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1件〜100件

  • 向学心がとまらない『このそらのずっとずっと向こう』(鳴海 風)

    外国では女の人も大事にされ、立派に仕事をしています。これからの日本にも、そのような女の人が必要です。(本文より) 読書感想文コンクール課題図書になった こともある作家の新作なんで読んでみた。 学びたい気持ちをおさえられない少女が 外国語を習得して自分の人生を切り拓く。 女子英学教授所の創設者がモデルらしい。 中身はおおむねフィクションだけどな? 俺のレビューの書き出しはこんな感じだ。 勝ち気で好奇心旺盛な町医者の娘が、異国事情に通じる武士の子弟と知り合い、関わるうちに、みずからも学びに目覚めていきます。女性の地位が低く、子どもでも当然のように働いていた時代が描かれているので、今の子には新鮮に映…

  • 天才児にとっての中学受験『才能の見つけ方 天才の育て方 アメリカ ギフテッド教育最先端に学ぶ』(石角 友愛)

    親が全くギフテッドに関して無知であった場合、悲しいことですが、子どもを「扱いにくい問題児」とみなしたまま一生を終えてしまうこともあるのです。(本文より) ギフテッドとは簡単に言えば天才児だな。 尋常でないこだわりが彼らの多くにあり、 それが上手く活かせれば幸せにもなれる。 恵まれた能力を伸ばすためには、特性を 理解して環境整備する必要があるそうだ。 認知行動・整理整頓・人格形成に関わる 脳の部位はIQの高い子の方が普通より 4年も成熟が遅いってのは衝撃的だった。 このせいでギフテッドの多くは学校では 問題児と誤解され評価されにくいらしい。 アメリカと違って日本にはギフテッドに 特別な教育を施す…

  • 忘れられない7日間『図書室のはこぶね』(名取 佐和子)

    でもわたしはこの頃、つくづく考えちゃうのだ。意味のあることだけをする人生って、案外袋小路じゃないかなって。(本文より) コチラさん、たまに出題予想する方だが、 『神さまのいうとおり』みたいに前触れ なく出題首位になる本も当ててんだよな。 そんな彼の注目作品なんでチェックして みたのが、この『図書室のはこぶね』だ。 著者は中受界では全く手垢がついてない。 全体の空気に対して個人がないがしろに される場面もあってなかなか勉強になる。 主人公達がみんなのためにどう解決策を 見つけ出していくのかが注目ポイントだ。 俺のブックレビューの一部はこんな感じ。 主人公はバレー部エースの高3女子。怪我で体育祭に…

  • いいぞ、ジャイ子!『ちいさな宇宙の扉のまえで: 続・糸子の体重計』(いとう みく)

    人ってそんなに強くないから、確かめたくなるの。自分は必要とされているかとか、愛されてるかって。気持ちが弱いときほど強烈にね。(本文より) 割と入試で出ているいとうみくの新作だ。 続編だが、前作を読んでなくても大丈夫。 無遠慮でがさつな糸子と同級生の日常が 描かれているが、前作を知らない俺でも すんなり物語の中に入っていけたからよ。 作問で使いやすそうなのは、修学旅行と オーディションどちらを選ぶか迷ってる 女子のリーダー格が主人公の章かもな? 出すとしたら中堅校から準難関校あたり。 俺のレビューの最初の方はこんな感じだ。 豪放磊落な糸子と、そのクラスメイトの日々を5人の視点で描いた物語。空気な…

  • 難関狙いの本好きには『櫓太鼓がきこえる』(鈴村 ふみ)

    『櫓太鼓がきこえる』(鈴村 ふみ/集英社) 今年の公立高校入試でよく出題された本。 相撲への見方をガラリと変える衝撃作だ。 公立高と中受は作品がかぶりやすいけど、 この本は難関から最難関レベル向けだな。 相撲の取組前に、ひがしーあざぶやまー とか力士の名前を呼びあげる役割を担い 奮闘する少年を描いた熱いお仕事小説だ。 親目線では「勉強が、学歴が」と子供に 圧をかけることを考え直させるかもな? 俺のレビューの一部は以下の通りっすよ。 主人公は親の価値観の押し付けから逃れるように家を飛び出した17歳。裏方の下働きとして角界に飛び込んだ彼が、厳しい世界で様々な失敗を重ねながら成長していく物語です。 …

  • 出題されるかもしれない新刊本(6~7月)

    入試頻出作品は前年の春から夏にかけて 出版された本になるケースが多いんだわ。 逆に秋以降発売の本が出ることは少ない。 夏ごろに作問する例が多いらしいからな。 桜蔭中みたいに秋から冬に出た本からも 出す例ってのは稀だと考えていいわけよ。 となればこの時期の新刊には要注目だろ。 レビュー前なんで入試向きじゃないのも 混じってると思うがこれが今気になる本。 借りられたものから順にレビュー予定だ。 『ちいさな宇宙の扉のまえで: 続・糸子の体重計』(いとうみく)6/1発売 『跳べ、暁!』(藤岡陽子)7/5発売 『トーキングドラム 心ゆさぶるわたしたちのリズム』(佐藤まどか)7/5発売 『星屑』(村山由佳…

  • コレ、凄いよ『シャンシャン、夏だより』(浅野 竜)

    いろいろ大変なことが多くて、農業には未来がないように思えるけど、それは浅い見方でね。もっと長い目で見たら、農業には、明日はなくてもあさってがあるんだって。(本文より) ちゅうでん児童文学賞の大賞だった作品だ。 前年の受賞作品は今年の出題校数5位だが、 この本はそれ以上に素材にしやすそうだわ。 友情、成長、格差、という頻出のテーマに、 農業という今の子には新鮮な要素も加わり、 しかも、大人が読んでも面白くためになる。 食に感謝をする気持ちが芽生えたりもする。 文学賞の大賞作品ともなるとやっぱ違うわ。 以下に俺のレビューから一部引用してみた。 主人公は米作り農家の小6男子。自由研究でクマゼミの生態…

  • だらけ小6男子、目の色を変える『風の神送れよ』(熊谷 千世子)

    『風の神送れよ』(熊谷 千世子/小峰書店) 地域に伝わる伝統行事にやる気のない子が 駆り出され責任ある立場になって変貌する。 子どもたちが協力し合い共に成長する話だ。 いかにも出題者が好みそうな要素を含むが、 読書感想文コンクールで高学年課題図書に なっちまったんで回避されるかもしれんな。 中堅校から準難関校レベルまでの物語文に 慣らすには丁度よさそうな作品ではあるが。 俺のブックレビュー簡易版は以下の通りだ。 長野県南部の集落で400年にわたり受け継がれてきた子どもだけの神事が描かれています。主人公は地域で唯一の6年生男子。伝承を信じる気になれず、任された大役を重荷にしか感じていなかった彼が…

  • コピーライターと小6女子の不思議な関係『ソラモリさんとわたし』(はんだ 浩恵)

    言葉にできない思いってあるし、それは言葉と同じくらい大切。(本文より) 図書館司書がやたらと推すから読んでみた。 新人の新作なんで出題実績はトーゼンない。 面白すぎるんで調べてみたらフレーベル館 ものがたり新人賞大賞作品だったんだな~。 少女がコピーライターから言葉を輝かせる 工夫を学び、自分の殻をやぶっていく話だ。 平易だし中堅校狙いの子にピッタリかもな。 以下、俺が書いたブックレビューの一部だ。 言葉数の少ない6年生の女の子が主人公。自分の殻にこもっていた彼女が、子どものように無邪気な大人との交流を通じて、表現することの愉しさに目覚めていきます。大人目線では、“子どもを一人の人間として尊重…

  • 子どもの気持ちに寄り添った『#マイネーム 』(黒川 裕子)

    駒場東邦等で使われた実績のある作家だが、 公立高校入試でも割と出題されてるようだ。 高校で出る作品は中学入試でも出てくるし、 『天を掃け』あたりは最注目作品っぽいな。 この先生、はてなブログを持ってたりする。 令和二年(2020年)国語入試出題情報まとめ さて、今回紹介する本の主人公は怒りん坊。 やり場のない怒りにはちゃんと理由がある。 父が離婚で出て行き母は心を病んでしまい、 本人は慣れない苗字に違和感しかない日々。 ただでさえ思春期にこれじゃ仕方ないよな。 そんな中から突破口を見つけていくんだが。 子ども達が協力して何かを成し遂げようと 奮闘する展開には、学びがあると感じたわ。 たくさんの…

  • 【本気レポート】涙をチカラに変えて ~或る早稲アカ女子の疾走~

    「ありがとうございました!」 校舎の受付に喜びの声が響きわたりました。塾生親子の腹の底からの感謝に、その場にいた全員が弾かれたように立ちあがり、とびっきり大きな声で応じます。 「ありがとうございました!!」 歓喜で教室が満たされた瞬間です。 みんなの心が一つになったその場面。少女が最高の笑顔に包まれるその瞬間までの道のりは、決して平坦ではありませんでした。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「自分の未来を変えたい!」 そう願った少女は、小5になる直前に早稲田アカデミーの門を叩きました。中学受験には遅いスタートだったこともあり、初めての組分けテストの偏差値は35。 しかし、母親の文字通り身…

  • 出題が予想される物語文『夏の体温』(瀬尾 まいこ)

    もう俺、小学三年生だよ。可能性がないこと願ってるより、この身長で生きていく方法を考えないとさ。(本文より) 中編2本、短編1本という構成の作品集だ。 頻出作家の最新作でしかも出題しやすそう。 ラストの短編『花曇りの向こう』もいいが 表題作『夏の体温』には特に注目したいな。 経過観察のため長く入院生活を続ける子が ストレスでちょっとした悪事に手を染める。 それを見抜いた友人は・・?って筋書きだ。 毎度のことだが俺のレビューの一部は以下。 病院での生活に飽き飽きしていた小3男子が、検査入院でやってきた快活な少年と思いっきり遊ぶことで意欲を取り戻します。病気を笑い飛ばす“不幸仲間は”嵐のように去って…

