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義母の短歌 https://okamura920.hatenablog.com

義母が98歳で永眠いたしました。義母が書き溜めた2,000首以上の短歌を少しづつ公開いたします。コメント願えたら幸いです。

定年退職後気ままな半農半X生活をしています。今年傘寿を迎え半農も少しずつ調整中です。

okamura920
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2022/01/18

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  • カテゴリー:動植物(九)

    福知山市多保市 天神社 手作り短歌集(九)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。短歌集に掲載された228首の内、二番目のカテゴリー【動植物】に分類した短歌(39首)を掲載いたします。 <義母の短歌>カテゴリー:動植物(九) #2394 白梅の開花うながす早咲きの姉様女房のような紅梅 #2395 いぬふぐり踏まれふまれて捻れつつ頭もたげて青く笑えり #2396 めったには滅びませんよと去年伐りし万作ひこ芽に花咲かせいる #2402 惜しみなく花びら散らし枝伸ばす樹木は過ぎしを恋うることなく #2403 花が皆ひと色ならばつまらない私は私の彩持ち生きん #2410 生き力ある…

  • カテゴリ:自分・生活(九)

    福知山市多保市 天神社 <短歌集(九)の掲載を終えて> 昨日までに、手作り短歌集(九)の掲載を終えました。 今日か らは、短歌集(九)に掲載された228首の短歌を11のカテゴリーに分類し掲載していきます。 短歌集(九)に掲載された228首の内、1番目に多く(53首)含まれるカテゴリー【自分・生活】に分類した短歌です。 <義母の短歌>カテゴリー:自分・生活(九) #2383 暁闇の空にきらめく星に対き双手合わせるわが誕生日 #2386 われに言う声にあらねど人の声聞くはよろしも耳が喜ぶ #2391 借りものの翼のコート脱ぎ心豊かに炬燵にもぐる #2392 冬の爪伸びやすくしてやわらかき指は拒めり…

  • #2601-2606  雨のなき・・・

    福知山市多保市 天神社 <義母の短歌>#2601-2606 #2601 雨のなき八月の地に衰えず緑葉ゆらす樹々の力よ #2602 まだ若き零余子のほろほろこぼす秋草分け拾う指躍らせつ #2603 もう誰も構ってくれないトレニアの小花を時折訪う黒揚羽 #2604 弾ける日待てるやはたまた怖るるや日に日に艶まし輝く石榴 #2605 宵やみを締め出し鍵かけ口遊む人には聴かせぬ遠き恋歌 #2606 隠せざる齢を映す鏡伏せ研ぎ鎌握れば十若返る <管理人のおまけ> 躍(おど)らせ 怖(おそ)るる 石榴(ざくろ) 口遊(くちずさ)む <365人の生き方> ■鍵山氏の 座右の銘は 『凡事徹底』 (鎌田善政 鎌…

  • #2596-2600 飛べぬ鳥・・・

    福知山市多保市 大野山善光寺(曹洞宗) <義母の短歌>#2596-2600 #2596 飛べぬ鳥ヤンバルクイナの子離れをしゅんと見ている深夜テレビに #2597 腰痛にやむなく籠る晴天の時がじんじんわれ置きてゆく #2598 人生の九つまでが歎きとう柊二の歌に頷きうなずく #2599 度忘れを悔めば「おばちゃんそれ以上しゃっきりされては俺らが困る」 #2600 鎌当てる指を鋭く切るすすき汝れの根性見届けましたぞ <管理人のおまけ> ヤンバルクイナ・・世界で沖縄にしかいない飛べない鳥 籠(こも)る 歎(なげ)き 柊二・・宮 柊二(みやしゅうじ)・・昭和の歌人 悔(くや)めば 汝(な)れ・・なんじ…

  • #2591-2595  みどり濃き・・・

    福知山市多保市 大野山善光寺(曹洞宗) <義母の短歌>#2591-2595 #2591 みどり濃き列島が好き京がすき丹波山家のわが里が好き #2592 八つ手の葉叩きまろべる梅雨しぐれ人の声欲る耳をくすぐる #2593 ジョギングの乙女Tシャツ膨らませ軽々宙蹴る足羨しもよ #2594 半日を土に膝つき戻り来て呑む冷却水美酒に勝れり #2595 気軽さと背中合せの侘しさをクロスワードの枠に埋めゆく <管理人のおまけ> 羨(とも)し・・うらやまし 侘(わび)しさ <365人の生き方> ■ニューギニアで 死地を救って くれた母 (三橋國民 造形作家)

