尊敬する主君豊臣秀長の死により一旦は牢人したが、秀吉そして家康に接近する。戦働きだけでなく、防諜や築城などの特技によって、家康から絶大な信用を受ける。
ミステリーを始めとして、私の趣味で勝手にジャンルをくくって作品20を選びました。書評のブログがたくさんあるので、私独自の感想を書くことを目標にしています。当面は毎週月曜・水曜・金曜と定期刊行(?)を目指します。
1 黒いトランク(鬼貫警部シリーズ) 鮎川 哲也 (1956)
汐留駅で引取人が来ないトランクから、相当経った死体が見つかる。そして発送者はの近松は死体となって発見された。鬼貫警部は知り合いであった近松の妻から事件を聞き、調べ始める。
鎌倉殿の13人は、三谷流の解釈に満ちている。八重の扱いもそうだが、今回命を奪われた「悲劇のヒーロー」源義経に対しても大胆な解釈を加えている。その戦術には透けて見えるものもある。
大延長【電子書籍】[ 堂場瞬一 ]価格: 605 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 甲子園大会の決勝戦、新潟海浜高校と恒正学園の試合は延長15回を戦って決着つかず、翌日に再試合することになった。 その夜、初の決勝進出を果たした公立の進学校・海浜は、今大会屈指の名投手・牛木が古傷の膝を痛めたことを知る。監督の幅は、牛木を投げさせるように要求する周囲の圧力と、自分が無理な連投をしたため故障し、プロを断念した経験の狭間で悩む。 一方、甲子園常連組の恒正は、監督・白木は優勝を条件に高額の契約金付きで新設高校の監督に就任する話を提示されているが、レギュラー内野手が喫煙しているところを写真週刊誌に撮られた…
20 昭和の刑事シリーズ 堂場 瞬一 (2018~2019)
刑事としての仕事に誇つ高峰。特高警察の過去に苦しむ海老沢。戦中から戦後を経て、2人の幼馴染が警視庁の中でそれぞれの居場所を見つけながら、その立場のために袂を分かつことになる。
記憶力に優れるベテラン捜査一課の岩倉剛は、所轄に異動を希望する。その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。新人を教育しながら捜査を進めと、様々な事件とつながっていく。
私が子供のころ冒険した杉林。道なき道を縦断しては色々な遊びをしたものでした。その中にちょっと不気味な洞窟の入り口がありました。そこで仲間が中を探検しようと言い出して・・・・
18 二度泣いた少女(警視庁犯罪被害者支援課) 堂場 瞬一 (2014~)
被害者家族の名前に松木優里は衝撃を受けた。8年前に父を殺された少女が、今度は義父の死体を発見した。二度繰り返される悲劇に直面した少女は決して涙を見せず、自分の殻に閉じこもる。
17 見えざる貌(刑事の挑戦・一之瀬拓真シリーズ) 堂場 瞬一 (2014~)
皇居周辺でジョギングを楽しむ女性が立て続けに襲われる。一之瀬は同期の半蔵門署刑事課・若杉と共に警戒にあたるが、第三の事件が発生。女性タレントが襲撃された。
「立憲民主党よ、どこへ行く」とコラムで書いたのが今年の2月1日。その時は「責任ある野党」としてのエールを込めて投稿したつもりでした。しかし現在、精彩が欠いた印象があります。
16 検証捜査(捜査シリーズ) 堂場 瞬一 (2013~2020)
左遷中の神谷警部補に出頭命令が下る。そこで北海道、埼玉、大阪、福岡の各警察から集められた刑事がチームを組んで神奈川県警が手がけた無罪判決必至と思われる殺人事件を検証する。
15 歪(ひずみ) (捜査一課・澤村慶司) 堂場 瞬一 (2010~2013)
大学生日向は、振り込め詐欺の主犯格。配下の男を口封じのために殺害する。同じころ自分の美貌にまかせて無責任な生き方をしていた真菜は、育児放棄が原因で娘と夫を殺害してしまう。
OLが帰宅途上で殺害され、通り魔殺人として捜査を進めたが、1か月後同様の殺人事件が発生する。捜査本部は膠着状態となり、打開策として追跡捜査係の沖田と西川が再捜査に乗り出す。
13 第四の壁(アナザーフェイス) 堂場 瞬一 (2010~2018)
大学時代に所属していた劇団の20周年記念公演を観覧していた刑事大友鉄の目の前で、劇団の主宰者がシナリオ通り刺殺される。大友はかつての仲間たちを容疑者として捜査を進める。
12 献心(警視庁失踪課・高城賢吾) 堂場 瞬一 (2009~2013)
