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  • 創作おはぎの店「おはぎびより」

    創作おはぎの店「おはぎびより」は、井の頭通りの宮前5丁目の交差点にある。小さな店だが、テーブルが3つほどあって、持ち帰りの他、店内でも食べられる。Instagram:ohagi_biyori最近の店の案内はホームページよりもインスタグラムが多くなった。店の看板に貼られていた写真をパチリ。左下に横断歩道が写っている。おはぎの種類も、数限りなくある。店のドアに貼られた紙を撮ったもので、土日と水曜日の午後しか開いていない。詳しくはインスタグラムをご覧あれ。お店で買うと、一つ一つ紙カップに入れて、吊り下げられるようにしてくれる。展開図?2月に買ったおはぎ二つ。お彼岸に買った、つぶあんと、こしあん。左のつぶあん、1/3食べちゃったのだが、わからないでしょう?午後3時にいつものコーヒーでなく、お茶でいただきました。創作おはぎの店「おはぎびより」

  • 小川哲の略歴と既読本リスト

    小川哲(おがわ・さとし)1986年千葉県千葉市出身。東京大学理科一類3年の時、理系から文系へ変わり、教養学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。コンピューターの父・英国の科学者・哲学者アラン・チューリングを研究。2015年、博士課程2年の時、『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト“大賞”受賞し、デビュー。2017年発表の第2長篇『ゲームの王国』が第39回吉川英治文学新人賞最終候補、その後、第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を受賞2019年短編集『嘘と正典』が直木賞候補2022年『地図と拳』で第13回山田風太郎賞受賞、2023年第168回直木賞受賞2022年『君のクイズ』、2023年第76回日本推理作家協会賞受賞2023年漫画家の山本さほと結婚小川哲の略歴と既読本リスト

  • 小川哲『君のクイズ』を読む

    小川哲著『君のクイズ』(2022年10月30日朝日新聞出版発行)を読んだ。朝日新聞出版の紹介記事『ゲームの王国』『嘘と正典』『地図と拳』。一作ごとに現代小説の到達点を更新し続ける著者の才気がほとばしる、唯一無二の<クイズ小説>が誕生しました。雑誌掲載時から共同通信や図書新聞の文芸時評等に取り上げられ、またSNSでも盛り上がりを見せる、話題沸騰の一冊です!ストーリー:生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか?真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。読め...小川哲『君のクイズ』を読む

  • 9月(2)散歩

    9月13日はまだまだサルスベリの季節。一つ一つの花は開花後、1日で萎んでしまうが、蕾が次々と開花して、咲き続けるので、百日紅の名となったという。一つ一つの花を見ているわけではないので、そう言われればそうなのだろう。赤紫や、あまり冴えない白。花の間にある黄色い部分は果実を飛ばしたあとなのだろうか?ムクゲ。一輪一輪は一日で散る「一日花」。名前が出てこないときは「ムダ毛」と思い出すとよい。ただし、声は出さぬこと。こちらもムクゲ。右下の花は、早起きしすぎて、もう眠くなった花なのだろうか。元の木を完全にわが物にしているノウゼンカズラ。花の形はトランペット。まだまだ咲いているヒマワリ(向日葵)。ニチニチソウ。初夏から晩秋まで次々に花が咲くので、「日々草」。ペンタス。よく見ると小さな星形の花がブーケのようにいくつも集ま...9月(2)散歩

  • カフェ・ロシアでランチ

    2019年3月以来ごぶさたのCAFERUSSIAでロシア料理を食べた。なんでも一応そろっている吉祥寺で唯一のロシア料理店(グルジア料理)ではないだろうか。場所は中道通り入口の吉祥寺通りの交差点、要するにユニクロの筋向いにあるファミリーマートの手前の階段を地下に降りる。ちょっと心配なほど怪しげな階段を下りて、勇気を持って写真の左側のガラスのドアを押すと、カフェ・ロシアの狭い入口と料理人と店員達のロシア語が聞こえる。11時15分に着いて、名前を言って、一応予約して待ち、11時30分開店と同時に入った。すぐほぼ一杯になった。少なくとも昼は予約した方が良い。20名足らずで満員になってしまう。卓上に「MEH〇」とあるが、MENUだろう。ロシア語ではHはN(SはC、その他は忘れた)だったはず。二人のボルシチ(ビーツの...カフェ・ロシアでランチ