  • 溢れんばかりの家族愛『母さんは料理がへたすぎる』(白石 睦月)

    なさけない、みっともない、やるせない。いいじゃん。それでいいんだよ。(本文より) 2021年入試で出題数3件だった作品だ。 家族愛溢れる本なんだが、特に注目なのは 少年の小学校時代を描いたプレゼントの章。 学校が舞台になるシーンが一番活き活きと 描かれてるし面白くもありお勧めなんだわ。 全然関係ないが、シマウマの鳴き声が実は 犬にそっくりってネタはこの本で知ったわ。 以下は俺が書いたレビューからの一部抜粋。 父を亡くした少年が仕事で忙しい母を助けて家事や三つ子の妹の世話に奔走します。男のくせに料理ができすぎるとバカにされたくない彼は、わざと家庭科の時間に手抜きをするのですが、堂々と腕を振るう転…

  • 不和解消で東洋英和『カリスマ塾長直伝 中学受験に大成功する「家庭の戦略」』(須野田 誠)

    父親と母親の呼吸が合っていない環境に子どもを長く置くと、まず伸びません。(本文より) 早稲アカ創業者が書いたちょっと古い本だ。 家庭内不和で成績不振になった家庭の子が 両親の歩み寄りで勉強に集中できるように なり、東洋英和に受かった美談とかもある。 入学後に夫婦がどうなったのか気になるが。 受験で挫折を味わい苦労した講師のほうが 評判を得るケースが多いってのは納得だわ。 やっぱデキない子の気持ちが解らないとな。 進学校を同レベルの附属校と比較した場合 附属校を超える偏差値の大学に進学できる 可能性は約50%って話も興味深かったわ。 もう一つ面白いと思った話を挙げるとコレ。 レベルがほとんど同じ…

  • コロナ時代の中学生活『マスクと黒板』(濱野 京子)

    逃げるのは恥ではない。そう思いたい。向き合うことばかりが肯定されるのはきつい、という考えのほうが腑に落ちる。(本文より) そこそこ入試に出る作家の4月発売の新作。 絵を描くのが好きだけど美術部には内申の ために一応入ってるという中2が主人公だ。 コロナ禍が舞台とはいえ、前半は主人公が ウジウジしすぎていて物語は淡々とすすむ。 けど、後半はうってかわってハイテンポだ。 出題するなら会話のキャッチボールがいい 後半のシーンの方が使いやすいだろうな? 以下に俺のレビューから一部引用してみた。 潔癖症で人一倍コロナを恐れる中2男子が主人公。無気力で人と関わりたがらなかった彼が、学校に突如現れた黒板アー…

  • スマホを持たせる時期に読ませたい『嘘吹きネットワーク』(久米 絵美里)

    結局みんな、自分で体験して、自分で痛い目を見なければわからないのだろうか。(本文より) 学校司書の方がいかにも入試に出そうとか 言ってたんで、思わずチェックしてみたわ。 確かに学校での会話シーンが使いやすそう。 嘘の是非を語り合う場面とかも要注目だな。 賞をとっただけあって期待以上に面白いわ。 入試に出る出ない関係なく読む価値アリだ。 読書レベル高めの小4娘も、中1になった 息子も楽しめたから、小6前後にピッタリ。 以下には俺のレビューから一部を引用した。 主人公は正義感が強すぎる小6女子。嘘には黙っていられない彼女が、嘘でみんなを幸せにするとうそぶく不思議な少年との交流を通じて、自分を見つめ…

  • 渋谷幕張中で出題『星影さやかに』(古内 一絵)

    あとにもさきにもあんな立派なおなごには会っだこどがねえ。本当に真の姫君でがした。(本文より) 今年の渋谷幕張中で出題された高難度作品。 戦前から戦後という時代背景の上に方言も あるんで並の小6では歯がたたなそうだわ。 難関校以外での出題はないんじゃないかな。 大人なら読める味わい深くていい作品だが、 こんな素材使ってくるなんて流石は渋幕だ。 俺のレビューからの一部抜粋は以下の通り。 主人公を変えつつ戦前・戦中・戦後にわたる家族の生き様を描いた物語。厳しさの中にある優しさ、儚さの中にある強さが心に沁みる作品です。家族に背を向け書斎にこもりきりの父や、母を使用人のように扱う高慢な祖母の印象は、読み…

  • それぞれの片想い『ソノリティ はじまりのうた』(佐藤 いつ子)

    2020年入試で出題4位、筑波大附属や 鴎友学園で使われ今年も専大松戸で出てる 注目作家の先月発売されたばかりの新作だ。 合唱を通じてまとまっていく中1を描いた 青春群像劇なんで素材として使いやすそう。 合唱を扱う入試出題作は少なくないからよ。 なんせ以下に挙げたのなんてほんの一例だ。 『くちびるに歌を』(中田永一) 『よろこびの歌』(宮下奈都) 『みつきの雪』(眞島めいり) 『金木犀とメテオラ』(安壇美緒) 『ソノリティ』では、第五章に注目したい。 他の章も使えるが、心情を問うなら五章に 使いやすい箇所が集中している印象だった。 本全体についての俺のレビュー抜粋は以下。 合唱の指揮者に選ばれ…

  • 泣ける子は強い

    たま~に真面目に書いてるブログ紹介記事。 次回は以下の内容で夏までに書くつもりだ。 『涙を強さに変えて ~ある早稲アカ女子の疾走~』 (参照元:不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験- (mangetsu-mama.com)) なぜこんな早くから予告してるかというと 紹介するつもりのサイトが閉鎖予定だから。 ドラマがあって参考になって後日談もいい 稀有なサイトだったんで残念すぎるんだが。 伴走力溢れる両親とがんばり女子の歩みは 年月を越えて子育て家庭に役立ちそうだし 気になるんなら今のうちにチェックすべし。 参考:これまでに書いた本気レポート 2月1日の奇跡 ~或るサピックス生…

  • 桜蔭中で出題『そらのことばが降ってくる: 保健室の俳句会』(高橋 克弘)

    短歌や俳句なんかを扱う作品も中学入試で 出まくりだから、覚えとくといいかもな? ちょっと思いつくだけでもこんだけあるし。 『南風吹く』(森谷 明子) 『私の空と五七五』(森埜 こみち) 『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』(こまつ あやこ) でもって今年の桜蔭で出たのがこの作品だ。 ほくろが気になって、マスクを手放せない 少年が同級生との交流で変わっていく話だ。 保健室の先生が言う大人にも役立ちそうな ちょっとした習慣の話題が興味深かったわ。 子どもの頃にね、今日あったことで良かったことや人のためになることをプラス、反対のことをマイナスとして寝る前に書きだしてたの。一日のトータルがプラ…

  • 出題が予想される物語文『かぞえきれない星の、その次の星』(重松 清)

    きみたちは、目に見える範囲では一人でも、一人ぼっちじゃない。 (『かぞえきれない星の、その次の星』所収の短編『ともしび』より) 重松清は頻出作家だけど新作からバンバン 出題される訳じゃなく古い作品からが多い。 しかしこの11編の新作短編集はいかにも 入試素材になりそうな作品がいくつかある。 『ウメさんの初恋』はすでに四谷大塚とか 日能研の模試なんかで使われてるらしいな。 それより俺としては『送り火のあとで』や 『コスモス』が狙い目っぽい気がしている。 とくに『送り火のあとで』は下線を引いて 家族の心情を問いたくなる箇所がありすぎ。 日系人の少女の葛藤を描く『コスモス』も 今風なテーマ+家族愛=…

  • わたしは何者なんだろう『境界のポラリス』(中島 空)

    講談社児童文学新人賞の佳作だった作品だ。 大賞該当作のない年度の受賞作ではあるが 異文化理解だとか外から見た日本人という テーマってのも重要っぽい部分があるわな。 5歳で来日してつらい小・中時代をすごし 人間関係をリセットするために、わざわざ 遠くの中高一貫校に高入した女子が主人公。 自信がなく、中国人であることを隠したい 彼女がボランティアを通じて変わっていく。 自分が正しいと思ったことを人に押し付け 衝突し、誤りに気づく部分とかは大事だな。 bookmeter.com 『境界のポラリス』(中島 空/講談社)

  • 志望校で出る作品は当てられない

    昨日は模試の出題なら当てられると書いた。 ただ、実際に受ける学校で出る本ってのは ほぼ確実に当たらないと思ったほうがいい。 入試の出題者には、頻出作品を狙って出す 動機がないし、旧作も中受界隈でだ~れも 気にしてない作家の作品も実際出るからよ。 本番はカバーすべき範囲が桁違いなわけだ。 だから入試に出る本を何百冊も読んだ俺も 初見の入試素材での既読率は15%未満だ。 模試の出題を追えば、どっかの学校で出る 作品は当てられるだろうが、志望校で出る 作品は当てられないのが現実ってことだよ。 yukikaze.hateblo.jp

  • 模試に出る作品は当てられる

    模試で出る作品は割と当てやすいんだよな。 頻出作家の新作や賞とった本を追ってれば かな~り高い確率でヒットしてくるからよ。 なぜそうなるかというと、そういう作品は 本番入試で出題件数上位になりやすいから。 塾側もよく出る作品を当てにくるわけだな。 だからアマゾンで頻出作家を検索してけば、 誰にでも模試に出そうな本は見つけられる。 あらすじで取捨選択する必要はあるけどな。 目下のところ以下の作品群が気になってる。 ま、実際読んでみないと何とも言えないが。 『夏の体温』(瀬尾まいこ)3/17発売 『ソノリティ はじまりのうた』(佐藤いつ子)4/20発売 『ハッピー・クローバー!』(高田由紀子)5/…

  • クネクネ踊るわけじゃない『スネークダンス』(佐藤 まどか)