失踪課。「失踪事件」を専門に扱うプロ集団とは表向きで、頻発する失踪騒ぎに話を聞いて、警察は動いているよというアピールで生まれた部署。そのため周囲からは閑職と思われている。
連休中、暦通りの休日だった私に対して、配偶者は土日祝日勤務の掃除の仕事をしているために、この連休は疲労が蓄積。そこで普段から揉みほぐしを担当をする私の出番も増えていきます。
11 孤狼(刑事鳴沢了シリーズ) 堂場 瞬一 (2001~2008)
一人の刑事が死に、一人が失踪した。理事官に呼ばれた鳴沢了は、新たな相棒とともに消えた刑事の捜索を命じられる。うまくいけば一課に移動することも考えると甘い誘いも添えて。
「伝説の刑事」と呼ばれ、警察学校の校長を務めていた小早川一郎が女子大で教授になり、「継続捜査ゼミ」と呼ばれるゼミを持つことになる。小早川はある未解決事件をゼミで取り上げる。
20世紀の世紀末にシカゴに行きました。伝統と斬新、貧富などが極端に混在します。そして私が愛する小説、J・アーチャーの「ロスノフスキ家の娘」もシカゴを舞台としています。
主人公の竜崎伸也警視長は管理職にありがちな「上と下との板挟み」はせずに、行動は原理原則に基づき、例え自分の立場が危うくなっても決して曲げようとしない「変人」扱いに描いている。
窃盗犯罪担当三課の萩尾警部補は盗犯一筋の職人肌。窃盗事件は再犯率が高く、手口の蓄積が捜査には必要になるため、萩尾は三課では一目を置かれる存在になっている。
「ブログリーダー」を活用して、ムっくんさんをフォローしませんか?
尊敬する主君豊臣秀長の死により一旦は牢人したが、秀吉そして家康に接近する。戦働きだけでなく、防諜や築城などの特技によって、家康から絶大な信用を受ける。
浅井の家来だった藤堂高虎は、巨漢を生かして戦で活躍するも、主君には恵まれない。そこに羽柴秀長の誘いを受け、槍働きだけではない仕事の重要性を教えられる。
森家は兄たちが全て若くして亡くなり、六男の忠政が後を継ぐ。兄長可の無念を旧領で圧政を引く。しかし信濃から美作に転封となると、新たに国作りを行った。
本多正信の次男として生まれた本多政重は、兄正純とは違った武勇者。ひょんなことから徳川家を出奔し、福島、宇喜多、上杉、そして前田と外様大名を渡り歩く。
大友家の忠臣高橋紹運の嫡子ながら、猛将立花道雪に強いられて養子となった立花宗茂。家風が合わず妻の誾千代からは蔑まれる中、自らを鍛え勇将に成長していく。
平将門を祖とする相馬家。当主義胤は伊達政宗との対立、秀吉への臣従、関ヶ原で徳川と敵対など、幾多の滅亡の危機を乗り越えたが、大津波が領地を呑み込んでしまう。
島津家は九州の覇業、対秀吉戦、朝鮮の役、そして内乱が続き国力が疲弊する。兄義久の後を継いだ島津義弘は、そんな中で秀吉亡き後の行く末を定める必要があった。
元就の後を継いだ毛利輝元は、関ヶ原で西軍の旗頭でありながら家康にも誼を通じて戦いに敗れ、大減封を命じられる。輝元の本当の戦いは、ここから始まった。
秀吉が薨去すると、天下の趨勢は徳川家康に移るが、石田三成はその流れを食い止めようとする。家康は天下人になるために知恵を絞るが、最後は決断に迫られる。
今川家から祖父、父と誅殺された井伊直政。幼い時から苦労を重ね、徳川家康の家来になる常に自分を厳しく律し戦場で働き、若くして四天王の一人と認められた。
三河を統一した家康。三方ヶ原の戦で敗れるも、大久保忠世と忠佐の兄弟は徳川の意地を見せた。そんな大久保家だが、家康の天下になると、冬の時代が訪れる。
今川家の人質となった松平元康を、祖父の代から支える大久保忠俊。戦の達人として長らく戦場で活躍したが、一向一揆の決着を機に、総帥の座を甥の忠世に託す。
最近トキメキを感じなくなった私ですが、ミニチュアは大好き。先日「ミニチュアアートフェスみやぎ」に行ってきて、久しぶりに楽しめました。
お大は家康を産む時、四天王に守られる夢を見る。家臣からは家康を守る、酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政という「四天王」が現われ、覇業を支えていく。
吐月峰で拾われた広親は、今川家臣の娘、瀬名姫に仕える。瀬名は三河の人質だった松平元康に嫁ぐことになり平和に暮していた。ところが桶狭間で様相は一変する。
このブログも、昨日で3周年を迎えました。当初はPVが全く伸びず展望も見えないときもありましたが、皆さまと交流することで、ここまで続けることができました。
