「加害者家族」本を読んだ感想
「加害者家族」 鈴木 伸元(著者) ☆4 加害者家族への取材や資料をもとに、これまで光を当てられることのなかった加害者家族の実態を中立的な立場でまとめた一冊。幸せな家庭がある日突然崩壊してしまった加害者家族の体験談、顚末、そして現代社会の問題点から、これからの時代に何が求められているのかが書かれている。もちろん被害者および被害者の家族(とりわけ命が失われてしまったケース)の方が辛い想いをしているのは重々承知しているが、何の罪もない加害者家族が僕ら犯罪者のせいでまともな生活をおくれないくらい辛い状況に追いこまれていると思うと申し訳ないという言葉では表現しきれないような想いになる。
2023/06/26 22:12