みーくんと2人で、バス停へお迎えに行った日がありました。 バスから降りてきた時の、あるの嬉しそうな顔は、 今でもよく覚えている可愛かった姿。 バスから降りてきたあるを抱っこでお迎えするのが私のやり方ですが、 あの日のあるは、ちょっとだけ迷った後で、 みーくんの腕の中へと飛び込んでいきました。 みーくんと2人でバス停までお迎えに行くことが出来たのは、 あの日、一度切りのこと。 あの日のみーくんの嬉しそうな顔も、 おかえりの声も、大切な宝物です。
日本語しか話せない私には、全く聞き取ることが出来ませんが、 こちらのあるは、どうやら英語を話しているようです。 あるが通っていた幼稚園では、英語の授業がありました。 英語の時間に授業参観があったのは、年長さんになってからのこと。 あの日の先生が見せてくれたのは、 子供たちの心を鷲掴みにして、引き込むような授業。 それには思わず、私までもが身を乗り出してしまいました。 あるには幼い頃から英語の映画なんかを見せていましたが、 人が教えてくれるというのは、 それとは全く別物なのだなと、 なんだか感動してしまった時間でした。
年長さんになり、その雰囲気にも馴染んだ頃に、 お泊まり保育がありました。 夜になったら、泣いてしまわないかな。 大丈夫かな。 実は、こんな心配をしていましたが、 私の心配を他所に、 お泊まり保育から帰ってきたあるは、元気な笑顔を見せてくれました。 先生が聞かせてくれた夜のあるの様子はと言えば、 お友達と一緒にお布団に入って、 お喋りに花を咲かせていたのだとか。 誰が好き? あの子、可愛いよね。 宿泊学習などではつきものとも言えるような、 こんな話で盛り上がっていたようです。 お泊まり保育の日の夜は、なんだかとても寂しくて、 みーくんと2人で、あるの話ばかりしていたことも、 あるの元気なただいま…
あるを連れて、私の友人宅へ遊びに行った時のことでした。 談笑の中、突然に姿を現したのは、 コオロギでした。 友人も私も、虫は苦手です。 あるが取ってあげるよ。 慌てふためく私たちを他所に、あるは、 上手にコオロギを紙の上に乗せて、外へと連れて行ってくれました。 思えば、あの頃から少しずつ、 あるは虫が苦手な私を守ってくれる子に育ってくれていたのだと思います。 www.emiblog8.com
幼稚園、楽しくない。 傷付いたあるの姿に、 胸を痛めながら悩んだのは、1年前のことでした。 あれからのあるは、 幼稚園へ行きたくないと泣くことも、 意地悪なお友達の話をすることもなく、 元気に幼稚園へと通うようになりました。 年長さんになり、 何かのついでのようにあるが話して聞かせてくれたのは、 意地悪なことを言われてしまった時に返す言葉でした。 あるなりに、対処法を見つけたようです。 傷ついて泣くのではなく、 どう対処すべきなのかを考えて、 園での生活を楽しむようになっていたのだなと、 あるの大きな成長を見つけたのは、 ゴールデンウィークを過ぎ、 少しの時間が経ってからのことでした。 emi…
私たちが住むこの辺りでは、その年齢を迎えると、運転免許を取得し、 自分の車を持つようになります。 何処へ行く時も車でお出掛けが出来るのは、便利でもありますが、 思えばあるは、車でのお出掛けしか経験がありません。 そうだ。電車で出掛けてみよう。 ある日突然に思いついて、 あると一緒に電車に乗ってお出掛けをしたのは、 あるが幼稚園生になってからのことでした。 初めの電車に興奮して、大喜びしたあるの姿も、 窓から外を眺めて、嬉しそうに笑っていたあるの姿も、 今でもよく覚えている可愛かった姿です。 emiblog8.hateblo.jp
仲良しのはるくんと一緒に出掛けた日に撮った、 1枚の写真を見つけました。 真っ直ぐに続く畦道で、 私たちの少し先を歩く2人の後ろ姿を撮ったものです。 この子たちもいつかは、巣立つ日が来るんだな。 大きくなった背中に、いつでも帰ってきなさいと、 そんなふうに声を掛ける日が来るんだろうな。 楽しそうにお喋りをする2人の小さな背中をカメラの画面越しに見つめながら、 ふと、こんな気持ちになった瞬間にシャッターを押したこと、 今でもよく覚えています。 それまでは、ずっと一緒だよ。 ずっと先の未来を想像して、 ほんの少し、寂しい気持ちになってしまったことも、 あの日の大切な思い出です。
