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2021/09/13

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  • みなかみ町のアイオライト

    安達産のアイオライトでごちゃごちゃ言っておったら(その「おった」つうのやめいやジジくさい)ヤフオクに別の産地のアイオライトが出た。しかも、けっこう結晶の形がしっかりしていそう。何だよこれ、と思った。まさかブログでごちゃごちゃ書いたから出してくれたのかなんて一瞬思ったりもしたけどそんなわきゃないですな。きっと神様が「そんなに言うんならほらよ」と差配してくださったのでしょう。(同じくそんなわきゃないだろw)産地は群馬県みなかみ町タキガ沢。地図で調べると、ありゃ、あの一ノ倉沢のすぐ近くじゃん。谷川岳というのは世界トップの遭難多発山岳で、特に一ノ倉沢は有名な事故も多い。宙づりになって死亡していたクライマーのザイルをライフルで撃って落としたとか。天候や地形のほか岩が崩れやすいことが要因らしい。谷川連峰は上部は玄武岩...みなかみ町のアイオライト

  • アデュラリアのイリデッセンス

    (まだやってるのかよw)きらきらしてて見てて飽きないんですよ。野菜畑山アデュラリア。(おい)あちこちで小さな色の輝きが出る。何じゃいこれは。内部で色のシラーが出るのではないからアデュラレッセンスとは言えないか。表面で色が輝くのなら、ラブラドライトのラブラドレッセンスに類するもの?どう違うんですかね。両方とも超薄い離溶ラメラが起こすものでしょ?それとも表面で虹が出るイリデッセンス?ってそれ何?よくわかりません。(なんだよ)長石というやつは一番ありふれた鉱物なのに時々奇跡の技を見せてくれるようですね。アデュラリアのイリデッセンス

  • 安達のアイオライト再び

    ちょっと前にアイオライトの結晶が見たくて宮城県安達の標本を買ったけど、えらく小さくて老眼にはきついという話をしました。そしたらヤフオクで同産地のちょっと大きめ結晶のものが出た。出品者は違う人みたい。「お、これなら老眼でも見えるかも」ただ出品者さんいわく、《母岩がボロボロだったため樹脂を塗布してあり美しい標本とは言い難いですがこの産地ではかなり大きめの結晶です。》おやおやと思ったけど、そんなに不自然でもなさそうなので入札。却ってお安く落札できました。さて、どうかな?おお、ちゃんと自形結晶らしきものが見える。アイオライト=コーディエライトというやつはあんまり格好よい結晶形ではない。ちょっとどんくさい。それがかわいくてよろしい。透明度もあって、明るい菫色が美しい。樹脂の影響はあんまり感じない。やりましたね、とう...安達のアイオライト再び

  • 水色の方解石と橄欖石の共生

    ヤフオクでそういう名前で出ていて、淡い青に色に妙に惹かれて、お安かったのでポチッたもの。説明文にはこうある。《産地:ベトナム(産地詳細不明)長年鉱物標本を扱っていますが、見たことのないものですね。大変脆いので、お送りする際わずかですがパラパラと破片が落ちると思います。その旨ご了解いただいた上で入札なさってください。》この青色がとても魅力的に感じられたのです。淡くて少し沈んだ色がいいのかな。で、ペリドットはどれじゃい?(またかいな)と探して、ようやく見っけた。このプチっとくっついるのがそれらしい。まるでアンパンの芥子粒のよう。あの芥子粒って実際ケシの実だそうですね、モルヒネ成分は入っていないけど。あれ、妙においしいですよね。(やめい)ルーペサイズで老眼にはきつい。(最近そればっかねw)ペリドットらしい緑は感...水色の方解石と橄欖石の共生

  • バルトフォンテイナイト&オルミアイト

    前記事「ヘミとスミ」と同じヤフオク出品者さんからもう一つ共生標本。バルトフォンテイナイト&オルミアイト。例のンチュワニン第二鉱山産。今度はわかりそう。(だいじょぶか?w)出品者さんいわく。《バルトフォンテイン石は、希少性と美しさを兼ね備えたカルシウムを主成分とする鉱物で、特に南アフリカ産の標本が注目されていて、放射状や繊維状の結晶が美しく、鉱物コレクターや研究者にとって魅力的な存在です。また、オルミアイトは球状集合体として見つかることが多いですがコチラは短柱状の希少な形状を持ち、それらの美しい共生結晶が見つかる頻度は高くないです。N'ChwaningII産の共生標本はその希少性、科学的意義から、コレクター市場で非常に高く評価されています。》その割にお安くゲットできたのはラッキー。羽根っぽいのがバルト、短柱...バルトフォンテイナイト&オルミアイト