秀吉に出生は不明ですがが、ここではハンパ者から始まったとしています。朝鮮出兵から中国支配と構想はあったようですが、それが維持できたのか疑問が残ります。
秀吉の母のいとこの子に生れた加藤清正は、文武に活躍する。関ヶ原の戦いの後は徳川家と豊臣家の間に立って汗を流すが、家康と秀頼の対面後に発病し生涯を閉じる。
石田三成は武勇は恵まれないが、才覚で主君の秀吉から認められる。秀吉は天下人となると抑えが効かなくなるが、それでも三成は己を捨てて豊臣を支えようとする。
大谷吉継は敵方に捉えられて土牢に入れられた影響で、顔や身体が崩れ始め、人生を悲観する。しかし秀吉や黒田官兵衛の支えもあり、誠実に秀吉に仕え認められる。
カウンターカルチャーの時代に育ったスティーブ・ジョブズはプログラミングの天才ウォズニアックと出会い、Apple社を設立し、間もなく世界を席巻する。
在日三世として、貧しい家庭くで生れた安本(孫)正義。恵まれた頭脳と旺盛な事業欲を武器にアメリカで成功して日本に舞戻り、ソフトバンクグループを創設する。
日本のリース業界を1人で切り開いた加藤愛一郎。多角化してグループを巨大化し、政治にも介入していく姿は、「和製ハゲタカ」に他ならなかった。
14歳の時に姉の夫である松下幸之助の元で働き、松下電器成長の動力源となった井植歳男。公職追放により退社するも、三洋電機を巨大メーカーに押し上げる。
通信省に入省した石坂泰三だが、第一生命に転職し、戦後は東芝の激しい労働争議をまとめあげた。その後経団連会長となり「財界総理」と呼ばれる。
東京帝大で学業が振るわい正力松太郎は、警視庁に入省して頭角を現わすも、虎ノ門事件で懲戒免官となる。その後読売新聞を買収して野望を果たそうとする。
五島慶太お金を貯めて東大に入学し農商務省に入省、その後鉄道院に移る。しかし官界での出世に見切りをつけて実業界に飛び込み、東急グループを拡大していく。
慶應義塾に入るも病気で卒業できなかった松永安左ェ衛は、傲岸不遜な性格から社会に出ても失敗ばかり。しかし玉石混淆の電力業界に入ると、その実力を発揮する。
鮎川義介は長州閥で東大卒ながら、身分を隠して職工として基礎技術を学ぶ。やがて実業家の道を歩むと、日産や日立などを傘下に収めたグループを築く。
三井銀行に就職した池田成彬は豊富な知識から、出世街道を歩み、三井財閥のリーダーとなる。その後日銀総裁や大蔵大臣も務めるが、軍部と対立することになる。
両替商の父を継いだ野村徳七は、強気の勝負勘と共に、情報収集を重視。また会社組織もいち早く近代化に努めて、野村財閥を築き上げるも、敗戦直前に財閥解体をおびえながら死去する。
三井銀行に就職した小林一三だが固い仕事が性に合わず会社を退職。鉄道会社の専務に就任すると、今までにないアイディアで鉄道会社を中心に地域を発展させるシナジー効果を生み出す。
学生時代に放蕩生活を送った大原孫一郎は、倉敷紡績を承継すると、利益は社員と会社に還元する方針で経営。また文化事業などにも惜しげもなくお金を出して、世界有数の会社に成長させた。
大工の息子に生まれた豊田佐吉は持ち前の器用さで発明家の道を志す。見学と研究に没頭し、織機機械を中心に数多くの特許を得ると、支援者や番頭にも恵まれて事業は拡大する。
富山の足軽出身の安田善次郎は、江戸で商売で身を立てる決意をする。両替商から独立した善次郎は、幕末の乱世で誰もが尻込みするリスクを負って勝ち続け、遂には安田財閥を築き上げる。
新潟県の質屋の息子に産まれた大倉喜八郎は、持ち前の才覚で幕末に武器商人として立身する。徒手空拳から始めて、持ち前のウィットと交渉術で新政府に食い込み、大倉財閥を築き上げる。
伊庭貞剛は、幕末に志士と交流した縁で新政府に出仕するも幻滅し、叔父の広瀬宰平が総理事を務める住友に入社する。強引なやり口を改め地域との対話に努めて、住友グループの礎を築く。
頭脳は明晰だが下級武士出身で鬱積していた岩崎弥太郎は、ひょんなことから認められて土佐藩で出世していく。維新後は独立して菱商会を設立し、商売で覇権を握ろうとする。
天領の庄屋の息子に産まれた渋沢栄一は、奇縁から一橋慶喜の知遇を得て持ち前の才覚から頭角を現わす。維新後は明治新政府に出仕するも下野し、民間から日本経済の基礎を築き上げる。
小栗上野介から知遇を得ていた金平糖売りの利八は、幕末の金銀の交換比率による改鋳を聞きつけて金を買い占めて巨額の富を得ることに成功した。そして三井両替店に入店する。