フルーツビアらしい風味。甘すぎず、ビールの麦芽感もしっかり残るというか主体となる印象で、フルーツ風味のビールという感じ。意外と食事とも合わせられる
お酒(主にウイスキーとビール)の感想をアップしています。興味のあったもの、好みだったものには★~★★★印を付けています(ウイスキーよりも安価&入手難易度が低いビールの方が★が付きやすい傾向あり)。
アプリコット (ジョルジュ)/Abricot (Bières Georges)
フルーツビアらしい風味。甘すぎず、ビールの麦芽感もしっかり残るというか主体となる印象で、フルーツ風味のビールという感じ。意外と食事とも合わせられる
フライデーズ ペールエール (セプテン)/Friday's Pale Ale (Septem)
★★ホップ感が絶妙、プレモルよりフローラルさやフルーティさが上品で複雑。香りで特に感じるフレッシュでジューシーなフルーティさは何とは特定しにくいが余り無い感じで面白い。
ボウモア 11年 ハンドフィル オロロソカスク#15393/Bowmore 11yo Hand Fill Oloroso Cask #15393
★★この年数にしては完璧に近いボウモア。スモーキーさやビターさ、赤やダークフルーツの複雑な甘さが調和し、パンチがありながら刺々しさは無く、良い要素だけが出ている印象。ボウモアらしいフローラルさも憎い限り。甘さがやや単調で複雑さと奥行きが足りない以外は完璧。好き。
サンデーズ ハニー ゴールデンエール/Sunday's Honey Golden Ale (Septem)
★蜂蜜9%添加と多めなので香りは蜂蜜感が全開だが、飲むとそこまで強くない。甘さの種類が普段飲むビールとは違う感じで違和感を感じるが、バランスはそこまで崩れていない。ハニービールとしてのバランスは良いと思う。
クロムバッハー ヴァイツェン/Krombacher Weizen
安定感ある旨味も、後味の柑橘ピール感が少し青臭い印象があった。モルティさはさっぱりして程よく香ばしいので良かったが、その分余韻が少し目立って邪魔な印象。
リビング ソウルズ 40年 ブレンデットスコッチ/Living Souls 40yo Blended Scotch
★柔らかいスモークとシェリー樽の甘さにパフューミーさ満点の風味。間違いなく80年代ボウモアがいると分かる。40年物だが芯の太さがあり、やや枯れ気味ではあるが滑らかさと飲みごたえが両立。個人的にはパフューミーな風味は好きなので★1だが、石鹸感が嫌いな人は厳しいと思う。
ヴェズレー ブロンド スティル アベイ ビオ/Vézelay Blonde Style Abbaye Bio
シャープでパンチがあるトリプル。少しアルコール感はあるが良い感じにフルーツとモルティさのバランスが取れている。ハーバルなビターさはやや強く、アルコールの嫌なニュアンスを消してくれている印象。
ポラーフラックス コールドファーメンテーションIPA (ダークスター)/Polar Flux Cold Fermentation IPA (Dark Star)
柑橘中心のサッパリ癖のない風味。甘さ控えめで軽いが、パンチはそこそこあるので軽すぎではない。低温発酵の恩恵か雑味は少ない。
リビング ソウルズ 19年 キルダルトン/Living Souls 19yo Kildalton
★少しパンチの弱くなったアードベッグ19年トリーバンっぽい感じ。シェリー感はあまりないがさっぱりしたフルーティさとバニラのクリーミーさがあり飲みやすい。芯のあるアイラモルトで悪くない。
サン・アルフォンス ブリューン/St Alphonse Brune
★ベルギースタイルのストロングエールらしい濃厚な風味。ダークフルーツの甘さは甘すぎず、ロースト感も程よい。少し単調ではあるが悪くはない。複雑な濃厚さが欲しい人には物足りないかも知れない。
ギリシャらしい穀物感強い風味。穀物と柑橘のシンプルな風味で、変な癖は無く飲みやすく、滑らかで香ばしい。しつこさや重さが無く飽きにくい風味なので普段飲みにしやすそう。
リビング ソウルズ 18年 レダイグ/トバモリー/Living Souls 18yo Ledaig/Tobermory
かなり荒々しいスモークや塩気、焦げ感がガツンと感じられる。フルーティさや甘さは控え目で、熟成感は18年ほど感じられない。イマイチ。
フォレスト フルーツ バクリ (アマゾンビール)/Forest Fruit Bacuri (Amazon Beer)
香りは発酵したような癖のあるトロピカルフルーツが目立ち、飲むとやや控えめになる物のそれでもやや独特の癖は感じる。ビールらしさとフツーティさの調和は取れている。
ラ・ランベルテ (ド・ラ・ロワール)/La Ramberte (Brasserie de la Loire)
軽快、口あたり軽いパンやワインぽい雰囲気。フランスらしいおしゃれさが感じられる夏っぽい軽やかな風味も、余韻に少しえぐみがある。
リビングソウルズ 15年 ブレンデッド/Living Souls 15yo Blended Scotch Whisky
