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  • 従うべきは… 巽爲風【易暮し】

    今日の卦辞:巽爲風 巽/巽 巽爲風 巽。小亨。利有攸往。利見大人。 巽は、小しく亨る。往くところあるに利あり。大人を見るに利あり。 上卦、下卦、いずれも巽(風)。 風を重ねた形です。 風はどこまでも吹き渡り、そしてどんな狭いところにも吹き込みます。 柔らかく、しなやかに、広く広く行き渡る様子です。 自分がやろうとしていることが、多くの場所、たくさんの人々に伝わる時。 影響力がある状況でもありますね。 あるいは、柔軟に振る舞って、正しい意見に素直に従うべき時でもあります。 どのような意見を伝えるのか。 どのような意見に従うのか。 それをしっかりと見極めて、行動することが求められるでしょう。 風に…

  • 喜ぶとは、現状を受け入れること 兌爲沢【易暮し】

    今日の卦辞:兌爲沢 兌/兌 兌爲沢 兌。亨。利貞。 兌は亨る。貞しきに利あり。 上卦、下卦、いずれも兌(沢)。 兌とは「喜び」です。 剛爻二本の上に柔爻が乗っています。 内側に強いものを保ち、外側には柔らかな態度を示す。 喜びが外に表れていると、周囲にいる人たちは喜びますね。 沢が二つ重なると、互いに潤し合います。 暮らしであれば、心が通い合う形。 学友であれば、互いに向上するため助け合う姿。 社会と個人の間でも、自分だけが得るようなことはしない振る舞いを象徴します。 喜び、潤し合う、そんな意味の卦です。 易経と新井白蛾の「易学小筌」にある兌爲沢の卦辞は以下の記事もご参照ください。 ekili…

  • 大きな問題を噛み砕いて、いくつかの小さな問題に変えるのも一手 火雷噬嗑【易暮し】

    震(雷)卦が二つ重なっています。遠くで大きな雷鳴が轟きます。それに人々が驚く様子。そして、天の怒りを恐れ、身の回りを整えたりします。その驚きが落ち着けば、むしろ大丈夫だったことに安心して、笑みがこぼれます。 このように遠くで大きな雷鳴が轟いた時は、自分の身を引き締めるよい機会。まさに今がそのような時ではないでしょうか。

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