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  • せどり男爵数奇譚 ~梶山 孝之~ 一冊の本のために人を殺す者もいる

    せどり”(背取、競取)とは、古書業界の用語で、掘り出し物を探しては、安く買ったその本を他の古書店に高く転売することを業とする人を言う。せどり男爵こと笠井菊哉氏が出会う事件の数々。古書の世界に魅入られた人間たちを描く傑作ミステリー。 この本のことを知ったのは、ビブリア古書堂の事件手帳のドラマを通じてでした。ドラマのあるシーンで、笠井菊哉と言う役名の人物が登場してきます。その人に向かって、せどり屋の志田さんが「おまえ男爵か!」と嬉しそうに話す場面があります。 実際にはその笠井菊哉はとんでもない人物だったのですが… それがきっかけでどんな話なのかが気になり、紐解いて入手し拝読しました。 【せどり】「…

  • おおきなおおきなおいも ~赤羽 末吉~

    お題「大好きな絵本は何ですか?」 この絵本がすごく印象に残っています! 自分が確か幼稚園の頃に初めて出会った本で、 幼稚園では大人気で、いつも他の子が手にしていて 読むことができた瞬間は嬉しかったものです。 それももう50年も前の話・・・ 特に「おいもほり」イベントの前や後には人気だったかな・・・ あおぞらようちえんの子供たちはおいもほり遠足が楽しみ ただ、天気が悪く延期になってしまいます まちどおしい子供たちは、巨大なおいもの絵を描き始めます そのおいもが何ページにもわたる巨大なもの!! そしてそのおいもの掘かた・・ そのおいもの運びかた・・ そのおいもの飾り方・・ そのおいもの食べ方・・ …

  • 本性 ~伊岡 瞬~ サトウミサキという人物・・・

    この女から、逃げられない。衝撃が二度襲う破滅のサスペンス! 40歳独身の尚之は、お見合いパーティで《サトウミサキ》と出会う。 彼女の虜となり逢瀬を重ねる尚之だが、結婚の話が進むにつれて ミサキは不審な行動を見せ始める。 一方、若手刑事の宮下は、一匹狼のベテラン・安井の相棒として、 焼死事件を追っていた。 単純な火災事故のはずが、安井だけは裏に潜む事件を確信しており――。 関わる者を必ず破滅させる女、その正体とは? 全ての謎が繋がるとき、 あなたを再び衝撃が襲う! 「サトウミサキ」という名前がしばらく記憶に残りそうです。 装丁帯に書かれた内容だけでは済まされないほど深いお話です。 ある家族が過去…

  • 南総里見八犬伝 ~曲亭(滝沢)馬琴~ 角川映画を振り返り

    今回は自分にとっては非常に懐かしい「里見八犬伝」という映画を振り返ります。 この物語は江戸後期に流行した、読本と呼ばれるエンターテインメント文学の 代表作の1つだそうです。28年に渡って書き継がれた大長編であり、 冒険活劇伝奇小説です。 神秘的な因縁によって結び付いた8人のヒーローが徐々に集結し、 反発や敵対を経ながらも最後は固い友情で結ばれともに戦う痛快娯楽作品 となっています。今日まで繰り返し映像化されている人気のある作品です。 私は確か中学生の頃に、角川映画でこの物語を初めて鑑ました。 当時は「静姫」役として主演を演じていた薬師丸ひろ子さんの大ファンであった こともあり、それがきっかけで…

  • 深夜特急2 ~マレー半島・シンガポール~

    【深夜特急2 ~マレー半島・シンガポール~】 深夜特急2では ・メナムから(マレー半島Ⅰ) ・娼婦たちと野郎ども(マレー半島Ⅱ) ・海の向こうに(シンガポール) が紹介されています。そして巻末には「死に場所を見つける」と題して 高倉健 対 沢木耕太郎 の対談が収録されています 旅の中で印象に残るシーンとしては、いつも安い宿に泊まるための、ホテルフロント の人との交渉です。値切ると簡単に応じてくれる時もあったり、そしてその部屋が それなりの状態であったり・・・ 本当に宿泊するのに抵抗はないのかしら?と思わされる時もありました。 また、宿泊先によっては娼婦の人たちが生活のために言い寄ってくる場面も…

  • 北に向かって出張! ~室蘭2~

    室蘭出張2日目!本日は仕事の日ということで、とある大学に向けて 人事としての採用活動に臨みます。 いやそれにしても大学構内も真っ白・・・・ それなりの積雪のため 歩くのにいつもと違う筋肉を使う感じで、疲労感を感じるのも早い・・・ こんなに積もった雪はいつになったら溶けてなくなるのだろうか?と 疑問を抱きつつ学生さんとも直接お話をして、企業のPRをさせていただきました! 午後過ぎには地元に向かって移動を開始しました。明日は朝一番から 別の仕事があるため、本日中に帰宅する必要があります。(到着予定は21時過ぎ) 駅の様子も素朴な感じで、決して人数も多いわけではなく、静かな雰囲気が とても良かったで…