樽感がしっかり出たスパイシーでオーキーな風味。甘さはキャンディ的なオレンジやリンゴ飴、ミントやバニラアイス感も薄っすら。少しオークスパイスが強すぎる印象があるが、ほどよい甘さとボディがあって飲み心地は良い。
グリーンマウンテン (ソーンブリッジ)/Green Mountain (Thornbridge)
軽快でフローラル、穀物感は軽いがクリーミー。アルコール度数が低い事もあり、食事とともに飲むのにも最適な風味。
アンファン テリプル/Enfant Terriple (De Leite)
★小麦やオーツを含むしっかり&ねっとり感のある穀物味が楽しめるトリプル。変な派手さはないが、ベルギーエールらしいフルーティさと濃厚な旨味が味わえる。重くない程度に分厚いトリプルが好きならオススメ。
スプリングバンク 13年 2011 (ケイデンヘッド)/Springbank 13yo 2011 (Cadenhead's)
香りはバーボン樽熟成っぽい素直なスプリングバンクだが、味は結構オーク感がバチバチに来る。ケイデンヘッド社ボトリングというと半分オフィシャルみたいなもんだが、オフィシャルとは違った尖り方があって楽しい。
ブドヴァル トゥマヴィー レジャーク/Budvar Tmavý Ležák
しっかりしたロースト感にブドヴァルらしい軽快な飲み口のバランスが良い。ダークラガーだが飲みやすく、日本で販売されているダークラガーに系統は近いが、ロースト感はしっかり強め。
フランドリアン スーパー 8 (ハーヒト)/Flandrien SUPER 8 (Haacht)
★★オーツが加えられているらしさの出た滑らかでクリーミーな穀物感とフルーツ、柔らかいハーブのバランスが非常に良い。分厚いボディに旨味が濃縮されている感じ。こってり目の風味が好きな人にオススメ。
ベンリアック 12年 (ケイデンヘッド)/Benriach 12yo 2012 (Cadenhead's)
甘さはシンプルでモルティさとオークスパイスがしっかり目。どことなくハイランドっぽい風味のベンリアック。少しビターさが目立つがスコッチらしい嫌味の無い風味。
オムメガング トリプル (ハーヒト)/Ommegang Tripel (Haacht)
トリプルにしては軽快目の麦芽感にしっかりした余韻のビターさ。そこまで風味深みない。余韻はすこし発酵感があり、さっぱりなのかこってりなのか分からない中途半端な印象も。穀物殻感強め。
オールド クラフティ ヘン (グリーン キング)/Old Crafty Hen (Greene King)
★深みあるモルティさと樽感。ベテランのような落ち着きある風味。いかにもイングリッシュ・ストロングエールといった薄暗いパブの風景が思い浮かぶ。
トバモリー 16年 2008 (ケイデンヘッド)/Tobermory 16yo 2008 (Cadenhead's)
かなりスパイシーさが強く、青臭さと蜜系の甘さが広がり、後からオーキーさが出てくる。エグミとまではいかないが少し癖のある風味。16年物らしい熟成感と青々しさの共存。
ヴァル・デュー ブリューン/Val-Dieu Brune (Brasserie de l'Abbaye du Val-Dieu)
丸みあるがパンチ十分で、アルコール感も度数相応に程よく感じられる。甘さは控えめながらも程よい。余韻にかけて少し水っぽい印象。
ランウェイ ピルスナー (ビッグ スモーク ブリュー)/Runway Pilsner (Big Smoke Brew)
ビターさは軽く、軽快な穀物と柑橘、ほのかなハーブ感でさっぱり。見た目の通り癖が無く飲み飽きない風味。
エニグマ ブレンデッドモルト 35年 1989 (ケイデンヘッド)/Enigma Blended Malt 35yo 1989 (Cadenhead's)
スパイシーさと余韻のビターさがいまいちだが、全体としてのバランスは良い。熟成感はやや欠けているがエグミは無く飲みやすいブレンデッド。
クアドルベル ポーター (クレイブルグ)/Quadrupel Poorter (Brouwerij Kleiburg)
アルコール感はあるが度数ほどではなく、この手の高アルコールポーターとしてはむしろ控え目。ポーターにしては炭酸感が強く、ロースト感や甘さは控え目、シャープな印象もある。
スタグ (エクスムーア エールズ)/STAG (Exmoor Ales)
イギリスのエールらしいモルティな風味。ESBだがビターさはそこまで強くなく、あくまで分厚いモルティさが前面に出た風味で、肉料理にも負けないボディの強さ。
バーンサイド 14年 2010 (ケイデンヘッド)/Burnside 14yo 2010 (Cadenhead's)
カラメルのシャープな甘さとオレンジのビターさある甘さ、強いスパイシーさに焦げ感。少し作った感の強い風味で雑味も多め。悪くはないが良くもない。イマイチ。
ザ・4 エレメンツ: ウインド (ムールスロイテル)/The 4 Elements: Wind (Moersleutel)
★★か★★★ ダークフルーツメインで少しベリー系の赤いフルーツが混じった濃厚なフルーティさ。ビーフジャーキーのような肉肉しさや、チョコレート、饅頭やかりんとう的な少し癖のある甘い香りも。泡立ちはギネス缶以上に細かく抜群、片栗粉が入ってるのかと言う位クリーミー。好き嫌いはあるとして完成度が抜群。