  • #2586-2590 トタン屋根・・・

    福知山市多保市 大野山善光寺(曹洞宗) <義母の短歌>#2586-2590 #2586 トタン屋根射るごと激しく轟きし雷鳴消えたる鄙の静けさ #2587 夕闇の連れ来し安堵にふんわりと心ほどきて浸るひとり湯 #2588 狂い咲く木瓜挿す空瓶よみがえり花と分け合う生きの喜び #2589 「野に馴れぬ汝は日陰のどくだみよ笠忘れるな」姑は何時も #2590 今はもう日陰のやわ草ならぬわれ「無茶するな」と人の言うまで <管理人のおまけ> 鄙(ひな)・・いなか 木瓜(ぼけ) <365人の生き方> ■人間が 集中できるは 一つだけ (古橋廣之進 日本水泳連盟副会長)

  • #2581-2585 鎌あてし・・・

    福知山市田野 天神社 <義母の短歌>#2581-2585 #2581 鎌あてし指より滴る鮮血に脳の機能が一瞬とまる #2582 知られずに花どき終えし小判草「咲きましたよ」と小判踊らす #2583 迷いつつドア押すローソン眩しかり山姥などの訪う店ならず #2584 花が木がもし物言わば此れの世の悪事失すとも住みにくからん #2585 働けと親の授けしてのひらの厚きに今日も握る鍬の柄 <管理人のおまけ> 花どき・・その花のさかりの頃山姥(やまんば)・・山に住む老女 <365人の生き方> ■練習は 嘘をつかない 毎日の (大八木弘明 駒沢大陸上競技部監督)

  • #2576-2580 童なき・・・

    福知山市田野 天神社 <義母の短歌>#2576-2580 #2576 童なき里に幼児の歓声と訝る耳に「あれは猿だよ」 #2577 たんぽぽの「ポポポ」と笑う岸刈りかね黄昏れ時まで鎌休ませる #2578 ねんごろに調えし畑眺め立つ此の充実感われの生き甲斐 #2579 文明の光に凡そ遠けれど住めば都よ水美味き里 #2580 容赦なく迫る衰え振り払い握る手鍬は髪膚の一部 <管理人のおまけ> 訝(いぶか)る 黄昏(たそが)れ 髪膚(はっぷ)・・体全体 <管理人のつぶやき> ■目に青葉 今シーズンの 草刈が ■この色は 緑色だと 娘言う

  • #2571-2575 労勤を・・・

    福知山市田野 天神社 <義母の短歌>#2571-2575 #2571 労勤を常とし生きて晩年に対き合う歌の師は広辞苑 #2572 喜びは歩いて来ないさはあれど探しにゆく程飢えてもいない #2573 合併に合併重ね市となりし故郷に来て探すふるさと #2574 ひと岸を占めるつくしに気もそぞろ摘むもつみたりバケツ一杯 #2575 みつ葉欲る祖母にクローバー得々と摘み来し日のわれな幼なかりにき <管理人のおまけ> 労勤(ろうきん)・・骨折りつとめる 欲(ほ)る・・欲する <365人の生き方> ■まよったら 教えてくれる 全て客 (寺田寿男 アート引っ越しセンター会長)

  • #2566-2570 白絹を・・・

    福知山市田野 楽永山官福寺(真言宗) <義母の短歌>#2566-2570 #2566 白絹を纏える三日月棘のなき光を注ぐ地の万象に #2567 手弱女の後れ毛ほどの春風に命濃くする木瓜のくれない #2568 姑言いし「親はへちまのだんぶくれ」良く解らねど解る気もする #2569 まつぶさにわれのひと世を知る山の声なき声を時に怖るる #2570 労惜しむ男と疎みし日もありき癌に侵されいるとは知らず <管理人のおまけ> 纏(まと)える 手弱女(たおやめ)・・優美な女 木瓜(ぼけ) まつぶさ・・整っている様子 疎(うと)み <365人の生き方> ■IBMの 社訓は一字 シンク(think) (素野福…

