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ブログ村参加:2021/01/02
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1件〜30件
共学校に行きたくなる小説で、入試に出るのはこれだ! 7~8分で読める短編なんだが『第二音楽室』に収蔵されてるぞ。 『第二音楽室』収蔵の短編『デュエット』(佐藤多佳子/文藝春秋) 歌の実技テストで男女ペアを作れってとこから話が始まる。 女子が男子に申し込み、男子は断ってはダメっつうルールだ。 あぶれ者はそいつらだけで大合唱ってなったからさぁ大変だ。 そんなみっともないことになったら赤っ恥だってわけで、 主人公の女子を含めクラスの大半が浮き足立っちまう。 そこから主人公が意外な動きを見せるってわけなんだが、 これ以上のネタばらしはやめとくぜ。 とにかく共学中の楽しげな雰囲気がギューっとつまった作品…
頻出作家ではないが、たまに出てくるのが高楼方子(たかどのほうこ)だ。 1・2年生の頃、へんてこもりシリーズあたりを読んだ子もいるだろうな。 この作者の高学年向け作品はわりと少女趣味の香りがするぜ。 そのせいだか知らんが女子校での出題が多かったようだ。 立教女学院中 とか 東洋英和女学院中 とかな。 『十一月の扉』は中2の秋にいきなり転校が決まった女の子が、 親に頼み込んで冬休みまでの間、一人暮らしさせてもらうって物語だ。 ささくれ立ってイライラ気味だった主人公は、はじめのうち このままじゃ皮肉屋になっちまう、イヤダ、とか悩むんだが、 自由と優しさにあふれた下宿屋での暮らしの中で、心が洗われてく…
タイトルは煽り気味だが中学受験を否定するだけの本じゃなかったぜ。 その努力の過程で身につけた知識や学習法、精神的な強さなどは、一生の宝となるかけがえのないものです。(本文より) 私立中高一貫校の教育環境には、公立にはない利点があることは、間違いのない事実です。(本文より) ただ、親の側の問題で子どもを潰しかねない危うさはある。 そうならないための知恵ってのが前半に散りばめられてんだな。 で、後半は公立中→名門公立高ルートを礼賛しまくりって構成だ。 私立志向なら前半に参考になる話が目白押しだぜ。 不首尾だったときに親ががっくりした姿を見せるのは大罪だとか、 ネガティブな言葉のシャワーは学習意欲を…
共学校に行きたくなる一冊 『おなやみ相談部』(みうら かれん)
bookmeter.com 小4おませ女子が学校司書に薦めたっていうんで読んでみたぜ。 まぁ、高学年女子の共学校へのモチベーションを上げられそうな本だな。 「なんだか中学って楽しそう」って思ってもらえれば儲けモノだ。 中1なのにわけのわからない部の部長を任されることになった主人公が 変な仲間とともに、校内のモンダイ解決に奔走するって筋書きだ。 恋味がほんのり控えめなのも、親目線だと安心感アリだ。 あんまし読書好きでなくてもでサラッと読めそうな軽さが魅力だ。 入試にはたぶん出ないけどな。 まぁ、読書で学力が上がるって実証されてんだから、 勉強の合い間、気晴らしに本読める子はある意味最強だろ。 入…
高入生を抜き去る内進生 『早慶MARCHに入れる中学・高校』(矢野耕平、武川晋也)
中学受験・高校受験・大学受験を横断的に扱った珍しい本だ。 サブタイトルは”親が知らない受験の新常識”。 確かに知らない話が結構あったぞ。 特に 中央大学附属横浜 の情報はありがたかったぜ。 推薦権を保持したまま国公立や医大を目指せるって話とかよ。 だから、MARCH系の中じゃ進学実績が強かったんだな。 あと興味深かったのは高校からでも入れる中高一貫校の話だ。 最初は高入生と内進生の差は少ないが、大学入試で差が出る。 中受層が理・社をやり込んでいるのが後々効いてくるらしい。 確かに私立高校の入試は英・国・数が主流だもんな。 『早慶MARCHに入れる中学・高校』(矢野耕平、武川晋也/朝日新聞出版)…
手をかけすぎた子の落とし穴 『中学受験の常識・非常識』(樋口 義人)
これは少し古い本になるが、普遍性のある内容も少なくないぜ。 受かっても失敗になるケースはあるし、落ちても成功になることもある。 合否に関係なく、経験を糧にできるかは親の対応にかかっているってよ。 あと面白かったのが、手をかけすぎた子は後で苦労するって話だな。 ママ塾や個別指導塾、家庭教師なんかが優秀すぎるとよ、 子どもの伸びしろを使い切っちまう恐れがある。 『中学受験の常識・非常識』(樋口 義人/KADOKAWA) 伸びた力でギリギリ合格なんて快挙やっちまうとよ、 そりゃ中学に入ってから大変な目に遭うわな。 特別な伴走者がいる場合、偏差値は少し割り引いて見た方がいいかもな。 同じ学校で、2/1…
