■ゆうべの夢ゆうべの夢にわたしをおいてあなたはゆくのね くちづけおいてゆうべの夢に のこる噛みあとあまくうずくわ なぞる耳たぶかなしいひとはかなしみ好きよしあわせなひとはしあわせが好きゆうべの夢は ゆうべの夢よ朝のひかりに 目覚めてきえるゆうべの夢に 夢などみないわあなたは私の ゆうべの夢なのゆうべの夢が 肌に巻きつくやさしくまどろむ声がきこえるゆうべの夢は水夫と人魚ね漕ぎ手をなくしたはかない船よひと...
私が書いた歌詞のようなフレーズのどこかがあなたのこころにふれますように。なお私の作品は評価を期待するものではないこと、解釈を特定するものではないことをご了承ください。
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■ゆうべの夢ゆうべの夢にわたしをおいてあなたはゆくのね くちづけおいてゆうべの夢に のこる噛みあとあまくうずくわ なぞる耳たぶかなしいひとはかなしみ好きよしあわせなひとはしあわせが好きゆうべの夢は ゆうべの夢よ朝のひかりに 目覚めてきえるゆうべの夢に 夢などみないわあなたは私の ゆうべの夢なのゆうべの夢が 肌に巻きつくやさしくまどろむ声がきこえるゆうべの夢は水夫と人魚ね漕ぎ手をなくしたはかない船よひと...
■小夜曲(セレナーデ)投げたリップスティックから曙(あけぼの)がはじまるおちそうなガウンに手にしてるロシアン・ティー Ah聞こえないわ さよならが つまらないあなたの指がふと背中でとまるあなたは彼女の赤を選ぶ同じ赤い花がゆれても彼女のもとへ行くのなら せめて私を殺してからにするのね一番目のよそおいは そうクロークにロング・ファー二番目の昼にはスカートにながれた小花模様消しあう瞳のキャンドルかなしみがパッ...
■YESing銃声よりも 僕のRAPでぶちぬく怪気炎を上げろ 耳をつんざけ 頭からっぽにして 踏み鳴らせ この星のリズムを 撒き散らせなんてそのくちのききかた存在感増す生意気きまぐれ大人げない愛想のなささえきみは魅力で僕もうぶっ壊れた I'm sick for you 呼応する思い 手をかさねて 大きなうねりで 世界動かそう YESing YESing YESing触れるものは なんだって楽器さそこらじゅうに 浴びせ倒したい 溢れる音楽で 君を抱擁...
■孔雀の時刻(とき)午後20時と午前7時の女の見分けがつくかしらかかとで殺して たぶらかしてる今日のわたしとても意地悪よ違う男(ひと)を好きになった ただそれだけよあなたのために綺麗になるそれは別れを秘めてるからルージュ色のうらぎり それも女の甲斐性なの愛のために 自由にさせて後悔ならば 彼としたいわすべてを持つ あなたの手からどうぞ飛ばせて 孔雀の時刻(とき)よ相手が男なら殺してやる相手が女なら口説こうく...
■レストラン・シンジケートグルメの行き着くところは三つ星の名店ではない立ち飲みワインとありあわせ弾む会話があれば それがご馳走ルージュがほどけることをしよう手づかみでお行儀悪いことたがいを料理にたとえたら月明かりにダイヤを見つけるそう それだ その食いっぷりだ僕が惚れているのは気っぷのいい女とどこへでも出かけてゆくDrastic Night なんか笑える消えてなくなるものに すべてを惜しまないレストラン・シンジケ...
■スクリーン夜の水槽からまた漏れてゆくわたしたちは愛の重さにうすれる剥き出しのモーターが赤くただれるあなたは携帯など見ていないわたしのいない世界を見てるわたしはベッドで泣いているため息のかずだけ あわがたちのぼるもがくたび 鱗は剥がれ光るそれでもさよならは云わないキスがただの唇の感触になる会話がただの言葉のら列になる世界の黒は白があるからそして今あなたのまなざしはわたしをすり抜け彼女を見ている偶然が...
