今、あたしが感じているのは「捨てられた」という言葉でしか言いあらわしようのない気持ち。(本文より) 人とのつながりこんなときはシリーズは 既刊5冊なんで紹介はこれで最後になる。 本作のタイトルだが前にも書いたように 収録作の一つから来ていて、全部が全部 ねたみがテーマの短編ってわけじゃない。 まぁ、この本も粒ぞろいで驚かされたわ。 ラインナップを並べると以下のとおりだ。 『もし、親友をねたんでしまったら』(山本 悦子) 『もし、友だちに合わせるのに疲れたら』(白藤 か子) 『もし、父親が出ていったら』(四月猫 あらし) 『もし、むかつく人が近くにいたら』(森川 成美) 『もし、「じゃない方」と…