年長さんになると、クラス替えが行われました。 これまでとは違うタイプのお友達との出会い。 それは、発想や遊ぶ内容にも変化が現れてくるものなのかも知れません。 年長さんになってから、少しの時間が経ち、 あるが幼稚園から持ち帰って来たのは、 段ボールや画用紙なんかで作ったゲーム機でした。 ボタンを押す真似をして、楽しそうに遊ぶあるを見守りながら、 我が子にゲーム機を買ってあげるということについてを、 少しずつ、考えるようになったのは、 思えば、この頃からだったように思います。
みーくんには夢がありました。 あるが大きくなったら、 男同士でお風呂に入りながら、 日常のちょっと困ったことなんかの相談事を受けてみたいな。 こんな夢を話してくれたのは、 小さなあるを抱いていた頃のみーくんでした。 幼稚園生になり、あの頃のみーくんの夢を叶えてくれたある。 みーくんにとってのその時間は、 掛け替えのない宝物のような時間となったに違いありません。 お風呂場から微かに聞こえるみーくんとあるの笑い声や話し声を聞きながら、 慌ただしく家事をしたあの頃の時間は、 私にとっても大切な宝物です。
椅子を使わなければ届かなかった水道の蛇口に、 椅子を使わなくても、手が届くようになったのは、初めての春休みのことでした。 大きくなったね。 蛇口に初めて手が届いた日に、嬉しそうに笑ったあるの姿も、 本当に可愛かった姿でした。 emiblog8.hateblo.jp
私の誕生日に、 あるがお歌のプレゼントをくれました。 ちょっとだけ恥ずかしそうに、 でも、一生懸命に心を込めて歌ってくれました。 お誕生日おめでとう 高く、可愛らしいあるの声も、お歌のプレゼントも、私の大切な宝物です。
幼稚園での記念撮影って、すごく可愛いですよね。 こどもの日 七夕 お月見 節分 ひな祭り 改めて、幼稚園の卒園アルバムを開いてみると、 様々なイベントに合わせた冠を被って撮影された写真を見つけました。 これらは、年中さんだった1年間に撮られた写真。 今日の私は、 あの頃のことを、ただ可愛かったなと、振り返っています。
幼稚園での1年の締め括りとなる発表会では、 楽器を使った演奏会が行われました。 一生懸命に楽器を演奏するあるの姿は、 とても可愛らしく、そして、大きな成長を見せてくれた時間でした。 まだ幼稚園生なのに、こんなに上手に演奏出来るだなんてと、 みーくんと2人で驚いてしまったことも、 大きくなったねと、 ステージの上にいるあるの姿を、 2人で感慨深く見守ったことも、私の大切な思い出。 あるは、この1年間で様々なことを学び、 本当に強く逞しく成長しました。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="…
ある。 キミは凄いね。 キミは、気付いていたかな。 小さなキミはね、ママの夢を叶えてくれたんだよ。 これまで、誰にも話したことはなかったけれど、 実は・・・実はね。 小さかった頃のママは、魔法使いになりたかったんだ。 素敵な魔法を使って、誰かを幸せにすることが出来たら、 どんなに素敵だろうって。 公園で見つけた木の枝を魔法のステッキにして振ってみたり、 それから、 実はこっそりと、箒に乗って、飛ぶ練習もしていた頃があったんだ。 大きくなったら、魔法使いになりたい。 こんなふうに夢を見ながら。 でも、いつからだろう。 成長と共に、人間は空を飛べないことを知り、 どんなに頑張っても、魔法を使える日…
移動動物園に誘ってくれたのは、私の父でした。 あの日は生憎、 みーくんはお休みを取れずに、一緒に行くことが出来ませんでしたが、 両親と、あると私、 4人で、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。 私の父は、物静かで無口なタイプ。 そして、あまり自分の話はしないタイプですが、 徐々に、父の昔話を聞かせてくれるようになったのは、 あるのお話が上手になった頃からでした。 あの日の父が話して聞かせてくれたのは、 幼かった頃の父の実家で、馬を飼っていたのだという話。 馬と戯れていた父は、 それまでの私が知らない顔をしていました。 恐らく、父は馬が大好きだったのだと思います。 あるが生まれて来てくれたか…