  • #2561-2565 凍てつきし・・・

    福知山市田野 楽永山官福寺(真言宗) <義母の短歌>#2561-2565 #2561 凍てつきし根雪に泪こぼしせる天っ陽の神わが恃む神 #2562 むっつりと吊らるる玉ねぎ振り落とす孤独な風の透けるてのひら #2563 工事現場に夜っぴて点る青き灯がめぐりの闇をなお濃ゆくする #2564 六十年生死の程も知らぬ人青年のまま夢に訪い来ぬ #2565 春風に追われ吹かれ宙を舞う土まで届かぬ雪のはなびら <管理人のおまけ> 天っ陽・・太陽? 恃(たの)む 夜(よ)っぴて・・夜どうし 訪(とぶら)い・・訪れる <365人の生き方> ■一生は 焔の時と 灰の時 ■灰の時 時が巡るを じっと待つ (佐藤久…

  • #2556-2560 愛想に・・・

    福知山市田野 楽永山官福寺(真言宗) <義母の短歌>#2556-2560 #2556 愛想にかけし言葉がねぎ大根かぶらに変り届く年の瀬 #2557 満ち欠けは世の常なりと闇溶かし蒼く輝く寒の半月 #2558 節毎に人には見せぬ闇を抱く青竹ばしりと雪撥ねかえす #2559 潮引くごと帰省の子等去り戻りたるくらしのリズムの寒きやすらぎ #2560 五百羅漢列なり在すと思うまで路肩の残雪続く農道 <管理人のおまけ> 撥(は)ね 五百羅漢(ごひゃくらかん)・・500人の仏弟子 <365人の生き方> ■石に問う お前はどこに 行きたいか 石は答える 「コトン」と音で (栗田純司 積石工第14代 石の声を…

  • #2551-2555 「おばあちゃん」・・・

    福知山市田野 楽永山官福寺(真言宗) <義母の短歌>#2551-2555 #2551 「おばあちゃん」孫の電話が馳走なり何はなくとも夕餉が美味い #2552 朝まだき霧這う谷に鳴く鹿の声切なげなりひとりの耳に #2553 風の意のままに吹かるる病葉に終りしものの軽さを見たり #2554 杉の秀に西陽かかれば仕舞いどき「明日も来るよ」と鍬の柄杖に #2555 二戸三戸人住むあかしに点る灯を闇と峡霧がすっぽり包む <管理人のおまけ> 杉の秀(すぎのほ) <365人の生き方> ■信仲間 非忘初心 徹科学 (津田雄一 『はやぶさ2』プロジェクトマネージャー 仲間を信じ 童心忘れず 科学に徹する)

  • #2546-2550 留守宅の・・・

    福知山市大内 遊源山洞楽寺(曹洞宗) <義母の短歌>#2546-2550 #2546 留守宅の扉打つさまに茶の揚羽終りに向う花びらつづく #2547 腹見せて踠く羽欠け黄金虫轢かるるまいぞとわがてのひらへ #2548 引き籠るわれを起たせて歌の道説きたる人の死も遙かなり #2549 視野狭く生くるもわれは回る独楽自然を友とし飽きることなく #2550 掘り出され踠くみみずに土かける人なるわれの指無意識に <管理人のおまけ> 踠く(もがく) 黄金虫(こがねむし) 轢(ひ)かる 独楽(こま) 踠(もが)く <365人の生き方> ■一流と 二流を分ける 人格が (芳村思風 感性論哲学創始者 一流と二…

  • #2541-2545 哀と楽・・・

    福知山市大内 遊源山洞楽寺(曹洞宗) <義母の短歌>#2541-2545 #2541 哀と楽微熱のごとく身を包むひとりに戻りし夜の長さよ #2542 肱笠の雨パラパラと降りこぼし今日も素気なく逃げる雨雲 #2543 鎌三丁研ぎ上げ明日に具え置くあの草刈らねば夏が終らぬ #2544 われ拒むことなき土の親しさよ古着纏う思いに今日も #2545 かなしみの雫のような雨の露光りを留めて樋に縋れり <管理人のおまけ> 哀(あい)・・悲しみ 肘笠(ひじかさ)の雨・・急な雨 縋(すが)れり <365人の生き方> ■私には 帰れる祖国と 大地あり (杉山まつ ワシントン靴店創立者 戦後の引揚船で)

