■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
私が書いた歌詞のようなフレーズのどこかがあなたのこころにふれますように。なお私の作品は評価を期待するものではないこと、解釈を特定するものではないことをご了承ください。
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■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
■ネイルが仕上がるまでネイリストに右手をあずけて左手であなたと手をつなぐホテルの午後のアンサンブル漂うアロマのディフューザーあなたの手の表情を読んでいるだから他愛ない話をするのこの手とその手がしてきたことはなんだったのかしら罪かしら男は逃げるものを追いかけ女は追われるものから全力で逃げるのネイルが仕上がるまで あなたが恋人でいてくれたらそれでいいネイルが仕上がるまで 黙ってそばにいてくれたら それがさ...
■磧礫(せきれき) ただの石ころかも知れない私たちは激しい水の中 いのちを削り削られながらいくさを聞く流るる川音に あなたと拾い集めた日々は岸辺の石だったかも知れない石には森や木やそよいでて二人にはそれが世界だったふと胸をつらぬく 互いの目をみつめあの時さびしさを聞いた難儀(なんぎ)なものです 人の世は 人と人とがなぜ難しいでもふたりは知っていたなぜこんな石ころが美しいのか吸い込まれてゆく石の中には老...
■Tumbling Beat赤いRECの文字と赤い丸ふいに動画で撮ってるものはきみの髪と化粧と香水と生理の匂いが入り混じったようなもの実体のないものや正体不明なものが監視カメラをすり抜けるそんな夜の抜け道は美しい死のようだTumbling Beat 消毒しすぎて手が荒れる僕という下等動物最上階に近づくたびにTumbling Beat 狂う惑星 軌道逸れるたび僕たち上機嫌に屈折してる暗いビー玉の光のような Tumbling Beat 女の敵はやっぱ女だ...
■Good Heartbreakこれで良かったそう思うしかないじゃないのあなたにとって私にとってGood Heartbreak これまでの日々を惜しむように好きだったものたちたとえば好きだった歌好きなひとはあなたのままなのにまるでちがってしまった私たちかんがえる前に 美しいことをするのそれがさよならだとしても涙がとまらなくても あなたの首にすがるしかなくても Good Heartbreak , Good To MeGood To You否定できないいいとこしか思いつ...
■カレンダーガールきみはCalendar girl僕は毎日めくる胸のCalendar 笑うCalendar girl会う日のスニーカーがかぞえたCalendarロマンス色にくちびるがひらかれると日ごと夜ごとため息のドラムを叩く僕はスティックさばきもおぼつかないおいでSlender girl風のインクの手紙をたどる 月のランプなのにCalendar girl着信途絶えて互い違いに終わるカレンダーオレンジのスカーフたなびかせて去るきみのGoodbye 日付けが止まったままのき...
■風色(かぜいろ)テーブルにはソーダのぬけたスコッチ 昨夜ふたり何を話したのだろうまるでペイ・パー・ビュー見ているようによわまる陽ざしがかたむくきみからの電話は用件だけ告げて切れたありがとうって言葉の意味はグッバイ忘れたよ きみの全身に書かれた長いラブ・レター 言わないで 何もガレージにきみの車はもうないふたりもう ほら 風色(かぜいろ)さ愛していないなんて言えば言うほど 愛している証拠みたいで嫌になる...
■あの日にレイアップ・シュートボールにもなぜだかさわらせてもらえなかった先輩に挨拶してもガン無視されたコーチは何も教えてくれなかった帰る前 死ぬほど床をモップがけした僕のシュートはいつもあと少しのところでリングに嫌われた悔しいって気持ちが今もある大人になっても そこ めがけてる僕がやってることはあの日にレイアップ・シュートさっきまでの試合空気が天井にのぼる上達する方法はすり傷 絶やさぬこと人生はそ...
■夜の寝覚(よわのねざめ)Um...Hey Hey Heyさっぱりよ ひじ掛け椅子で深夜にまんじりともしないのよ私あなたは寝息を立てている細目に開けた冷蔵庫のあかり床にすわってワイン 注いで寝るまでのあそびよ 並べる掛詞あなたにすれば「私」と「彼女」は掛詞私にすれば「愛」と「哀」も そう私にわきあがってゆく想いは実現されない方がいいさよならは殺人者の言い分よ女は深く微笑むのよ 要注意よ愛が重いから すてたいわあなた...