■一本の長い髪の毛彼女かわいいひとね 一本の長い髪の毛 ピロー・ケースのわき あなたは否定もしない 一本の長い髪の毛 男という生きものいいわ 今度 彼女を食事にさそって 手を組むわ匿名配送ね一本の長い髪の毛これも愛のクーポンわたしいい人ぶらない一本の長い髪の毛気にするだけ損よ いいわ うばわれたらうばいかえすそれしきのことだわいいわ 今度 彼女を食事にさそって 手を組むわ一本の長い髪の毛C'est bonC'est bon ...
■夜明けなんて来なくていいとおもうの消えのこるネオンはネックレスこの世に深刻などない深刻ぶってるのは 自分だあきらめて あなたがよ夜明けなんて来なくてもべつにいいとおもうの朝のひかりは清純そうな悪魔すべてをむごたらしくさらしだす 暗闇がかくしてくれるものわりとあるとおもうの夜明けなんて来なくていいとおもうの朝が来て見えるのは 常習犯のわかればかりよ心変わり あなたのつめに書いてあるわたしが先に心変わ...
■スカイラウンジ一杯だけならつきあうわそっけなく返事をしたあなたからの電話の声に心ふるえたわたしなのに可愛いものよ ふたり さっきからなんてことない話題ばかりよお互いちがうフライトを待つ日付も変わる 空港のスカイラウンジ食器を洗って忘れるの雑事にまぎれて生きるのよむかしの彼と彼女のため束ねてすてるスペア・キーせめて最後に うらみごとを云わせてね 愛してるわ時間が過ぎてゆくのを待つわそれぞれの旅路 明...
■私たちは青空で逢いましょう必死でやりくりしてるあれからやせっぽちの日々私のすべてが まだあなたを向いていてもまだある世界が愛のためにあったとしても無視するわ 優しすぎることは優しさではないと手のひらを読みあってあなたと別れたけれど私たちは青空で逢いましょうSunshine In The Rain 青空の心でせめて心は歩いてゆく そのうちまた青空みたいな私たちに逢える知ってたいつしかあなたは私を見なくなっていたこちらを...
■エゴサショー・ウィンドゥのディスプレイに見とれてたら 夕映え雲がすべった恋する手首 恋する瞳恋する脚 恋するハイヒール私にとっては 過去の傷を今はむねに飾れることが ジュエリーエゴサ 知らず知らずに自動検索するようにエゴサ このゆび この髪に心を思い出す 私がいるさよならという言葉が ただのさよならという意味だったらいいのに花のないかびん 悲しみは薔薇になる だから私は咲いてる恋する涙 恋するlips...
■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
■ネイルが仕上がるまでネイリストに右手をあずけて左手であなたと手をつなぐホテルの午後のアンサンブル漂うアロマのディフューザーあなたの手の表情を読んでいるだから他愛ない話をするのこの手とその手がしてきたことはなんだったのかしら罪かしら男は逃げるものを追いかけ女は追われるものから全力で逃げるのネイルが仕上がるまで あなたが恋人でいてくれたらそれでいいネイルが仕上がるまで 黙ってそばにいてくれたら それがさ...
■磧礫(せきれき) ただの石ころかも知れない私たちは激しい水の中 いのちを削り削られながらいくさを聞く流るる川音に あなたと拾い集めた日々は岸辺の石だったかも知れない石には森や木やそよいでて二人にはそれが世界だったふと胸をつらぬく 互いの目をみつめあの時さびしさを聞いた難儀(なんぎ)なものです 人の世は 人と人とがなぜ難しいでもふたりは知っていたなぜこんな石ころが美しいのか吸い込まれてゆく石の中には老...
■Tumbling Beat赤いRECの文字と赤い丸ふいに動画で撮ってるものはきみの髪と化粧と香水と生理の匂いが入り混じったようなもの実体のないものや正体不明なものが監視カメラをすり抜けるそんな夜の抜け道は美しい死のようだTumbling Beat 消毒しすぎて手が荒れる僕という下等動物最上階に近づくたびにTumbling Beat 狂う惑星 軌道逸れるたび僕たち上機嫌に屈折してる暗いビー玉の光のような Tumbling Beat 女の敵はやっぱ女だ...
■Good Heartbreakこれで良かったそう思うしかないじゃないのあなたにとって私にとってGood Heartbreak これまでの日々を惜しむように好きだったものたちたとえば好きだった歌好きなひとはあなたのままなのにまるでちがってしまった私たちかんがえる前に 美しいことをするのそれがさよならだとしても涙がとまらなくても あなたの首にすがるしかなくても Good Heartbreak , Good To MeGood To You否定できないいいとこしか思いつ...
