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  • 夏祭りマニュファクチャリング

    昨日は自治会の夏祭り。客ではなく運営側で携わってきた。新たに発足した父親の会の、最初の大仕事。酷暑の中、焼きそばとフランクフルトの屋台をやることになった。ボランティアで集まった父親は6人。発起人が機材や食材を準備してくれたのだが、発起人含め皆未経験ということで、発起人が隣町から経験者の助っ人を読んできており、助っ人の采配のもと開店。まずは助っ人がお手本。慣れた手つきでジャカジャカ焼き始める。仕上がったものを残りのメンバーでパックに詰め、保温用の発泡スチロール箱に詰めていく。その後ボランティアのメンバーが順番に調理に挑戦。およそ30食分を作ったところで祭りがスタートした。ボランティアでそれぞれ誰…

  • 性悪説というより性弱説

    勤め先で経理を担当していた執行役員が、横領していた。被害額としては200万程度と割と軽微で、全額返金されたということもあり、刑事事件にはせずに依願退職という形を取るようだ。社長は可愛がっていた側近に裏切られ、憔悴していた。 心底信頼し、会社の財布をまるごと預けていたようなもんで、不正しようと思えばいくらでもできる状態を放置していた。この話を聞いた時、社長の人の取り扱い方も酷なもんだなと思った。 「信頼」一言でと言えば聞こえが良いが、要は丸投げだ。ろくなチェック機能もなく、頼むは担当者の良心のみである。私の見立ての限り、その役員は邪悪な人間性を持ち合わせていなかった。被害金額を見る限りでもとても…

  • 銃口を突きつけるのは不甲斐ない自分にだけ

    昨夜、営業メンバーのTeamsスレッドにイベントの告知があった。年に2度ある研修と懇親会を兼ねた催しだ。懇親よりのイベントだが公式のものなのでやんわりと強制参加のスメルのする憂鬱なミッション。サラリーマンなのでよほどのことがない限りニコニコして楽しそうに振る舞うことが求められる。私はウンザリした気分でカリキュラムに目を通すと、メインイベントに信じられない企画が据えられているのを確認してしまった。 「サバイバルゲーム」である。 営業のメンバー全員で、男も女も老いも若きも関係なく、BB弾でドンパチ撃ち合うのだ。営業部長は伸び悩身を続ける営業成績に気が触れたのか、もともと潜めていた邪悪な本性をついに…

  • 自分語りブログの最高峰〜【書評】アルジャーノンに花束を

    私は教養が乏しいので、表題の作品を恋愛小説がなにかだと思い込んでいて、自分には全く無関係の代物だと見做していた。しかし先日、あるブログで「SF」のジャンルで紹介されているのを目にし、俄然興味が湧いて即入手してきた。そして休むまもなく読み終えてしまった。この小説は、ある「人体実験」を施された男性の「日記」だ。私が今こうやって書いているブログと、構造はさほど変わらない。身の回りで起きたこと、それで感じたことを淡々と書き連ねているだけだ。そんな文章は世の中に数多あるが、そのタイプの文の中でも群を抜いて面白いと思う。この作品の最大の特徴は、記述される文体が変化することだ。その変化の度合いを絶妙に操るこ…

  • 寝てる間にロボトミー手術されていた?

    先日のランニングから唐突に、甘いものを絶つ生活を始めた。いまのところ3週間、個人的な買い食いでお菓子の類を口にしないでいる。動機としては、不純物の摂取を極力減らしたいという思いから。外野からのノイズがうるさい日々を過ごしているので、せめて体内だけでもノイズを減らしたい、低負荷の状態を保ちたいと考えたのだ。それまでは昼食後のコーヒーに必ず何らかのおやつを食べていたので、そんな簡単に辞められるもんかいなと思っていたが、何一つ中毒症状なく辞められた。甘味の摂取は、ただただ惰性でしかなかった。自分は甘党だと思っていたが、実は全然違ってた。身体にとっては良いことなんだけど、自分の前頭葉大丈夫かいなと思う…

  • 長いものに巻かれる

    当社の代表取締役会長様が福岡オフィスの視察にやってきた。 とにかく長く居座ることが目的のような寄生虫のクソ親父で、更には、パワハラ・セクハラのバフ盛り盛りというゴミかつ有害無益のごますり野郎を重用し続けて会社を弱体化させた主犯格。会長取り巻きの無能役員が私の新規事業の拡張をことごとく妨害してくるので、今日は喧嘩をしてくるつもりだった。しかし、いざ本人を目の前にして会話をし始めると、意外にも意気投合する点が多く、会社批判そっちのけで互いの思い描く会社の構想について熱く語り合ってしまった。こいつ話のわかるやん、と途中から心を許してしまったのだ。 平和裡に会合が終わり、丁重に見送ってあと、冷静になっ…

