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  • マーラー:交響曲 第6番 「悲劇的」第3楽章 クルレンツィス指揮 ムジカエテルナ

    テオドール・クルレンツィス指揮 ムジカエテルナ マーラー 交響曲第6番 イ短調「悲劇的」 私、グスタフ・マーラーの曲がとても好きで、長年、聴き続けてきました。ただ、ここ最近は、この第6番 交響曲の第3楽章を単独で、聴くという風変わりな聴き方をしています。 第3楽章には、第1ヴァイオリンが奏でる旋律に、第1楽章の第1主題の一部が出てきます。やがて主部は、フルートからイングリッシュ・ホルンへと旋律が引き継がれます。 牧歌的平安に満たされた中に、不安や陰りが、散りばめられた曲調で、私は、この流れていく音楽の中に、いつ果てるともしれない微妙な均衡が、たまらなく魅力的に聞こえます。まろやかで美しく、「悲…

  • ドメニコーニ作曲:コユンババ クラシックギター曲

    ドメニコーニ 「コユンババ」猪居 亜美さんのCD 私は、クラシックのギター曲は、作曲者と曲名が、何故か、一致しないのですが、唯一印象に残っている曲の紹介です。 作曲者 カルロ・ドメニコーニは、イタリアのギタリスト 兼作曲家で、コユンババは、1985年に作られた曲です。全体は、タイトルのない4曲から構成されている13分位の曲なのですが、なんとも、哀愁を帯びたメロディなのです。 ドメニコーニは、夫人の母国であるトルコに住んだことがあり、その土地の民俗音楽から、取り入れ、作曲しました。 【題名について】 「コユンババ」というのも、不思議な題名です。由来は、作曲者の夫人のトルコの美しい湖のある村の名前…

  • トローバ 作曲 組曲:スペインの城 クラシックギター曲

    大曲や交響曲を聴くことに、やや疲れたとき、楽器一つで音楽を奏でる、ギター作品が聴きたくなる時があります。家のクラシックギターを置いているCD棚をふと見たときに、まず、「スペインの城」という曲が目にとまり、いろいろな演奏で聴いていました。今日は、その感想を書きます。 1891年生まれのモレーノ・トローバが、この組曲、スペインの城を作曲したのは、1960年代で、後年、70歳代の作品です。 スペインの各地にある城や、土地を題材にした小品が全部で14曲並んだ曲集ですが、巨匠 セビゴアの演奏は、そのうち8曲にとどまっています。残されたドイツ・グラモフォン版でも8曲の録音です。 セビゴアの演奏は、 1.ト…

  • メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 シュナイダーハンの演奏

    ドイツ・グラモフォン125周年記念と銘された名盤100タイトルが、4月と5月に発売され、中でも、4月は、アナログ録音期の名曲・名盤が発売され、数枚購入しました。中でも、聴きごたえのあった1枚について書きます。 ヴォルフガング・シュナイダーハンのヴァイオリン独奏、指揮 フェレンツ・フリッチャイ、ベルリン放送交響楽団による演奏です。 そもそも、ヴァイオリン協奏曲の名曲は、ベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーらの、あまた作品がありますが、私にとって、その中でもメンデルスゾーンは、その中でも、特に気に入っている作品です。 なぜなら、作品に、古典派の流れを受け継いだ均整さに、ロマン的な親しみがあ…

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