  • #2536-2540 心から・・・

    福知山市大内 遊源山洞楽寺(曹洞宗) <義母の短歌>#2536-2540 #2536 心から夫婦になれた十年目古き日記のわが文字の跡 #2537 恙なく羽化遂げしかと確かめる草間に転がる抜殻の背な #2538 心地良き夢の切れはし手に掬う水にかも似て失せゆくばかり #2539 「お母ちゃん唯我独尊みたいやな」息子の声に操る広辞苑 #2540 聴き馴れしわが気に留めぬ夜狐の声に怯える街の孫達 <管理人のおまけ> 恙(つつが)なく <365人の生き方> ■言葉を 生み出すことは 苦しいことなの (沢 知恵 歌手 塔 和子さんの言葉)

  • #2531-2535 荒れ畑の・・・

    福知山市宮 一宮神社 <義母の短歌>#2531-2535 #2531 荒れ畑の草引き終えて腰下ろす甲斐なき勝利得たる思いに #2532 山住みの目は眩しめり魚跳ねるさまにきらめく湾の細波 #2533 ルームミラーに映りし夕陽くねくねの山路抜け来て正面にみる #2534 廃屋の傾き朽ちゆく逐一を詮なく見守る椿の大樹 #2535 電気器具古きが次々力つき通電拒むを身になぞらえつ <管理人のおまけ> 眩(まぶ)しめり・・まぶしく感じ 廃屋(はいおく) <365人の生き方> ■絵を描くは 頭で書かず 体で書く (中川一政 画家)

  • #2526-2530 どっしりと・・・

    福知山市宮 一宮神社 <義母の短歌>#2526-2530 #2526 どっしりと古き陶器を思わせる山膨らみて葉裏をかえす #2527 三猿を決めこみふんわり生くるのも思う程にはたやすくあらず #2528 曳かれゆく罪人のごと用済みの重機深夜に運ばれゆけり #2529 竹馬の高きを操り坂ゆくが孫ならとても見ては居れまい #2530 思うこと此れとなき昼抱卵の雉子が気になる梅雨の長雨 <管理人のおまけ> 三猿(さんさる)・・見ざる、聞かざる、言わざる <管理人のつぶやき> ■コロナ明け 淡路島の 八浄寺へ

  • #2521-2525 初夏の山・・・

    福知山市池田 能勢神社 <義母の短歌>#2521-2525 #2521 初夏の山成育盛りの少年の清しさ見せて膨らみ迫る #2522 隣り家の主の釘打つ確かなる音頼もしく聴こゆる晴天 #2523 寝ねぎわに教育勅語そらんじるつくづく古きか大正生れ #2524 子天狗の扇にやりたし八つ手の葉若きみどりの陽にきらめくを #2525 ゲートの球打ち合う歓声運び来る風をよろこぶ網戸のカーテン <管理人のおまけ> 清(きよ)しさ 寝(い)ねぎわ 子天狗(こてんぐ) ゲート・・ゲートボール <管理人のつぶやき> ■コロナ明け 明日出かけます 休刊日

  • #2516-2520 戒名なく・・・

    福知山市池田 能勢神社 <義母の短歌> #2516 戒名なく縁も知らぬ遠き死者わが墓原の隅に回向す #2517 吹く風に音色つけられ細く鳴る吊りっぱなしの春の風鈴 #2518 慈なく八十路を生きて黄の信号無視せず待つにようやく馴れる #2519 昼の月匠の漉きし和紙のごと白く透きつつ象崩れず #2520 騒がれし桜花より花柄を掲げ静もる水仙いとしむ <管理人のおまけ> 回向(えこう)・・冥福を祈る 漉(す)きし 透(すき)き 掲(かか)げ <365人の生き方> ■苦しみを 克服した時 運が来る (西田文郎 サンリ会長 本当の苦しみは人生に三回しかない)