  • ヘミモルファイト&スミソナイト

    なんかキラキラしてきれいで、ヘミモルファイトとスミソナイトの共生標本という、どっちもなかなかの美石なのでゲット。しかも有名鉱山産だという。《コチラは2019年12月7日に閉山してしまったスコーピオン・ジンク鉱山産のため入手困難な標本となっています。》きれいです。水晶とかカルサイトとかとは輝きがちょっと違う。ような気がする。(おいw)かすかに青い。普通は両方とも鮮やかな青で出てくるけど、こういうあるかなきかの色というのもいいです。三角に尖った結晶がなかなか美しい。このヘミとスミ(その略称どうかねえ)もともとはそっくりさんだった石。前にスミソナイトのところで書きました。《もともと、亜鉛を含む鉱石として「カラミン」と呼ばれる美しい鉱物があった。で、この「カラミン」は、結晶両端の形が異なるヘミモルファイト(異極鉱...ヘミモルファイト&スミソナイト

  • 【再整理メモ】長石の分類

    長石は玄武岩・安山岩・花崗岩にも含まれる超汎産の鉱物。テクト珪酸塩。組成は一般的に(Na,K,Ca)(Si,Al)4O8とされるけれど、広すぎてmindatなんかは載せていない。なおバリウム、ストロンチウムをカチオンとするものもある。*「準長石」は別概念。現在はこれを大きく2つに分ける。(1)アルカリ長石Alkalifeldspar(2)斜長石plagioclase(1)アルカリ長石のうち、カリウムをカチオンとするグループを「カリ長石K-feldspar」と呼ぶ。組成式:K(AlSi3O8)。さらにそれをAlとSiの配列秩序によって3つに分ける。成分による分類ではない。・サニディン無秩序配列、単斜Naを含むとする見解があるが、標準はKのみ。・オーソクレース一部秩序あり、単斜・マイクロクリン完全秩序配列、三...【再整理メモ】長石の分類

  • またもやもや。長石。

    (またこれかよw)もともと秀逸ではないしオジジも進んできた頭なので、アデュラリアのことを書いていたらまた長石のことがわからなくなった。整理し直し。(もうやめたら?w)だいたいさあ、成分で分けていたのを急に結晶構造で分け直すから訳わからんくなるんよ。(またその文句かいな)おまけに例の三角形図の「Or」はオーソクレースのことではありませんとか、サニディンはナトリウムを含みませんとか、アノーソクレースは廃名ですとか、元素間の結合構造と結晶形を混ぜて定義するとか、ぐちゃぐちゃやんけ。いっそ古い名前はやめて新しく作ったらよかったのに。カリ長石とアルカリ長石というのもまぎらわしいし。(素人は黙ってなさい)要するに、アルカリ長石と斜長石です。以上。もう少し詳しく言えば、カリ長石とその他がアルカリ長石です。曹長石と灰長石...またもやもや。長石。

  • アデュラリア続き

    いやあ、昨日上げたアデュラリアなんですけど、見ても飽きないんですわ。でかい結晶、小さい群晶、透き通ったもの、色に染まっているもの……いろんな表情がある。で、ふと気が付いた。この真ん中の、ちょっと晶洞っぽい。おお、と覗き込むと、妖しい洞窟世界に入り込むような……(大げさなw)で、その中にピカーッと一際強く輝く小さな結晶がある。しかも、微妙に色を帯びる。んん?これアデュラレッセンスじゃない?(まさかw)入口天井には別の表情の輝きを見せるやつも。さらに角度を変えると、奥の方に、なんか青く光るやつが。これア(違うだろよw)でもね、眺めてるとあちこちで青虹色っぽい光がちかちかとするんですよ。新義アデュラリアにもアデュラレッセンスは出たりしない?これ、入口手前の大結晶なんだけど、表面が平らなのにもかかわらず、内側に層...アデュラリア続き

