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怖い話と怪談の処 https://kaibana.hateblo.jp/

怖い話、不思議な話が大好きな人は是非御覧ください。 怖い話はあり(出来)次第アップしていきます。

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2024/01/28

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  • 廃屋の視線

    知人のTさんが経験した話。 ある日、Tさんは趣味の登山の途中で、山奥で偶然見つけた廃屋について話してくれた。 古びた木造の家で、瓦は落ち、壁は所々崩れ、長い間放置されていた様子だった。 見た瞬間何か奇妙なものを感じたが、特に気にせずその日はそのまま帰った。 数日後、Tさんはその廃屋について友人たちに話した。 すると「面白そうだから見に行こう」という流れになり、深夜に数人で再び廃屋を訪れることになった。

  • 解体現場に現れた着物の女性

    Tさんは解体現場の現場監督として多忙な日々を送っていた。 ある古い建物の解体作業中、不可解な出来事が起きた。 夜間作業中、ふと背後に人の気配を感じたTさんが振り向くと、そこには青白い肌の女性が立っていた。 彼女は古びた赤い着物を着てじっとこちらを見つめていた。 目には深い悲しみが宿っているようだった。 驚いたTさんが声をかけようとした瞬間、女性の姿はふっと消えてしまった。 それからというもの、作業中に彼女の姿が幾度となく現れるようになった。

  • 水面からスッと手が現れた

    Mさんが体験した話。 ある日、彼は友人とともに山中の渓流へ釣りに出かけた。 人気のないその川は、地元では魚影が濃いことで知られていた。 朝早くから竿を垂らし、静かな時間を楽しんでいた。 昼を過ぎた頃、Mさんがふと川面を見つめていると、水中で何かが揺らめくのに気がついた。 魚が跳ねたのかと思った瞬間、水面からスッと手が現れた。

  • 薄暗い木立の間に何かがいる

    知り合いのTさんが体験した話。 Tさんは休日に山奥の渓流へ一人で釣りに出かけた。 人里離れた場所で、川のせせらぎと鳥の声が心地よい場所だった。 日が傾き始めた頃、思いのほか釣果が良かったので、もう少しだけと竿を垂らしていた。 ふと背後から視線を感じて振り返ると、薄暗い木立の間に何かがいるのが見えた。 目を凝らすと、それは大きな影のようなものだった。

  • 棚の間から見つめる人影

    Hさんがその工場の夜勤に入ったのは、その日が初めてだった。 大学を卒業して数年、工場の現場作業員として働いている彼にとって、夜勤は初めての経験ではなかったが、初めての場所ということで少し緊張していた。 その夜、作業室で数人の同僚と一緒に作業を進めていたが、途中で機械の調整に必要な工具を倉庫まで取りに行くことになった。 工場内は広く、照明の少ない廊下は静まり返っている。 Hさんは小走りで進み、目的の倉庫の扉が見えてきたところで物音が聞こえた。

  • 暗闇の山道の先

    大学時代、登山サークルに所属していたMさんから聞いた話。 新入生歓迎合宿の一環で、彼らは山間のコテージに泊まることになった。 そこは森に囲まれ静かな場所だった。 一行は昼過ぎに到着し、荷物を運び込んだ後、これからのスケジュールを確認したり夕飯の準備をしたりして過ごした。 辺りがすっかり暗くなった頃、Tさんが玄関先で立ち尽くしているのに気づいたMさん。

  • 渓谷の岩壁に浮かび上がる人

    山好きのNさんから聞いた話。 梅雨のある日、彼は地元で有名な渓谷近くのキャンプ場にテントを張った。 天気予報では小雨程度と聞いていたが、その日は一日中土砂降りだった。 夕方、暇を持て余したNさんは、雨音を聞きながらテントの中で地図を眺めていた。 ふと外に出ると、霧が立ち込める中、渓谷を挟んだ向かいの山肌が目に入った。 雨で濡れた岩壁がぼんやり光るように見えていたが、何かが岩の間から浮き上がっているように見える。

  • 雨上がりの古い道

    ネットで知り合ったHさんから聞いた話。 彼が趣味で廃道巡りをしていた時のこと。 場所は某県の山奥。 地元では「崩れ道」と呼ばれ、長年使われていない古い山道だったらしい。 雨上がりの午前中、Hさんはその道を歩き始めた。 苔むした石畳や、ところどころ崩れた土砂が無人の時間の長さを物語っていた。 それでも古地図を頼りに奥へ進むと、かつて村があったと思われる小さな開けた場所にたどり着いた。

  • 山奥の峠にある休憩所

    これは友人のKさんから聞いた話だ。 Kさんが車で一人旅を楽しんでいた年末のある日のこと。 深夜1時頃、山奥の峠道を走っていた時、ふと人気のない休憩所が目に留まった。 少し休憩しようと思い、車を停めて外に出たのだという。 休憩所はひっそりとしていて、月明かりが木々の影を地面に映し出していた。 しばらく車のそばで冷たい空気を感じていると、遠くの方で「カツ、カツ」と硬い靴音のような音が聞こえてきた。