■Next.Goes On 醜悪に見える この街のどこかでまだ汚れていない場所が おいでおいでしてる このスニーカー はきつぶすまでぼくは行けるとこまで そう 行ってみたいな 猫背の夢にヘタな歌うたいながら Next.Goes On On And On その次に行こう誰かがむこうが呼んでるよNext.Goes On On And On ダメでも 負けても 泥だらけでも きっとその先に光はある”もどき”がいい 知ったかするよりワケ知り顔 成りすましするよりい...
■孔雀の時刻(とき)午後20時と午前7時の女の見分けがつくかしらコンパクトでうしろのあなたを見てる滑稽なのよ さかさまな男 違う男(ひと)を好きになった それだけのことよあなたのためにきれいになるそれは別れを秘めてるからルージュ色のうらぎり それも女の甲斐性なの愛のために 自由にさせて後悔ならば 彼としたいわすべてを持つ あなたの手からどうぞ飛ばせて 孔雀の時刻(とき)よ相手が男なら殺してやる相手が女なら口...
■雨ノチ晴れ雨の拍手に巻かれてふねのスクリュー音白無垢きたわたしへとあなたは傘さしたいずまい ただしたのよ おごそかな式 島のひとに感謝した若かったあの頃きっとそうねしあわせの前ぶれは雨なの雨ノチ晴れ 雨ノチ晴れ いつも 晴れごごろ ねえ父さん あすはそうふたりで送る番 あの娘がそう しぶってたお見合いきめたのともだちに配信で 見せると言うあの娘トラクターで むかえる彼家族が増えるのよ予報みたら ...
■ホット・パラダイスアイツが死んだのは 雨のせいさ日曜日と雨をこよなく嫌った アイツが死んだ日も 傘の波真実は何百カラットもの まやかし充血したような笑みを いつも浮かべてたアイツは馬鹿げたこの世のGAMEサイト とっとと退会した ホット・パラダイス喪服が濡れてやけに 重く感じて腑抜けな笑いが 僕らに伝染(うつ)った 生きてる僕たちはそう まあとりあえず 自分のことしか考えてないことがわかったカンシャク玉を...
■ラスト・オーダー未読メールにしてあなたを放置するこんな終わり方知ってるこの悲しみは そう私だけのものなのこの孤独もあなたにあげない彼女のもとへ行くなら わたしを殺してからにするのね すべてわかちあえたと、いう夢をみた ウェイタ―がテーブルに来る 店も閉まる決めかねる こんな恋のラスト・オーダー ラスト・オーダーひとを愛することにまちがいなんてあるの?なんだか酔っているさよならにすれ違いかぞえてホンモ...
■已んぬる哉(やんぬるかな)釈迦が岳 八剣山(はっけんざん) 転法輪岳雨糸の向こう 横たわる湖は鉛(なまり)鬼と仏もおなじと思う これからふたりは女の山と男の山を 降りる怒れ 燃える 木々の葉たちよ心などという不埒(ふらち)なものに売られ買われどうしてくれよう山などありはしない 山ほどそれは崩れ落ちる僕はあなたの目を見て言う 嫌ったわけじゃないもう好きになれないだけだ若き日には若さはすぐに 消えるとも知...
■朝からムーン ルージュから 女は生まれる肩で息ついて かがみ抜ける絶望する若さのかたちに あなたとのことが美しすぎたからThrough The Mirror Of Our Moon Shineガウンの袖に のぼる朝日が あなた手招く もっとお入りなさい 私の中に Ha Um ha朝と夜が呼び交わす世界へThrough The Mirror Of Our Moon Shine 朝からムーン ドレッサーのガラス瓶たちひとつ残らず倒して泣く香りで香りは消せないわあの女(ひと)忘れて ...
