ではある(著者は大変だろうけれど) 本筋…

  • 119冊目『生活魔術師達、王国会議に挑む(ライトノベル)』丘野境界

    生活魔術師達、王国会議に挑む 作者:丘野境界,川上ちまき 宝島社 Amazon 個人的評価★★★☆☆ Web小説で同じシリーズの短編読んでそこそこ面白かった記憶があったので、本屋さんの新刊コーナーで見かけた際に購入 結果的にはあまり面白くなかった・・・ 話が王国会議をテーマにした短編の寄せ集めみたいになってるのはまあ構わないんだけど、全体的な物語の目的のようなものが見えにくくて、行き当たりばったりを主人公たちのハイスペック能力スゲーで解決していっているような感じ これは賛否あるとは思うんだけど、Web小説系ってどうしても、主人公側は高い能力でその他の洞察力や人間性能というかそういった能力がドン…

  • 118冊目『ローマ人の物語20 悪名高き皇帝たち(4)』塩野七生

    ローマ人の物語 (20) 悪名高き皇帝たち(4) (新潮文庫) 作者:塩野 七生 新潮社 Amazon 個人的評価★★★★☆ ローマ人の物語、悪名高き皇帝たちの最終巻は皇帝ネロの治世 なんというか、塩野七生の描く皇帝ネロは、能力無くはないんだけど『皇帝』という立場を悪い意味で体現していて、例えばティベリウスまでいかなくてもクラウディウスにもあったような責任感というかそういったものが無い人物という印象を受けたなあ 公人であるよりも私人の側面が比較的前に出ているというか・・・ その結果が側近の離反による自殺だったのだろうか 塩野七生による皇帝ネロの評価はこんな感じ(カバーの銀貨についてから引用) …

  • 117冊目『哲学史入門Ⅲ 現象学・分析哲学から現代思想まで』斎藤哲也編

    哲学史入門Ⅲ 現象学・分析哲学から現代思想まで (NHK出版新書) 作者:谷 徹,飯田 隆,清家 竜介,宮﨑 裕助 NHK出版 Amazon 個人的評価★★★★☆ 哲学史入門シリーズの最終巻! 今巻は、 第1章『現象学』谷徹 第2章『分析哲学』飯田隆 第3章『近代批判と社会哲学』清家竜介 第4章『フランス現代思想』宮﨑裕助 終章『修行の場としての哲学史』國分功一朗 という感じで、それぞれの分野の日本の第一人者(らしい)人たちへのインタビュー形式での講義といった感じ 個人的には第2章の飯田隆先生のお話が一番面白かった印象 本全体としては、1巻目・2巻目と同じく個別の哲学者の考えを深堀というよりは…

  • 116冊目『高慢と偏見とゾンビ』セス・グレアム=スミス

    *1" title="高慢と偏見とゾンビ *2" /> 高慢と偏見とゾンビ *3 作者:ジェイン・オースティン,セス・グレアム=スミス 二見書房 Amazon 個人的評価★★★☆☆ ジェイン・オースティンの名作『高慢と偏見』にゾンビを加えた迷作 『高慢と偏見』の文章を8割くらいそのまま使っているらしく、物語は基本的には高慢と偏見の話に沿って流れていくけれど、所々にゾンビが入ってくるという謎の作品(笑 裏表紙あらすじ 18世紀末イギリス。謎の疫病が蔓延し、死者は生ける屍となって人々を襲っていた。田舎町ロングボーンに暮らすベネット家の五人姉妹は少林拳の手ほどきを受け、りっぱな戦士となるべく日々修行…

  • 115冊目『贋作 吾輩は猫である』内田百閒

    贋作吾輩は猫である―内田百けん集成〈8〉 ちくま文庫 (ちくま文庫 う 12-9) 作者:内田 百けん 筑摩書房 Amazon 個人的評価★★☆☆☆ 夏目漱石の門下である内田百閒が書いた『吾輩は猫である』の続編みたいな感じの小説 原作最後で、猫は酔っぱらって水甕に落っこちて溺れ死んだような描写で終わるけれど、実は酔っぱらって寝てただけで、その後目を覚ましてそれまでの家を抜け出して別の家に潜り込む そのあとは、原作と同じく、家に訪ねてくる人を猫の視点を通じて社会風刺や皮肉を含めておもしろおかしく描写していくといった形式で書かれていく 夏目漱石の弟子で、原作へのリスペクトもあるためか登場人物の名前…

  • 114冊目『哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで』斎藤哲也編

    哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで (NHK出版新書) 作者:上野 修,戸田 剛文,御子柴 善之,大河内 泰樹 NHK出版 Amazon 個人的評価★★★★☆ インタビュー形式の哲学史入門書の第2巻! 今巻は、イギリス経験論から大陸合理論、からカントを経てドイツ観念論までを俯瞰する感じの本 1巻と同じように、イントロダクションで各哲学史の概説と、そのあと専門家によるインタビュー形式の説明が入っている&それまでの定型的な図式に対して違った最新の見解を載せることを意識してくれている本 今巻でいうと、イギリス経験論・大陸合理論とカントによる総合という考え方が恣意的というか区分けとしては分…

  • 113冊目『続 シャーロック・ホームズ対伊藤博文』松岡圭祐

    続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (角川文庫) 作者:松岡 圭祐 KADOKAWA Amazon 個人的評価★★★★☆ シャーロック・ホームズは探偵業を引退し、ロンドンを離れて一人で養蜂を行っていた。久々に会ったワトソン博士と話していると、伊藤博文が満州で独立運動家の何者かに暗殺されたという報せが届く。 ロンドンに戻って伊藤博文惜別の会の招待状を受け取ったホームズのもとに怪しい女が現れ、『伊藤博文を殺した真犯人の存在』をほのめかす文章が彫られた木製の仏像を渡して姿を消した (裏表紙より引用) という感じで始まる『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』の続編 ursusvirtus.hatenab…

  • 112冊目『哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで』斎藤哲也編

    哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで (NHK出版新書) 作者:千葉 雅也,納富 信留,山内 志朗,伊藤 博明,斎藤 哲也 NHK出版 Amazon 個人的評価★★★☆☆ 概要 『哲学史』入門の新書シリーズの1巻目 斎藤哲也さんという東大の哲学科出てるジャーナリストの人が、それぞれの区分について専門家に話を聞くという形式の本 今巻は、序章の『哲学史の学び方』について千葉雅也先生 古代ギリシア・ローマで納富信留先生 中世哲学で山内志郎先生 ルネサンス哲学で伊藤博明先生 といった感じでそれぞれの先生へのインタビュー形式でその時代区分の哲学について語ってもらっているという本 編者が前書きにも…

  • 111冊目『一度読んだら絶対に忘れない哲学の教科書』ネオ高等遊民

    一度読んだら絶対に忘れない哲学の教科書 作者:ネオ高等遊民 SBクリエイティブ Amazon 個人的評価★★★★☆ 一度読んだら忘れないシリーズの哲学版 世界史があったのは覚えてたけど、色々出してるもんだなあ そういえば哲学の概説の本とか久しく読んでないなあと思い購入✨ 哲学関係でいうと最近、新書の哲学史入門が話題な感もあるので、こちらも併せて読みたいなあとか思いつつ読み始めることに(新書は未購入) 哲学史入門I: 古代ギリシアからルネサンスまで (1) (NHK出版新書 718) 作者:千葉 雅也,納富 信留,山内 志朗,伊藤 博明 NHK出版 Amazon 冒頭で著者も書いているけれど、古…

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