  • 年越しそばの配達

    おそば屋さんで働いているTさんが、何年か前に経験した年末の奇妙な出来事。 それは12月31日の夕方、普段は配達を頼まない家から「夜遅くに年越しそばを届けてほしい」という連絡が入ったところから始まった。 その家は街外れにあり、古い日本家屋だった。 夜になり、Tさんは注文されたそばを持って家を訪れた。 庭先から見える座敷には灯りがともり、中に一人の人影があった。

  • 霧の日の乗客

    Yさんが新人の頃、ロープウェイの係員として働いていた時のこと。 その日は昼過ぎから濃い霧が立ち込め、視界がほとんど効かない状態だった。 霧の日は乗客が少なくなることが多く、Yさんも特に大きなトラブルなく終われるだろうと考えていた。 午後5時を過ぎたころ、山頂からの最終便が運行される時間になった。 霧はますます濃くなり、ロープウェイのゴンドラが到着するのを待つ間、ぼんやりと白い世界を眺めていたYさんだったが、遠くからかすかにワイヤーが軋む音が聞こえ、やがてゴンドラが到着した。

  • 冬の山小屋で消えた人

    大学生のAさんたち5人は、年末休暇を利用して山奥の小屋に泊まることにした。 地元の人が「使っていないから自由に使っていい」と教えてくれた場所で、古びた薪ストーブが中心にあり、壁際には簡素な布団が並べてあるので使ってくれとの事だった。 Aさんたちは到着するなり急いで中に入り、ストーブに火を入れて小屋の中を暖めた。 夕飯を終えて寝る準備を整えた後、それぞれ好きな場所で寝る事になったのだが、Aさんは壁際の布団で寝ることになった。

  • 引きずり込もうとする池

    ある池は地元で「夜になると人を引きずり込む」という噂が絶えない場所だった。 昔その池で恋人を待ち続けた女性が命を落とし、その未練が池に染みついているという話だ。 噂によれば夜に池のほとりに立つと水面に女性の姿が映り込むことがあり、彼女はそのまま人を水中に引きずり込むという。

  • ふわふわと漂う光の玉

    子ども会のキャンプでの夜、Rさんは友達と一緒に肝試しイベントに参加していた。 ルールは二人一組になり、キャンプ場の施設の周囲をぐるりと一周するというもの。 途中には保護者が何人か隠れていて驚かせる役をしているが、暗闇の中を歩くだけで十分に怖い。 Rさんたちの順番が回ってきた。 懐中電灯を片手に、二人は施設を囲む小道に足を踏み入れる。 街灯はほとんどなく、足元をかろうじて照らす懐中電灯の心細さに、二人は「怖いね」と小声で話していた。

  • 深夜、雨の中を歩き回る音

    単独登山を趣味にしているYさんは、その日も山深くまで入り込んでいた。 天気予報では夕方から雨という話だったが、いつものように山道を進んでいると、予報よりも早くポツリポツリと雨が降り始めた。 雨足は次第に強くなり、Yさんは近くにあった枝の長い大木の下で雨宿りをすることにした。 大木の下に簡易テントを張り、簡単な食事を済ませるとすぐに寝る事にした。 どのくらい経ったのか分からない頃、Yさんのテントのすぐ前を誰かが歩いているような足音が聞こえた。

  • 叫ぶ果実

    知り合いのHさんが、ひとりで山道を歩いていたときのこと。 初夏の頃で木々の緑が生い茂り、風も涼しく歩きやすい日だったという。 彼は普段通らないような細い道を選んで進んでいたが、ふと目を引くものがあった。 木自体はよく見る木なのだが、まるで果実のようなものがぶら下がっていたのだ。 しかしその実には明らかに異常な特徴があった。 普通の木の実は丸くて滑らかだが、その実はまるで人間の顔のような凹凸があり、目や口の部分にしわのようなものが見える。

  • 手招きする白い手

    夏の終わり、Sさんたちは登山がてら人里離れた山中で野営をすることにした。 メンバーは4人、夜になれば山は静まり返り、虫の音だけが響いている。 テントの中で軽い雑談を続けていたが、やがて疲れもあり全員が寝袋に入って眠りについた。 しかし深夜になって異変が起きた。 Sさんがふと目を覚ますと、隣で寝ていたKさんが寝袋をずるりと這い出し、何かをつぶやいているのが目に入った。

  • 映画館の隅の席の客

    地方の小さな映画館でアルバイトをしていたMさん。 そこは昔から地元の人たちに親しまれている劇場だが、古さもあり、夜になると少し薄気味悪さがあった。 Mさんはある日の閉館作業中、上映が終わって静まり返った劇場内を一人で見回っていた。 忘れ物がないか座席を回って確認していると、劇場の一番隅の席に人が座っているような影を見つけた。

  • 体育館の天井にいた何か

    田舎の中学校に通うSくんたちは、地元ではちょっとした悪ガキグループ。 夜の学校に忍び込んで遊ぶのが密かな楽しみだった。 その日、Sくんたちは鍵が閉まり忘れていた体育館に集まり、バスケットボールで遊んでいた。 誰もいない夜の体育館は広々としていて、彼らの笑い声とボールが床を弾く音だけが響いている。 ひとしきり遊んだ後、Sくんが 「そろそろ片付けて帰るか」 と言い出すと、Yくんが突然顔を強張らせて天井を指差した。