    なーに言ってやがる。それよりさ、将来まわりにだれか苦しんでるやつがいたら、力になってやれよ。そうやって世の中はまわってるんだよ。(本文より) 海外在住で芸術への造詣が深い作家の新作。 『105度』『アドリブ』など出題実績は それなりにあるんで、スルーはできないな。 ローマ生まれの日本人の少年が急遽日本で 暮らすことになるってストーリーなんだが アートや建築が深くかかわってくるんだわ。 下町の中学に編入する主人公は初めのうち 目立たず無難に生きようって決めているが とある出会いでいつしか熱を帯びていくぜ。 タイトルと表紙でダンス本と勘違いしたが、 スネークダンスは建築技術の呼称だってよ。 【意外…

  • 答えはすぐには見つからないさ『屋根に上る』(かみや としこ)

    何もできなくてもいいんだよ。たった一人でいい。つらいときに気にかけてくれる人がいれば、問題が解決できなくてもずいぶん救われるんだよ。(本文より) 受験業界じゃノーマークの著者だろうけど 児童文学の賞をとった新作だし出るかな? 今年の入試で出題数5位(日能研調べ)の 『ベランダに手をふって』等も受賞ゆえに 入試出題者の目にとまったっぽいからよ~。 『ベランダに手をふって』(葉山 エミ) - 中学受験と児童書と 『屋根に上る』は老人と少年二人の交流を 描いた本だが、優しさいっぱいの物語だわ。 名門中でくすぶってた少年の人付き合いが 祖父の弟子だという老人とかかわるうちに どう変化していくのかに注目…

  • やはりデータはモノを言う『偏差値が届かなくても受かる子、充分でもちる子 必ず合格できる学び方と7つのルール』(akira)

    小6の年間平均偏差値以上の学校に進学した生徒は約8割にものぼります。(本文より) 2012年に日能研カリスマ講師が出した 本だが偏差値を徹底的に語る部分は新鮮だ。 偏差値は推移を見るべきで、1回の結果で 一喜一憂しても仕方ないし、まして志望校 変更に動こうとするなんて論外なんだとよ。 12月に焦りまくって、塾やら個別やらに 泣きついてた俺にはめっちゃ耳が痛い話だ。 熱望校の50%偏差値をクリアしたうえで 学校別対策をするとよく、届かないままで 対策にかまけてても失敗しやすいんだとよ。 さらに怖いことに、併願校でも落ちやすい。 だから模試で数字だせるようバランスよく 学力を身につけることが大事だ…

  • おアツい共学中学校『タブレット・チルドレン』(村上 しいこ)

    年月が経てば価値観も変化する。一緒に変われなければ、どちらかが取り残される。(本文より、夫婦について述べたくだり) そこそこ入試に出る作家の3月発売の新作。 タブレットで同級生と子育てをする課題で 色めき立つ教室がほほえましかったりする。 おちゃらけた雰囲気でストーリーは進むが 命の意味を考えさせる部分もあるんだよな。 出題しやすい部分は多くない印象だったが 級友と意見をぶつけあうシーンは狙い目? bookmeter.com 『タブレット・チルドレン』(村上 しいこ/さ・え・ら書房)

  • 駆け上がれ、不安も不満も吹き飛ばせ!『階段ランナー』(吉野 万理子)

    学校の中心で活躍している優等生たちよりも、輪からはみ出て心配をかけさせた子どもたちのことをなぜかより多く覚えています。(本文より、元教師の言葉) たま~に出題される作家の1月発売の新作。 高校生男女の挫折と再起を描いた作品だわ。 この作者の作品の中では素材にしやすそう。 親が事件起こすくだりなんかもあるけどな。 まぁ、人との関わりで変わっていく2人が メチャメチャ微笑ましい感じの青春小説だ。 読んだら、今までは何の気なしに見ていた そこらの階段が妙に気になりだすかもな? bookmeter.com 『階段ランナー』(吉野 万理子/徳間書店)

  • 中身は真面目な『かがやき子ども病院トレジャーハンター』(まはら 三桃)

    元々よく出題される作家だったがここ数年 さほど出ていない印象のまはら三桃の新作。 子どもウケを狙ったような題名ではあるが 長期入院する子達が主人公の真面目な話だ。 俺が見た感じではテストに使いやすそうな 箇所を2つだけ挙げると以下のシーンだな。 道徳の時間にみんなで意見を出し合う場面 白血病の少女が病状を知って動揺する場面 オレの母親は病院内の学校で教えていた時、 生徒の命の灯が次々と消えるのがつらくて メンタルをやられ、普通の学校に戻ったわ。 この本は人死にみたいな話は出ないけどな。 bookmeter.com 『かがやき子ども病院トレジャーハンター』(まはら 三桃/講談社)

  • 出題が予想される物語文『ななみの海』(朝比奈 あすか)

    大人から、大人のように扱ってもらえていると感じる時が、いちばん嬉しかった。(本文より) 今年出版された本では最注目と言っていい。 児童養護施設が舞台の物語文は頻出だって 前にも書いたんだが、朝比奈あすか作品で 施設の話となればもうマークするしかない。 施設が舞台の作品は家族以上の絆みたいな 美談を前面に出すのが多いが、この作品は 主人公の黒い部分も描かれてて一味ちがう。 何せ主人公が途中まで、施設に染まらない、 私は他の子とは違う、とか念じてるもんよ。 祖母の言葉に縛られ医者とか目指してさあ。 そんな子がどんな経緯で自分の夢をみつけ 頑張れるようになるかに注目してほしいぜ。 俺のレビューは読書…

  • やっぱしリビング学習だ『プレジデントFamily 2022年冬号』(プレジデント社)

    プレジデントファミリー2022年冬号は 「子供が集中する部屋」特集が載ってるぜ。 東大生の54%は小学生時代にリビングで 勉強してたってリサーチも参考になるわな。 うちでも自室学習にしたらいきなり効率が 落ちたんで慌ててリビングに戻してたっけ。 目に入る範囲、手の届く範囲に余計な物を 置かないってのも集中させるには大事だわ。 2006年に桜蔭合格者として載った子の 再インタビュー記事もなかなか面白かった。 お互いにお互いを認め合う友達付き合いが できる桜蔭は楽しすぎる学校だったってよ。 意外なところでは、藤井聡太が中1の頃に 「天才将棋少年」として紹介された記事の 掘り起こしもあって、なかなか…

  • 開成しか受けない

    「どっか受けてあげても良いけど、御三家以外ゴミだし行く意味ないよ」(本文より) ckurukuru.hatenablog.com コチラさん、最近のママ友ランチ会の話が 強烈なんだけど、秋の合不合模試の帰りに 遭遇した激烈キャラのハナシも凄かったわ。 聞こえよがしにテストは楽勝だっただとか これ出来ない人は受験辞めた方がいいとか 開成しか受ける気ないとか言っちゃう子だ。 そんでもってブログ記事を補足しつつ転記 させてもらうと、こんな感じの会話が続く。 親「えっ……一校だと……。開成だけじゃなくて海城も受けてみたら?」 子「え、ヤダ。ゴミ」 親「じゃあ、早慶や、マーチは?」 子「えーーーー。早慶…

  • 悩める14歳の再起『マイブラザー』(草野 たき)

    「そういう問題じゃないでしょ? あなたは、親なの! 父親なの! 離婚したって、その事実からは逃げられないの!」(本文より) 過去にそこそこ出題実績のある作家の新作。 草野たき作品の中では試験に使いやすそう。 ヒトコトで言っちまうと雑に生きてた子が 幼馴染や親の影響で心を入れ替える話だわ。 弟の世話の描かれ方には意外感があったぜ。 本筋とは違うが、エリート中学に入学した プライドの塊みたいな子がボロボロになる くだりのほうが、俺としては気になったな。 bookmeter.com 『マイブラザー』(草野 たき/ポプラ社)

  • テキトー科学部、マジになる『セカイを科学せよ!』(安田 夏菜)

    ちょっと見てわかった気になっちゃダメ。よく見て、よく考えて、本質を追求するんだよ。(本文より) 『むこう岸』が入試で良く出る作家の新作。 『むこう岸』(安田 夏菜) - 中学受験と児童書と 『セカイ~』はハーフの子達がメインゆえ、 広い意味でSDGsも関わってくる作品だ。 差別や偏見を超えて、バラバラな科学部が 団結していく展開だし、狙い目っぽい感じ。 最近の日能研模試でも使われたらしいぜ? 余談だが水滴を使いスマホを顕微鏡にする 面白テクニックはこの本で初めて知ったわ。 レビューはいつも通り読メに上げといたぞ。 bookmeter.com 『セカイを科学せよ!』(安田 夏菜/講談社)

  • 逃げ場のない少年の末路『素直な戦士たち』(城山 三郎)

    「子どもを人生の実験台にのせる。―――そこから起こる災禍についてまで、このときには気づきようもなかった。」(本文より) 『翼の翼』のレビューに中受親の狂気なら 『素直な~』こそ先駆的作品とあったんで 40年以上も前の本だが手に取ってみたぜ。 徹底的に子どもを管理し社交性や協調性も 無視して受験マシーンを創り出そうとする。 そんな母親の狂気が暴走しまくる作品だわ。 ごく普通の自由を諦めることに慣らされて 限界という悲鳴も否定され壊れていく子供。 逃げ場のないその少年の末路が哀しすぎる。 リアリティは薄いが親の戒めにはなるかな。 子どもに見せるような内容でないのは確か。 bookmeter.com…

  • 知ってる本が出題されたばっかりに・・・

    瀬尾まいこ『夏の体温』が17日発売だな。 頻出作家だし、見ておいて損はないかもな。 いや、そうとも言えないという話をしよう。 俺にとっては不都合な真実かもしれないが。 前に模試で直前に読んだ本が出題された時、 うおっしゃー、読ませといてよかったって 狂喜したんだが、そんとき成績は最悪でよ。 該当箇所に限れば偏差値35だったんだわ。 子どもが喜び勇んで勇み足になったっぽい。 読んだ本なら点とれるとは限らないんだな。 入試では第一志望だけ読ませてた本からの 出題があったが、たぶん合否には無関係だ。 入試レベルの文章になじむっていう意味で 出そうな本を読むメリットは大きいんだが 受験生は無理に当たり…