函館ラ・サール は入試でのPTAの活躍がスゲーな。 東京の試験会場でも大勢応援に出て誘導やら案内やらやるっつうからよ。 私学でも、こんな例はあんまし無いんじゃねーのか! bookmeter.com さて、この『空へ』は過酷な環境で主人公が踏ん張るって物語だ。 かあちゃんと妹をオレが守るって決意する彼は、なかなかカッコいいぞ。 突然の不幸で家がメチャメチャになっていくとこは読むのが辛いけどな。 まぁ、ところどころで、脇役の大人もいい味を出してくれるぜ。 特に気に入ったのはこんなセリフだ。 後悔したり、反省したりするだけじゃなにも変わらないのよ。 自分で変えようとしなきゃ。(本文より) この物語が…
徒歩数分にあるSAPIXを選ばなかった理由 『学力の経済学』(中室牧子)
『学力の経済学』はエビデンスのある教育論というのが特徴だ。 学力を上げる言葉かけ、下げる言葉かけ、あるいはご褒美はなにがベターか。 そういった親が気になる話が目白押しだから釘付けになるぜ。 『読書がたくましい脳をつくる』では本を読まない子は勉強して十分睡眠をとっても 成績が上がりにくいって統計があったが、この本では読書が成績を上げるのか? 成績の高い子が本を読むだけなのか?って点も検証してるぜ。 あと、面白いのが、学力の高いグループに入ると当人にも好影響があるって話だ。 ただ、プラスになるのは元々上位層の子だけで下位層には寧ろマイナスなんだと。 まあ、これは俺にも覚えはあるが、当人の気持ちを考…
『モモ』は有名な児童文学だが、大人が読んだ方が味わい深く感じるかもな。 この物語は、人の話を聞くのが上手な女の子が主人公だ。 彼女は”時間どろぼう”から仲間と町全体を救うために立ち上がる。 まあ、孤立させられたりで一筋縄じゃ行かないんだけどよ。 時間が財産ではなく重荷になることがあるって発想に驚いたもんだぜ。 で、なるほど、気をつけないとなーと感じたのはこんな言葉だ。 人間が時間を節約すればするほど、生活はやせ細っていくのです。(本文より) 読めるのは、だいたい12歳ぐらいから。読破には3~4時間は要すると思うぜ。 bookmeter.com そういや、明治大学付属明治中 の論説文には『モモ』…
図書館の受験本は全部読んでみたが、その中で気になった1つがコレ。 中学受験偏差値で50なら公立中でオール5取れるレベルって話だ。 まさか!って思うかもしれないが、発言者はタダの人じゃないぜ。 日能研やenaの幹部を経て首都圏中学模試センターの社長になった男だ。 「非常に大胆な言い方になりますが」と断ったうえでの発言だが、 確かに『中学受験の常識・非常識』という著書でそういうくだりがある。 まぁ、くわしい根拠は明示されてないんだけどよ。 『中学受験の常識・非常識』(樋口 義人/角川書店) で、考えてみたんだが、中受層を小学生のだいたい上位1/4だとして、 その中の真ん中は1/8か?となりゃ40人…
www.maruigo.site でこぼこ中学受験のブログで紹介されてたんで読んだが、オモシレーわ。 『毒母ですが、なにか』は確かに受験生の親に薦めたい一冊だ。 賢い女が運命に翻弄され愚かになってくって筋書きだからよ。 主人公は始めは至極まともで冷静なんだわ。 お受験ママの話題に失笑する場面もあるぐらいだ。 それが子供の小学受験、中学受験と進むごとに変貌するわけよ。 熱くなり過ぎて、やっちゃいけないこともやっちまう。 けどよ、魔が差すってのは誰にでも起こり得ることだろ? ”多かれ少なかれこういう傾向はみんな持っている”って俺も思うぜ。 人は失敗して成長するって見方もあるけどよ。 出来りゃー酷い…
広島学院中 で出題のノンフィクション『子どもたちへ、今こそ伝える戦争』(長 新太、かこさとし、那須 正幹ほか)
中学入試が中止になって、抽選で合否を決めたことが過去にある!? ウソか?本当か?って子供に聞いてみてほしいぜ。 『子どもたちへ、今こそ伝える戦争』(長 新太、和歌山 静子、那須 正幹ほか/講談社) まぁ、本当なんだけどよ。太平洋戦争末期の話だ。 当時は旧制中学だから、今でいえば高校にあたるけどな。 1945年は空襲だらけで安全が確保できないって事情があったわけだ。 安全が確保できないっていやあ、2021年はどうなんだろうな? さて、この本は大物作家たちが戦争体験をつづった作品集だ。 絵本で有名な かこさとし や 長新太 も違った作風で登場してるぜ。 入試の素材としては 相模女子大学中学部 でも…
