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  • 欠席裁判

    会社の同期を怒らせてしまった。広報誌の企画で座談会とインタビューの企画を考える際、その同期のいないところで話をまとめたことを憤慨されたのだ。その同期は私の前任の編集責任者で、今は別の役割を担っている。だから厳密に言えば企画に携わらせる義理はない。しかし、これまでの誼と、氏が役割の解任に至った経緯の不当性について氏の肩を持つ思われている私は、特別の便宜を図って企画には一枚噛ませてくれるという暗黙の了解を取り付けられていた。それで氏の承認願望を満たしてあげることを期待されていた。 しかし暗黙は暗黙である。一応任期の序盤はこちらから声をかけていた。しかし氏は、会議では特に有益な意見やアイディアを発す…

  • 酒と金の話にうんざり

    研修講師として働いたあとの飲み会終了。セミナー自体がうまく行って、安堵と高揚で楽しかったような気がするけれど、内容はあまり覚えていないし、別になくても良い回だったなと思う。お酒も不要ならば、夜間に会う必要もない。対面でなくても構わない。昼間にノンアルでオンライン会議でも私は同じように話を楽しめる。ただ相手方はそうではないようす。相手方あっての飲み会なので、相手方が胸襟をひらいて話のできる環境に自分を合わせていかなければならない。眠たいし疲れるし気持ち悪いし明日も体調悪いし、飲み会ってコスパ悪いなぁ。禁酒令でないかなぁ。今日一緒にお酒を飲んだ人は、昔大変世話になった人なんだけど、金の話しかしない…

  • 教養は連鎖する

    今日は福岡市科学館へ。できて日が浅い科学館なだけあって設備もきれいだし、展示が現代的。目新しい技術、ツールを使っているし、遊び心も多い。プラネタリウムもオシャレだし、イベントも盛りだくさんで1日中楽しめた。目を瞠るのは、利用している客層。先週室内のアミューズメント施設に行ったのだが、そっちにいた金髪ヤンキースウェットスマホイジイジみたいな人種は皆無だった。親も子もたいへん聡明そう。親は子と一緒になって楽しんでいるし、子は順番はちゃんと守り、無闇に叫んだりしない。こんな露骨に住んでる世界が違うのね。駐車場料金はかなり割高だが、入館料はとても安いので、トータルでかかる費用は室内遊園地と全く変わらな…

  • 子どもへ授ける作文の書かせ方

    妻は、私の一言一句、一挙手一投足が気に障るらしく、今日もただただ不愉快。子どもに対しても発作的に怒鳴るので、精神疾患かもしれない。そんなことはさておいて、長女の夏休みの宿題である。あらかたの宿題は終えてしまったようで、残りは任意提出のもの。絵画コンクールの作品は仕上がっていたので、残りは作文コンクールである。これも任意だし、長女は絵画と違って作文には苦手意識を持っていたので、無理にする必要もないと思っていた。しかし、夏休み突入後の担任との面談で、「クラスで二人は提出するノルマがあるのだが、そのうちの一人としてあんどうさんにぜひチャレンジしてもらいたい」と頼み込まれていた。クラス平均で言うと、長…

  • おかえり伊良部先生

    CDを買いに行こうとTSUTAYAに行ったら、お目当てのCDは置いていなかった代わりに奥田英朗の新作「コメンテーター」を発見した。ジャケットを見ただけで脳内に稲妻が走る。伊良部先生…!!!!あなたに会いたかった。このシリーズは「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「町長選挙」の三部作で完結したのだと思っていた。奥田英朗自身が随分前のインタビューで「もう才能は枯れた」とか言っていたから、続編は諦めていた。なにせ、前作が2006年だからね。オモクソ大学生でしたよ。都会に出て金太郎飴みたいにサブカルにハマり、サブカルと言えどヴィレヴァンに出入りする程度の、ペトリ皿くらい底が浅くてスケスケのサブカル厨と…

  • 妻との暮らしを割の良い副業と割り切る

    妻は生理が終わってもまだまだ口うるさいので、どうにかしてこの難局を乗り切らねばならないと考えて行き着いた先が「ATM扱い」だった。世の専業主婦と全く同じ境地。このツベコベに耐えれば黙ってても年収600万が上乗せされるんだ。年収600万の副業なんてそうそう無い。自分の収入だけでは実現してない物質的な豊かさを享受しているのだ。我慢だ我慢。妻からまた素っ頓狂な言いがかりや嫌味が飛んできたら(600万…600万…)と脳内で念仏を唱えていると、怒りや憤りの気持ちは雲散霧消し、むしろ目の前の光景を滑稽に感じてくるほど余裕が生まれる。相手方の主張を冷静に受け止め、こうやって言ってほしいんだろうなと思うことを…