■カレンダーガールきみはCalendar girl僕は毎日めくる胸のCalendar 笑うCalendar girl会う日のスニーカーがかぞえたCalendarロマンス色にくちびるがひらかれると日ごと夜ごとため息のドラムを叩く僕はスティックさばきもおぼつかないおいでSlender girl風のインクの手紙をたどる 月のランプなのにCalendar girl着信途絶えて互い違いに終わるカレンダーオレンジのスカーフたなびかせて去るきみのGoodbye 日付けが止まったままのき...
■風色(かぜいろ)テーブルにはソーダのぬけたスコッチ 昨夜ふたり何を話したのだろうまるでペイ・パー・ビュー見ているようによわまる陽ざしがかたむくきみからの電話は用件だけ告げて切れたありがとうって言葉の意味はグッバイ忘れたよ きみの全身に書かれた長いラブ・レター 言わないで 何もガレージにきみの車はもうないふたりもう ほら 風色(かぜいろ)さ愛していないなんて言えば言うほど 愛している証拠みたいで嫌になる...
■あの日にレイアップ・シュートボールにもなぜだかさわらせてもらえなかった先輩に挨拶してもガン無視されたコーチは何も教えてくれなかった帰る前 死ぬほど床をモップがけした僕のシュートはいつもあと少しのところでリングに嫌われた悔しいって気持ちが今もある大人になっても そこ めがけてる僕がやってることはあの日にレイアップ・シュートさっきまでの試合空気が天井にのぼる上達する方法はすり傷 絶やさぬこと人生はそ...
■夜の寝覚(よわのねざめ)Um...Hey Hey Heyさっぱりよ ひじ掛け椅子で深夜にまんじりともしないのよ私あなたは寝息を立てている細目に開けた冷蔵庫のあかり床にすわってワイン 注いで寝るまでのあそびよ 並べる掛詞あなたにすれば「私」と「彼女」は掛詞私にすれば「愛」と「哀」も そう私にわきあがってゆく想いは実現されない方がいいさよならは殺人者の言い分よ女は深く微笑むのよ 要注意よ愛が重いから すてたいわあなた...
■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
■ネイルが仕上がるまでネイリストに右手をあずけて左手であなたと手をつなぐホテルの午後のアンサンブル漂うアロマのディフューザーあなたの手の表情を読んでいるだから他愛ない話をするのこの手とその手がしてきたことはなんだったのかしら罪かしら男は逃げるものを追いかけ女は追われるものから全力で逃げるのネイルが仕上がるまで あなたが恋人でいてくれたらそれでいいネイルが仕上がるまで 黙ってそばにいてくれたら それがさ...
■磧礫(せきれき) ただの石ころかも知れない私たちは激しい水の中 いのちを削り削られながらいくさを聞く流るる川音に あなたと拾い集めた日々は岸辺の石だったかも知れない石には森や木やそよいでて二人にはそれが世界だったふと胸をつらぬく 互いの目をみつめあの時さびしさを聞いた難儀(なんぎ)なものです 人の世は 人と人とがなぜ難しいでもふたりは知っていたなぜこんな石ころが美しいのか吸い込まれてゆく石の中には老...
■Tumbling Beat赤いRECの文字と赤い丸ふいに動画で撮ってるものはきみの髪と化粧と香水と生理の匂いが入り混じったようなもの実体のないものや正体不明なものが監視カメラをすり抜けるそんな夜の抜け道は美しい死のようだTumbling Beat 消毒しすぎて手が荒れる僕という下等動物最上階に近づくたびにTumbling Beat 狂う惑星 軌道逸れるたび僕たち上機嫌に屈折してる暗いビー玉の光のような Tumbling Beat 女の敵はやっぱ女だ...
■Good Heartbreakこれで良かったそう思うしかないじゃないのあなたにとって私にとってGood Heartbreak これまでの日々を惜しむように好きだったものたちたとえば好きだった歌好きなひとはあなたのままなのにまるでちがってしまった私たちかんがえる前に 美しいことをするのそれがさよならだとしても涙がとまらなくても あなたの首にすがるしかなくても Good Heartbreak , Good To MeGood To You否定できないいいとこしか思いつ...