脳科学の見地から、統計データ付きで読書の効用を教えてくれる本だ。 読書で学力が上がるって話は『学力の経済学』でも出ていたが、 この本の凄いところは子ども向けにわかりやすく書かれてるところだ。 意外なのは、国・社・理の成績は確かに読書時間と連動しやすいんだけどよ、 算数だけは正の相関じゃないっつうデータだ。 そればかりか読書時間が長すぎると算数の成績が落ちるときた! 『読書がたくましい脳をつくる』(川島 隆太/くもん出版) 面白れーよな。びっくりだよな。 ま、エビデンスは統計だからよ。 当然、個人差はあるぜ。 睡眠時間やスマホの使用時間と学力の相関関係も掲載されてるぞ。 やっぱ睡眠時間が短いと、…
浦和明の星女子中 出題の物語文 『天地ダイアリー』(ささき あり)
ラ・サール でも出題された話題の作品だ。 天地ダイアリー (フレーベル館 文学の森) 作者:あり, ささき 発売日: 2018/11/01 メディア: 単行本 それにしても、出題者ってやつは子供の成長物語が好き過ぎだな。 この話も気持ちを外に出せないボーイが、あるきっかけで変わるって成長物語だ。 ま、栽培委員で地味にがんばるってのがユニークではあるが。 主人公はマスクなしじゃ不安で家から出られなくなった中1男子だ。 コロナとか関係なしにこれだからよ、大変な生きづらさだよな。 中学校のシステムについていけない。ぼくだけが、ついていけない。(本文より) 前半は徹底的に内向的だが、ラストにかけて社交…
いっとき給食の時間に「うまい!」「うまい!」ってやるのが流行ったらしいな。 学校じゃ食事中の会話禁止だから、コソコソやって、ヒソヒソ笑うんだと。 こんな状況ではあるが、微笑ましいじゃーか! 『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴/集英社) いきなり話が変わるが、子どもの勉強するときの姿勢、気になるよな? ぐでっとしてるの見ると、ヒトコト言いたくなるもなるわな。 ただまぁ、あんまし目くじら立てる必要ないかもな。 大事なのは、ピシッとしてることじゃなく成果を挙げることだろ? 姿勢の維持に意識が向いたら、他がおろそかになりそうだ。 それに、疲れをためないことも重要だからよ。 いい姿勢でスタミナ浪費しちまったらもっ…
豊島岡女子学園中 出題の物語文 『ぼくらのサイテーの夏』(笹生 陽子)
東邦大学付属東邦中 なんかでも出題されたことがあるぜ。 はぐくむ友情、取りもどす家族愛、ってのがテーマの作品だな。 だが受験生の親としては別のことに目が行ったぜ。 小学校でトップだった兄ちゃんが、名門中で潰れるくだりだ。 『ぼくらのサイテーの夏』(笹生陽子/講談社) 初めて平均を割り、どんなに頑張ってもついていけなくなり、 ついには頑張れなくなり、笑えなくなり、しまいにゃ引きこもりだ。 でもって母親までおかしくなり、家庭崩壊まっしぐら。 ま、そこで主人公ががんばりを見せるんだけどよ。 急展開で問題が解決に向かうトコはスッキリ気持ちいいかもな。 電報が来たりで少し古いくだりもあるが11歳あたりか…
ちょっと前に受けた”志望校診断サピックスオープン”。 入室テストも兼ねてるんで、アルファだったらなんて断ろうとか考えてたぜ。 ま、その心配はてんで無用だったわけだが。 で、本題。 ここんとこ、入試で宮下奈都作品の出題が多くなってきたな。 しっかし、成人女性の繊細な心をトコトン描き抜くとこに特徴がある作者だしよ。 小学生にはキツいんじゃねーのか。 とはいえ、無視できない頻度で出てくるから何か一つは読んどくべきだろ。 そこでおすすめなのが短編集『つぼみ』収蔵の『なつかしいひと』だ。 『つぼみ』(宮下奈都/光文社) 主人公の中2男子が本屋で謎のおねえさんに出会う物語だから取っつきやすいぜ。 11歳ぐ…
二月の勝者 ―絶対合格の教室―(高瀬志帆/小学館) 塾産業ってのは、子どもの成績を伸ばすって意味じゃ親の味方だ。 ただ、彼らには入試の後のことを考える動機が薄いわな。 かわいい教え子も、所詮は他人の子どもだ。 『二月の勝者』(高瀬志帆/小学館)は中学受験の内幕を知るのにいい教材だな。 合格実績と連動して塾講師や校長の収入が変わるなんて知らなかったからよ。 まぁ、塾には、志望校選びの際にリスキーな挑戦へ誘導する動機があるってことだ。 先生たちにゃいつも感謝してるが、親としては受験の後のことも考えて子供を守ることを忘れちゃならねーな。 それが出来るのは、たぶん親だけだからよ。 ただ、難関に挑戦する…