デルタ IPA/Delta IPA (Brussels Beer Project)
★軽快ながらクリーミーな穀物感と、しっかりホップのフルーティさとハーバルさとビターさがゴリゴリ感じられるIPA。IPAらしい風味。良い意味で刺々しい。
タリバーディン 10年 2014 (ケイデンヘッド)/Tullibardine 10yo 2014 (Cadenhead’s)
★シャープでスコッチらしい旨味が濃厚にしっかり。良い感じのグレーンウイスキーの軽快さと良い塩梅のフルーティさ。カチッとした正統派の風味。
ハーベスト タイム ヘジー TIPA/Harvest Time Hazy TIPA (Folkingebrew)
★★★パンチもフルーティな甘さも強烈ながらクリーミーで柔らかい口あたり。えぐみも無く旨味が凝縮している感じが非常に良い。DIPAやTIPAにあるごてごてしすぎて疲れる感じも控えめ。抜群。
ヴァンデルギンスト ロートブライン/VanderGhinste Roodbruin (Omer Vander Ghinste)
★★酸味あるフルーティさとビターさが抑えられたキャラメルモルトの軽快な甘さのバランスが秀逸。酸味の刺々しさはなく心地良い。サワービールといては過去一二を争う好みの風味。旨かった。
グレンバーギ 13年 2011 (ケイデンヘッド)/Glenburgie 13yo 2011 (Cadenhead's)
★クリーミーだがしつこくない甘さとスパイシーな切れ味。素朴な麦芽感とオーキーさがバランスよく、かつ分厚く味わえる良いボトル。大きな特徴がある訳ではないが、期待通りの風味。
ラ・クラック/La Claque (Brasserie Witloof)
★★濃厚でクリーミーなDIPA。癖無くくどくなく旨味だけが凝縮された印象でGood。IPAは取り敢えず濃く作っておけば高評価が得られる傾向があるが、実際にはエグミやしつこさも強くなってどうかと思う事も多いが、これはバランスが良い。
ニューカッスル ブラウンエール/Newcastle Brown Ale
★ブリティッシュエールらしいモルティでふんわりした、癖のない温かい風味。モルトの甘さはしっかりあるが、余韻にほどよいビターさがあって心地よい飲み心地。
ダフタウン 16年 (ケイデンヘッド)/Dufftown-Glenlivet 16yo (Cadenhead's)
★シャープな甘さとフローラルさ、柔らかいスモークが心地いい。甘さはかなり強いが上品さも感じされる。素朴でスコッチらしい旨さ。
ランス コション アロマティゼ オ ウィスキー/Rince Cochon Aromatisee Au Whisky (Brouwerij Haacht)
ねっとりとした風味ながら余韻のキレは良い。ビールの奥に悪酔いしそうなスピリッツ感があるのが少し気になる。面白い風味ではあるがアンバランス。
★ボディ分厚くビールらしい癖も満載の風味。ビールが苦手な人だと全く取っつけない風味だと思うが、澄んだトリプルエールだと物足りない人からするドンピシャかも知れない。もったりしてるが旨い。
ブナハーブン 2003 モアンヌ ラムフィニッシュ/Bunnahabhain 2003 Mòine Rum Finish
★★分厚いボディにしっかりしたスモーク、しっかりした甘さ、ほどよい塩気、ほのかな酸味。バランスが良いのでしつこく無く、かつ全体的に熟成感があって丸みのある口あたりで心地いい。ラム樽熟成としてはかなり秀逸。
トンカ クアッド/Tonka Quad (Rolo1977)
★チャレンジングな風味ではあるがとても上手くまとまっている。バーボンが入っているだけあり度数が高くパンチはあるが、カドを強く感じさせない滑らかさ。ドライダークフルーツやチョコレート、八ツ橋系の風味もくどくない。余韻のフワッとしたバニラっぽい甘さも楽しい。説明では12度以上で飲むことを推奨しているが、確かにこのアルコール感なら多少ぬるめの方が旨いと思う。
アドナムス 8年 バッチ#2/Adnams 8yo Batch#2 (That Boutique-y Whisky Company)
少し若い荒さは残っているが飲み心地の良い一本。特にメープルシロップ系のねっとりした甘さはかなり自然で良い。ほのかなバニラやスパイシーさ、ピート香のバランスも良い。
ベルリニシャス/Berlinicious (DrinkThatBeer)
軽快で飲みやすく、癖も無い。酸味も刺々しさが無い。コロナ的な飲み方が出来るサワービール。ヴァイスらしいクリーミーさを期待すると方向が違うが、暑い時にさっぱり飲む小麦ビールを求めるなら良い風味だと思う。
ブナハーブン 1999 アモンティリャードフィニッシュ No.2/Bunnahabhain 1999 Amontillado Finish No.2
★トロピカルフルーツさがかなり前面に出つつ、生クリームやシロップのような甘さもしっかり強いが、柔らかいロースト感や藁感に包まれて余韻はビターさが甘さを緩和してくれる。とは言えやや甘さがしつこめ。