  • ドバドバ泣かせようとする『めだか、太平洋を往け』(重松 清)

    「最初から比べちゃだめなんだって。別の誰かと比べないとその子のことがわからないのは、おとなのほうが間違ってるんだって」 (心を閉ざす子が珍しく感情を露わにした場面より) 『めだか、太平洋を往け』(重松 清/幻冬舎) 重松清の新作だが今年は出題ナシっぽいな。 60歳台の元教師が主人公なんで心情とか 入試では扱いづらかったのかも知れないな。 重松作品で今年出題されたのは定番のコレ。 『バスに乗って』(重松 清) - 中学受験と児童書と (hateblo.jp) 『めだか~』は逆転合格で難関中に行った 教え子が大変な思いをするくだりもあるが 基本、震災文学色がとびっきり濃い作品だ。 「絆ってなんなん…

  • 【本気レポート】心に御守りをたずさえて ~或る日能研女子の復活劇~

    「1回の不合格で持ち偏差が2~3さがる」 こんなアドバイスを受験終了組の親御さんから頂いたことがあります。つらかった経験からくる12歳の危うさをよく表した言葉なのでしょう。 一方で、第一志望や実力相応校を含めた怒涛の三連敗から見事に立ち直った女の子もいます。彼女は何がきっかけで復活できたのか?その足跡を見ていきましょう。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 少女は日能研の上位クラスに在籍していました。本好きな彼女の武器は記述力。国語が引っ張る形で4科でも好成績をおさめていましたが、受験が近づくにつれ理系科目で苦戦するようになります。 6年の初めに4科68あった偏差値は秋に58へ。12月には…

  • 開成中で出題『おいしくて泣くとき』(森沢 明夫)

    「つーか、匿名でしか文句が言えないようなチンケな連中に、俺の人生を変えられてたまるかってーの」(本文より) 開成の先生ってばスゲーの見つけてきたな。 貧しい家の子が施しを受けて感動みたいな 話を想像していたんだが、全く違ってたわ。 みんなのあたり前が実は当たり前じゃない。 恵まれた子には想像しにくい世界があるよ。 こんなテーマは難関で頻出だが、その先に ポッカポカの温かさがある稀有な作品だわ。 新小6にはちと難しいが注目しときたいぞ。 『ギフト、ぼくの場合』や『むこう岸』も初出年以降に繰り返し出題されてるからよ。 bookmeter.com 『おいしくて泣くとき』(森沢 明夫/角川春樹事務所)

  • 麻布中で出題『氷柱の声』(くどう れいん)

    「僕は何度だって言えますよ。どれだけ陳腐だって言いますよ。『人は何かを失わないと気が付けない』『家族がいるってそれだけで幸せだ』『一日一日に感謝して生きろ』って。」(本文より) 麻布と海城でほとんど同じ個所が出題され、 中学受験界隈で話題になっている作品だな。 震災モノに分類されると思うが、お涙頂戴 みたいなタイプとはまったく違うんだわ~。 最難関中を目指すような子なら読めるかな。 綺麗ごとを抜きにした被災者の声に注目だ。 bookmeter.com 『氷柱の声』(くどう れいん/講談社)

  • 子どもが逃げる渋谷渋谷

    2月5日に試験日がある渋谷教育学園渋谷。 去年受験された方々のブログを見た限りは、 親が受けさせたくても受験を終わらせたい 子供が遊びに行ってしまう例が2つあった。 チェックしてたブログの数からは高確率だ。 そこで、うちは逃げないように、最初から 5日まで受験は続くからなと念押ししたが それでもやっぱし受験には至らずだったわ。 「受かっても行かないし」と言われるとね。 十分にやり切ったしもういっかとなるわな。 そんでもって結局は先輩ブログと同じ状況。 来年、どうしても渋渋を受験させたい親は、 もっとしっかり作戦を練らないとだめだな。

  • 二月の勝者は元サピっ子、そして自習室のヌシは・・・

    うちのボーイは中1準備講座に通い始めた。 戦友たちの同窓会みたいで楽しいみたいだ。 校舎の壁には合格おめでとう短冊がならび みんなの受験結果が丸わかりなんだってさ。 地元校アルファに居なかった元サピっ子は、 見事に御三家や新御三家、埼玉の星を含め、 目の覚めるような実績を壁に並べたらしい。 準備講座でも新顔に「あいつが例の子だよ」 とか噂され圧倒的に注目を集めてるそうな。 自習室のヌシは、Y65越えの難関を含め 5校を獲って男子トップの力を見せつけた。 いまは児童館のヌシになってるんだってよ。 もう一人、成績優秀者で名前を見たことが ない子が御三家の一角を取ってて驚いたな。 ボーイによれば、社…

  • 須磨学園で出題『午前3時に電話して』(小手鞠 るい)

    『午前3時に電話して』(小手鞠 るい/講談社) 感謝の気持ちっていうのは、相手だけじゃなくて、自分のことも幸せにしてくれるんだ。(本文より) 児童書って全然あなどれなくて、大人にも 気づきがあることが少なくないんだよな? 冒頭に引用したのは出題本の中の言葉だが、 これなんか一生宝物にしてもいい気づきだ。 この本自体は小5レベルで読める内容だし 入試出題作品の中ではかなり平易な方だわ。 それでもどんな年代にとっても学びはある。 学ぼうという気持ちで読めば気づきはある。 強い絆で結ばれた4人の少年少女の物語。太陽みたいに明るく元気だった仲間の少女が引っ越し先で困ったことになっていると知った3人は、…

  • 心がカラッポ

    さて、受験結果だが、やっぱ直前に決めた 最難関校だけはさすがにに厳しかったな~。 まぁ、世の中そんなに甘くないってことだ。 本人にもいい勉強になったんじゃねーかな。 挑戦できただけでも凄いって言っといたぜ。 さて、今年の国語出題を眺めてみたときに、 ピンポイントで的中したのは『風と雨』な。 香蘭女学校、横浜雙葉で出たらしいからよ。 yukikaze.hateblo.jp まぁ、下の子の受験も数年後に控えてるし 今後もゆる~く本のこととか書いてこうか。 今は心がカラッポであんま書けないけどな。 豊島岡女子で出題 難しい時期をしなやかに『ハリネズミは月を見上げる』(あさの あつこ) - 中学受験と…

  • ともしびをかかげて

    ボーイの受験は、今日まで一つも落とさず。 yukikaze.hateblo.jp さすがに、何の対策もしてない第0志望は 無理だろうが、本当によくやってくれたわ。 今日は最難関校の受験に向かう電車の中で 『ともしびをかかげて』を読み耽っていた。 俺の選書とは違うが、いい本選んでるわ~。 もう受験には関係ない、自分の好きな本を 好きなだけ読ませておけばいいんだもんな。 これからも面白い作品にたくさん出会って 心を豊かにする助けにして、そんでもって いい本見つけたら、俺にも教えて欲しいわ。 重厚な三部作の一つ『ともしびをかかげて・上』(岩波少年文庫)

  • 明日は花咲く

    むかし受験の合否を電報で伝えていたころ、 「アスワヤマニハナガサク」という文面が 騒動を巻き起こしたことがあったらしいな。 明日は花咲くと受け取って補欠や不合格と 間違える受験生が少なくなかったらしいぜ。 福井大に近い足羽(あすわ)山を盛込んだ 風情ある合格通知が紛らわしかったんだな。 さて、本番入試は無事に完了したわけだが やっぱ際どい勝負の学校だと疲労度が違う。 この感覚は前受で知っといて正解だったわ。 とりあえず初戦が無事終了したことに感謝。 読ませてた本から出題があったことに感謝。

  • 11人いる!

    塾では誰がどこを受けるかが丸わかり状態。 当然のように塾で過去問開いて解いてるし、 聞けば言う、聞かれななくても言うという、 まぁ、よく言えばほのぼのした空気らしい。 そういう中で変に隠すと悪目立ちするわな。 お互い隠すよう指導する塾もあるらしいが。 校舎では元サピっ子や自習室のヌシを含め、 トップ層の中学に挑戦する子が約十名だと。 クラスの大半が高みに挑むという塾の空気。 それが最後の最後でウチのボーイも変えた。 yukikaze.hateblo.jp

  • もう本はいいから

    NN通塾の日はいつも入試に出そうな本を 2~3冊持たせ、大体その日で読了してた。 けど、こないだ1冊しか渡してなかった日、 読み終わってまわりを見まわしたらみんな 空き時間使って勉強してたっていうんだな。 で「もう本はいいから」と言われちまった。 空き時間は勉強にあてると決めたわけだな。 正直残念な気持ちもあったんだが、同時に 受験生の熱気を教えたNNに感謝もしたわ。 2022年に栄東、ラサール、須磨学園などで出題 長男の読書備忘メモ 『飛ぶ教室 63~66号』 『この川のむこうに君がいる』(濱野 京子) 『神さまのいうとおり』(谷 瑞恵) 『午前3時に電話して』(小手鞠 るい)

  • 2月の受験校リスト(最難関を追加)

    本番の受験日まであと3日というところで、 突然本人が最難関を受けたいと言い出した。 「第一志望に受かったら挑戦したい!」と。 塾友(自習室のヌシ)に触発されたのか? 『二月の勝者』や『金角』の影響なのか? NNで好調だから受かった気でいるのか? 物語ならヤバいフラグ以外の何物でもない パティーンなわけだが、さてどうなるか? 俺は逆転合格後のド底辺体験があったんで、 持ち偏差超えの挑戦には消極的だったけど、 子どもがやりたいって言うなら応援するわ。 第0志望(追加校) 後半日程では特に猛者が集う最難関の一角。 合不合判定模試では全ての回でC判定相当。 いま過去問に触れるのは危険ゆえ対策せず。 第…