真剣な顔をしてアニメを観ていたあるを、 何気なく見てみると、涙を浮かべていました。 それは丁度、大切な友達と、 永遠に離れ離れになってしまうシーンでのことでした。 そっか。あるはまた少し、成長したんだね。 これまでとは少し違った視点から、 あるの成長を見つけた日がありました。 やがて、私の視線に気が付いて、 ほんの少し恥ずかしそうに、涙を拭ったある。 そんなところにも成長を感じながら、 あの日の私は、 これまでとはまた違った視点からのあるの可愛さも、 同時に見つけたのでした。
あるが幼稚園生になってから初めてのクリスマスの写真の中に、 カメラのこちら側にいる私に笑顔を向けてくれるあるの横で、 変顔で、こっそりとあるを見つめるみーくんの写真と、 みーくんとあるが2人で仲良く変顔をする写真を見つけました。 数年前に比べると、 2人の変顔のレベルも上がってきたように感じました。 思えば、パパになったみーくんは、 驚くほどに表情が優しくなって、色々な顔を見せてくれるようになりました。 日々、様々なことを学ぶあるの姿に、 成長を感じてきた私たちですが、 私たちもまた親として、日々あると一緒に、 様々に成長を重ねてきていたのだと思います。 写真が嫌いだったみーくんが、 カメラの…
幼稚園からの帰りのお迎えでは、 バスから降りて来たあるを、必ず抱っこでお迎えしていました。 おかえり。 ただいま。 バスから降りて来たあるは、当たり前に私に手を伸ばして、 抱っこをさせてくれるけれど、 いつまでこんなふうに、 抱っこをさせてくれるのかなと考えた日がありました。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_recommend="off";rakuten_design="slide";rakuten_siz…
幼稚園で行われたお祭りでは、 子供たちの作品がたくさん飾ってありました。 作品の中にも感じられたのは、あるの大きな成長でした。 後で持ち帰ってくる作品であるにも関わらず、 たくさんの写真を撮らずにはいられなかったのも、ちょっと笑ってしまう思い出。 園の中で3人で楽しく遊んだり、展示物を見て回ったりと、 貴重な時間を過ごすことが出来ました。 なかなか幼稚園へ行く機会のないみーくんも、 とても楽しそうに、園での時間を過ごしていたことも、 あの頃の大切な思い出です。
みーくんがお仕事でいない時でも、 あるは忍者になるための修行を、決して欠かしませんでした。 忍法、隠れ身の術。 そして、分身の術。 カーテンの中から聞こえた小さな笑い声。 何人に見える?と言いながら、私の周りをグルグルと走っていた姿。 そして、 何故だか変な場所から発見される手裏剣。 小さな忍者の修行の時間を見守った時間もまた、 掛け替えのない大切な時間でした。
あるが通う幼稚園では、少なくとも、月に一度は授業参観がありました。 日々成長するあるの様子を見ることの出来るこの機会は、 私にとって、とても楽しみにしていた時間。 運動会が終わり、初めての授業参観では、 運動会の時に踊ったダンスの披露がありました。 運動会では、親である私たちの他、 おじいちゃんやおばあちゃんも来てくれていたからか、 どこか恥ずかしそうに、 目を逸らされてしまったシーンもありましたが、この日は違いました。 あるは私を見つめたまま、 一度も目を逸らすことなく、ダンスを踊ってくれたのです。 そんなあるの姿に、 あるは今、 私のためだけに踊ってくれているのだなと思いました。 なんて贅…
あるね、○○をやったの。 あの頃のあるは、こんなふうに、 楽しかった時間を話して聞かせてくれていました。 この、やったの。という言葉が、あの頃の私の中では、お気に入りで、 あるの口からこの言葉を聞くたびに、 ため息が漏れ出ておりました。 あるって、やっぱり可愛いなぁ、と。