伊豆の地ビール 碧い海 (宇佐美麦酒製造)/Izu No Jibeer Aoi Umi
独特の酸味あるフルーツ感と発酵感、麦芽感は軽やかで炭酸も細かいので飲み心地が非常に軽快。さっぱり夏向きの風味。
エンペラーズ ウェイ 4年/Emperor's Way 4yo (That Boutique-y Whisky Company)
割としっかりしたミズナラ感が骨太なピート香と相まって、短熟ながらも心地良い口あたり。8年熟成くらいの熟成感がある。ピート感も柔らかく下手な10年物よりバランスが良い。存外に良かった。
琥珀富士/Kohaku Fuji Beer (Mt.Fuji Brewing)
少し雑味ある感じもクリーミーな穀物感と柑橘のフルーティさ、穏やかなハーブ感。さっぱり飲める夏向けの味わい。
アイラ シングルモルト 32年 オロロソフィニッシュ (ダークネス)/Islay Single Malt 32yo Oloroso Cask Finish (Darkness)
★骨太で若さも残っているアイラ長熟モルト。シェリー樽感が少し荒い方向で出ている感じもあるが、安定感ある風味。バーボン樽熟成&シェリー樽フィニッシュらしい華やかながらしつこすぎない風味。
オリオン ナゴビール ヴァイツェン/Orion 75BEER Weizen
★★ヴァイツェンらしいクリーミーな小麦感にねっとりしたフルーティさ。バナナの風味は強すぎず人工的で無く良い感じ。複雑さとコクが抜群。海外産のヴァイツェンを含めてかなり上位に位置する出来の良さだと思う。
スプリングバンク 21年 2024リリース/Springbank 21yo 2024 Release
★安定のスプリングバンク21年。ポート樽主体だがそこまで甘さは強くなく、どちらかというとバーボン樽主体で後ろにポートやシェリー樽があるニュアンス。良くも悪くもなく、期待通りの風味。
サッポロ 黒ラベル エクストラモルト/Sapporo Draft Black Label Extra Malt
★程よく濃厚ながら黒ラベルらしいスッキリした風味もしっかり残っていてバランスが良い。食事と合わせるなら通常の黒ラベルの方が良い場面が多いと思うが、こちらでも食事の邪魔はしない濃厚さなので、濃い味付けの料理との相性はより良いかと思う。★0.5くらい。
キルケラン 16年 2024リリース/Kilkerran 16yo 2024 Release
★久し振りに飲んだが相変わらずクオリティが高い。素朴なシリアル感に加えて、フローラルさとトロピカルフルーツの香味が上品に調和。全てがちょうどいい。
裏通りのドンダバダ/Uradori no Dondabada (Yo-Ho Brewing)
★か無し 麦芽はミドルボディからやや軽めも、ホップのパンチはかなり強い。香りは華やかでフルーティも、飲むとさっぱりドライな口あたりとフルーティさ。ベルギービールとして見るとやや没個性的だが出来は良い。
★ボディ重めの麦感に甘さもバニラがしっかり、フルーツは柑橘系でほどよい酸味。第一印象はラガヴーリン。ラガのフェスボトルみたいな感じだが、フェスボトルより出来が良い気もする。
★ホップの分厚い華やかさやフローラルさ、それでいてしつこくない切れ味の良さが素晴らしい。バランスは良いが決して大人しくはない。入手のしやすさの割に存外に良かった。個人的にはかなり好みだった。
アードモア 11年/Ardmore 11yo (Cadenhead's)
軽いボディにしっかりしたスモーク、落ち着いた甘さ。アードモアらしさとマルサラワイン樽らしさがしっかり共存した飲み心地の良いモルト。ぼちぼち。
伊豆の国ビール ヴァイツェン/Izu no Kuni Weizen
★しっかりフレッシュなフルーツポンチの甘さ、クリーミーな小麦の粉っぽくもクリーミーな穀物感、余韻はほどよくサッパリしていてハーバル。飲みやすさとボディの分厚さのバランスが良い。
アンディスクローズド 27年 ブレンデッドモルト/Undisclosed 27yo Blended Malt Whisky From Scotland (Cadenhead's)
★しっかり芯があるモルティさに透き通ったフルーティさ、柔らかいスモークと塩気。期待する通りの長熟スコッチモルト。スペイサイド系かなという印象。
伊豆の国ビール ピルスナー/Izu no Kuni Pilsner
香りは軽快だが飲むとしっかりしたモルティさと強めのビターさで飲み心地が重め。オレンジの甘さや柑橘ピールのニュアンスもはっきりで甘め。ヨーロッパの風味を目指したという目的は達成できていると思うが、個人的には少しバランスが悪かった。
タリバーディン 12年/Tullibardine 12yo (Cadenhead's)
まろやかで程よい熟成感のあるタリバーディン。シェリー樽感はかなり穏やかで、甘さとスモーキーさに癖が無く飲みやすい。スコッチらしい、出来の良い12年熟成物だと思う。使い勝手が良い風味。
黒ビールならではのロースト感があるが、米やコーンのおかげでさっぱり飲みやすい口あたり。ドゥンケルとして飲むと水っぽく深みが無いが、普段飲みとして料理と合わせて飲む分には優秀だと思う。