  • 声が聞こえる深夜の放送室

    Kさんたちがその噂を耳にしたのは、学校の怖い話が話題に上ったある日のことだった。 「誰もいない深夜の放送室で、囁き声が響いてくるらしい」 そんな噂に興味を持ったKさんと仲間たち3人は、ある夜忍び込むことを決意した。 「けどさ、学校なんて夜は鍵が掛かってるだろ?」 友人のYさんが計画にやや消極的な様子で言う。 「まあもし閉まってたら帰ればいい。運が良ければ入れるだろ」 Kさんがそう言うと渋々うなずいた。

  • 友人の家の座敷わらし

    Eさんは友人の家に泊まりに行くことになった。 そこは古びた一戸建てで、地元では「座敷わらしが出る」と噂されている家だった。 友人も何度か足音を聞いたり、小さな影を見たりしたことがあるらしい。 もし本当に座敷わらしがいるのなら幸運を呼ぶと聞いていたEさんは、期待に胸を膨らませていた。 その晩、Eさんは友人と遅くまで語り合った後、二階の客間に布団を敷いて寝ることにした。

  • 天井から垂れる白い顔

    Rさんは週末、友人と訪れた山小屋に泊まっていた。 木造の簡素な造りだが山の静けさと星空が心地よく、夜は早めに床に就いた。 深夜ふと目が覚めると何かの気配を感じた。 部屋は暗く、窓から月明かりがぼんやり差し込んでいる。 ぼんやりと天井を見上げた瞬間、Rさんは息を飲んだ。

  • 3階で止まったエレベーター

    大学のレポートを終えたのが夜中の1時過ぎ。 Sさんは住んでいるマンションの近くにある、24時間営業のコンビニに行こうと部屋を出た。 古びた6階建てのマンションは築30年以上で住人も少ない。 3階と4階は特に空室が多く、ほとんど使われていないと聞いていた。 エレベーターに乗り込むと、Sさんは1階のボタンを押してドアが閉まるのを待った。

  • 深夜、階段を上がってくる音

    大学を機に一人暮らしを始めたSさんは、駅から少し離れたアパートに引っ越した。 築年数は古いものの家賃は安く、周囲は静かで最初の印象は悪くなかった。 しかし、引っ越して数日が過ぎた頃から夜になると妙な現象に気付き始めた。 深夜12時を過ぎた頃。 明日への準備を済ませて眠ろうとしていると、外から聞こえる足音…階段を上る音だ。 アパートは2階建てでSさんの部屋は2階にある。 最初は「隣人が帰ってきたんだろう」と気にも留めていなかった。

  • 映り込む青白い手

    大学生のSさんは、アパートの自室で深夜まで動画を見ていた。 小さなワンルームで家具は少なく、背後には狭いクローゼットがあるだけだ。 時刻が午前2時を回った。 部屋は照明を消していたのでスマホの明かりだけ。 ベッドに横になりながら、何気なくホラー系の動画を見ていたSさん。

  • 木の上にいる白い人のようなもの

    秋も深まり、夜になると肌寒さを感じるようになった頃、Fさんは友人のKさんと二人で山奥のキャンプ場へ来ていた。 平日のためか他のキャンパーの姿は全く見当たらない。 静かな森の中、Fさんたちは焚き火を囲み、暖を取りながら語り合っていた。 Kさんは昔から霊感が強く、時々不思議な体験をすることがある。 今日も来る途中の道で「何か嫌な気配がする」と呟いていたのを、Fさんは少し気にしながらもいつものことだと軽く流していた。

  • 突然消える焚き火

    大学生のSさんたち友人グループ5人は、夏休みを利用して山奥のキャンプ場を訪れていた。 普段の喧騒から離れ、自然の中で思い切りリフレッシュするつもりだった。 そのキャンプ場はあまり整備されておらず、周囲には人影もなく静かだったが、むしろその孤独感が冒険心をくすぐった。 昼間は川で遊び、夕方には食材を調達してバーベキューを楽しんだ。 夜が更ける頃には満腹になった彼らは焚き火を囲みながら談笑をしていた。 火の赤い光とパチパチと薪が燃える音が心地よい。 話題は怖い話へと移り、誰かが地元の古い噂話を披露し始めた。

  • 木立から聞こえる微かな囁き声

    夕暮れ時、Kさんは山奥の静寂に包まれた場所に一人テントを設営していた。 辺りは深い森に囲まれ、日が落ちると共に鳥の鳴き声も聞こえなくなってくる。 テントの設営を終え焚き火を起こそうとしたその時、近くの木立から微かな囁き声が聞こえてきた。 最初は風の音かと思った。 しかし、耳を澄ますとそれは明らかに人の声だった。 だが何を話しているのかは全く聞き取れない。 男の声にも女の声にも聞こえ、まるで複数の人間が同時に話しているかのようだ。

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