  • 念願の無色透明アデュラリア

    じゃじゃーん!ついに!無色で透明度のあるアデュラリアをゲット!(ちと大げさでないかい?)このアデュラリアという名前になぜかとても惹かれ、いろいろと探していくつかゲットしてきましたけど、「氷長石」にふさわしい、透明度のある無色の標本には出会えなかったのです。アデュラリアというのはややこしい。(またかよ)前にも書きましたが、アデュラリアはもともと、スイスのラインヴァルトホルン山(イタリア名:アドゥラ山)付近(実際にはそこではなくやや離れたザンクト・ゴットハルト山塊付近)で出た透明な長石を指す名前。ところが、稀に石内に含まれる離溶ラメラ(成分の異なる薄い層。こちら)によってシラーが出るものがあったために、現在はムーンストーンのものとして知られるこの手のシラーを「アデュラレッセンス」と呼ぶことになったらしい。ムー...念願の無色透明アデュラリア

  • 内モンゴル産緑水晶

    この頃「内モンゴル(蒙古)産」という石をよく見る。フローライトなんかもある。内モンゴルというと、中国とモンゴルとの中間地帯、広大な草原をイメージする。え?そんなとこでフローライトや水晶が出るの?ところがどっこい。改めて地図を見てびっくり。内モンゴル自治区というのは、西はもちろん蒙古の大草原の中だけど、延々と東まで拡がっていて、なんと北京の北を通り越して北朝鮮の手前まで伸びている。何だよこれ。東っかわは全然大草原ではないじゃない。面積は118万3000平方キロ。日本が37万8000平方キロだから、えーと電卓電卓、日本の3.13倍だぜ。いくら大陸とはいえ、でかすぎだろ。ちなみに人口は2400万人ほど。しかも、多くの鉱物が出るのは東側、つまり北京のすぐ北あたりらしい。何だよ、大陸ど真ん中の大草原から蛍石や水晶が...内モンゴル産緑水晶

  • 五芒星?フラワーアラゴナイト

    もいっちょ何じゃこれ。アラゴナイト。Pesquera,Cuenca,Spain産。左右22ミリくらい。アラゴナイトなんだけど、五角形でお星さまの姿になっている。オークションでは「スターアラゴナイト」と書かれていたけど、スターだと放射状のシラーと紛らわしい。似たような姿のものに「フラワーアメジスト」というのがある。中央に「芯」があって、そこから放射状に結晶が拡がっているもの。しばしばその拡がりが平面的で、これとよく似たような姿になる。しかしこれ、アラゴナイトですぜ。ううむ。アラゴナイトというのは実にいろいろな姿を見せる。mindatのフォトギャラリーを見ると唖然とする。とても楽しい。しかし、こんなんはない。六角形のものは1つ出ているけど針状放射状結晶で全然姿は違う。五角形というのは、結晶面の形としては時々あ...五芒星?フラワーアラゴナイト

  • ブルー・ウォーターオパール

    そんな名前の石はありませんけど。(は?)ヤフオクで「人類未到の青」というなんかよくわからない惹句で出ていたもの。確かに美しい青で「何じゃこりゃ」と思ってゲット。透き通った実に美しい青。実物はもっときれい。ほかにはなかなかないかもしれない。未踏でもいいか。そして遊色もばっちり出る。写真じゃ撮れないけどばんばん。何じゃいこりゃ、と思ってじっくり観察してみた。光の当て方を調整してみると、どうも透明なオパールの一部に青い層があるらしい。その青が全体に滲んでいる。カットの中央にうまく来るようにしているらしい。巧み。で、ほかの部分は非常に透明度の高い「ウォーターオパール」。普通のオパールは「ここが何色に輝きますよ」と分かるのだけれど、透明度の高いウォーターオパールは、透明で何もない部分から不意に光が出現するので、とて...ブルー・ウォーターオパール

  • セリウム鉱物:バストネサイト&モナザイト

    やれやれ、また知らない元素。(君が学がないだけだろ)セリウム。Ce。原子番号58。希土類。レアアースね。「銀白色で軟らかく延性に富む金属」だそうで。放射線を出すセシウムとまぎらわしいけど、セリウムには放射能はない。(理系はみんな知ってるだろw)セレン=セレニウムという元素もあってややこしい。(まぜっかえすと自分でわからなくなるぞw)《希土類元素としては最も豊富に地殻中に存在しており、その濃度は、質量パーセント濃度で0.046%である。さまざまな鉱物中で見つかり、最も重要なのはモナザイトとバストネサイトである。》(ウィキ)希元素だの希土類だの紛らわしいけど、希土類だけは厳密な科学用語。メモはこちら。用途は様々。酸化物はガラス研磨剤として活躍しているらしい。また、ライターの「フリント」はフェロセリウムという鉄...セリウム鉱物:バストネサイト&モナザイト

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