ベンネヴィス 11年/Ben Nevis 11yo (Cadenhead's)
青々しさのある風味。いかにも短熟という感じだが、一桁年熟成に比べるとずっとまろやかでストレートでも問題ない。
アサヒ生ビール マルエフ/Asahi Nama Beer Maru F
柔らかく軽快な穀物感と酸味がしっかりある柑橘フルーツ。しっかりとしたボディ感もあり、レトロで素朴な風味。サッポロ赤星的な印象。
フェアリー ロッカン 6年 バッチ2/Fary Lochan 6yo Batch 2 (That Boutique-y Whisky Company)
スパイシーでハーバル。ほのかなスモークのおかげで若い原酒感はかなりある割にはまだ飲みやすい方。とは言えストレートだと少し刺々しく、ウンダーベルクのようなハーブリキュールを飲んでる気分になった。
ヱビス クリエイティブブリュー 燻/Yebisu Creative Brew Ibushi
ボディがやや重めのヱビス。スモーキーさもあるがそこまで強くなく、イメージから想像したより水っぽい印象も。個人的にはドイツのシュレンケルラのような強烈なスモーキーさがあっても良かったか。通常のヱビスの方が好み。
ガーヴァン 33年/Girvan 33yo (Cadenheads)
★長熟グレーンらしいさっぱりとした軽さと嫌味無くしっかりした甘さ。特別感はそこまで無いが、変な癖が無く心地いい。ちょうどいい。
グリフィン ゴールド/Griffin Gold (Fuller's)
ベタっとした草っぽいビターさが目立ちIPAに近い。度数は低いので飲みやすいが飲みごたえはしっかりある感じ。
スプリングバンク 12年 CS バッチ26/Springbank 12yo CS Batch 26
★シェリー感しっかりのスプリングバンク。少し甘さが派手なのと塩気が強いのが気になるが、全体的にまとまりは良い。派手目のスプリングバンクが飲みたいなら良いボトルだと思う。
HSB プレミアムビター/HSB Premium Bitter (Fuller's)
★口に入れた瞬間のフワッとした甘いモルティさが特徴的。どっしりしたビターさと控え目なベリー系の甘さ。イングリッシュエールらしい、悪く言えば少し古臭い地味な印象、よく言えば落ち着きのある風味。少しぬるめが旨い典型的なイングリッシュエール。
デュワーズ ダブルダブル 27年/Dewar's Double Double 27yo
★まとまりは良いが個性もしっかりある熟成感。デュワーズらしい蜂蜜感やブラウンシュガーに、デュワーズにしては強めのスモーキーさやビターさがしっかり主張してくる。もっと滑らかで繊細な風味を期待していたが、そこまででも無かった。旨いには旨いが癖が強め。
台湾プレミアムビール 金牌 Gold Medal/Gold Medal Taiwan Beer
さっぱり軽快、ほどよいコク。青島ビールに印象は近いが、米を使っているのでスーパードライぽさもある軽快さと癖の無さ。飲茶でも何でも合わせやすい風味。
プーニ 4年 ペドロヒメネスカスクフィニッシュ/PUNI 4yo Pedro Ximénez Cask Finish (Darkness)
年数の割には飲みやすいが、その分作り込んだ風味が分厚く感じられて少し飲み疲れる。ピート香はかなり分厚く強くメディカル。ピート好きとしては悪くは無いが、ボトルでは買わなくて良いかなという感じ。
ヘルケンローデ シスター/Herkenrode Cister (Brouwerij Cornelissen)
度数の割に軽快で飲みやすいブロンドエール。ただし余韻はジトっとくるビターさが強く長く残るので、飲み進めていくと重さが積み重なってくる感じ。
セント・キリアン 5年 バッチ1/St. Kilian 5yo Batch 1 (That Boutique-y Whisky Company)
若さはあるがしっかりした濃い味付けとピート香のおかげでストレートでもそこそこ楽しめる。割り材としてはかなり使いやすいと思う。年数を考えると結構良い出来。
ヴィヴェン シャンパーニュ ヴァイス/Viven Champagner Weisse
★酸味ある柑橘系のフルーティさとクリーミーな小麦を含む穀物感が6:4くらい。さっぱり寄りのヴァイスで、酸味に棘が無いので食事とも合わせやすい。
スプリングバンク 10年 アモンティリャード/Springbank 10yo Amontillado Cask Matured
★★甘さとスパイシーさ、スプリングバンクらしい麦芽感や塩気、スモーキーさのバランスが非常に良い。少しスパイシーさが強いが甘さも強めなので嫌みは感じない。スプリングバンクらしい素朴さと華やかさ。これまでのシェリーシリーズの中では一番好み。
コルネ オークド/CORNET Oaked (Brouwerij De Hoorn)
ランビック寄りの酸味が特徴のストロングエール。ウッドチップの影響で少し癖がありボディ感も一層分厚くなっている気がする。
アードベッグ ドラム コミッティリリース/Ardbeg Drum Committee Release