  • #2511-2515 奥丹後・・・

    福知山市池田 旧岳山來迎院(真言宗) <義母の短歌>#2511-2515 #2511 奥丹後大震災に野に寝かされ仰ぎし糠星今もまたたく #2512 六十年経つれど忘れず鍬先にかけし卵に泳ぎし蛇の子 #2513 白濁の雪解け渦巻き岩を打つ自然のくれし鄙の景観 #2514 此んな夢見て良いものかにこやかに「あき子師」峡を訪い給う夢 #2515 春光りたっぷり浴びる福寿草妬ましきまで黄に輝けり <管理人のおまけ> 糠星(ぬかぼし)・・小さな無数の星 鄙(ひな)の・・田舎の 訪(と)い・・訪れる 妬(ねた)ましき <365人の生き方> ■人生に 定年はない 退職も(田中真澄 社会教育家)

  • #2506-2510 喜怒哀楽・・・

    福知山市池田 旧岳山來迎院(真言宗) <義母の短歌> #2506 喜怒哀楽失せたる人の卒塔婆抱き十七回忌の墓地の雪踏む #2507 冬ざれの峡の河原に歳月の諸々秘めてそそり立つ岩 #2508 だるまあり六地蔵あり仔犬あり路肩に黒ずみ傾く残雪 #2509 寒中に水浴び続ける雄の鵯何を濯ぐと四たび五度び #2510 背負われし目に映りたる桃色の母の手絡の色褪せずあり <管理人のおまけ> 卒塔婆(そとうば)・・塔婆 鵯(ひよどり) 濯(ゆす)ぐ 手絡(てがら)・・髪を結ぶ布 <365人の生き方> ■ナイロンの ベルトによって 解決す 自動改札機は かくて誕生 (田中寿雄 元オムロンフィールドエンジニ…

  • #2501-2505 此の里に・・・

    福知山市池田 旧岳山來迎院(真言宗) <義母の短歌>#2501-2505 #2501 此の里に居てくれるだけでいいと言う自治会長も七十路中半 #2502 仏間なき家に育ちし外孫の来訪一番上げる燈明 #2503 ぷりぷりに太れるひ孫抱く膝の痛みに堪えて温み愉しむ #2505 乾ききる心にやさし自然体今日も草分け摘む蕗の薹 <管理人のおまけ> 蕗の薹(ふきのとう) <365人の生き方> ■苦しみは 負だけでなく 健康な 時にはわからない何かを学ぶ (小澤竹俊 めぐみ在宅クリニック院長 医者が本来果たすべき役割)

  • #2496-2500 元気だと・・・

    福知山市三俣 若宮八幡宮 <義母の短歌> #2496 「元気だと応えてくれるだけでいい携帯持って呉れよおふくろ」 #2497 人界に何とし起るも平然と雲遊ばせて宇宙は無傷 #2498 電線に羽休めて寒ざむと一人合点している鴉 #2499 行き交える人も稀なる山径のはぜのもみじの深きくれない #2500 莟立てただ飄然と吹かれいる白木蓮に冬長からん <管理人のおまけ> 莟(つぼみ)立て 飄然(ひょうぜん)と・・ふらふらと <365人の生き方> ■人生は 今日が始まり ここから挑戦 (森光孝雄 八天堂代表取締役 行列のできるクリームパン誕生秘話)

  • #2491-2495 喜びを・・・

    福知山市三俣 若宮八幡宮 <義母の短歌>#2491-2495 #2491 喜びをひとり占めして朝まだきぎんなん拾うバケツ一杯 #2492 自を知るは自の他になしだんまりに昏れて乾ける唇熱し #2493 此れの世の外なる声の降るごとしトタン屋根打つ暗き雨音 #2494 増水に水吠える音ひとり聴く夜長かりき時止まりしごと #2495 色づきし実を確めてみずからを葬るごとく散る柿落葉 <管理人のおまけ> 昏(く)れて <365人の生き方> ■まず国語 3,4が無くて 5が算数 (斎藤 孝 明治大学文学部教授 数学の教授藤原正彦先生の言葉)