奇跡の逆転合格は悲劇の始まりかもな。 灘中 の国語で出題された『むこう岸』は興味深い作品だぜ。 偏差値60を常に突破していた秀才君が、それでも全然成績が足りない70越えの学校に受かるところから物語が始まんだ。 主人公が、楽しくなかった小学校とは違う世界に行くんだと息まいて踏み出した先には、”どんなに頑張っても底辺” って屈辱と絶望が待ってたんだぜ。 身を絞り切るような努力でやっと合格したぼくは正真正銘の凡人だった。(本文より) 勉強する意欲もすっかり失って、ボロボロのまま私立を退学したあとに主人公が人間的に成長するってのが物語の本筋なんだが。 まぁ、受かるべくして受かる学校に通うんじゃないとキ…
親としては志望校の大学進学実績は気になるとこだよな。 前回作った通学時間からみた通える学校リストには2008年度以降の偏差値の 推移と、難関私大合格率を並べておいたが、これは進学実績を出している 世代のレベルを知るうえでも重要だからだ。 特に警戒したいのは、時系列偏差値がウナギ下がりなケース。 どことは言わないが、そういう学校の偏差値が高かったころに 入学した生徒が稼いだ合格実績は、先細りになると予想されるぞ。 逆に右肩上がりな 渋谷教育学園渋谷 や 三田国際 あたりは、 これからの実績に期待が持てそうな感じだわな。 凋落気味の学校に多いのは「立地が微妙」なケースだ。 話はそれるが、共学化など…
前回までの手間でできたのが、通学時間と実際の自宅出発時刻のリストだ。 あとは比較リストにどんな項目を入れるかはお好み次第だな。 俺は時系列の偏差値と難関私大の合格率を並べてみたぞ。 昔の偏差値は検索すりゃみつかるわな。 boy_08.pdf (yotsuyaotsuka.com) girl_08.pdf (yotsuyaotsuka.com) 難関私大の合格率は塾で配布された資料を使った。 あとはこんなのを使う手もありそうだ。 全国高校「難関私立大学合格力」ランキング・ベスト50【2021年入試版】 | 中学受験への道 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp) どっちにしろ載って…
わが家専用の通学時間ランキングを作れば 確かに志望校選びの際に活躍してくれるだろう。 だが、これだけじゃ十分とは言えないと思うんだよな。 芝 や 光塩女子学院 みたいに登校時刻が超・早い学校と 慶應義塾普通部 や 湘南学園 みたいに遅い学校じゃ約1時間の差がある。 となりゃ、やっぱし登校時刻から逆算した出発時刻も要チェックだろ! 登校時刻は『中学受験案内』なんかでおおまかにチェックできるわな。 んで、登校時刻の15分前に到着するには何時に家を出りゃいいか。 ここでまたYahoo!路線情報の出番だ。 検索しまくって通学時間ランキングに出発時刻の項目を増やす。 すると通学時間が短くても早く家をでな…
さて、前回は自宅から各校への直線距離ランキングが エクセルに落とし込めるぞという話だった。 ただ、通学時間は別に調べる必要があるわな。 そこで便利なのが、Yahoo!路線情報だ。 えぇーっ!そんなサイトがあるの!知らなかった! てな反応にはならんわな。だが出発地を自宅住所とできるのは 知らない親もいるんじゃないか? つまり、出発地を自宅、ゴールに学校名を入力することで 平日朝8時到着とかで固定して検索しまくれば ウチ専用の通学時間ランキングができちまうって算段だ。 transit.yahoo.co.jp 上記は調布の某マンションを出発地点とした場合の一例。 歩くスピードは”少しゆっくり”に設定…
さて、いきなりの志望校選びだ! 受験案内や偏差値表は見ただけで情報量に頭がクラクラするからよ、 まずは距離から対象を絞っていくってわけだ。 なんせ通えることが第一だからよ。 以下のサイトのイイトコは近い順(直線距離)で学校を 表示してくれるところだ。 リストはコピーしてExcelに張り付けられるんで超☆便利なんだぜ。 www.study1.jp ただし、通学可能圏なのに表示可能数をオーバーしてしまうせいで リストから漏れちまう学校も出てくるだろう。 そんなときは、条件で絞り込む機能を併用するといい。 例えば、まず男子校だけ吸い上げ、次に共学校を吸い上げるって感じの 手順を踏めば、ちょっとは遠く…