  • 何もかもが待ち遠しかった日々

    目を細めて子供時代の遠い日を想うと、あの頃は、いつでも何かしら待ち遠しい気持ちで過ごしていたような気がする。そもそも、毎日何かしら小さなことでもワクワクと過ごしていて、明日はもっと楽しいことが待ち受けているような気がしていた。よそ行きを着て母に連れられて、新宿のデパートにお出かけするのはまさにハレの日だった。とくに何か買ってもらうわけでもないのだが、時として食堂で旗の立ったお子様ランチを食べるのはワクワクだった。時々は銀座にも私の手を引いて出かけたらしい。突然、進駐軍の兵隊さんが「おお、ベイビー!」とか言って、私を抱き上げて高い高いをしたという。母は焦ってただオロオロするだけだったと聞いた。小学校の遠足も楽しみだった。前の晩、母が苦労して手に入れたお菓子を詰めたバッグを枕元に置いて、少し早めに布団に入らさ...何もかもが待ち遠しかった日々

  • 秋の空??

    9月19日13時半。このギラギラで秋の空なの?夏のままで、冬に突入するんじゃないだろうね。そう言えば昨日朝6時半に富士山がシルエットで見えた。秋の空??

  • 東野圭吾『魔女と過ごした七日間』を読む

    東野圭吾著『魔女と過ごした七日間』(2023年3月17日KADOKAWA発行)を読んだ。角川書店の東野圭吾1億部記念特設サイトその夏、しんじられないことばかり起きた。「ラプラスの魔女」シリーズ!AIによる監視システムが強化された日本。指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事が殺された。「あたしなりに推理する。その気があるなら、ついてきて」不思議な女性・円華に導かれ、父を亡くした少年の冒険が始まる。少年の冒険×警察ミステリ×空想科学記念すべき著作100作目、圧巻の傑作誕生!中学3年生の月沢陸真(りくま)は市の複合公益施設のエレベータで小学生が乗る車椅子を押す奇麗な女性・羽原円華と会った。けん玉の玉を自由に操り、天気の変化を予言する不思議な力を持っていた。羽原円華は、シリーズ前作の『魔力の胎動』、『ラプラス...東野圭吾『魔女と過ごした七日間』を読む

  • 9月(1)の散歩

    このところ散歩は夕方か夜だったので散歩花ブログは久しぶり。のっけから、何じゃい?下の写真を判定なさったGoogleLens様のおしゃるのは「ニガウリ」「ゴーヤ」など。撮影してあった葉の写真で、「ツルレイシ」、別名「ゴーヤ」、「にがうり」と判明。公園に一人たたずむ「サルスベリ」。名札は「ミソハギ科」しか読み取れなかったが。そびえるピンクのサルスベリ。こちらは白いサルスベリ。やはり赤かピンクの方が映えるな。塀の上から前のめりでのぞき込む「ピンクノウゼンカズラ」。花がトランペットに似ているので英語ではトランペット・ヴァインtrumpetvineなどと呼ばれる(byウィキペディア)。ジュウロクササゲ(十六大角豆)との御判定。サヤインゲンにしか見えないんですが。同じく花にはインゲンの花とおっしゃる。私でもわかるハイ...9月(1)の散歩