  • 計り知れない塾友のチカラ

    昨日は塾友の偉大さを知った一日だったわ。 たまにこのブログに出てくる自習室のヌシ、 5年後期入塾で6年の終わりに男子首位に 駆け上がった例の子のすごさにやられたぜ。 ZOOM自習室で彼が勉強してる背景によ、 子どもらしい字で、みんなで勝とう!って 書いた紙があるのが目に入っちまうからよ。 あ、これってある意味団体戦でもあるんだ、 なんて今さらながらに気づかされたわけよ。 『中学受験「必笑法」』にもやる気になる 一番のきっかけは塾友の存在とあったっけ。 集団塾に通う最大のメリットは塾友だよと。 うちも、幼馴染の憧れの共学校に入りたい という動機から頑張りだしたわけだけどよ、 あんまし上手とは言え…

  • 栄東などの入試結果から偏差値を割り出す方法

    東大特待68、東大クラス61、難関大クラス 53ってのが栄東A日程の合格ラインのようだ。 合不合判定テストの結果資料で志望者の分布を 本番の入試結果と照らし合わせるとそうなるわ。 合不合で栄東A志望と登録した411名のうち、 偏差値65以上が49名だから、本番データで 上位12%は合不合偏差値65以上って試算な。 栄東A(1/10) 上位 83% なら 四谷大塚偏差値 50 上位 73% なら 四谷大塚偏差値 53 上位 58% なら 四谷大塚偏差値 56 上位 44% なら 四谷大塚偏差値 59 上位 26% なら 四谷大塚偏差値 62 上位 12% なら 四谷大塚偏差値 65 この方法で推…

  • 武道の王者も気の緩みに泣く、いわんや・・

    去年も書いたが、大学弓道王座決定戦で 圧倒的強者の学校がまさかの失速をした。 試合直前の練習で過去最高の成績を出し、 「もう俺たちが勝ったようなもんだけど」 なんて主将が公言したのが敗因らしいわ。 ハタチ前後の武道で心を鍛えてる奴らも、 気の緩みがあると自滅しちまうわけだな。 まして小6生ともなれば、どうなのか? 先輩ブロガーのとこでも直前期の緩みで 大変なことになった話が結構あるからよ。 模試ができようが、過去問ができようが、 前受けで合格しようが、これなら本番も 勝ったようなものとか絶対に言えないな。 東京・長崎の公立高校で出題された『凜の弦音』(我孫子 武丸/光文社) 写真は公立高入試で…

  • オンライン自習室を活かす方法があった!

    ウチは結局、自習室を活用できなかった。 本人が塾より自宅の方がいいと言うから。 「自習室なら2倍成果が出る」みたいな カリスマ講師の話も読んではいたんだが。 yukikaze.hateblo.jp 成績急上昇の「自習室の主」だけでなく、 校舎の新女王「元サピっ子」も自習室派。 それで思ったんだが、自習室なら成果が 出る訳じゃなくて、元々意欲のある子が 自習室に通って伸びてるだけなのかもな。 周囲が頑張ってるから自分もやんなきゃ みたいな心理的効果はあるんだろうけど。 で、その自習室のコロナ閉鎖のかわりに オンライン自習室が立ち上がったからよ、 息子に勧めたら「意味がわからん」だと。 ZOOMで…

  • 2月の受験校リスト

    ウチはあまり冒険せず、こんな感じだわ。 持ち偏差は最後の合不合判定模試が基準。 第一志望 NNに通ううちに本人もその気になって、 降りられないレールに乗せてしまった感。 NN模試・合不合ともA判定が半分程度。 第二志望 本人は見学もできていない親の推奨中学。 合不合ではA判定の方が多いが、過去問 対策で他を優先し、さほど時間を割けず。 第三志望 持ち偏差マイナス1 通学しやすく穏やかな校風で申し分ない。 進学でも素晴らしい実績を残す親推奨校。 対策については、第二志望と同様に軽め。 第四志望 持ち偏差マイナス3 幼馴染に触発されて志望校になった共学。 モチベーションの柱なので二番目に注力。 本…

  • 2月1日の午後入試がヤバい

    コロナのせいで、2月1日の午後入試が かなり厳しい戦いになりそうな感じだな。 女子校を中心に面接中止が相次いだ結果、 フリーになった強者たちが、ただでさえ 少ない募集枠に押し寄せることになるし。 早大学院も面接中止 受験生としては想定外が起きやすいわな。 去年も一部では偏差値が跳ねてたもんな。 逆に、学校側は多めに合格を出さないと 歩留まりの悪さが想定外になるだろうな。 1人あたりの受験校数が増えたとしても 入学できる人数が増えるわけじゃないし。 【中学受験2022】早大学院、面接中止 | リセマム

  • 神奈川の私立中、共通追試で神対応

    神奈川の私立23校はコロナ感染絡みで 共通テストの追試をやってくれるんだな。 鎌倉学園、神奈川大附属、中大附属横浜、 桐蔭、清泉、湘南学園、湘南白百合等が かわいそうな受験生達を救済するわけだ。 栄光学園みたいに個別テストを実施する 学校もあるから情報集めは大変だけどよ、 万一のときのためにも、追試等の情報は 調べておいた方がいいんじゃねーかな? オレも家族が感染したケースを想定して 検討してみたが、日程のせいで候補から 外れた学校が復活したりして興味深いわ。 神奈川県私立中入試、コロナ対応で「共通追試」実施へ 2022年度 東京は予定なし|どうなる中学・高校入試|朝日新聞EduA

  • 前受校で「魔」集中

    前受の初戦は持ち偏差マイナス9の学校。 コッチは模試の感覚で、試験の合い間に 読書しまくってアッサリ合格を掴んだわ。 問題は持ち偏差により近い前受の2校目。 不合格も十分ある位置だったせいなのか、 試験の前も後もいつもと全然違ってたわ。 会場内でも渡した本に手を付けてないし。 帰りの駅で真っ直ぐ立てなくなっててよ、 なんてことをさせてしまったんだろうと、 オレも受験作品の誰かみたいに思ったわ。 yukikaze.hateblo.jp しかし蓋を開けてみたら結果は上位合格。 ボロボロだったのは、徹底的に集中して 頭を働かせた反動がきたってことだろう。 やっぱ本命校の後の午後受験は無理だわ。 鎌倉…

  • 熱望校の出題傾向から出る作品は予想できるか?

    受験生の親から、コメントは非公開って 条件で質問が届いたが、俺も受験生の親。 プロでも何でもないわけで、まぁ、直接 引用はしない方向で回答させてもらうぞ。 日能研オン・ザ・ロード2021別冊『中学入試に出題された作品と作者』より 『水を縫う』が出版当時に中受の界隈で どう評価されていたか?という問いには スマン全くわからないとしか言えないわ。 正直、いきなり入試で出まくって驚いた。 ダセェが俺のレベルなんてこんなもんだ。 出題傾向から出そうな本は予想可能か? という問いも、残念だがまず不可能だわ。 俺は入試に出た本300冊超読んでるが、 初見問題で知ってる作品に当たる確率は、 15%もないって…

  • 中学生は怖い?『教室に並んだ背表紙』(相沢 沙呼)

    『教室に並んだ背表紙』(相沢 沙呼/集英社) 中学受験鉄人会の出題予想で6位になり、 サピックスオープンでも使われた作品だ。 不器用で自分に自信の持てない少女達が、 学校司書との関わりでいい刺激を受ける。 簡単にまとめちまうとこんな短編集だわ。 もともと内向的だったり、内向的になら ざるを得なくなった主人公の割合が高め。 いじめ描写とかメチャメチャ怖いんだが、 各話とも終盤には光が差してくるんだな。 そのあたりこそが狙い目っぽい感じだぜ。 bookmeter.com 長男の読書備忘メモ(1月) 『わたしのあのこ あのこのわたし』(岩瀬 成子) 『教室に並んだ背表紙』(相沢 沙呼) 『駒音高く』…

  • 1月入試の誤算

    模試で緊張したことはないと豪語してた、 そんな息子が前受校の受験でボロボロに。 まず、会場入りするまでにトイレへ3回。 たまたまかと異常を察知できなかったが、 終了後のぶっ倒れ状態で事態を把握した。 出てきた時はケロッとしてたが、電車で フラフラになり、家に着くなり倒れ込み。 過度に集中したせいなのかも知れないが、 もし午後受験してたら確実にバッテンだ。 持ち偏差マイナス15でも落としかねん。 先月休会するまでスイミング続けてたし、 冬期講習後もハードな課題をこなせるし、 スタミナはあるほうだと思ってたんだが。 そんなわけで2月1日は第一志望のみに 集中してもらうしかないとなりましたわ。 yu…

  • 【二月の勝者】何と言って送り出すか問題

    二月の勝者 ―絶対合格の教室―(高瀬志帆/小学館) 入試に送り出すとき何て声をかけるか? 二月の勝者でも保護者に出された課題だ。 オレはこの一年間、模試への送り出しで 「頑張れ」とは言わないようにしてきた。 言われなくても勝手に頑張るだろうから 待ち合わせ場所だけ決めて、じゃあな! 他の方々の手紙とか贈る言葉の特別感に マジでウルっと来るものがあるわけだが イレ込みが心配なウチはいつも通りかな。 いつも通り特別なことは言わないんだが 二月の勝者のオープニング曲を聴かせる ってのは、2月の入試だけするかもな? 自分を信じて 越えてきた 誇りがある 大丈夫 未来で共に笑おう って歌詞が、 あのメロ…

  • 特別な思い入れのある作品『時計坂の家』(高楼 方子)

    『時計坂の家』は去年の野間児童文芸賞を 受賞した高楼方子のちょっと古い作品だわ。 俺にとっては児童書にのめり込むきっかけ になった特別な思い入れのある本でもある。 出題実績は東洋英和や清泉であるようだな。 後半部分にちょっと難解な箇所があるんで 息子にはまだ早いかと思ってたが、秋以降 読書レベルが急上昇したんで渡してみたぜ。 そしたら、しっかりのめり込んでくれたわ。 自分のお気に入りの本を、子どもが読んで 好きになってくれるのって嬉しいもんだな。 実際このときを今か今かと待ってたからよ。 『時計坂の家』(高楼 方子/リブリオ出版) 俺のレビュー 1回目(読書メーター) 主人公は夢見がちな12歳…

