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  • 食べて応援

    和歌山県に移住して10年程。 この県には、自慢できる事が結構あると思う。 まずはみかん。 収穫量が全国一位らしい。 田村みかんなど、有名なブランドがある。 そして、柿。 これも全国一位。 種無し柿旨し。 どんじりに控えしは、 梅。 これも、一位。 南高梅は高級品。 すごいね。 農作物に対して私は縁もゆかりも無いが、この結果に何となく誇らしく感じている。 そして、忘れちゃならないのが、 「和歌山ラーメン」 はてな様のラーメンお題を、二つ書いたのだが、やはりご当地ラーメンも捨てがたいのだ。 私の勝手なイメージで恐縮だが、ここ数年前から様々なラーメン屋が、この牙城を崩すべく和歌山県に進出している様に…

  • 夜の友

    20歳を過ぎ、大学生活も後半戦にさしかかった頃。 あの頃の、私は荒んでいた。 夢破れ、恋破れ、半ば自暴自棄になっていた様に思う。 学校の単位は、一二回生で粗方取っていた。 なので、余り学校にも行かなくて良くなっていたのだけは救いだった。 あの時のメンタルでは、通学もままならなかったかも知れないから。 忘れない様に、あの時のスケジュールを振り返ってみたいと思う。 まず、15時起床。 もうそこからおかしいね。 ぼうっとしていると、17時になる。 ああ、用意ね。 服を着替えて、愛車のバンデット250vを駆り、7km程走ってアルバイトへ行く。 さすが、私。 バイト先も、 「ゲームセンター」 だ。 18…

  • ラーメン合戦絵巻。

    外食。 私が小さい頃の我が家には、ほぼ無縁のものであった。 お寿司屋や、中華料理の店等は近くにあったのだが、何故だか連れて行ってもらった記憶が無い。 でも、お店の味は知っていて、何か特別なお祝い事の時は、お寿司やちゃんぽんを配達してもらっていた。 今思えば、戦争を経験した親達は外食すると言う行為自体がすこぶる贅沢な物だったのかも知れない。 それと、我々子供がのべつまくなしに注文するのも、抵抗があったのか。 そんな幼少期を経た私が、外食と出会うのは高校生になってからであった。 学校は、電車で四駅程。 途中、繁華街のある駅を通るので、友人と放課後に途中下車して立ち寄ったり、一丁前にデートの昼食でお…

  • あのばしょ。

    私が子供の頃、長い休みになると母方の祖父の家に良く遊びに行った。 そんなときは決まって、日もまだ出ない朝早くに起きて支度をしていたな。 なんせ電車で2時間程の道程だ。 出発してから大阪環状線に乗り、阪急に乗り換え、川西能勢口駅で能勢電鉄に。 まだ相互乗り入れをしていなかった時代。 私はとんでもなく歴史のありそうな駅舎と車両を眺めながら発車を待った。 そして阪急から払い下げられたであろうとても古い車両に揺られる事10分。 漸く「鼓ヶ滝駅」に到着する。 そして、いつも祖父の家に着くや否や、私は早くお出かけがしたいとせがんだ。 目的地は勿論、 「ダイエー川西店」 一人で行くのは心細いので、誰かについ…

  • 前前前職

    私は今まで様々な仕事に就いてきた。 現職は、何となく今は言うべきでは無いと思っているので割愛させて頂くが。 その他の経験した職業は、 一つ前は、教習指導員。 二つ前は、介護職。 そして、三つ前。 それは、 「鍼灸師」 四つ前の量販店勤め。 自分が希望した職業では無かった。 時代は絶賛就職氷河期真っ只中。 それも勿論あるが、社会に出たく無いが故に、所謂文系Fラン大学生となり、四年間の執行猶予を手に入れていた私。 即ち、 仕事以前に、 「生きて行く気」 が無かった。 しかし、時間は無情に過ぎて行く。 そして、四回生。 就職活動シーズンとなってしまった。 何も重ねず、身に付けず、努力もしない人間に誰…

  • 焼肉キングはめっちゃ旨い。

    私はアラフィフだ。 昔はこの歳位になると、 「美味しい物を少しだけ」 食べると満足すると思っていた。 しかし、現実は残酷だ。 私はまだまだ食べ盛りで、しかも 「食べ放題」 に目が無い。 そんな全然人間的に成長しない残念な私だが、先日友人と 「焼肉きんぐ」 に行ってきた。 夕方18時に予約していたのだが、到着したのは1時間前の17時。 着いてしまったのなら仕方ない。 一応入店し、声をかけた。 すると店員さんは、 —いいですよ。皆様揃っておいででしたら。 と、快く招き入れてくれた。 店内は珍しくガラガラで、聞けば割引サービスが終わった直後だからだと宣っていた。(しかし、30分後には満員になっていた…

  • 追悼

    つば九郎の担当者が亡くなった。 ニュース記事のそんな見出しを見つけ、頭にはてなが浮かぶ。 「担当者」 と言うのが、どうも分かりづらかったからだ。 成程、中の人という訳か。 続けて訃報に目を通す。 読み終わり、凄い人だと己が琴線に触れた。 51歳の若さでこの世を去った彼。 去年の3月5日、公式ブログ「つば九郎ひと言日記」には、「あしあと」のタイトルが。 #いつかいつのひか#このあしあとのさきに#つばくろうがいなくなったら#そらをとんだとおもってください#つば九郎 この時から病魔に冒されていたのか。 着ぐるみはタフな役である事が容易に想像できる。 それでも、弱音を吐かずにつば九郎を全うした。 阪神…

  • 粗忽者

    私は、おっちょこちょいだ。 視野が狭いのか判断を慌てるのか、理由は定かでは無いのだが。 歳と共に忘却の彼方にいってしまっては勿体ないので、ここに記しておこう。 幼少期の私は残酷だった。 皆そうなのかも知れないが、よく無駄な殺生をして、 「遊んだ」 昆虫や爬虫類達に酷い事をしたと、今猛省している。 ごめんなさい。 そんな残虐超人時代に兄達と一緒に遊んでいると、蜂の巣を発見した。 —アシナガバチの巣やん。 場所は、誰かの家の垣根の下。 発見するや否や、傍らにあった石を投げ始める我々。 怖いもの知らずのテンションが徐々に高まって来る。 蜂もブンブン怒りだし、我々の近くまで来るが、遠距離攻撃に変更して…

  • 代替品

    私が「買うボーイ」だった頃。 おもちゃをひたすらに欲しがっていた。 「買うまで暴れる」 という技を駆使してからというもの、親も玩具屋さんにはなかなか一緒には入ってはくれなくなった。 —やりすぎた。 反省してももう遅い。 だが小賢しい私は、ピーナッツ程の脳で無い知恵を搾る。 そうだ。 スーパーにある、おまけ付きのお菓子なら。 のこのこ母親について行き、試しにそっとビッグワンガムを籠に入れた。 …スルー。 よし。通った。 これに味を占め、私はおまけ付きのお菓子を片っ端から籠に放り込む様になった。 グリコのキャラメルや、ギャグメイト、スポロガム。 コリスのフエラムネ等。 結果、細かいおもちゃが家に溢…

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