2020年 都内公立中高一貫校に合格した子を持つ、ワンオペ、ワーママのブログです。 小さい習慣やメンタル面など、母親目線からの「気づき」などをツラツラと書き留めいきたいと思います。
「いつまで受検の話ししてるの?」 あんなに大変だったのに、すでに半年以上経った公立一貫校の受検は、娘にとって遥か前の出来事のようです。 入学式もないまま、会ったことがないクラスメイトとのリモート授業から始まりましたが、今ではすっかりこの学校で「日常」を過ごしています。 確かにあの後、世界中でひっくり返るような出来事が起こり、すでに過ぎてしまったことに対して、いつまでも感慨深い思いに浸っている場合ではありませんでした。 でも、私はいつまでも浸っていたかったのです。 娘の中学受験(検)は、心配の連続でしたが過ぎてみれば、楽しい思い出にもなりました。 人生の中では、ほんの一瞬の出来事でしたが、母親と…
塾や講習、模試から帰って来た時はいつも、「楽しかった?」と聞いていました。 返事はいつも、「ふつうー」「べつに」なのですが、本命の検査後に言った言葉は、「すっごく楽しかった!」と初めて聞く返事だったので、期待してしまいます。 合格発表の日、「結果がどうあれ、自分の目で確かめたい。」という本人の希望で、発表の時間に合わせて学校へ向かうことにしました。ところがバタバタしてしまい、結局移動の途中で発表の時間をむかえてしまいました。「結果は教えないで。掲示板を見たいから。」と娘が言うので、失礼して私だけスマホを見ることにしました。緊張でうまくスクロールできません。 番号ありません…ん!画面をちゃんと上…
公立一貫校受検の数週間前ごろから、各塾からの案内が届き始めます。 ダメだった時を想定した (失礼な!) 都立高受験のための講座や、 ( 驚きの ) 中学1年からの大学受験講座などです。 この商魂たくましさには、イラっとさせられましたが、逆に利用しようと思いました。某塾が主催する 「都立高校受験についての説明会」 に参加してみました。もし娘が公立一貫校に合格しなければ、地元の中学に進み、その後都立高を目指すつもりでしたので、都立高受験の現状を知りたかったのです。おかげで新たに知ることもいくつかあり、参加したかいがありました。 娘から、「もし地元中学に入ったら、都立〇〇高校を目指そうと思う。」と、…
当日は、校門前に塾の先生達が並びます。在籍塾生を激励するのが中学受験の「風物詩」で、この時期テレビのニュースでもよく見かける光景です。 子ども達は、胸に自分が通っている塾の缶バッチを付け「気迫」「やる気」共に充分です。中には、「日の丸ハチマキ」の子もいて驚きました。( 後日談ですが、この「ハチマキ君」はのちに娘のクラスメイトになりました。中間テスト時にこのハチマキ姿で挑もうとして、先生に怒られていたそうです…。)この缶バッジが目印となり、各塾の先生達が次々と声を掛けていきます。以前在籍していた塾の見知った顔を何人か見かけて、懐かしささえ感じていました。 最後に通っていた塾の先生にご挨拶をした時…
結論から言えば、「その子による」「その子次第」です。 季節柄インフルエンザ、 更に今年は別の感染も気になるし、 1〜2週間休むことは、ありだと思います。 ただし、もともと勉強の進みが安定していてペースを崩したくない子、学校が好きで通っていれば落ち着く子、学校へ行くことによりストレス発散出来る子は、休む必要はありません。 1点でも多く得点する為に、その子にとって何がベストか考えましょう。 我が家の場合、休ませず毎日学校へ行かせるつもりでしたが、 直前になり予定を変更し1 週間休むことにしました。 お休みする前には、家での1 週間のプランを立てました。勉強の内容は公立一貫校の受検に合わせましたが、…
娘が合格できたのは、「運がよかったこと」につきます。 解ける問題が出た( たまたま ) ということです。模試で「A判定」という文字は、最後まで見たことはありませんでした。塾内の成績は、 いつも真ん中あたりにいたようですし、 6年生の夏期講習では3つに分けたクラスの 2番目のクラスでした。 「2番目のクラスからも合格者は出ているって、 先生が言ってた。」と、娘から聞いた時、「ダメって意味じゃん…」真剣に落ち込みました。 それはそうです。大手都立専門塾生でも、合格は約3.5人に1人ですから。 強いてほかの合格の理由をあげれば、「受検中、平常心でいられたこと」ひょうひょうとした子で頼りないのですが、…