  • チャレンジ校を置いた意味

    ウチは後半戦にも受けられる共学難関校を チャレンジ校っていう位置づけにしている。 いわゆる「第0志望」っていう意味合いだ。 ただ、第1・第2志望でA判定とB判定が 半々ぐらいなんで、C判定割合が高かった 第0志望にまでは手がまわらない感じだな。 なんせチャレンジ校は赤本すら買ってない。 学園祭に行って本人も気に入った学校だが、 本気で戦略に組み込むと他が崩れそうでよ。 ◎過去問対策の時間配分 第1志望 45%(NN受講中) 第2志望 15%(個別受講中) 第3志望以下 40%(平均A判定) 第0志望 0%(平均C判定) それでも第0志望を設定するのは、本人の 慢心回避のためというのもあるが、一…

  • 終盤の山場に注目したい『わたしのあのこ あのこのわたし』(岩瀬 成子)

    『飛ぶ教室』が大きく扱った作品なんだが、 入試レベル未満だと思って無視してきたわ。 ざっと見て小4から小5向けかと思ってよ。 けど、中受鉄人会が上位校以上での出題が 予想されると書いたんでちゃんと読んだら 終わりの方に出題しやすい箇所があったわ。 物語は女子2人の視点を交互に切替えつつ 進むんだが、父親と別居する子が主人公の 11章と13章には注目しときたいトコだ。 生活に根差した古い品を持ち寄る社会の授業で、女子グループの一人が大切なものを失くしてしまった。その主流グループは主人公の親友(モッチ)をいつも「しっぽ」呼ばわりして軽く見ている。親友が休み時間も一生懸命に探し回っていたのを知った主…

  • 女は勉強なんてせんでいいという時代『遠の眠りの』(谷崎 由衣)

    2019年12月刊。 高難度の作品だ。 すでに筑波大附属で 出題実績があるんだが 『飛ぶ教室』の紹介時期 から考えて今年も出るかな。 女性に自由がなかったころが 舞台なんだが、なかなか壮絶だ。 『遠の眠りの』(谷崎 由衣/集英社) 勉強や読書をする暇があったら、 家の役に立てっていう社会で、 気の毒になる場面が多いわ。 人物では歌劇団を率いる 珍しくまともな大人の 言動に注目したい。 劇団を見守る代表は驚くほど忍耐強い。相手が子どもでも、待つと決めたらいくらでも待つことが出来る。その優しさは、スランプに陥った子を幾度となく立ち直らせてきた。最良の治療効果をもたらすのは時間なのだと、大人である彼…

  • ”受け月” に、今を祈ろう、ともに笑おう

    普段は神頼みしない人でも入試直前期には、 妙に祈りたくなったりするもんじゃねー? 俺も最近ソワソワしちまって変な感じだわ。 自分を信じて越えてきた誇りがあるっつう 詞が熱い二月の勝者のCD買おうとしたり、 入試出題の作品で言えば『受け月』だとか 『空色ヒッチハイカー』を思い出したりよ。 細く伸びた月は、まだ空に昇ったばかりのせいか寝転んでいた。横向きの月だ。両端が吊り上がっており、まるで椀のように見えた。受け月と呼ぶのだとあの人が教えてくれた。願いをかけると、受け月にそれが届くという。 (『空色ヒッチハイカー』(橋本 紡)を一部改変、洗足学園中で出題) 祈ることが人を弱くすると考えていた老監督…

  • 中学受験が悪い、のではなくて・・『サマークエスト』(北山 千尋)

    『サマークエスト』(北山 千尋/フレーベル館) 2021.6発売。 地元の図書館で 司書のお勧め本の 中にあった児童書だ。 ここの選書は工藤直子や 八束澄子が入試に出てるし、 俺としては注目してるんだわ。 司書と出題担当者の好む作品には 実際、似たような傾向があるからよ。 共通項は道徳的な要素を含んだ成長物語。 『サマークエスト』もそういう部分がある。 bookmeter.com 海の事故で父を亡くした少年の話なんだが 受験生の親としては、彼の親友の家族に 目がいかざるを得なかった感じだわ。 中学受験が悪いようにも見える 書き方だが、子供の気持ちを 無視してしまう大人こそが 問題の根だったんだ…

  • 前受校を組み替えた

    前受校は、偏差値で10は余裕のある先で、 特待合格をぶん取って、本番に乗り込むぞ、 とか書いてたんだが、やっぱしやめにした。 第一の理由は、息子が今まで一度も模試で 緊張したことが無いとのたまってることだ。 確かに、これには思い当たるフシがあるわ。 理由の二つ目は、問題に目を通して感じた ことだが、偏差値10以上違う学校は2月 受ける学校の出題と似ても似つかないこと。 ライバルが少ない場所で、普段の模試より 簡単なテストを受けても緊張しそうにない。 2月に向けて一皮むけることもないだろう。 てなわけで、普段の成績なら受かるだろう 第5~6志望レベルの学校にも出願したわ。 これなら緊張感もあり受…

  • 子どもを潰さないために『中学受験必笑法』(おおた としまさ)

    『中学受験必笑法』(おおた としまさ/中央公論社) 本番直前期に 再読したい一冊。 中学受験の世界には 必勝法はないが笑顔で 終わる方法はあるんだな。 やっぱし大切なのは子どもを 潰す思考にとらわれないことだ。 第一志望に合格しなければ意味がないだとか、全滅したら水の泡などという発想は、親子ともどもボロボロになる最も危険な考え方です。(本文を一部要約) 中学受験のおかげで成長できた。 良かった!と入試よりも前に 思えればもう成功確定だ。 結果はオマケってな。 こんな言葉も 響いた! 進学実績や偏差値だけで学校を選ぶことは、年収や肩書だけで人間を評価するようなもの。浅はかです。(本文より)

  • 凸凹4人組の珍道中『ここではないどこか遠くへ』(本田 有明)

    『ここではないどこか遠くへ』(本田 有明/小峰書店) 6年生の4人組が 一生の思い出に残る 子どもだけの旅に出る、 という感じの筋書きだぜ。 読みやすいんで、5年生でも 難なく読了できそうな作品だな。 狙い目っぽいのはこんなくだりだ。 富士山行きのあとで立ち寄った親切な女性の家で、少年たちは幼い子どもの遺影を見つけてしまいます。恩人の辛い過去を知り思わず固唾をのむ彼ら。動揺は隠しようがなく、出先から戻った彼女に正直に明けることにします。「自分たち、偶然ですが、仏壇の写真を見てしまいました。すみません」 (以上、本文より注目のシーンを要約) この本も栄東Aの出題方針に合うが、 さすがに易しすぎる…

  • 何が少年を磨くのか『南西の風やや強く』(吉野 万理子)

    前に『飛ぶ教室』で 大きく扱われてたのに、 今年の入試で出てない本。 そういうの割と珍しいんで、 いちおうチェックしてみたぞ。 受験生には見せたくないかもだが 中学受験をやめちまう少年の話だぜ。 クラスで学力トップという少年が主人公。親に強く勧められた最難関受験に嫌気が差した彼は、ある夜の出来事をきっかけにして父親に猛反発をします。そうして公立中に進学した彼でしたが、ことあるごとに「もしもあの学校に行っていたら」と思い浮かべ、気づけば冷めた目で周囲を見ているのでした。 (以上、本文のさわりを要約) 『南西の風やや強く』(吉野 万理子/あずなろ書房) 自分中心だった少年が成長するにつれ、 大切な…

  • 【本気レポート】2月1日の奇跡

    「これっ、あのとき特訓でやった文章だ!!最後の最後で、あきらめるしかなかった、あの超難関の!」 今年の2月1日に起きた「とある奇跡」を紹介します。 +++++++++++++++++++++++ 少年は5年生になる直前の2月にSAPIXの門をたたきました。しかし入室テストは不合格。2回目の挑戦でなんとか下位クラスに滑り込むことになります。 もともとの素質もあったのでしょう。その後メキメキと頭角をあらわした彼は、6年の冬には超難関校を狙えそうな位置にまで到達します。 挑戦に難色を示す両親に過去最高の成績を叩きつけ、意気揚々と乗り込んだ志望校別特訓。しかし、そこで彼を待っていたのは、あまりに厳しい…

  • 平易で良質な素材たち『きっと、物語はよりそう』(日本児童文学者協会編)

    日本児童文学者協会が選んだ 4つのジャンルの短編集の一つ。 主にミステリーを扱う別の本には、 朝比奈あすかだとか村上しいこ等の 短編もあるがコッチの方が出題向きだ。 共感とか心のふれあいがテーマだからよ。 まぁ、4~5年生向けの話が多いんだけどな? 特に狙い目だと感じたのは、認知症になった 祖母との交流を描く『ぬくぬくの百円玉』。 脚にハンデのある同級生との友情の 芽生えを描く『瀬尾くんと歩く』 なんかも心があったまるぜ? 『きっと、物語はよりそう』(日本児童文学者協会編/偕成社)所収の短編『瀬尾くんと歩く』(中山 聖子) 母が再婚しそうな相手と 少年のぎこちない出会いを 描く『川のあるじ』も…

  • 家族の愛って何なんだ?『家族セッション』(辻 みゆき)

    『家族セッション』(辻 みゆき/講談社) 稀に出題される という作家の新作。 家族のありがたみを 再認識させてくれるぞ。 設定がぶっ飛んでるんだが 親目線でも、子ども目線でも、 ジーンと来るものはありそうだ。 bookmeter.com 概要は読メの方に書いた通りだわ。 設定がぶっ飛んでるといえば 『あしたの幸福』なんかも ビックリする話だよな? 入試に出そうって 噂のアレだよ。 yukikaze.hateblo.jp 長男の読書備忘メモ(10月~12月) 『クラスメイツ』『ぼくのとなりにきみ』『あしたのことば』『雪のなまえ』『ヨンケイ!!』『みつばちと少年』『14歳の水平線』『世界地図の下書…