■Rock’ Chello ListAh Ah Ah 深呼吸しながら僕はYeh Yeh Yeh 弦に向かうよどぎまぎする指が次第に核をとらえて Music So Good So GoodAh Ah Ah チェロリストがロッカーだって君はYeh Yeh Yehはじめて知ることになるロマンティストは革命家僕は暴れるラブレターいつだっていいなんてそんな時はないんだ君に打ち明ける時は きっと今しかないんだ校庭のど真ん中からチェロを弾く 君へアヴェ・マリアもドッカーンとへッド・バンキ...
■しののめの空トンネル抜けて またトンネル闇から闇へとつづいてもあなたの腕で 髪をみだし山の声を聞く 指はりつめて年をとるたび 脱ぐ花衣死にじたく始めたら 生きたい明けないで 明けないで ふたりの夜悲しんでいたいからなにもかもこのままで しののめの空男滝 女滝 地を這うよにぬらぬら真ん中つらぬく花火躰(からだ)はこころ 糾うが如くこころは躰(からだ)よ今という時に 会えたしあわせだから私という女がいます明け...
■君がいるThere Can't go back, babyCan't go back, baby誰か僕の(Can't go back, baby)代わりをやってくれ 抱く気もないのに女といて飲む気もないのにパブにいて読む気もないのに新書買うどうだってもう何だっていい人間という役は演じるほど猿芝居だねそれもこれもまだ君がいるThereCan't go back, baby ひとりのほうがCan't go back, baby 幸せだと思えるよCan't go back, baby 何人僕は僕をくぐり抜けたならいい仕事で誰...
■Violinistウラジオストクが暮れなずむ頃小さなホールはさながらカーネギー・ホール開放弦の音どよめきと拍手人々はつかの間音楽に戦火を忘れる喝采が押し寄せて 高く高くヴァイオリンの弓で 軽く 軽くフィナーレまで 強く 強く手をひろげて 波をつくるのよ力をひとつに音楽を呼び込むのよ みんながViolinistたれ込めた冬の空暗がりに寄り添う人びとは微笑みスープで体あたためるたましいよ響け 高く高くやさしい旋律を 世界にひ...
■最后のメモ私はメモ 走り書きのペンのあと深い意味はないメモに記してそのたび捨てる思い出させてよ 忘れることを 私たちを過去のものに しまうまで見えないものが つないだすべてがそう眠りにつくまで 思い出させて伝えないためのメッセージあなたにも渡さない私だけのもの この想い私たちは美しい言葉を話すために生まれて来たのよでも私がメモに綴るのは言葉ではないわDa Ba Da... あの頃が何だったのか わからないま...
■シティ・ホテル昔の恋をなつかしむにはちょっとうらぶれたホテルがいい同じくちべにをつけてみるけど あれからの私は 恋もしない女フロント前を通るときは他人に見えるように シティ・ホテル シティ・ホテルあなたも私もふたり 結局 ホテルの客だったこの髪のトリートメントあなたに巻きつけたらさよならにこごえた何もかもわかって生きていられたらきっと誰も悩むことないけど私たち 誰よりも身近な他人だったシティ・ホテ...
■まだわかってしまいたくない人生にたとえば しまい忘れた風鈴に思い出す季節たとえば 手折られた花物言わぬ夕ぐれに 愛を語らず 愛を語らずただひたすら愛する まだ無いものがあるうちは 青春なんだとよ そうさあゝ有り難いものは 在り難きものよまだわかって わかってしまいたくないこの人生に成功なんて劇薬だ賛美はたぶん猛毒だ そんなものでも こんなものでもきっとなく 今は今ってだけ夢を語らず 夢を語らず...
■アンブレラ・マンメガネをかけた 紳士が高いタワーから 傘をさして降りてくる涙にぬれた 私のこころを薔薇の壁紙で 貼りかえてくれるHoney あなただったのねアンブレラ・マン Honey イメージとはちがうけどアンブレラ・マンだわ 長いことかくれてた傘を捨てて こころを打つ雨のシャワーの中で踊りたい大はしゃぎしてはだしで笑うのご機嫌斜めの運命あなたはもっと私に会う必要がある神さまに出来ないことが出来るから ひ...