前回の続きです。 ②長期休み中の講習は、全てには行かなかったこと4年生の時は、全く参加しませんでした。5年時は夏期講習から転塾した為、新たな塾での講習はお試し10日間に参加。 費用はかかりませんでした。6年時の夏期講習は、最初の週にコソコソと旅行などしたので行きませんでしが、その後は、怒涛の勢いで講習の嵐が待っています。9月に入ってからも平日授業のほか、何かと土日に「特訓」的なものが入ってきていました。ここからが、加速的に経費がかかってきます。不参加は考えられない状況に追い込まれるのです。まさに、課金ゲーム状態です。 抜けられません。娘の場合、まだ志望校が決まらないまま払い続けるべきか迷いまし…
我が家にとって、費用は最重要項目。 最小で最大の効果が必須と考えていました。 受験の最大の目標は合格ですが、 どれだけお金をかけたところで、 必ずしも合格できるわけではないところが、 公立一貫校の難しいところです。 4年生から受験塾に入れたとしたら、 概算で300万円近くかかると言われています。 我が家の場合、その約半分強の費用で済みました。 理由として、① 合宿には参加しなかったこと大手都立専門塾では、長期休み中の講習には合宿付きのものがありましたが、全て「通いの講習」にしました。また、6年生になると、週末の合宿がちょこちょこありましたが、参加せず。 これは、本人が泊りがけを嫌がったのが理由…
併願校受験時は、 入口で校長先生が迎えてくれました。2月の早朝、寒空の下、 1人1人と握手してくれます。「どうか、うちの学校に来てくれ〜。」と、心の声が聞こえたように感じました…。 校長先生と握手する娘の背中越しに「どうか、特待合格をください〜。」と、こちらは思ったのでした…。 ホールに入ると、受け付けの前のスペースに 各塾の先生が並んでいました。公立一貫校のように校門手前ではなく、 室内です。 手厚いのです。 そういえば、 併願校の願書をネットで申し込む際、「通っている塾 (どこの場所かも) 」を書き込む欄がありました。 公立一貫校の併願私立校にとっては「塾もお客様」なのでしょう。 そして、…
その場にいたわけではありませんが、 校内に入ってからの流れを紹介します。 適性検査当日、 校門から教室へ向かうのさえも緊張しそうです。 入口に貼ってある案内を見て、 自分が行く教室を探さなくてはなりません。 なんとか教室に到着。 その教室内では、いろいろな指示を受けます。 「上着は椅子の背もたれに掛けてください。」 「バックは椅子の下に置いてください。」 「えんぴつと消しゴムと受検票を机の上に出して、左側に置いてください。」 そして終了時には、「解答用紙は廊下側に、問題用紙は窓側に置いてください。」等々。 緊張のあまり、聞きそびれてしまうことがあるかもしれません。 そのひとつひとつが、 直接合…
適性検査が近づいてくると、倍率ばかり気になるようになっていました。 「去年より2000人都内の出生数が多いから… 」 「その内、受験生は…」 「さらに公立適性検査型を受検するのは…」 「○○は、昨年倍率が跳ね上がったから、今年は、下がるはず…」 「受検生自体が増えても、○○の倍率は例年並みか…」 と、頭の中をぐるぐる自論がまわりました。 机上の空論でした。 ただの気休めです。 そんな中で、こう考えることにしました。倍率は、「2倍」受かるか、受からないか。 所詮、できる問題が出れば受かり、出なければダメということです。 これが、公立中高一貫校の受検です。 倍率ばかり気にすることに、意味はありませ…
