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2021/11/06

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  • あの朝

    幼稚園行かない! あの日の朝のあるは、突然に、 絶対に幼稚園へは行かないと主張し、 バス停までの道のりにある電柱や看板にしがみついて、 決して歩こうとはしませんでした。 意地悪をする子がいるから、もう幼稚園へは行きたくない。 泣きながらこんな主張を続けるあるの姿に胸が痛みながらも、 心を鬼にして、バス停まであるを引きずりながら連れて行きました。 強くなりなさいと。 私たちは、いつまでも、あるを守ってあげられるわけではありません。 ひとりで歩む強さを身に付けていかなければならないのです。 漸く、バス停へと辿り着き、お迎えのバスが来ると、 引率の先生が、嫌がるあるをバスに乗せてくれました。 先生に…

  • 我が子が傷付く姿

    我が子が傷付く姿を見るのがこんなに辛いだなんて、 知りませんでした。 ゴールデンウィークを過ぎたあたりの園内では、 意地悪をしてしまう子と、意地悪をされてしまう子に別れるのだと、 こんな話を聞いたのは、 あるの様子が、少しおかしくなってからのことでした。 幼稚園にね、意地悪する子がいるの あるにバカって言うんだよ ある、幼稚園楽しくない ゴールデンウィークを過ぎた頃から、こんな言葉に口にするようになったある。 お弁当を一口しか食べずに残してきた日には、 胸が張り裂けそうになりました。 我が家では、あるが私たちの使う言葉をなんでも真似するようになった頃から、 言葉遣いには非常に気を付けて、子育て…

  • お米の神様

    ママ、あのね、 お米にはね、神様が入っているんだって。 だから、ご飯は残しちゃダメなんだよ。 ある日の食事の時間に、あるがこんなことを教えてくれました。 きっと幼稚園でのお弁当の時間に、お友達が教えてくれたのでしょう。 あるが幼稚園へ通うようになり、 話す言葉の幅が広がり、話の引き出しも、とても増えてきました。 そんなあるの話を聞く時間は、本当に楽しい時間でした。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_recom…

  • 夜泣きの終わり

    思えば長い道のりでした。 どうしてこの子は、 いつまで経っても一晩眠らないのだろうかと悩んだり、 眠らない体を神様にお願いしたり。 この子は眠るのが嫌いな子なのかも知れないと悟ったり。 どんな工夫をしようとも、ずっと夜泣きが続いていたあるですが、 幼稚園へ通うようになり、いつの間にか、夜泣きをすることがほぼ無くなりました。 一晩眠れる。 今でこそ、当たり前になりましたが、 あの頃の私たちにとって、それはこの上ない幸せな時間でした。 そして、あるは随分、大きくなったのだなと、 こんなところにもまたひとつ、あるの成長を感じたのでした。 emiblog8.hateblo.jp

  • 親子遠足

    少しずつ、園生活に慣れてきた頃に、親子遠足がありました。 親子で仲良く手を繋いでお散歩をしたり、広場で踊ったり。 お弁当を食べて、皆で遊具で遊んだりと、 とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。 お友達と仲良く遊ぶあるの姿に、 その成長を感じられる貴重な時間でもありました。 そうして、私にも、 初めて、園内でのお友達が出来ました。 あるの口からよく聞くようになった、はるくんのお母さんです。 私の知らないことをたくさん知っているはるくんのお母さんは、 とても素敵なお母さんで、お話していてとても楽しい方でした。 あるが生まれてきてくれなければ、 出会うことのなかったはるくんのお母さんとのご縁は、…

  • ママは魔法使い

    みーくんは、忍者。 そして私は、魔法使い。 あるが幼稚園生になって間も無くの頃の我が家では、 実はこんな流れになっていました。 私が魔法使いになってしまったのにも、理由がありました。 あるは、どちらかと言うと慎重なタイプで、 あまり怪我をすることはありませんでしたが、 幼稚園へ通うようになった頃から、動きが活発になり、 擦り傷が格段に増えていったのです。 これもまた大切な成長の一部であったのだと思います。 そんなある日のこと。 転んで擦り傷を作ったあるが、 とても痛がっていたので、摩りながら声を掛けました。 ママの手は魔法の手だから、 あるの痛いところを治してあげるよ。 こんな私の言葉が始まり…