  • 北海道民でも共感されないかもしれない郷土料理

    今年も例年通り、お盆の実家への帰省はしなかった私ですが、死ぬまでにもう一度食べたい地元の食材、料理があるので書き記したいと思います。 第5位 ラムしゃぶ 認知度の低さ ★ レアリティ ★ 美味しさ ★★北海道といえばジンギスカン、ということで羊肉を食べる文化があることは認知されてきていると思う。しかし、それはあくまで焼肉のシーンで登場するだけで、他の食し方はしないと、道外の人には思われているのではないだろうか。実はしゃぶしゃぶにもするんです。子どもの頃からしゃぶしゃぶといえばラム肉だった。今となってはそれが美味しかったのかどうかはよくわからない。しかし初めて豚しゃぶを食べた時の感動がもの凄かっ…

  • 走る・歌う・買う

    妻との喧嘩が休戦した(単に生理が終わっただけとも言う)ので、溜まりきったストレスを発散することに一日を使っている。昨日は徹夜明けで限界に達していたので、22時に泥のように眠る。4時半に起きたいなーと自分に期待を込めて寝落ちしたのだが、その効果があったみたいで4時45分に起床。幼少期から、起きたい時間をイメージして寝ると大体うまくいくセルフ目覚まし時計体質。絶対に起きなきゃならないときには怖くて使えないけれど、できれば起きたいな、程度の時に重宝する。目覚ましの騒音で家族の安眠を妨害することもない。早起きして向かった先は近所の公園。一度、寝起きでランニングをしてみたかった。24時台に走っている人は…

  • 雨降って地ぬかるむ

    昨日出ていった妻は深夜一時に戻ってきて、そこから朝まで生テレビよろしく午前七時まで口論。途中何度も妻の発狂がご町内に響き渡り大変ご迷惑おかけしました。四時過ぎから互いに思考の巡りが悪くなり、論点の噛み合わない不毛な議論を続けた。長女が起きてきて一時休戦。妻は寝室に消えていった。私は徹夜明けの弁当作成を終えて学童に行く長女を見送る。その後、次女を起こして保育園まで連れていき、そのまま朝マックへ。妻の棲まう家へ直帰したくなかった。朦朧とする意識の中手帳を取り出し、エッグマックマフィンを頬張りながら論点の整理を行う。何度か意識が飛んだが、どうにか思考がまとまった。家に戻り、また妻と対峙する覚悟を決め…

  • 今週のお題「最近壊した・壊れたもの」 妻が出ていった。妻の言い分は言い分として、妻側にも問題や行き過ぎたと反省すべき点は一つもないのか、全ての問題は100%私が悪いのか、人を指差す前に自分に対して指差すことは出来ないのか、と問い詰めたら「出ていけ」と発狂し、私のありったけの私物を玄関外に打ち捨てた。妻は都合が悪くなると「出ていけ」の連呼と殴打と破壊しかしなくなる。このやりざまでいつも私が追い出されてきたわけだが、もういい加減譲りたくなくて、「自分に出ていく筋合いはないし、そんなに離れたいなら自分が出ていけば」と言った。すると、「お父さんが出て行けと言ったから出ていくね」と捨て台詞を吐いて妻が出…

  • あなたの予定に価値はない

    お盆休み最終日。休日の過ごし方はもうネタ切れで、妻とのいざこざネタもこすり倒し、外食にも胃が疲れてきてしまって、平日のありがたみを感じる。明日が待ち遠しい。来月末に東京出張があるのだが、義母はその日に予定があることが発覚し、当然妻も私の予定のために都合を融通するはずもなく、私が出張を取りやめる羽目に。出張の要件は、全社規模のイベントへの参加。とはいえ一人欠席したくらいで支障もなく、評価に差し障ることはなさそうだなとは思っており、以前から行きたくね〜とはつぶやいていた。だからといって妻から「どうせ大した予定じゃないんだから休んでよ。自分でそう言っていたじゃない」と言われる筋合いはない。他人からは…