  • 何より怖いのは人の心かもしれない『夜叉神川』(安東 みきえ)

    bookmeter.com 入試で出題実績がある作家の 『飛ぶ教室』で紹介された新作。 人の心に棲む闇を描いた短編集だ。 特にインパクトがあったのは実話が 元になってる『果ての浜』って話だわ。 子供たちを襲う悲劇が描かれてんだよな。 その史実をまとめるとこんな感じになるわ。 大戦末期、沖縄の波照間島では軍命で西表島への強制疎開が行われました。しかし移住先の西表島は当時、住むには適さないマラリアの汚染地帯だったのです。そこで島民たちは、子どもも含めほぼ全員がマラリアに感染し、三分の一が死に至るという悲劇に見舞われたのでした。 (以上、短編『果ての浜』の元ネタを要約) あまり描かれてこなかったタイ…

  • 【二月の勝者】元サピっ子、女王になる

    二月の勝者 ―絶対合格の教室―(高瀬志帆/小学館) 6年になってから転塾してきた元サピっ子、 とうとう校舎のトップになったんだってよ。 地元校のアルファには居なかったらしいし 水を変えた決断が大正解だったみたいだわ。 同じく『二月の勝者』みたいで笑ったのは 自習室のヌシで、自習室がなかった時期も 自学全開のまま偏60の壁突き抜けたとよ。 yukikaze.hateblo.jp うちのボーイは今や2人の背中を追う位置。 それでも栄東はOKな状態だが、そもそも 通学できる距離じゃねーし、万一ダメだと デメリットがデカすぎるってわけで回避だ。 まずは偏差値で10以上余裕のある学校で 慣らし、特待生合…

  • 東大女子、不幸になる説の真偽『プレジデントFamily 2020年夏号』(プレジデント社)

    『プレジデントFamily』(プレシデント社)バックナンバーより またバックナンバー 読み漁っての記事紹介。 小学生のやる気を引き出す 科学的に正しい方法っていう 企画がなかなか面白かったわ! まわりに勉強している人がいると、 モチベーションが上がるものらしい。 だから勉強仲間をつくるといいってよ。 友達と自習室に行くのが効果的なんだな。 東大女子は結婚できるかって話も面白い。 30歳台前半のOGの既婚率は75.6%で 国勢調査よりも約8%高いらしいぜ。 かつ配偶者の7割は同じ東大卒。 夫への満足度も高ポイントだ。 算数の出題傾向を元にした 併願校にしやすい中学も 参考になりそうだぜ? ◎算数…

  • 自然とSDGsが学べてしまう『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』(ブレイディ みかこ)

    子息の学校生活を描きながら 身近なところにある社会問題を 題材にした前作は大ベストセラー。 入試にも何校か採用してたわけだが、 今作では貧困・性別・人種などによる 不平等をさらに多く取り入れてる感じだ。 9月発売なんで2月の入試で出るか微妙だが SDGsはブームだしいずれは出題されるだろ。 前作より道徳色が濃くて使いやすそうだしな。 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』(ブレイディ みかこ/新潮社) 入試に出る出ない関係なしに、自然に多様性を 学べるって意味じゃあ、いい教材だと思うわ。 母と子の対話の中でお互いの考えを整理し 深めていくってとこが解りやすいからよ。 俺にも気づきの…

  • 狂気に支配された世界で『ぼくがきみを殺すまで』(あさの あつこ)

    題名からしてヤバいが 今月の四谷大塚合不合と 日能研の模試で同時出題だ。 少年たちが戦場に駆り出され 主人公の士官学校の同期たちも あっさり、次々と散っていくんだ。 主人公目線で戦時下の狂気を体感して 平和な日々のありがたみを実感できるぞ。 『ぼくがきみを殺すまで』(あさの あつこ/朝日新聞出版) ただし、出題箇所ではないが小学生には 見せたくない場面もあるので要注意だ。 手元にあるが息子に見せるのはナシ。 中学生以上に薦めたい一冊だな。 大人が読んでも面白いかも? 概要は以下の通りだ。 bookmeter.com

  • それは稀有なものなのです『世界でいちばん優しいロボット』(岩貞 るみこ)

    『世界でいちばん優しいロボット』(岩貞 るみこ/講談社) 今どき珍しいとさえ思う 良質なノンフィクションだ。 頑張り抜き工夫してみんなを 幸せにする人を追った3編だぜ。 どの話も子供の教育に良さそうだ。 装丁は中学年向きのように見えるが 5年生以上の方が理解しやすいだろう。 bookmeter.com これが入試に出るかはワカランのだが 夢に向かう強い想いで現実を変えた 人々の話はいい刺激になるわな。 この著者、ドクターヘリを 描いた作品群も熱いぜ? bookmeter.com bookmeter.com

  • イジケ少女、ツンツン少年に伴走する『星くずクライミング』(樫崎 茜)

    今年頻出だった『朔と新』は ブラインドマラソンの話だよな。 ジャンルが近いパラクライミングを 扱ったのが『星くずクライミング』だ。 この本も季刊『飛ぶ教室』の紹介作品だし、 出題実績もある著者なんでチェックしてみた。 bookmeter.com 物語の概要は読メに書いたんで、狙い目だけ 羅列しておくと、まあこんなところだわな。 少年が競技を始めた理由を明かす場面。 少女が挑戦する心をとりもどす場面。 白杖って当たった人が怪我したり しないように、あえて折れ易い 構造になってるんだってな。 全然知らなかったな~。 『星くずクライミング』(樫崎 茜/くもん出版)

  • 45%が開成を辞退する『プレジデントFamily 2020年春号』(プレジデント社)

    またまたプレジデントFamilyの バックナンバーに出ていた話だが、 中受で最も重要な課題は勉強嫌いに させないことだと専門家が言ってたわ。 できないところばかり見て親が怒ってると 間違いなく勉強嫌いになるっていうんだよな。 がんばれば成果が実感できる環境で、昨日よりも できるようになった部分を親たちが認めるのが大事。 かつ、点数や偏差値にとらわれたらアカンとのことだ。 『プレジデントFamily』(プレシデント社)バックナンバーより 開成高校の合格者の45%が入学辞退してるってのは、 御三家受けるような層には常識だったりするのか? 高入じゃついていけないからって受かっても 日比谷・西・学芸大…

  • 一石二鳥の珍作戦とは?『風と雨』(森 絵都)

    いやー長かった。 うちの受験生がやっと 入試レベルの本を普通に 読めるようになってきたわ。 楽しく読めそうな作品を選んで 手渡したのが良かったみたいだな。 特に、『金の角持つ子どもたち』には 勉強のやる気を分けてもらったみたいだ。 自発的に頑張る主人公がカッコいいもんな。 長男の読書メモ(10月・11月)『クラスメイツ』『ぼくのとなりにきみ』『あしたのことば』『雪のなまえ』『ヨンケイ!!』『みつばちと少年』『14歳の水平線』『世界地図の下書き』『君たちは今が世界』『金の角持つ子どもたち』『with you』『イカル荘へようこそ』『ぼくたちのP(パラダイス) 』『青く塗りつぶせ』 今日は桜蔭が先…

  • 水を飲め、さぁガムを噛め『プレジデントFamily 2020年冬号』(プレジデント社)

    だいたい1年前の雑誌だが、 この時期にピッタリの内容だ。 不安や緊張で子供が委縮しがちな 折には親の心の安定が特に大事って 話はその通りとしか言いようがないぜ。 なんせ怒ると偏差値が下がるとも言うしな。 イライラを抑える為のテクがなかなか実践的だ。 落ち着くには体を動かす、水を飲む、ガムをかむ、 こういった行動で気分をまぎらせるのが有効らしい。 『プレジデントFamily』(プレシデント社)バックナンバーより 不安を抱えてる子供をず~っと机に向かせていると、 集中力が切れ効率が悪くなりがちってのも要メモ。 だから気分転換のメニューは必須ってわけだな。 プレッシャーにより緊張するのを受け入れて …

  • 元・頻出作家、久々のスマッシュを放つ『青く塗りつぶせ』(阿部 夏丸)

    入試で出そうな本を アマゾンで検索すると コレもと表示される本だ。 都会の学校で傷ついた少年が、 開放感溢れる島で奇跡のような 体験をするっていうストーリーだ。 注目したいシーンの要約はこんな感じ。 社会の自習時間に将来のことを話し合う5人。話題はいつしか、そこにいるべきもう1人の級友に及びます。それは、両親を亡くし、借金を抱えた祖父を助けようと漁にいそしむ少年のことでした。このままでは不登校の彼は本土の施設に入れられてしまうといいます。力になりたいと団結した彼らは、大人たちも驚くようなアイデア勝負に打って出ることにします。 (以上、注目のシーンを要約) 家のために学校へ行かず働くことの 是非…

  • 【本気レポート】彼らは『飛ぶ教室』を見ている

    『飛ぶ教室』(光村図書)バックナンバーより どうして前の年まで注目されていなかった作家の作品が、いきなり多くの中学で出題されるのか? 『君たちは今が世界(すべて)』(朝比奈あすか)が開成、海城で出たのはなぜか?『朔と新』(いとうみく)はなぜ栄光、ラ・サールで採用されたか?『むこう岸』(安田夏菜)が灘で使われたのはなぜ? その謎の答えの一端が『飛ぶ教室』にあるようです。 『飛ぶ教室』は児童文学の季刊誌ですが、実力派作家のちょうど良い長さの文章が多く掲載されることから、本誌の短編からの出題が珍しくないことは知られています。しかし、本の紹介コーナーで掲載された作品が入試でよく使われることは、あまり知…

  • 納得の夫婦喧嘩『雪のなまえ』(村山 由佳)