  • でかすぎて解からねェ

    学生時代、札幌のテレビ局のバイトを数回やったことがある。 業務内容としては、報道番組の撮影クルーに同行して、撮影中に一般人がテレビカメラのコードを足に引っ掛けたりしないように目張りしたり、カメラマンの後ろにくっついて、カメラマンの動きに合わせてコードを出したり巻き取ったりする作業だ。カメラマンがコードに足を引っ掛けたり、逆に長さが足りなくて後ろにぐいーんと引っ張られて転倒(これが一番怒られる)しないようにしなければならない。広い視野とエレガントなコードさばきが求められる、神経の使う仕事だった。そんな大事な仕事をバイトに任せるのは、録画して編集する素材の撮影だからであって、放送事故を起こせない生…

  • 垣根涼介はちきりんさんから学んだ

    直木賞に垣根涼介さんが選ばれましたね。 ところで、はるかはるか昔にちきりん (id:Chikirin)さんが、彼の作品を推薦していた事実をあえて取り上げても罰は当たらないでしょう。chikirin.hatenablog.com 私が社会人1年目で病んでいた時、ちきりんさんのブログに出会い、どれほど救われたことか。過去エントリをひたすら読み漁って、慰められ、勇気をもらいました。そしてそのうちに、彼女の血肉となった読書歴をなぞるようになりました。その中に垣根涼介さんの作品があったのです。ワイルド・ソウルで衝撃を受けて以来、今度は彼の作品を読み漁りました。君たちに明日はないシリーズは、長く苦しい社会…

  • 偉くなるということ

    久々のお仕事はとっても退屈。自分が進めている事業で使うシステムの開発が思うように進まない。業者に問題はないのだが、弊社のシステム部門が後出しで仕様上の条件や制限を加えてきては、これをクリアできないなら開発させないと尊大な態度を崩さない。条件後出し、支払い据え置き、交渉丸投げというとんだブラック部署である。なぜその条件が必須なのか、それをクリアするためにシステムに希望する機能や利用しやすさが損なわれることが明白なのに、どうしてその条件を取り下げないのか、不都合の説明をしろと詰め寄っても「決まりだから」の一点張り。ただのマウンティング。おそらく適当なことを言えば私に全て論破されるのを敬遠したのであ…

  • Takt op.の面白さを理解するのに一週間かかった

    Takt op.(タクトオーパス)というアプリゲームが、先日リリースされた。競走馬が女の子キャラになる時代なのだから世も末だ、もう何がコラボしても驚くことはない、と達観していた私の後頭部をかち割る衝撃作。擬人化されたのは、クラシック音楽の名曲だった。キャラクターデザインがとてもお上品で、1発ノックアウト。テイルズオブシリーズヲタなら間違いなく陥落するクオリティ。私は即DL。オープニングからまたすごい。中島美嘉の美声とともに画面中央に浮かび上がる主人公。 そして音楽記号をかたどったお洒落なロゴが中央に。 クリックするとノイズが走り、 暗転。 ハイ、オシャレー。ここを見るためだけにDLしてほしいく…

  • 30万あったらと考えている暇のうちに30万使う

    先週のお題「30万あったら」 今更先週のお題を蒸し返しますが、子どもの歯列矯正器具の購入に30万使ってきました。高額なのでなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、先週お題が出たタイミングで、どんなブログを書こうかとあれこれ思案しているうちに、「あったら」 と思いを馳せてばっかりいないで使えよっていう気持ちになったのです。なぜか背中を押された感じがしたというか。妄想の話を実行したり、先週のお題を書いたり、あれこれ天邪鬼だなと思います。妻は歯並びが良いですが、私はそれほどでもなく。子どもは運悪く私の歯並びを引き継いだようで、多少のがたつきが出始めていました。美観の問題もありますが、自分自身虫歯にな…

  • 不労所得にはまだ早い

    新規事業の契約ペースが鈍ってきて、暇になってきた。とりあえず検討中、という企業はそれなりにあるので、吉報をのんきに待っていたい気持ちもあるのだが、全部だめでしたってなったときに、開店休業中の私に無駄飯を食わせ続けておくほど会社もバカではない。すぐに兵隊アリに引き戻されてしまう。虫の良い話は長くは続かない。別にさぼっていたいわけではないんだけれど、営業が全然仕事をとってきてくれないんだよなぁ、という言い訳を頭に浮かぶ。そして、「あれ、これって自分が営業の時に商品部が働かない言い訳として散々聞かされてきた文句じゃん」ということに気づく。これまで散々馬鹿にしてきた商品部の能無しっぷりを自らが見事に再…