ラム樽感がしっかり出つつアードベッグの強烈なスモークや塩気は健在。熟成の若さゆえの粗さは隠せていないが、これはこれで十分楽しめる。少なくともアルコール度数46.0%の通常版よりはずっと良い。★0.5くらい
ヱビス プレミアムブラック/YEBISU Premium Black
★上品かつ程よいロースト感とコクがしっかりあるヱビス。重くはないが薄くもない。ちょっと良い普段飲みとしては丁度の塩梅。
オーヘンドーズ ティリヤ/Auchendores Tiriya
上品でえぐみの少ない、バランスの良い風味。熟成年数相応の程よい熟成感で、ストレートでも気分良く飲める。スコッチらしい風味。悪くは無いが生産者や蒸溜所についての情報が無さすぎて不気味なボトル。
サントリー トリプル生/Suntory Triple Nama
甘さも穀物も軽快でスッキリながらもしっかり味わえる。シンプルな飲みやすい風味。モルツとスーパードライの中間くらいの風味で立ち位置がいまいち分からない。
アードベッグ ブラック コミッティリリース/Ardbeg Blaaack Committee Release
★アードベッグにしては比較的骨太なボディも変な癖は無く、麦芽とスモークのパンチの強さに樽由来の甘い風味の組み合わせが良い。個人的にはここ数年のフェスボトルの中では1,2位を争う出来だと思う。
プレミアムモルツ マスターズドリーム/The Premium Malt's Master's Dream
★ボディ感あり、ホップのフローラルさが大人しく上品になったプレモル。プレモル特有の芳香剤っぽいニュアンスが薄れて、ビールとしてのバランスは良いと思う。個人的には普段飲みなら普通のプレモルよりマスターズドリームの方が好み。コスパはやや悪い。
キュロ ピートスモーク ライウイスキー/Kyrö Peat Smoke Rye Whisky
若さ全開だがピーテッドらしい飲みやすさがあって悪くない。Kyröの通常のライモルトよりずっと良いが、ストレートだとやはり厳しい。バランスはそこそこ良いので割り材としては使いやすいと思う。
ヱビス エバーホップ ヴァイツェン/YEBISU Everhop Weizen
★★上品で美しい風味のヴァイツェン。ヱビスらしい上品な出来の良さで、レモンドロップ由来っぽい酸味しっかりめのフルーティさもあり飲んだ瞬間はクリーミーだが、最後はキレ味良くサッパリ消えていく。今回の訪問で飲んだ4種類の中では一番好みだった。
ヱビス ベルベット トワイライト/Yebisu Velvet Twilight
軽快な穀物感に白ワインぽい華やかな香りも、余韻はそこそこビターで重めのフィニッシュ。暑い夏や、こってりした食事との組み合わせに向いていそう。飲みごたえがやや欠ける割にはフィニッシュが重めなので、悪くは無いが中途半端な印象も。
ヱビス インフィニティ ブラック/Yebisu ∞ Black
★上品な黒ビール。余計な雑味が無く、非常に丁寧に作られていることが分かる。飲み心地も良いし、単独でも食事と合わせても良いと思うが、個人的にはやや繊細すぎる気もした。ギリギリ★1くらい。
★ブラッシュアップしたヱビス。クリーミーで骨太、ヱビスらしい骨太な麦芽感とそれを邪魔しないホップの香味が旨い。感動するような旨さは無いが、ヱビスらしい質の高い良い出来だと思う。
キュロ オロロソモルト ライウイスキー/Kyrö Oloroso Malt Rye Whisky
若さ全開。ライ麦っぽいスパイシーな穀物感と金柑やオレンジなどの酸味、ほのかなレーズン、ニスのようなテカテカした風味。ストレートはキツイ。
ラ・トラップ エポス 0.0%/La Trappe Epos 0.0%
かなり軽く穀物感も薄め、柑橘も酸味がしっかりあって甘さは控え目なのでリフレッシュな風味。癖は無いので何とでも合わせやすい。
ブラックボトル キャプテンズカスク/Black Bottle Captain's Cask
★甘さとスモーキーさとスパイシーさのパンチが効いた風味。パンチの効いたジョニ黒。スモーキーなスコッチウイスキーが飲みたいなら普段飲みの第一選択肢になっても良いコスパだと思う。
ドラゴン スタウト/Dragon Stout (Desnoes & Geddes)
スタウトとしては甘すぎずビターすぎず、ボディは中程度、各要素がシンプルにまとまっている印象。ロースト感は控えめなのでスタウトとしては飲みやすい。
ポートシャーロット 16年 2006 ロックンダール 02.2/Port Charlotte 2006 16yo Rock'ndaal 02.2
★ポートシャーロットらしい赤ワインの温かい甘さと籠ったウッドスモーク。ほぼ期待していた通りの出来。少し複雑さが足りず軽い気がするが、シンプルな方が好みの人もいると思うしこれはこれで悪くはない。
オメール トラディショナル ブロンド/OMER. Traditional Blond (Omer Vander Ghinste)
エールにしては派手さは無く素朴で骨太、ビターさが強めのゴールデンエール。もう少し華やかだと思っていたので意外だった。ベルギーらしいニュアンスもあるが、全体的には地味目。