  • 婚約解消の日

    あんなに情熱的なアプローチをしてくれていたはずだったのに、 その日は突然にやって来ました。 ママごめんね。 やっぱりママとは結婚できなくなっちゃった。 婚約解消です。 どうやら同じクラスに、とても可愛らしい女の子がいるようです。 あるに振られてしまった日にも、 私が感じていたのは、あるの大きな成長でした。 そして、ちょっとだけ恥ずかしそうに、 女の子の話をするあるの姿もまた、可愛かった姿でした。 emiblog8.hateblo.jp

  • ママが作ったご飯

    ママが作ったご飯は最高だよ。 慣らし保育から通常保育に変わり、 お弁当を持って登園するようになってからのあるは、 こんなふうに私が作った食事を褒めてくれるようになりました。 きっと、園生活の中で学んできたことだったのだと思います。 料理が苦手な私が、 本気で料理に関しての努力を始めるのは、 ここからずっとずっと先のこと。 あの頃の私は、食事の度に、 最高の笑顔でこのようなお褒めの言葉をいただくことに、 逆に申し訳なささえ感じていましたが、 こうして振り返ってみると、私はあの頃から少しずつ、 あるに育ててもらっていたのかも知れません。 www.emiblog8.com

  • お友達の話

    今頃、はる君は何してるかな。 もう、ご飯食べたかな。 幼稚園へ通い始めて間も無くのあるの口からは、 お友達の名前が出てくるようになりました。 楽しそうにお友達の話を聞かせてくれるあるの姿もまた、可愛かった姿。 あるが聞かせてくれるお友達の話に耳を傾ける時間は、 私にとっての楽しみのひとつとなりました。

  • みーくんとあるの修行

    忍法、隠れ身の術。 ただ今、みーくんとあるは、修行の真っ最中です。 息を潜めて気配を消し、壁になり切っています。 そうして、 一緒にスーパーへ買い物に行くと、 忍び足の術を使って、 買い物カゴを持った私にそっと近付き、お菓子を入れますが・・・ 折角、忍び足で私に近付いたというのに、 笑い声でバレていますぞ。 まだまだ修行が足りませんな。 こんな感じで、あるの修行は、 我が家の日常生活へと取り込まれていきました。 www.emiblog8.com rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="ct…

  • パパは忍者

    修行が足りないな。 これは、壁抜けの術に挑戦したものの、 失敗してしまった日の夜に、みーくんがあるに掛けた言葉でした。 修行をすれば、壁抜けの術、出来るようになる? 勿論だよ。 パパは壁抜けの術、出来るの? うん。出来るよ。 パパの巻物はどこにあるの? パパの巻物は会社に置いてあるんだよ。 みーくんとあるの会話はこんなふうに続き、気が付けば、 みーくんは、実は忍者であると、こんな流れになってしまいました。 今、こうして改めて振り返ってみると、 あの日のみーくんもまた、私と同じように、 忍者になることを夢見たあるに、 本当のことなど言えなかったのかも知れません。 こうして、立派な忍者になることを…

  • 壁抜けの術

    幼稚園からのお便りをクルクルと丸めたものを手に持って、 嬉しそうに幼稚園バスから降りてきたある。 ママ!見て! これはね、幼稚園からのお便りだけれど、忍者の巻物にもなるんだよ。 大きくなったら忍者になりたいと夢見たあるが、 手裏剣の次に手に入れたアイテムは、忍者の巻物でした。 これがあれば、壁抜けの術が出来るんだよ。 バス停からの帰り道は、新アイテムのことで頭がいっぱい。 そうして、 帰宅早々に、壁抜けの術を試してみたいと言い出したのでした。 忍者になることを夢見たあるに、 壁抜けの術は使えないんだよとは、私には言えませんでした。 それでも止めた方が良いのか、見守るべきなのか、 迷う私を他所に…

  • あるからのプレゼント

    ママ!プレゼントだよ。 あるが制服のポケットから取り出したのは、桜の花でした。 幼稚園のお庭で見つけたの。 ママにプレゼントしようと思って持ってきたんだよ。 あの日のあるが、桜の花と一緒に私にくれたのは、 胸の中が温かなものでいっぱいに満たされる時間でした。 小さな手のひらに桜の花を乗せて、 ニコニコと笑っていたあるの姿は、今でも、大切な宝物です。