  • 北に向かって出張! ~室蘭~

    本日から前のりで北海道は室蘭市に出張となりました。 明日の朝イチからお仕事です! 飛行機には久しぶりに乗りました かなり良い天気だったので、窓からの景色を 楽しむことができました。 町並みから 山肌へ そして雲の上へ 短時間で風景が変化していくのは非常に楽しい! 夕方には室蘭市にはいりましたが、やはり寒い 雪もそれなりなので、足元には注意したいと思います。 明日は帰り際に味噌ラーメンでも食べられたらと ひそかに思ってます😃

  • スイッチ ~潮谷 験~

    【スイッチ ~潮谷 験~】 押す?押さない? 1か月何もしなくても100万円。ただし押せば幸せな家族が破滅するスイッチ を持って暮らすこと・・・ 誰も押さないはずだった・・・ またしてもこの装丁帯の言葉にやられてしまいました!読みたい衝動に駆られて購入。 押すはずないだろう。しかしあえて自由な権利が与えられたら 押してみたいと思ってしまうのが人間? はじめ想像するに、人間の極限の心理状態などがつづられているのかと 思っていました。しかしながらそのスイッチは意外な状態で押されることに! 宗教的な考え方の背景や、複雑な人間関係などじっくりと読んで理解する ことの楽しさと、意外な展開に驚かされました…

  • 不審者 ~伊岡 瞬~

    【不審者 ~伊岡 瞬~】 この結末にあなたは気づけるか? 幸せだった。あの男が現れるまでは・・・・ この装丁帯のキャッチフレーズに目が留まらないわけがない・・・ 家族4人で暮らす里佳子の前に突然現れた1人の客。 夫が招いたその人物は20年以上音信不通だった夫の兄 だと名乗るが・・・ その後不可解な出来事が続く 家庭を侵食するこの男は誰なのか・・・ こんな紹介文を読んでしまったら読まずにはいられない! 多かれ少なかれ自身の生活に意図しない変化が生じる ことはストレスに感じてしまうものです。 自分にとって心地が悪い事 現実的にはどう排除すればいいのか・・・ 伊岡さんのお話は他にもいくつか拝読してお…

  • 殺戮にいたる病 ~我孫子武丸~

    殺戮にいたる病 ~我孫子武丸~ 「これを読まずにミステリーをかたるなかれ」という装丁の文言を見て しばらく目を離すことができませんでした。 東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現・・・ 以前からいろんな方のブックレビューには登場していたものの 実際に手に取ることがなかったのですが、一発で読みたい衝動に かられてしまいました! 叙述トリックものの代表作とまで言われています。 普段から私はミステリー物が好きなのですが、この叙述トリックという ものは非常に独特な印象を感じさせるものです。 通常のミステリー小説のトリックがストーリー上のどんでん返し であるならば、叙述トリックは普通…

  • 犯人に告ぐ

    【犯人に告ぐ】 少し古い本ですが、書店で最新刊 犯人に告ぐ3を見て、「読んでみたい!」 と思い。それならば初刊から読んでみようと思って、入手し、読破しました。 正直面白くて上下巻を一気読みでした。 一人の刑事の目線で事件解決までのドラマが語られています。被害者家族の 意識や、報道メディア側の事情であったり、それに対する世間の反応、他の刑事の 動きや思いなど、関係者のそれぞれの事情と気持ちが錯綜しながら事件解決に 向かって時が流れていきます。 それぞれの関係者の立場における自己中心的な考えが強すぎる面が少し寂しさを 感じさせるところもありました。 このお話はネット配信でのドラマ化がされています。…

  • 車室空間の楽しみを求めて ~音楽~

    以前から車での移動時に車内で音楽を楽しむことが好きでした。 ただし、ひとりのアーティストというよりもいろんなジャンルの音楽を聴きたいという 思いが強いので、自分でそれなりに事前準備をして車室に持ち込むことをいつもしています。 今回購入した車にはオーディオ機能はもちろんあるのですが、CDをそのまま再生 する機器は搭載していないため、スマフォからの連動再生か、USBなどを通じて 自分で音楽データを持ち込まなければなりません。 日常的に妻と一緒に車に乗ることが多いので、必然的に妻が好む音楽データを 準備する必要があります。それが円満車室空間の絶対条件でもあります ただし、いろんなCDを調達したり、音…

  • 運転時の注意事項!

    親族の葬儀に参列する関係で、斎場まで車で出向くことになりました。 新車のシエンタZで快調に運転し、スムーズに移動することもできてかなり運転にも慣れてきました! 高速道路での移動でしたが、非常に運転しやすく、車線変更時の安全配慮として 車線変更する方向に車が存在することをサイドミラー画面にアラートとして点灯して くれるので、非常に便利です!! 高速道路での快適な運転性も確認できたので、娯楽として遠出をしてみたいという 気持ちが高まりました しかし・・・・ やってしまいました。 帰りの自宅近くの高速出口付近で一時停止を十分にしていなかったことに対して、 たまたま居合わせた警察に呼び止めを受けて注意…

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