    飛ぶ教室の選書だ。 これは先生が入試で 使いたくなりそうだぜ。 出しやすい箇所が多すぎて 的が絞れないが章の終わりに 見事な見せ場が来ることが多い。 特に、2・4・6章等は終盤だけでも チェックしておくと良さそうに思うぞ。 あと、両親の演説シーンだとかコーヒーの 淹れ方を主人公が認められる場面も重要だな。 bookmeter.com 不登校の女子が田舎で優しさに包まれて復活! ストーリーを一言で纏めるとこんな感じだ。 筋書きで言えば今年難関中で頻出だった 『雲を紡ぐ』に通ずるものがあるな。 物語の本筋からは外れるんだが 両親の夫婦げんかを教育に 役立てる発想も凄いぞ。 この家では子どもの前でも…

  • きっと、タイが好きになる『9月9日9時9分』(一木 けい)

    「渡り廊下で出会ったあの日から、私の目に映るものはどんどん輝きを増していく。何もかもがこれまでと違い過ぎて、どうしたらいいのかわからない」(本文より) 女子高生の瑞々しい 恋愛を描いた作品だが 軽いノリじゃないんだわ。 誰にも歓迎されない関係ゆえ 家族に隠そうとするが、思わぬ ところから露見しちまうんだよな。 国語素材としてはどのレベルの中学で 出題されてもおかしくない感じではある。 bookmeter.com ただし、いい人と悪い人の落差が甚大で、 激しいDVが描かれてたりもするしなー、 小学生に読ませるには抵抗があるな。 ま、出題された箇所以外に際どい 表現を含んでる事例は、森絵都 瀬尾ま…

  • 出題が予想される物語文『みつばちと少年』(村上 しいこ)

    『みつばちと少年』(村上 しいこ/講談社) 何かの賞獲りそうな本だ。 だれかと心を通じ合わせたい。 そう願う発達障害傾向の少年が、 養護施設で素敵な出会いをするぞ。 当り前に育っていない彼らとの関りで 主人公が一皮も二皮もむけるって話だぜ。 今年読んだ出題されそうな本ではイチオシだ。 物語のさわりを纏めると以下のような感じだな。 自分を発達障害と自覚する13歳の少年が主人公。人とうまくかかわれずに苦しみ抜いていた彼が、一時的に児童養護施設で暮らすことになり、そこでの出会いを通じてさまざまな気づきを得ていきます。 (以上、本文のさわりを要約) 養護施設が舞台で入試頻出と言えば以下の2つも あるし…

  • 一生モノの気づきがある『サイコーの通知表』(工藤 純子)

    駒場東邦中で 出題実績のある 工藤純子の新作だ。 小4・小5レベルに ちょうどいい感じだが、 俺はスゲー気に入ったぞ。 何しろ、この児童書の中には 一生モノの気づきがあるからよ。 ストーリーのさわりはこんな感じだ。 主人公は小4男子。通知表の全項目が真ん中という彼は、<あなたは特徴のない人間です>と宣言されているようでモヤモヤしたものを抱えています。ある日、元気印の親友や優等生女子までもが通知表に不満を抱いていると知った彼は、納得感のある特別なものを作ることを思いつき、仲間にこう語りかけました。「ねぇ、先生の通知表をつけようよ」 (以上、本文のさわりを要約) 一生懸命にいいところを考え、伝えて…

  • いまを精一杯生きるということ『時のむこうに』(山口 理)

    小3の娘に薦められたが 読解力では小5相当以上の 実力がないと読めないかもな。 今を生きることがどれだけ幸せか 実感させるのに『火垂るの墓』とか 『この世界の片隅に』がいいかな~? とか思っていたが、この本もなかなかだ。 現代っ子達が大変な時代の暮らしを体験する という物語を主人公目線で語るとこんな感じだ。 オレ、歴史大好きな小学5年生。妹と一緒にあやしい光に包まれて、気づいたらなんと憧れてた昔の東京にいたんだ。そこは昭和19年の下町。いそがし過ぎる今とちがっていい時代のはず。けど、ばあちゃんが子どもの頃の暮らしは、思ってたのとだいぶちがったんだよな・・・ (以上、物語のさわりを主人公目線で要…

  • 中学3年間の学費を偏差値化してみた

    初年度納入金+学費2年分 これで算出した3年間の学費を 偏差値化するってのを試してみた。 金額は中学受験情報の「スタディ」の 調査時点の数字なんで、最新のデータは 自分でチェックする必要がある点に注意だ。 対象は四谷大塚偏差値がある首都圏の学校だが 男子だと栄光学園・攻玉社・本郷あたりが安いな。 最高額のドルトン東京は見学したことがあるが、 環境の良さと設備の立派さは飛びぬけてたな。 伊達に高い学費取ってない感じではあった。 トイレも新築オフィスビル的な仕様で、 学校って場所のイメージを覆すのな。 娘はこの学校に一目惚れをして 俺の財布は悲鳴を上げたぞ。 ※データの参照先 学費が安い私立中学校…

  • 受験生にも贈れる言葉『ヨンケイ!!』(天沢 夏月)

    入試に出そうな作品の 超カンタンな探し方だが 『飛ぶ教室』の新刊紹介より もっとお手軽なのはアマゾンだ。 この商品をチェックした人はこんな 商品もチェックしていますって表示な。 出題本を検索したときに出てくる候補群は、 同じ目的で本を漁った同志の足あとだもんな? さて『ヨンケイ!!』だが、筆者がラノベ寄りの 作風なんで、アマゾンが薦めても無視してたぜ。 しかし10月の合不合で出ちまったんだよな? 島の人手不足の高校で、仲が悪い4人が リレーに挑戦するっていう筋書きだ。 印象的だったのは顧問のセリフ。 ちょっと言葉を入れ替えれば 受験生にも言えそうだぜ? でも忘れないでください。たとえどんな結果…

  • 首都圏の私学 学費ランキング【偏差値帯別】

    中学受験情報の「スタディ」に 初年度納入金の特集があったんで、 偏差値帯ごとに区切って並べてみた。 偏差値は四谷大塚で複数のコースがある 場合や男女の偏差値が違う場合は高い数字。 すべて調査時点の数字なんで、最新のデータは 自分でチェックする必要がある点に注意が必要だ。 豊島岡女子とか洗足学園なんかは、意外に安いんだな。 www.study1.jp

  • 明と暗、併読されたし『翼』と『金角』

    翼の翼を読みました - Road to 2023 ~のんびり男子の中学受験~ 中受親必読!?『翼の翼』の感想 - 貧乏だけど中学受験〜するのか2023〜 『翼の翼』となにかと 比較されいているあの本。 『金の角持つ子どもたち』の レビュー見てると中学受験への イメージが変わったって声が多い。 自分で目標を決めて頑張れる子どもと それを何とかして助けたい親の話だしな。 そこに偏差値やクラス昇降に一喜一憂したり 子どもに勉強を強制する親は描かれてないんで、 ファンタジー的という見方もある意味正しいわな。 一方の『翼の翼』はさわりを要約するとこんな感じだ。 どこにでもいそうな中学受験生の母親が主人公…

  • 魅惑の学校図書館『プレジデントFamily 2021年秋号』(プレジデント社)

    凄い学校図書館ベスト15、 俺はこの企画が面白かったな。 豊富な蔵書だけでなく、明るさと 美しさも兼ね備える栄光学園や恵泉 なんかは、見るからにいい雰囲気だわ。 学校の蔵書は3万冊あれば及第点らしいが 紹介されてる15校では中大附属の19万冊 市川や早大学院の12万冊などが目立ってたな。 年間購入予算では関西学院中高の1,256万円が圧倒的。 関東では恵泉や早大学院が500万円台で上位のようだぜ。 本好きにはたまらない企画の他にも、ドラゴン桜とか 二月の勝者の著者インタビューがあって面白いぞ。 ドラゴン桜は、勉強している姿がかっこよく 見えるような描き方をしてるんだってよ。 これは子どもに見せ…

  • 学校が一発で気に入る動画、中大横浜、三田国際など

    https://www.youtube.com/watch?v=x06YD7Kjk70 https://www.youtube.com/watch?v=8ys8GjeyFh4 https://www.youtube.com/watch?v=Pt03Qi3hWPM 行きたい学校なんざ 特になかった小3娘が、 くぎ付けになった動画だ。 ダンス部集団が制服のまんま 校内で踊り回るっていう作品は 明るく元気かつ無意識な学校PR。 絵になる設備が背景になるもんだから、 これ以上は無いっていう宣伝材料だわな。 三田国際学園の空撮画像(グーグルアースより) キラキラしてる先輩たちの姿を目にして、 初めて「こ…

  • スマホ中毒を乗り越えて『世界とキレル』(佐藤 まどか)

    bookmeter.com これも『飛ぶ教室』で紹介の新作だ。 佐藤まどか作品は『アドリブ』が今年 鴎友学園女子、早稲田佐賀などで出たな。 『世界とキレル』は、デジタルデトックスの 話なんだが導入部分をまとめるとこんな感じだ。 自分に自信がない中2少女が主人公。コンプレックスの塊だった彼女は周囲にうまくなじめず、自分を偽れるSNSの世界にどんどんのめり込んでいきます。スマホ中毒を心配した母親は、思い切った策で彼女を夏の高原生活に送り出すのでした。 (以上、本文のさわりを要約) さまざまな立場の中学生7人が登場するんだわ。 デジタル機器のない山奥で同年代と過ごした 時間の中で主人公がどう変わるか…

  • 寮のある学校が意外に強い『医学部&医者2021』(週刊ダイヤモンド2021年10月9日号)

    医学部は今後入りやすくなる というのがプロの見方だってよ。 学費が高すぎだし、成績優秀者層が 情報工学系に進む傾向がある為らしい。 愛光、海陽、北嶺、青雲、茗溪学園、白陵、 こういった寮のある学校は入学時偏差の割に、 医学系学部への進学実績がいいみたいだな。 私大医学部への現役合格者数ベスト3は なんと、桜蔭、豊島岡、白百合だと。 女子を入試で不当に扱った学校が 大問題になったせいで、今じゃ こんなことになってたのか! 週刊ダイヤモンド2021年10月9日号より

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