雲厳寺(うんがんじ)は黒羽(くろばね)から那珂川(なかがわ)を渡って北東の山中、八溝山にある、黒羽からは車で20分ほど雲厳寺は1200年代前期の大治年間に建立されたが、やがて廃寺になって荒れていたが、1283年に鎌倉幕府執権北条時宗が大旦那として後援、第八十八代後嵯峨天皇の第三皇子(第二皇子という説もある)を開祖とし仏国国師を号して開山した。この宗派は臨済宗妙心寺派で、臨済宗は禅寺である、当時禅修行の道場として日本四大禅道場の一つと呼ばれた。黒羽の大豆田の大地主(または地方地頭か?)礒家が子宝に恵まれず、岩舟地蔵尊に詣でて願掛けしたところ、相次いで7人の子ができ、そのお礼として15歳の長男を養子として雲厳寺に入山させ、仏国国師の湯薬侍者(身の回りの世話係)になったと言われるその後、仏応禅師と号し仏国国師の...75歳ルーツ探し一人旅②