いつの頃からか、 朝、バス停まで送る時には、しりとり遊びをするようになりました。 こんなことは、生まれて初めてでした。 私、幼稚園児にしりとり遊びで負けました。 私は疲れていたのでしょうか。 あの日の出来事は、 ちょっとだけ悔しくて、笑ってしまう思い出です。 emiblog8.hateblo.jp
夏休みが明けると間も無くに、運動会がありました。 初めての運動会では、 あるが元気に入場してきた瞬間から、 思わず涙を堪えたことも、今となっては良い思い出。 大きくなったな。 あの日の運動会の中、 こんな気持ちであるを見つめた瞬間は、何度あっただろう。 元気にかけっこをする姿も、笑顔でダンスをする姿も、 本当に可愛かった姿でした。 この日は、親子で出場する競技もありました。 こちらは、みーくんが、張り切って参加してくれました。 あの日のあるのたくさんの笑顔も、 あると一緒に、楽しそうに競技に参加していたみーくんの姿も、 私の大切な宝物です。 rakuten_affiliateId="0ea62…
プール遊び、お祭り、花火大会。 幼稚園のお友達と一緒に遊びに行ったり、 おばあちゃんの家へ泊まりに行ったり。 雨の日の遊びから始まった、あるの初めての夏休みは、 楽しい思い出をたくさん作りながら、 あっという間に過ぎて行きました。 ほんの少し前までは、 毎日、どんな時間も一緒にいることが出来たあるも、 これからはもう、こんなふうに、 ずっと一緒であるのが、期間限定になってしまうのだと、 夏休みの最終日には、ほんの少し寂しくも感じました。 この子はこうして少しずつ、私たちの元から巣立つ練習を始めるのだなと、 あの日の私は、こんな気持ちであるの笑顔を見つめました。 rakuten_affiliat…
初めての夏休み初日には、 雨が降ったことを今でもよく覚えています。 窓の外で降り続く雨を見つめながら、ふと蘇ったのは、 幼かった頃の私の記憶でした。 長靴を履いて、水溜りの中を歩く。 これは、幼かった頃の私の雨の日の楽しみ方でした。 思いついたら、外に出てみよう! あの遊びは、水溜りが大きければ大きいほど、楽しい遊びなのです。 雨が降り続いたあの日は、絶好のチャンスの日でした。 傘を差して、近所の公園へと出掛けてみると、 そこはしんと静まり返っていました。 あると私の2人だけの世界。 貸し切りの広い公園で遊べるだなんて、とても贅沢ではありませんか。 出来るだけ深くて、でも、長靴の高さよりも少し…
ある日、こんなことを聞かれました。 赤ちゃんを運んできてくれる鳥の神様がいてね、 その神様にお願いをするんだよ。 パパとママが神様にお願いしたから、 あるが生まれてきてくれたんだよ。 あの頃の私は、 こんなふうに説明をしていました。 様々な子たちと関わりながら、 様々に疑問を持って、知りたがるようになったある。 時には、難しい質問もありましたが、 これも大きな成長だったなと振り返っています。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0"…
幼稚園へ入園した頃から、 よく体調を崩すようになったある。 風邪をひいて、治ったかと思えばまた風邪をひく。 入園から暫くの間は、 元気な時など、数えるほどにしかなかったように思います。 思い返せば、あの頃は、あるの体調面において、 心配ばかりしていたように思います。 聞けば、他の子たちも皆同様であったようです。 あれから、あるは少しずつ、丈夫になっていきました。 人というのはこうして少しずつ、 身も心も強くなっていくものなのかも知れませんね。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="cts…
