よぉし、もう五月五日を「こどもの日」なんて呼ばせないぞ。(本文より) たまに入試に出る作家の発売間もない本。 テンション高めなドジっ娘の東京行脚が 軽快なノリで描かれたストーリーだよ~。 やっぱしこの先生は旅の描写に滅法強い。 そのルートに惹かれて試したくなったわ。 子どもの成長って観点でも魅力十分だよ。 これは弱さと向き合う力をくれそうな話。 欠点を抱えたままでもいいんだよという エールが疲れた身体にじんわり効いたな。 大人の俺も許された気分になれちまった。 これはストライクゾーンがガバガバかも。 会話劇っぽさがある本作の難易度は普通。 こんなレビューで魅力が伝わればと願う。 テンポよく弾む…