■はんぶん失恋フラッぺのつめたさに殴られた午後あなたにTelした熱気球の心 飛んでけ口実は100通りあっても そうね事実は1つよ素直に言えたらいいのにパッと うつむいた瞳がパッときらめいてパッと あなたになにかを投げる 変幻自在の色あい高度計 測れない空の青さにあなたの心を横切るときに何が見えるの?遅刻し過ぎよ約束はながれてもそれぞれこころは会っていたのねパッと ヴラウスの袖パッと 知らん顔パッと 気流に乗...
■Jannah鎖骨のあたりなんだか 熱い風が抜けてくじんと耳が鳴るけれど わたし指噛む 秘め事よ完ぺきなことは まだ話さないAh 謎めかせながら夜を誘いましょうAh 女の庭で男は迷う それが恋よふたりはあわせ鏡よ 運命さえ信じてる想いは 遥かに 旅してゆくのそっとかわすこの心をふたりのものにするまなざしから ほら Jannahふたり花びらの底で 手をつなぎ見つめあえば祈りに浮かんでいくわ たなびく絵巻 空中宮殿し...
■朝からムーン ルージュから 女は生まれる肩で息ついて かがみ抜ける絶望する若さのかたちに あなたとの夜が美しすぎたからThrough The Mirror Of Our Moon Shineガウンの袖 のぼる朝日が あなた手招く もっとお入りなさい この胸に Um Ha Um朝と夜が呼び交わす世界へThrough The Mirror Of Our Moon Shine 朝からムーン 生まれるまえに知っていたおぼえているでしょう 私の声男時間と女時間つかの間出会っても 忘却は...
■孔雀の時刻(とき)午後20時と午前7時の女の見分けがつくかしら掌で包むコンパクトへと映す微笑みはそうね要注意違う男(ひと)を好きになった それだけのことあなたのためにきれいになるそれは別れを秘めてるからルージュ色のうらぎりおぼえててそれも甲斐性だわ愛のために 自由にさせて後悔ならば 彼としたいわすべてを持つ あなたの手からどうぞ飛ばせて 孔雀の時刻(とき)よ相手が男なら殺してやる相手が女なら口説こう相変わ...
■思い出びいき 青森発の夜行フェリー着くころに欠航知った 函館はみぞれ遠ざかるものだけが なぜか近くて凍る低い空 あのひとうらんださよならきっとあれでよかったそう思わなきゃ 生きてこれなかったばかやろうなの私 今もあのひとの思い出びいき謝らないで謝るようなことをあのひとしていないから 謝るのは私哀しいから髪を洗うけど 涙がさえざえと流れて ゆかないはなぜさよならだけでむすばれているものみぐさなのね ...
■ロッカバイ グッバイうそで愛したふたり 無理してさびしかった 駄目にしてもよかったのよそれも若さの特権よ恋人を演じてたみんなが見てるまえじゃ身振り手振り ひときわ そう高笑い ひびいただけ抱いてもくれないのむねにサングラスかけておなじだけつまらないあなたと私はかみあわないこれじゃ はなしにならないわさよならだって見飽きた景色の中かなしみだってひけらかしておなぐさみね エンドがまわるだけならはなし...
■Merry Christmas Islandジェット・スキーのトナカイたち波間にみえかくれあのツアー客も帰ってすこしヒマになったよ気のおけない仲間と祝う 南のクリスマス僕は相変わらずさどんなにきれいな海を見ても空が澄んでいてもきみだけがいない 一日は長かったよ いつかまた焼けたひざではなしをしよう 今度また そのはなしをしようカナッぺのように溶ける気だるさはブルー・ノート波は波から生まれる時間は時間を作るさ砂一粒入れ...
■すべての悲しみにおはようと言おう作詞:Christine McVie作曲:Christine McVie日本語詞:夏井くわみおはよう 夜があけるいちばんくらい時さもうじき朝がくるよかなしみにも日がさすおはよう 瞳あけてぼんやりしたねぼけまなこ何をそこに見るかが世界だカーテンが呼吸する 窓から風をいれようどうしたい?希望という ともだちに会いに行こう不幸と言えば不幸にもなる幸せと言えば幸せにおもえる頑張ったね これからは楽しいほう...