  • 9月(1)の花

    7,8月をお休みしていた花が、9月に入って、4日に花が届いた。5本の深紅のバラ、4本のガーベラ、2本のフジバカマとレーザーファンだ。花の王様のバラ、その中でも深紅のバラはキング・オブ・キングではないかと思う。ガーベラは人工的な蛍光色のような気がして、好きな花ではないが、あでやかなことは間違いない。既に盛りを過ぎているのか、花びらが多少乱れているのが気になるが?フジバカマは初めて届けられた。房状になった小さな花(蕾?)があって、一部の蕾の先端から白いひげのようなものが出てきている。ネットでみると、白いものが全体を覆い、モアモアと曇ったように見えるらしい。果たしてそこまで咲いてくれるのだろうか?フジバカマは秋の七草の一つで、昔からある花らしいが、私は野生で見た記憶はない。川岸の護岸工事によって自生種が激減し絶...9月(1)の花

  • 花のある生活

    勤めていた頃は、家では仕事のことは考えないで、家を出た瞬間から考え出すことを日課にしていた。今日片づけなければいけない案件を考えながら駅まで歩く。溜まりに溜まった宿題の山の中から、ネックになっていてもっとも重要なものに挑戦している自分を夢想し、一方で簡単に片付きそうで精神衛生上良いものをやっつけた気持ちになり、解決は難しいがとりあえず打つ手が決まっていて前進が実感できるものなど、せめてこれだけはと思う3件を選び出す。もともと高望みしない性格から出社拒否になるほど思い詰めてはいないのだが、それでも精神状態が不安定な朝は、頭の中だけで勝手に仕事が進展したように想像して、やる気を奮い立たせるのだ。そんな訳で、周囲の景色はまったく目に入っていなかった。退職後、夫婦で出かけ、駅に向かう途中、「ほら、あの木に芽が出た...花のある生活

  • 夏川草介『始まりの木』を読む

    夏川草介著『始まりの木』(2020年9月30日小学館発行)を読んだ。小学館の内容紹介『神様のカルテ』著者、新たなステージへ!「少しばかり不思議な話を書きました。木と森と、空と大地と、ヒトの心の物語です」--夏川草介第一話寄り道【主な舞台青森県弘前市、嶽温泉、岩木山】第二話七色【主な舞台京都府京都市(岩倉、鞍馬)、叡山電車】第三話始まりの木【主な舞台長野県松本市、伊那谷】第四話同行二人【主な舞台高知県宿毛市】第五話灯火【主な舞台東京都文京区】藤崎千佳は、東京にある国立東々大学の学生である。所属は文学部で、専攻は民俗学。指導教官である古屋神寺郎は、足が悪いことをものともせず日本国中にフィールドワークへ出かける、偏屈で優秀な民俗学者だ。古屋は北から南へ練り歩くフィールドワークを通して、“現代日本人の失ったもの”...夏川草介『始まりの木』を読む

  • 駅といえば別れ

    別れでまず思い出すのは1957年のロマンチック・コメディー映画、ビリー・ワイルダー監督の「昼下がりの情事」だ。ゲイリー・クーパーが演じる大金持ちのプレイボーイが純情なパリ娘・オードリー・ヘップバーンと知り合い、互いに惹かれ合う。クーパーはパリを離れる際、女性との別れの修羅場になりがちな列車を避けていつもは飛行機にするのだが、あいにくこの日は欠航で、パリの駅での別れとなる。動き出した列車のデッキに立つクーパーに、世慣れた風を装い、ことありげに男たちのことを必死に言い募るヘップバーン。耐えきれず彼は彼女を列車に抱え上げる。観客の女性たちの溜め息が聞こえるシーンだ。実際に目撃した切ない別れは九州の田舎の駅でのことだった。大学時代の友達数人でユースホステル利用の九州一周旅行中のことだ。停車した小さな駅のホームをデ...駅といえば別れ

