朝は病室の窓から良く見えていた伊吹山が、陽が高くなって気温が上ると共に景色から薄れていき、今は朧な輪郭を残すのみで今日も大気中に水蒸気が多いことを窺わせる。 5月は本来は晴天率が高い(五月晴れと云う言葉があるが、実は元々これは6月梅雨時の晴れ間を形容する言葉だったらしい)月だが、地球温暖化の影響を受けた海水面温度の上昇で、大量の海水が蒸発し雲となって日本列島に押し寄せるので、どうしても清々しい天気の日が少なくなってしまうと云うことなのだろう。 岐阜から見る伊吹山は滋賀から見る山容と全く違う この様な天候の異変だけでなく生物相にも多大な悪影響(このままだと2050年までに 地球上に存在する全動植…