  • 昨日、就寝前に金スマをTVerで見たのだが、元V6の坂本くんが奥さんとの日常について「毎日爆笑から始まってる」って言ってて無性に羨ましく感じた。こちとら毎朝第一声からイザコザが始まるような剣呑な生活をしているというのに。自分が憧れていた夫婦生活は、一緒にいること自体が楽しく感じられる、心躍る毎日だった。いざ結婚してみると、そんなものはこの世に存在しないということをすぐに悟り、今では憧れていた事実すら忘却の彼方にすっ飛ばしていたのに、私が憧れた夫婦関係を地で行く坂本くんのエピソードトークは10年前の青臭い私を呼び起こしてしまった。お陰で悶々とした気分になり、随分根付きが悪かった。そんな未練が作用…

  • 「生涯子供なし」を政争の具にするな

    「生涯子供なし」現18歳女性で最大42% 男性は5割もこんな見出しの日経記事がTwitterでワイワイ騒がれていた。賃金が少ないからだとか、政治が悪いとかいろいろ言われていて、それぞれそれなりに影響はあるのだろうけれど、肌感覚的にはなにか釈然としないものを感じる。田舎から都会、低学歴から高学歴、低所得から高所得という様々な層を横から眺めてきて、子どものあるなしと、それらの属性が相関関係のあるように思えないのだ。どの層を切り取っても、子どものあるなしの比率はだいたい同じくらいに見える。もっと踏み込むと、それぞれの属性が変化したくらいでは、子どもを産む産まないの選択に変化が生まれるとは思えない。例…

  • 君はなぜ転職ができないのか

    妻が転職を決めた。 いわゆる一つのメガベンチャーというところ。労働環境は給料良し、裁量多し、オフィス良し、福利厚生多し。人材は頭良し、性格良し、やる気ありという文句の付けようがない好待遇をGETしたようだ。妻は家庭では難ありありだが、仕事では微に入り細を穿つマイクロマネジメントスキルとブレないネゴシエーションスキルが重宝されるようで、面接は負けなし、リファレンスチェックも申し分ない評価を得ている。同じ人物でも見る角度でここまで評価が変わることを他人事のようにすごいなあと眺めている。妻からすれば私のヒューマン・スキルが欠落しているだけだそうですが。 昼休憩で会社の同僚と雑談をしていた際、「みなさ…

  • 嫌vs嫌でない

    妻と夏休みの予定調整をした際、8月13日〜15日を平日に含めるか否かで認識の相違があり一悶着。私の感覚では、いまだに日本の多くの企業がこの3日間を含む形で夏季休業を設定しており、当日の人出の多さや休業する個人商店の多さ、親族行事の多さなどから実質的に祝日扱いを脳内でしていた。そのため、「8月の平日の予定」を聞かれた際、2023年については14,15は言わずもがな休日とみなし、16日以降の予定について言及した。それを妻に、「14、15は私に仕事の予定があって家族行事が入れられないということね」という意味で取られた。その場はソレで話が成立したが、その後私から「14、15日どうしようかね」と話を振っ…

  • 私は本当の喜怒哀楽を知らない。のか?

    喜怒哀楽、という言葉がある。娘たち二人のじゃれ合いを観察していると、遊び相手がいて嬉しい→一緒に遊ぶと楽しい→おもちゃが取られてむかつく→喧嘩しているのを叱られて哀しい、のループを無限にやっている事がわかる。喜怒哀楽の4つの感情を万遍なくスタンプ集めしている様を見て、喜怒哀楽とは良くできた言葉だなぁと感心する。私が不思議に感じるのは、なんで「嬉しい→楽しい」で留めておけず、「むかつく→哀しい」までエスカレートさせてしまうのかなぁということだ。嫌な思いをしたことを学習して、程々のところで手を打ってブレーキをかけられる自制心を持つのが賢い振る舞いではないか。自分の幼少期を思い返しても、人を怒らせる…

  • 発毛が間に合った2023夏

    4月から始めた内服薬による薄毛治療。約4ヶ月でかなりの効果を実感するまでになった。前頭部に出現していた空白地帯は完全に埋まった。おでこの面積に変化はないが、髪のある部分は高密度になり、生え際のメリハリがしっかりした。欲を言えばM字の切れ込み部分の補修と、前髪全体のボリュームが欲しいが、毛根が死んでたら生えるものも生えないから仕方がない。現時点で薄毛とは言えないレベルになったので満足である。もう向かい風の強風は怖くない。先日、家族でレジャープールに行ったのだが、そこでも臆することなく頭から水を被ることができた。念のため、びしょ濡れになった自分の頭部を鏡で確認したが、地肌の露わになったワカメ状態に…

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