  • 停電の夜に

    最近はめったに停電することはないが、昔は何かとよく停電したものだった。私が小学生の頃だった。ラジオが台風は東京を直撃すると叫んでいる。夕方はやばやと雨戸を閉め切って、家族三人、居間に集まっている。父はラジオに耳を傾け、母はつくろい物に精を出し、私は寝転んで本を読んでいる。まもなく、風がヒューヒューと音をたてて強くなってくる。揺れてぶつかり合う木々の悲鳴が絶え間なく続く。かたまりとなった雨が雨戸を激しく叩き、外れるかと思うばかりガタガタと大きな音をたてている。天井の蛍光灯がチカっとして、スーと消えた。やはり、停電になった。母が「あら」と言って、何事もなかったかのように手慣れた様子で、ぼんやりとしか見えない薄明りの中、後ろの茶箪笥の引き出しを開ける。取り出した大きなローソクとローソク立てをこたつ板の上に置いて...停電の夜に

  • 「ダ・オカピート」のピザでランチ

    荻窪駅から青梅街道を西へ4分ほど、北側にPizzeriaTrattoriaDaOkapito(ピッツェリア・トラットリア・ダ・オカピート)がある(杉並区天沼3‐6‐2カノン武蔵ビル1F)。たまにはスーパーの冷凍ピザでなく本格ピザが食べたいと、荻窪へ出たついでに、オーナーシェフは世界選手権で第3位の実績を誇るという「ダ・オカピート」を訪れた。店内にはカップや賞状がずらり。奥には「OKAPITO」と描かれた窯が。そんなに広くないところに多くに席が作られているが、11時40分でも予約なしの席は2つだけ。その後、すぐ満席に。ずらずらピザが並ぶメニューを見ても、何が何やらわからないので、ともかく世界3位獲得の一番高い(税込\3,080)のを注文。ただし、二人でシェアー。「2019年世界選手権スタジォーネ部門世界3位...「ダ・オカピート」のピザでランチ

  • 山本周五郎『寒橋』を読む

    山本周五郎著『山本周五郎名品館Ⅲ寒橋(さむさばし)』沢木耕太郎編(文春文庫や69-3、2018年6月10日文藝春秋発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。男も女も老いも若きも、様々な「情」を胸に抱き、それに振り回され生きていく――武士の、同輩への友情と許婚への断ち切れぬ愛情との葛藤を描く「落ち梅記」。亭主への、また父の娘に対する「情」の交錯がドラマに複雑さを与える表題作。同場所のシンデレラ物語が迎える残酷な結末「なんの花か薫る」。「情」の万華鏡とも言うべき一冊。「落ち梅記」金之助は親友の半三郎を放蕩から立ち直らせようと苦戦している。金之助がやがては結婚すると思っていた幼馴染の由利江が半三郎を救って欲しいと頼まれ、使命感から結婚してしまう。25歳にして運命が反転した金之助はさらに家老の父の冤罪をかぶらざるを得な...山本周五郎『寒橋』を読む

  • 山本周五郎『雨あがる 山本周五郎短篇傑作選』を読む

    山本周五郎著『雨あがる山本周五郎短篇傑作選』(1999年角川書店発行)を読んだ。映画「椿三十郎」の原作の『日日平安』、黒沢の弟子の小泉堯史監督の映画「雨あがる」の原作の『雨あがる』と、映画化できなかったが黒澤明が「海は見ていた」という脚本にまとめたという『つゆのひぬま』と『なんの花か薫る』の4篇からなる短編集。本書巻末のリストのように、その他の黒沢映画になった山本周五郎の作品は、「赤ひげ」が『赤ひげ診療譚』、「どですかでん」が『季節のない街』、「どら平太」が『町奉行日記』と多くある。「日日平安」井坂十郎太は旅の途中で浪人者・菅田平野から「介錯をして欲しい」と声を掛けられた。結局、金の無心だったのだが、十郎太は紙入れを伯父・陸田(くがた)の家に忘れて来たことを思い出し、二人で城下町へ戻ることになる。藩の経済...山本周五郎『雨あがる山本周五郎短篇傑作選』を読む

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