幼稚園へ入園し、少しずつ、 話す言葉の幅が広がり、話の引き出しが増えてきました。 それと同時に少しずつ増えていったのは、質問の幅でした。 なんで?どうして?に加えて、 知らない言葉を見つけては、その意味を質問されました。 もう少し幼かった頃は、簡単に説明できることへの質問が殆どでしたが、 この頃から少しずつ、質問への説明も難しくなっていったように思います。 あの頃の私は、 思わず言葉に詰まってしまったこともありました。 子育てというのは、 少しずつ難しくなっていくものなのだなと感じながら、 全力で、あるの分かる言葉だけを使って説明した日がありました。 rakuten_affiliateId="…
あるを連れて買い物へと出掛けた日のことでした。 店員さんをじっとみつめたあるは、 突然に、店員さんに話し掛け始めました。 すると、 あら、じゃぁ、モモイロ先生知ってる? こんな言葉が返ってきました。 店員さんにもお子さんがいらっしゃるとのこと。 偶然にも、そのお子さんは、あると同じ幼稚園の卒園生だったようです。 全く知らない方と幼稚園の話で盛り上がっていたあの時のあるは、 ちょっと面白かった姿。 あの時、あるに付き合ってくださった店員さんには、 とても感謝しています。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakut…
平穏な毎日を取り戻した頃、 あるが幼稚園から持ち帰ってきたのは、プール当番表でした。 水遊びは、とても楽しい遊びですが、時に危険を伴う遊びでもあります。 子供たちの安全のためにも、順番で、プール学習のお手伝いをお願いします。 親御さんも水着を着て、お子様と一緒に遊びましょう。 このように書かれた文面を、何度も読み返してみましたが、 何度読み返してみても、水着着用と記載があります。 え? 水着、着るんですか? 実は私、出産前よりも随分太ってしまいました。 想像を遥かに超える過酷な子育てや、 日々やらなければならないことに追われて、 体型が崩れたまま、ここまで来てしまいました。 自分の身なりよりも…
母の日と父の日には、 それぞれに幼稚園で作ってきたプレゼントをもらいました。 おかあさん いつもありがとう おとうさん いつもありがとう 辿々しい文字が書かれたあるからのプレゼントは、 今でも大切に取ってある宝物。 親になることは、 大変なことも、苦労することも多いけれど、 そこからほんの少し先の未来に待っていてくれるのは、 いつでも、温かく優しい気持ちで胸がいっぱいに満たされる時間なのだと思います。 rakuten_affiliateId="0ea62065.34400275.0ea62066.204f04c0";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreI…
あれから、僅かに時間が経ったある日、 幼稚園から帰ったあるが聞かせてくれたのは、お友達が助けてくれた話でした。 バカって言うお友達にね、 やめてって言っても、やめてくれなかったけれど、 別なお友達がね、助けてくれたの。 あるを助けてくれたのは、お友達のはるくんでした。 あるがひとりで対処出来るようになるのは、 ここからもう少し先のこと。 この頃のあるは、お友達に支えられながら、 少しずつ、あるなりの強さを学び始めた頃だったのでしょう。 幼稚園へ行きたくないと、 こんなあると向き合っていた頃の私たちは、 とても神経質になってしまいましたが、 あの時間は、あるにとっても、 親である私たちにとっても…
あるが泣きながらバスへと乗ったあの日お迎えは、 不安でいっぱいでした。 ですが、どんな顔でバスを降りてくるのだろうかと、 こんな不安な気持ちを抱えた私を他所に、 あるは元気いっぱいにバスを降りてきてくれました。 いつもは、帰りのご挨拶だけをしてお別れする引率の先生ですが、 この日だけは、バスから降りてきて、私に話を聞かせてくれました。 いつもニコニコしているあるくんが、 今日は、珍しく泣いていたので、 こっそりと教室まで見に行って来ました。 いつも通りに、楽しそうにしていましたから大丈夫ですよ。 有り難いことに、 今朝のあるの様子を気にしてくださっていたようです。 そうして、先生は最後に、ある…
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