  • #2486-2490 子の呉れし・・・

    福知山市三俣 生野神社 <義母の短歌>#2486-2490 #2486 子の呉れし回転椅子に身をゆだね窓越しにみる夏の後姿 #2487 旱魃に耐えてようやく鈴蘭のつけし実だけは突つくな鴉 #2488 真っ直ぐに伸びる杉の木好もしく見ているわれも直進型なり #2489 実をつけぬ枇杷の繁り葉吹き抜ける髪にやさしき秋の風の子 #2490 「血を少し下さい卵産むため」と鳴く蚊に容赦あらぬてのひら <管理人のおまけ> 旱魃(かんばつ)・・干ばつ <365人の生き方> ■伸びる人 才能プラス 環境 そして一つは ハングリー精神 (佐野俊二 カリフォルニア大学 外科学教授 自分をどんな環境に置くか)

  • #2481-2485 夏野菜・・・

    福知山市三俣 生野神社 <義母の短歌>#2481-2485 #2481 夏野菜人と獣の知恵くらべ人は大方負けて嗤えり #2482 落ちてなお象崩さぬのうぜんの花避けてよろめく夏草の径 #2483 子の歳に近き歌友に囲まれて何時しか古き語り部となる #2484 夏休み孫のナナハン玄関に守衛のごとくどっしり据る #2485 盆過ぎて虚しく静もるどの部屋の襖開けてもだあれもいない <管理人のおまけ> 嗤(わら)えり のうぜんの花・・夏に咲く花 静もる・・静まる <365人の生き方> ■保己一を ヘレンケラーが 尊敬を (平 光雄 社会教育家 ヘレン・ケラーも尊敬した塙 保己一の生き方)

  • #2476-2480 人目には・・・

    福知山市三俣 生野神社 <義母の短歌>#2476-2480 #2476 人目にはタフで陽気な八十歳愚痴は申さず詠むまろき歌 #2477 つつましく匂うと見れど合歓の花貴婦人のごと空指して咲く #2478 目が意思に動きて憚る何もなきひとり暮らしの重さと軽さ #2479 歌なくば虚しかるべしわが余生思いつくまま目に留るまま #2480 万華鏡覗く思いに仰ぎみる梢にきらめく夏の太陽 <管理人のおまけ> 合歓(ねむ) 憚(はばか)る <365人の生き方> ■伸びる人 才能プラス 環境 そして一つは ハングリー精神 (佐野俊二 カリフォルニア大学 外科学教授 自分をどんな環境に置くか)

  • #2471-2475 母の日の・・・

    福知山市三俣 景福山長川寺(曹洞宗) <義母の短歌>#2471-2475 #2471 母の日のカーネーションに銀杏葉を伴侶の如く添えて愉しむ #2472 痩畑に似合わぬ美しき羽たたむ川蝉といる挿絵のごとく #2473 止むと見て鎌砥ぐわれに今すこし憩えと降るか再びの雨 #2474 人の声よし聞かずとも鳥の声聴かぬ日はなし鳥語知りたし #2475 俗に言う鬼の撹乱臥しこもるわれ訝るや老鴬の声 <管理人のおまけ> 訝(いぶか)る 老鴬(ろうおう) <365人の生き方> ■パソコンから 持ってきたもの 知恵にはならず 動かなければ 汗をかかねば(太田 誠 駒沢大学野球部監督 心の守備範囲を広げよ)

  • #2466-2470 水温む・・・

    福知山市三俣 景福山長川寺(曹洞宗) <義母の短歌>#2466-2470 #2466 水温む四月の蛇口全開し泥の手洗うひと日を洗う #2467 打ちかえす雨上りの畑黒々と土本来の色に輝く #2468 むっつりと立ちいるのみに頼もしき山に守らるわが住む里は #2469 ロボットの歩みさながら膝関節調え踏み出す十歩二十歩 #2470 柿若葉花に劣らぬやさしさに揺れてきらめく疲れ曳く目に <365人の生き方> ■保己一を ヘレンケラーが 尊敬を (平 光雄 社会教育家 ヘレン・ケラーも尊敬した塙 保己一の生き方)

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