■45度作詞 Tommy Shaw作曲 Tommy Shaw日本語詞 夏井くわみ君の唇のうごきで気持ちは伝わったよ離れゆくマリーナから僕はまた海へ行く金貨を撒く 光がむこうで導いてくれるからラダー手繰り 波の鏡に漕ぎだしてゆきたい風上に真っ直ぐには 進めない まるで人生足あと波が消しても海はそこにある岬はシャーベットいろ ビル群に帆をたたまない都会(まち)は海生きることに寄り添えばかなしみもよろこびもすべてを乗せて 旅は終...
■情熱の赤い花歌:Chayanne feat Vanessa 日本語詞 夏井くわみ(Chayanne)ポッドキャストにつながる そんな孤独配信もむこうに すり抜けていった(Vanessa )私もそうよ BEERあける音が今夜ふたりの会話ね(Chayanne ・Vanessa)You Are My Home 目を上げたら ふとかさなりあうぬくもりが赤い花になるYou Are My Home はだかのハンガー 鍵はなくても あなたがいれば 灯るYou Are My Home(Chayanne ・Vanessa)最後に笑...
■雨の花嫁雨の拍手に巻かれてふねに乗り嫁いだ白無垢着たわたしへとあなたは傘さしたいずまい ただしたのよ おごそかな式 島の人に感謝した若かったあの頃きっとそうねしあわせの前ぶれは雨なの雨のあとは晴れになる ララララ 決まりなのねえ父さん あすはそうふたりで送る番 あの娘がそう しぶってたお見合いをきめたともだちに配信で 見せると言うあの娘トラクターで むかえる彼家族がふえるの予報みたら あすは雨雨...
■姉の恋文そらにはそらのかぜにはかぜのあめにはあめのそして私には 敢えて 言葉にしない言葉がある鳥はなぜ飛ぶのか 空があるからか花はなぜ咲くのか 季節を知らせるためか私はきわめて冷静にあなたとは接するほかの誰ともかわらぬ温度で接するそれでもひとりになったときに時に全身を震わせて泣くことがある 大のおとなが 声を殺して 泣くなんて馬鹿げているでしょうわかって欲しい いいえ、絶対わかって欲しくない こ...
■裸電球ひとのこころ照らすのは豪華なシャンデリアじゃない天井から吊るされた裸電球のような ひかり 道化師と格闘家は相棒さかなしみとしあわせは親戚さ神もほとけもあるもんかご本尊は僕たち自身さ強情だね不細工だね頑固なところも似てるねなあ 下からうえへ裸電球のような想い人道家と愛煙家は紙一重波乗りと世渡りも通じてる人生は捨てるとこないアンコウの 七つ道具だね旧友とはぐれたよ 夢という道化師と格闘家は相棒さか...
■オール・キャストボトルを一本 キープして帰ってゆくよ それじゃあと常連客にはなりはしないましてやかなしみの行きつけなど生きていることはまぐれだとわかっているけど なんとなく自分をさかなに飲んでいたらまわりがはやくて酔えはしないこの世は そうさ 不条理なもの男も女もないんだよ代わりはいない エキストラでもないぶつくさいう俺 きみしこたま笑う風向きしだい 風見鶏風に吹かれて 肩をすぼめだけど深刻ぶり...
■ボンボン・アクセサリー作詞:Lenny KravitzGerry DeVeaux作曲:Lenny KravitzGerry DeVeauxProdce:Lenny Kravitz歌:Vanessa Paradis見せストラップをわざとおとす Tonightあなたにふるえる胸はボンボン・アクセサリー欲しがりなさい このくちびるを Yeahオールド・パーティーみたいに 星降る夜に女子たちはスカートのあいだで会話してる Baby Baby脚を組みかえるたびに 男の目線に 話すわルージュはアクセントよ シーク...
■Jungle Coo Coo無花果(イチジク)の白い汁に群がるアリをアリクイが喰べるアリクイをワニが喰べる少女の無邪気な夢を大人が喰べるひとはひとを喰いものにしてるなんだか可笑しいねJungle Coo Coo見えない血をみんな流している原色都市 指から無彩色の川ごらんあの大きな舌に呑まれて 宝石もBMWもCASHも胃袋の底狂気と果実、花と蛇たち誰かが 呼び続けている何かが 重なりあってるナツメヤシが Jungle Coo Coo夜空に両足(あし)入...