ザ・リドラー/The Ryddler (Bowler's Brewery)
ビターでスパイシーなハーブや穀物感のある飲み口。ボディは結構重く、癖も強め。ライ麦の風味や特徴がかなり前面に出ていて、好き嫌いを抜きにするととても楽しい風味。
ブルックラディ 16年 2006 ロックンダール 02.1/Bruichladdich 16 Year Old 2006 Rock'ndaal 02.1
★ブルックラディらしいフローラルで繊細な風味。ソーテルヌ由来の甘さは結構はっきり表に出ているが強すぎず、ローストモルトやビターさのあるハーブとよく調和している。少し余韻が荒い気もするが、全体的には満足感ある出来。
ロールオーバー (ウィプラッシュ)/Rollover (Whiplash)
軽快なテーブルビア。度数も低く、IPAとしては癖が強すぎず、ホップ感もモルティさも複雑ながら軽快で飲みやすい。
アバフェルディ 18年 エクセプショナルカスク 2020/Aberfeldy 18yo Exceptional Cask 2020
★ねっとりしたポートワイン樽由来の甘さ。アバフェルディにしては少し棘があるがバランスが良い。良い感じの熟成感とやんちゃさで飲んでいて楽しく、置いていての味の変化も良い。
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フルーツビアらしい風味。甘すぎず、ビールの麦芽感もしっかり残るというか主体となる印象で、フルーツ風味のビールという感じ。意外と食事とも合わせられる
★★ホップ感が絶妙、プレモルよりフローラルさやフルーティさが上品で複雑。香りで特に感じるフレッシュでジューシーなフルーティさは何とは特定しにくいが余り無い感じで面白い。
★★この年数にしては完璧に近いボウモア。スモーキーさやビターさ、赤やダークフルーツの複雑な甘さが調和し、パンチがありながら刺々しさは無く、良い要素だけが出ている印象。ボウモアらしいフローラルさも憎い限り。甘さがやや単調で複雑さと奥行きが足りない以外は完璧。好き。
★蜂蜜9%添加と多めなので香りは蜂蜜感が全開だが、飲むとそこまで強くない。甘さの種類が普段飲むビールとは違う感じで違和感を感じるが、バランスはそこまで崩れていない。ハニービールとしてのバランスは良いと思う。
安定感ある旨味も、後味の柑橘ピール感が少し青臭い印象があった。モルティさはさっぱりして程よく香ばしいので良かったが、その分余韻が少し目立って邪魔な印象。
★柔らかいスモークとシェリー樽の甘さにパフューミーさ満点の風味。間違いなく80年代ボウモアがいると分かる。40年物だが芯の太さがあり、やや枯れ気味ではあるが滑らかさと飲みごたえが両立。個人的にはパフューミーな風味は好きなので★1だが、石鹸感が嫌いな人は厳しいと思う。
シャープでパンチがあるトリプル。少しアルコール感はあるが良い感じにフルーツとモルティさのバランスが取れている。ハーバルなビターさはやや強く、アルコールの嫌なニュアンスを消してくれている印象。
柑橘中心のサッパリ癖のない風味。甘さ控えめで軽いが、パンチはそこそこあるので軽すぎではない。低温発酵の恩恵か雑味は少ない。
★少しパンチの弱くなったアードベッグ19年トリーバンっぽい感じ。シェリー感はあまりないがさっぱりしたフルーティさとバニラのクリーミーさがあり飲みやすい。芯のあるアイラモルトで悪くない。
★ベルギースタイルのストロングエールらしい濃厚な風味。ダークフルーツの甘さは甘すぎず、ロースト感も程よい。少し単調ではあるが悪くはない。複雑な濃厚さが欲しい人には物足りないかも知れない。
ギリシャらしい穀物感強い風味。穀物と柑橘のシンプルな風味で、変な癖は無く飲みやすく、滑らかで香ばしい。しつこさや重さが無く飽きにくい風味なので普段飲みにしやすそう。
かなり荒々しいスモークや塩気、焦げ感がガツンと感じられる。フルーティさや甘さは控え目で、熟成感は18年ほど感じられない。イマイチ。
香りは発酵したような癖のあるトロピカルフルーツが目立ち、飲むとやや控えめになる物のそれでもやや独特の癖は感じる。ビールらしさとフツーティさの調和は取れている。
軽快、口あたり軽いパンやワインぽい雰囲気。フランスらしいおしゃれさが感じられる夏っぽい軽やかな風味も、余韻に少しえぐみがある。
樽感がしっかり出たスパイシーでオーキーな風味。甘さはキャンディ的なオレンジやリンゴ飴、ミントやバニラアイス感も薄っすら。少しオークスパイスが強すぎる印象があるが、ほどよい甘さとボディがあって飲み心地は良い。
軽快でフローラル、穀物感は軽いがクリーミー。アルコール度数が低い事もあり、食事とともに飲むのにも最適な風味。
★小麦やオーツを含むしっかり&ねっとり感のある穀物味が楽しめるトリプル。変な派手さはないが、ベルギーエールらしいフルーティさと濃厚な旨味が味わえる。重くない程度に分厚いトリプルが好きならオススメ。
香りはバーボン樽熟成っぽい素直なスプリングバンクだが、味は結構オーク感がバチバチに来る。ケイデンヘッド社ボトリングというと半分オフィシャルみたいなもんだが、オフィシャルとは違った尖り方があって楽しい。