  • 初めての登園の日

    初めての登園の日。 あるが乗ったバスを見送った私は、 あるの帰りが待ち遠しくて堪りませんでした。 実は、バスから降りたあるとは、 運命の再会のような瞬間をちょっぴり期待しておりましたが、 バスから降りた瞬間のあるの一言は、 であったこともなんだか笑ってしまう思い出。 あるは私が思っていたよりもずっと、 逞しく育ってくれていたのかも知れません。 慣らし保育のため、2時間ほどで帰って来ましたが、 この2時間が、あの日の私にとっては、とても長く感じたことも、 初めて過ごした園内での時間が楽しかったと話してくれたあの日のあるの笑顔も、 大切な思い出です。

  • 初めてのバス通園

    入園式の翌日から、 憧れの幼稚園バスに乗っての登園が始まりました。 未来のあると自分のためのあの作戦は成功し、 バスに乗り、席に着くと、 あるは、最高の笑顔で手を振ってくれました。 そんなあるに手を振り返しながら、 私の方が、なんだか、泣いてしまいそうでした。 涙をグッと堪えて、バスが出発するまでの間、 あるに手を振り続けたことも、今となっては、良い思い出です。 emiblog8.hateblo.jp

  • 入園式

    ずっと楽しみに待っていたこの日がやって来ました。 幼稚園の入園式です。 制服に身を包んだあるの姿は、本当に可愛らしかった姿でした。 大きくなったね。 みーくんと一緒に、あるの姿を、ただ愛おしく見つめたことも、 たくさんの楽しい思い出が出来ますようにと、 2人でそっと祈ったことも、大切な思い出です。 ※幼稚園生になりましたので、 本日より、あるの髪型とお洋服の色が変わります。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_…

  • 着ぐるみさんと写真を撮った日

    スーパーへ買い物に行くと、偶然、 着ぐるみさんと一緒に写真を撮れるイベントが行われていましたので、 あるも参加させていただくことにしました。 まずは、着ぐるみさんとご挨拶を。 そうして一緒に並んで写真撮影です。 あの時の90度にお辞儀をしたあるの姿と、 カメラに向かって最高の笑顔をしたあるの姿は、 今、思い出してみても、とてもかわいかった姿。 見ている私までもが、思わず笑顔になってしまいました。 ただただ、あの子のことを愛おしく見つめたあの数分間の時間を、 此処に残しておこうと思います。 ある。 あの日のキミも最高に可愛かったよ。 rakuten_affiliateId="0ea62065.3…

  • ミシンをかけながら

    これはね、ここに針がついていて、 凄く危ないから、絶対に触っちゃダメだよ。 これは、あの頃のあるへのミシンについての説明です。 手提げ、コップ入れ、上履き入れ、ハサミ入れ、その他、色々な袋たち。 幼稚園用品は全て寸法や形が細かく決められていて、 準備するものも、数多くありました。 あるが眠ってから準備を進めようかとも考えましたが、 ミシンの音も気になりますし、 夜の短い時間だけでは間に合う気がしませんでした。 ハンドメイドは、私の趣味のひとつではありますが、 ミシンとは縁遠く、私がミシンを触るのは、恐らく家庭科の授業以来です。 あるはちゃんと分かってくれただろうかと、 ちょっと緊張しながら、作…

  • 大きくなったね

    まだ、上手に三輪車に乗れなくて、 押すことしか出来なかったキミは、いつの間にか、 上手に三輪車に乗ることを覚えて、 気が付けば、自転車にも乗れるようになったね。 何も知らずに生まれてきたはずのキミなのに、 どんどん新しいことを覚えて、 気が付けば、出来るようになったことも、どんどん増えたね。 そんなキミを見守る日々は、 忙しなくて、 慌ただしくて、 目紛しい毎日だったけれど、 とても楽しい毎日だったよ。 ある。私たちの元に生まれてきてくれて、ありがとう。 私たちに、たくさんの幸せを教えてくれて、ありがとう。 思えば、キミが生まれたばかりの頃には、 想像もできなかったよ。 あんなに小さかったキミ…

  • 寝る前の絵本

    寝る前のトントンを卒業し、 代わりに絵本を読んであげるようになったのは、 いつの頃からだっただろう。 その日のあるの気分に合わせて、今夜の一冊を選びます。 あの頃のあるのお気に入りの絵本は、 ママばあちゃんがプレゼントしてくれた絵本でした。 この世界には、 キミにとって、大切な人がたくさんいるんだよ。 今、キミの側にいる人たちは、 みんな神様からの贈り物なんだよ。 こんな内容の絵本でした。 この絵本を読み終える頃になると、 なんか涙が出ちゃう・・・ こう言って、目を擦っていたあるの姿も、とても可愛かった姿でした。 どうして涙が出てしまうのか、 その理由が明確に分からなかったあの頃のあるは、 ど…

