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  • 歌うことの重要さはいくら強調してもしすぎることはない!

    同じ教本を使っていても、進み方はもちろんさまざまで、同じように上達するということはない。 なかなか思うように進まない子の特徴のひとつに「聴いていない」ということが挙げられる。 自分が鳴らしている音を聴いていない。 聴くという行為は本当にごく個人的な行為で、人がどのように音を聴いているかは、目に見えないし、わからない。 ピアノをぽつぽつと弾き、曲になかなか馴染まない、何度も練習しているのに、どこかカタコトで喋っているようで音楽が流れていない。 よく聴いていないから曲が掴めず、ポツポツも弾くので、余計に曲として捉えられない。 上達が速い子というのは、練習の量ももちろん大きく影響するけれど、はじめて…

  • やっぱり楽譜はスラスラ読めるようになるに越したことはない。

    やっぱり、スラスラと読譜をできるようになる、ということはピアノを長い間楽しむための条件なんじゃないかなー、と改めて思う。 みんな(というか多くの場合に親が)、どんどん難しい曲を弾かせたくなるようだけど、基礎的なことを疎かにして先に行ってしまうと、長い人生でピアノと仲良く付き合うことができなくなってしまう。 特に、導入の頃にはじっくりと時間をかけて基礎を固めておくと、ある時グッと伸びるという実感がある。 しかし、この時期が親としてはもどかしいようで、「もう1年やっているのに、まだこんな簡単な曲!?」と思うことが多いのかもしれない。 某大手の教室から移ってきた生徒さんの中には、ソナチネなどの中級レ…

  • レッスンの質を向上させる一番の近道は生徒を観察することだった

    ピアノのレッスンをしていて、消化不良になることをなんとかしたくて、悩んでいました。そのためにやってきたことはたくさんありますが、最近気がついたことが、答えは目の前の生徒さんにあるということです。 生徒さんをよくよく観察することがレッスン向上の近道だと気がついてから、レッスンが大きく変わったような気がしています。 同じように悩まれている方の参考になればと思い、今回まとめました。 目次 これまでのこと と、気づき 小さなお子さんのレッスンの対処法2つ ピアノの先生の仕事? 私がやったこと これまでのこと と、気づき レッスンがうまくいかないとずっと悩んでいたので、気合いを入れで勉強をすることにしま…

  • 「生徒を伸ばす!ピアノ教材大研究 」〜ピアノ教材を効果的に使いこなすための10のヒント〜をご紹介

    ピティナ(日本ピアノ指導者協会)の協力で、ヤマハミュージックメディアから出版されている2014年に出版されたもの。 10人の現役のバリバリの多方面でご活躍されているピアノの先生方が使用している教本を中心にレッスンについて語っている。 10人の先生方がそれぞれ違った視点でレッスンを展開しているのがわかり、とても面白い。 正解は1つではなく、何を大切にピアノのレッスンを展開していくか先生それぞれに答えがあるということがよくわかる。 生徒を伸ばす! ピアノ教材大研究 発売日: 2014/01/28 メディア: 単行本 轟千尋先生 作曲家の先生らしく、教材の響きや書法に注目されている。導入期から様々な…

  • 【計46冊】バスティン・メソッド、どれから手に取ったら良いの?!出版年代順に見てみる。

    ピアノレッスンの現場ではかなり受け入れられているバスティン シリーズ。 こちらの教本、日本で主教材とされているものだけでも46冊! 多いよ。 アメリカでは、初心者から大人にいたるまで、幅広い層を対象に500種類以上に及ぶテキストを執筆しているとのこと。 なぜこんなに多いの? そして、これをどうやって選んだらいいの? これだけ教材が増えた理由を、出版された順を追って見てみる。 目次 バスティン・メソードについて ピアノ・ベーシックス・シリーズ(1985) ヤングビギナー ピアノA・B(1992) ピアノ パーティー A~D(1993) 改良された背景 オールインワンシリーズ(2016) 結局どれ…

  • ピアノ 導入期レッスンのいい循環

    導入期のレッスンは本当に難しい。 子どもの集中力は短い。 最近やっと気が付いたのだけれど、子どもが生き生きとする理想的な流れがある。 面白そう! ↓ どうなってるの? ↓ わかった! ↓ やってみたい! ↓ できた!! この流れがうまく作れた時に、すごくいい循環ができる。 おもしろそう まず、これを作ることができるかが勝負。 小さい子どもの興味をひくような仕掛けを作って、おもしろそうだと思ってもらう。 大きく体を動かすことかもしれないし、 綺麗な色かもしれない。 キャラクターの可愛さかもしれない。 ふっと子どもが興味をもってくれることが入り口だ。 どうなってるの? 次に、少しクイズのような秘密…

  • ピアノの先生に支持される教本が本当に最善なのわからない。

    しばらく色々な導入カリキュラムとにらめっこしている。 じっくり読んでいると、そのカリキュラムの本筋のようなものが見えてきて、 「こういう生徒を育てたい」という理想が見えてくる。 理想のピアノを弾ける人の像に向かって、逆算されてカリキュラムが作られている。 **** あるテキストはピアノの先生の痒いところに手が届くようにできている。 レッスンをしていると、ある段階に来てから、「え。このことわかっていなかったの?」と途中で気がつくことがある。 自分自身を振り返ると、特にカリキュラムに入っていなかったけれど自然と身につけたような些細なこと。 それを、前もって綿密にカリキュラムとして組み込むものがある…

  • クラシックとポピュラーのバランス

    これまで弾いた中で、いちばん好きだった曲は何?と聞いたら小さい頃に弾いたポピュラー曲を挙げた中学1年生。 んー(´-`).。oO そうかそうか。 んー。もう6年前だと思うけど、、、 今はクラシックの曲を中心に演奏しているけど、、、 どおりで最近気乗りしていないようだ。 途中から教室を変えてうちに来た生徒さん。 ほとんどレッスン中は話をしない。お母さんがよく話をするので、彼女の言葉がなかなか出てこない。 なるべく質問をしてきたけれど、 「まぁまぁ‥」とか、 「ふつう‥」とか。 普段からこうなのよぉ。こまっちゃうわぁ。とお母さん。 ひとりでレッスンに来るようになって、やっと彼女の言葉が出てきて嬉し…

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