しっかりしたロースト感にブドヴァルらしい軽快な飲み口のバランスが良い。ダークラガーだが飲みやすく、日本で販売されているダークラガーに系統は近いが、ロースト感はしっかり強め。
★★オーツが加えられているらしさの出た滑らかでクリーミーな穀物感とフルーツ、柔らかいハーブのバランスが非常に良い。分厚いボディに旨味が濃縮されている感じ。こってり目の風味が好きな人にオススメ。
芯がありつつ熟成感があり上品で飲みやすいブレンデッド。ダフトミルらしさがしっかり感じられる。これならダフトミルを飲んだ方が良いが、ブレンデッドとしてのバランスは良い。£135という価格を考えると買うのは少し躊躇するか。
程よいコクと発酵感ある麦汁や黄色いフルーツ。特別感は無いが、飲みやすい癖の少ない風味。普段飲み用だが、淡白な食事だと邪魔かもしれない。
コースタル感ある塩気を纏ったスモークにピリッと刺すようなスパイシーさ、甘さはシンプルなリンゴやオレンジ、余韻にかけてクリーミーなカスタード。バランスは良いがまだ粗削り。
クリスマスエールではあるが一般的なクリスマスエールとは少し毛色が違い、むしろクアドルペルに近い。ジュニパーらしいベリー感はあるがそこまで特徴的ではない。悪くは無いが印象に残らない味。
スタンダードでクセがなく、穀物も程よくコクあるラガー。結構良い。度数も低く特に食事との相性がとても良く、普段飲みのビールとしては優秀。少し★を付けるか迷った。
★フレッシュなリンゴのフルーティさ、蜂蜜やマーマレードのねっとりした甘さ、奥にバニラ、しっかり骨太な麦芽感や藁っぽいスモーキーさと、全体のバランスと風味の移り変わりが良い感じ。
★★甘さはまったり濃厚で複雑だがしつこくなく、しっかりとしたモルティさが主体。スパイス感も程よく、度数ほどはアルコールの棘は感じない、飲み心地の良いストロングエール。
ねっとりしたスモーキーさとややはっきり目の原酒感。ラムの風味もしっかり感じるが、正直個人的に短熟ウイスキーとの相性は悪いと思っていて、原酒の悪い癖も増強されている印象。ハーブ感とスモーク感の組み合わせが好きな人なら行ける。
★度数を感じさせないスッキリしたながら、ベルギービールらしいフルーティさとフローラルさはしっかり感じられる。余韻のハーバル感が強く、グルートらしさを味わえる。インフェルノという名前とは対照的に上品なバランス。
飲みやすいアンバーエール。かなりサッパリした風味で飲み疲れない反面、個人的にはもう少し飲みごたえやパンチが欲しい。
★素朴な麦芽中心の骨太な骨格をしっかり残したまま、熟成感は程よくあってクリーミーなバニラの甘みもちょうど良い。特別良いわけでは無いが安心できる風味。★0.5くらい。
★~★★ほどよいスモーク感とキャラメルや黒蜜、やや強めのイチゴジャムのような甘さ。とは言えスモーク感とも調和していて下品な甘さでは無い。飲み心地がよく、かなり好みの風味。
アップルパイのような香ばしさもあるフルーティさと程いいスモーキーさは調和している。メロン的な青いフルーティさやスパイシーさもピート香との相性は良い。特にこれと言った個性が無いのが残念ではあるが悪くはない。
穀物感が強く、そこに黄色いフルーティさと酵母のフローラルさが広がる。少しコーンっぽい軽さも感じられる。余韻は柑橘ピールのビターさが強く続く。元祖だから当たり前と言えば当たり前だが、ベーシックな風味のトリプル。
★★しっかりした熟成感と複雑さが合いまった旨いオクトモア。ボディも分厚くパンチ十分。樽感はバーボン樽がメインで、奥にワイン樽を感じる程度。少しピークを過ぎた印象もあるが、変な癖は出ておらずまだまだ。
★★しっかりしたピーチの甘さとカルダモンのスパイシーさとミント感、ランビックらしい酸味のバランスが良く、素晴らしい飲みやすさ。出来の良いビアカクテル。余韻に少しビールらしさはあるが変なえぐみは無い。かなり好み。
えぐみはそこまで出ていないが、少し荒さが悪目立ちする。青いフルーツや草っぽい風味が中心で、甘さは下品では無いが余り調和は取れていない印象。
★~★★アイラモルトっぽいどっしりとしたスモーキーさと麦芽の深い風味、コーヒー系のビターさが織りなす落ち着いた風味。変にベタベタした甘さも無く、飲んでて安らぐ。個人的に好きな風味で★1.5くらい。
(1)特徴 (2)テイスティング (1)特徴 ・クワレモント ブロンド/Kwaremont Blond ・デ・ブラバンデール醸造所(ベルギー)/Brouwerij De Brabandere ・6.6% ・ブロンドエール デ・ブラバンデール醸造所はベルギーのウェスト=フランデレン州にある1894年設立の家族経営の醸造所。BavikやPetrusブランドのビールも生産しています。 今回テイスティングしたクワレモント ブロンドは、ベルギーの有名な自転車レースであるツール・デ・フランドルのオフィシャルビールです。商品名もツール・デ・フランドルの難所「オウデ・クワレモント」から取られており、オウデ・ク…
例年よりも少し磯感が強めな印象で、ねっとりした風味。シェリー感は穏やか。個人的な好みとしてはやや劣るが、完成度の高さは相変わらず。