  • 羽を伸ばす

    羽を伸ばしてくるね。 これは、みーくんにあるをお願いして出掛ける時や実家にあるを預けた時、 無意識に、私がよく使っていた言葉でした。 楽しいひとときを過ごし、帰宅した私に駆け寄ってきたあるは、 いつの頃からか、不思議そうに私の背中を覗くようになりました。 そうして、ある時言ったのです。 あるは、羽を伸ばすという私の言葉に、 普段は羽を畳んでいて、 ひとりで出掛ける時になると、 畳んでいた羽を伸ばしているのだと考えたようです。 帰宅後早々に背中を覗いていたのは、 まだ羽を伸ばした状態かも知れないと考えたからなのかも知れません。 羽を伸ばす。 あの頃の私は、無意識にこんな言葉を選んで話していました…

  • みーくんの抱っこ

    あるは抱っこが大好き。 特にみーくんの抱っこは安定感があって、ダイナミック。 はい、よちよち。 みーくんが、ふざけて掛けた言葉に恥ずかしがったあるですが、 よちよちの代わりに、 幼稚園幼稚園とみーくんが声を掛けると、ある、ご満悦。 もうすぐ幼稚園生になるから、これで良いのだそうです。 幼稚園への入園を控えた頃の、 みーくんに甘えるあるの姿を思い出しました。 甘えん坊で、抱っこが大好きだったあるの姿も、とても可愛かった姿でした。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="ctsmatch";r…

  • 年賀状用の写真

    あるが幼稚園へ上がる年の年賀状用の写真を見つけました。 年賀状の写真、どうしようか。 3人で写真を撮って、それを使おうよ。 これは、この写真を撮った日のみーくんと私の会話。 我が家では、みーくんとある、私とある、という形の写真が多く、 家族3人で撮った写真は、あまり多くはありません。 3人で写真を撮る機会が貴重だったからこそ、 あの日見たものをよく覚えているのかも知れません。 3人で写真を撮った後に、私たちに戯れついてきたみーくん。 3人でふざけ合って、 笑い過ぎて、 なんだか疲れてしまったことも、楽しかった思い出です。 rakuten_affiliateId="0ea62065.344002…

  • エスコート

    小さかったあるは、私にとっての王子様のような存在。 そんなあると、王子様とお姫様ごっこをして遊んだ頃がありました。 あの頃の私が、あるに教えたのは、エスコートという言葉でした。 ある王子、私を上手にエスコートしてくれるでしょうか。 期待を込めて、ワクワクとしながら、待ってみますが・・・ なんということでしょうか。 何度教えても、エスコートがエスカルゴになってしまうのです。 私はもう、エスコートをしてもらうことは諦めて、 エスカルゴにしていただくことにしました。 あるは、この遊びが気に入ったようで、 私の実家へ遊びに行くと、 そこにいた全員のこともエスカルゴにしてくれました。 ある王子に、エスコ…

  • 初めての自転車

    パパ!ママ!起きて! サンタさんが自転車を持ってきてくれたよ。 クリスマスの朝、いつもよりも早くに目覚めたあるは、 大喜びしながら、私たちを起こしてくれました。 サンタさんに自転車をお願いするの。 こんなふうにクリスマスを楽しみにしていたあるの元に、 サンタさんは、ちゃんと自転車を持ってきてくれました。 あるの初めての自転車は、ブルーの自転車。 近所の公園で楽しそうに自転車に乗ったあるの姿も、 クリスマスの朝の大喜びだったあるの笑顔も、 大切な宝物です。

  • ひらがなについて

    幼稚園での説明会では、持ち物についての説明がありました。 まだ字が読めないお子様もいらっしゃるでしょう。 入園までに、ひらがなを覚えなければならないようなことはありませんので、 ご安心くださいください。 持ち物には、お子様が分かるように、 イラストを描いたり、アップリケを付けたりして、 お子さまが分かりやすい目印をつけて持たせてあげてくださいね。 こんな感じの内容でした。 説明を聞きながら、 あるに字を書くことを教えていないと、 とても焦ってしまった日のことを思い出していました。 あの時の私は、もの凄く焦ってしまいましたが、 全く心配なかったようです。 もしも、当ブログが、 あの頃の私のように…

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