塾の先生からアドバイスされたことがありました。 「過去問集には、インデックスを付けること。」学校名や教科別や年度などを、開く側に貼るのです。できれば親がやってあげましょう。見た目もキレイに仕上がるので、結局は効率的で時短につながります。 気晴らしに、本人にやらせるのもありですが。 そしてもう一つ。実は、私は解答欄で目的の答えを見つけるのが苦手でした。どこを見ればよいか、わかりづらいです。 いつも娘に聞いていました。その解決策として、解答にはマーカーを使って色分けをするとわかりやすいです。大問の数字部は黄色、小問の数字部はピンクなどにするのです。 ちょっとした工夫が、手間を省き成果につながる事も…
小学生の頃、担任の先生に自宅学習は 「学年×10分」と言われていました。塾では、受験をするなら「学年ー1 時間 」 (6年生なら 5時間 )と言われました。 量はやがて質に変わっていくと言うのです。 う〜ん。 どうでしょうか。 がむしゃらにやっても時間の無駄です。とくに公立中高一貫校受検の場合、必ずしも当てはまらないような気がするのです。 合格者の手記を読んでいたら「勉強は塾以外は30分」という子がいました。よっぽど要領がよかったのか、地頭がよいのか。 でも要は、その子次第です。 作戦を見直しましょう。 「志望校の検査内容に合った勉強をしているか」「この塾 (講師) に最後まで通って本当に大丈…
娘は10月生まれなので「キンモクセイ」の香りが漂う頃になると、誕生の頃を思い出します。 高齢出産だったのでいつまで親が生きていられるかわかりません。ひとりでもたくましく生きていける人になって欲しいと思っていました。 まだまだ道半ばですが、ほんの数年前まで「九九」が覚えられずにびーびー泣いていた子が、中学受験 (検) に挑むとは驚きでした。 11〜12歳の子ども達が、中学受験 (検) という荒波にひとりで立ち向かおうとしています。 あまりのたくましさに、見ているこちらが涙してしまいます。 今この状態でも挑もうとしていることに感心し、感動します。 この「成長」を見守りましょう。 ↓ 応援クリックお…
昨日のえんぴつに続き、今日は消しゴムの話。 当日は絶対に「新しい消しゴム」を持たせましょう。 新しい消しゴムは、消しやすいだけではありません。救世主になるかもしれないのです。 算数系の問題で、立体やサイコロの問題が出ることありますが、その時「イメージする」ことに使えるのです。 検査中、机の上に置いてよいのは「受検票」「えんぴつ」「消しゴム」です。 問題に「長方体を斜めに切る」や「立方体の展開図」などが出てきたら、この消しゴムを見つめましょう。 イメージがしやすくなります。 加工した消しゴムを持っていってはいけません。必要以上に触ったり、転がしたりしてもダメです。 不正行為とみなされてしまいます…
願書提出日が近づいてきました。 あえて大安を選び、銀行の窓口へ受検料を振り 込みに行きました。 銀行の窓口へ行くだけなのに、緊急してしまいます。 番号を呼ばれ、受検料を支払うと受付の方が 「よろしかったお使いください。」と、 割り箸袋のようなものを差し出しました。 中には、えんぴつが2本入っていました。五角形(合格)のえんぴつです。 小さな気遣いでしたが、 思わず涙ぐみそうになってしまい、 気付かれぬよう窓口の方にお礼を言うと、 足早に立ち去りました。 いよいよ始まると、身構えていたのかもしれません。 小さいプレゼントにさえも涙腺が弱くなっていることに、 ちょっと情けなくなってしまいました。 …
街中では、塾のネーム入りリュックを背負った小学生に目を留めてしまいます。皆凛々しい顔つきに見えます。世の中いろいろあったとしても、この1年は本当に早く過ぎていきました。 娘がボソッと言いました。「去年は、今ごろが1番辛かったなぁ。」「えっ、そうだったの?!」確かに私は10月ごろが精神的に1番辛かったのですが、娘もそうだったことは今、知りました。娘は感情をあまり顔に出さないタイプなので、気づきませんでした。 「学校」 「塾」 「家」どこが1番辛かったかを聞くと、「塾」と「家」との答え。 「えぇ〜〜。」「塾」はわかるけど、まさか「家」も、とは…。理由は、「母が、いつもイライラしてたから。」うっそ!…
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