  • 女亭主元気で留守がいい

    妻がピリピリしている。生理ではない。転職活動のせいだ。長らく携わっていた楽勝プロジェクトが終わってしまい、別のプロジェクトの何処かに放り込まれることが決まった妻は、どうせ別の仕事をやらされるなら、と転職活動を始めた。すると一週間で、東証プライムのド級ホワイト企業からプラチナチケットが届いた。年収は現状に200万プラスという破格の条件。その最終面接が明日なのだ。我が家ではお互いに同じ額の生活費を拠出して、その予算の中で生活しているので、妻が余剰分をいくら稼ごうと家計に影響はない仕組みになっている。暮らしが豊かになるのではなく単に妻の預金残高が増えるだけ。業務内容を見ると、東京・海外出張が頻繁にあ…

  • 感受性の消費期限と感受性を刺激する手段取得との残酷なタイムラグ

    雨が続くので、子ども達と家にあるボードゲームを引っ張り出して遊ぶ。チケット・トゥ・ライド ヨーロッパ、ウボンゴ3D、アグリコラ、テーベの東。ごきぶりポーカー、パンデミック、あやつり人形は、まだ流石に概念が分からなかろうと思って公開していない。4歳の次女は何一つわかっていないがとりあえずコマを握るだけで楽しそうなのでいくつか握らせておく。これでも次女はおばけキャッチについてはかなりの上級者に育成されているのでいつ化けるかわからない。本題のゲームは、とりあえず長女と二人プレイでやる。ほとんどのゲームがまずまともにルールを覚えきれない重量級のため、ルールと要素をかなり割愛して、ボードゲームごっこをし…

  • 親と病原菌と死生観

    昨日は久々に実家の両親とLine通話をした。地元の隣町で採れた果物を送ってくれたことへの御礼を、子ども達に伝えさせた。博多弁全開の娘達と息子の姿を見て気圧されたのか、笑顔を見せながらも所在なさげな両親達。いくら親族とはいえ、親近感は湧きにくいようだ。私も私で、もう随分と関わっていない両親にどんな言葉をかけたらいいか、持て余し気味。血の繋がりがあるとはいえ、家を出て20年近く経ってしまった今となっては、限りなく他人に近い。そう思えてしまうのは薄情なことだろうか。親だけでなく娘達に対しても、私は徐々に関心を失いつつある。性別の違いから来るのかもしれないが、親子なのかと思うほど性格や知能が似ていない…

  • 対面の人間関係において、学歴は知りたいが教えたくないもの

    「小田嶋隆の学歴論」を読んだ。人はなぜ、人の学歴を尺度にして人の価値を測れずにはいられないのか。学歴なんか関係ない、意味はない、有害だと言いながら、自分の子どもには死にものぐるいで学歴を与えたがるのか。学歴に囚われまい、と考えること自体が学歴の持つ支配力にずぶずぶと飲み込まれてゆく構図を解説した本。解毒しようとする行為がその毒性を強めることになるというとても厄介な性質を、学歴というラベルは秘めている。そんな面白い話。この本を読む限り、私も思いっきり学歴主義者だと思った。学歴によって扱いを露骨に変えることはしていないが、相手の最終学歴を知っている場合は、その情報を念頭に置いて対話してしまっている…

  • 博多区住吉「煮魚少年」

    本日のランチ。サバの味噌煮が売りということで、前々から行きたいなと思っていたお店。 2日間じっくり煮込んだおかけで、味が染みまくって、骨ごと食べられるという触れ込み。 いざ実食。 うむ、確かにうまい。 しかし感動がない。 なぜだろうと思いながらしばらく食べ進めていると、 「これってサバ缶の味とそっくりじゃね?」 ということに気づいた。しっかり煮込んだおかげで、余計な水分や油分が抜け出てしまっている。 旨味は凝縮されている一方で、少しパサついた印象。 仮に新鮮なサバで作っていても、ここまで煮詰めてしまってはもはや多少の鮮度の差は判別できない。もはや保存食の域に達している。 長く煮込めばいいっても…

  • 自画自賛というより自己洗脳

    昨日、小2の娘が持ち帰ってきた広報紙。 ん?んんん??????アンケートというのは、回答者の人数と属性の分布、そして回答形式(匿名か否か)をしっかり確認しないといけないですね、という事例。 教員がPTAに否定的な回答をするメリットがないし、PTAの会長副会長まで上り詰めた人が自身の役割や自身の所属母体をいまさら自己否定するはずもなく。 社長に「この会社って必要ですかね?」って聞いて「ぶっちゃけいらねー」って答えるような会社はすぐにたたんだ方が良いでしょう。 とはいえ、印象操作を仕掛けるにはちょっと雑で露骨すぎるので、純粋培養のお花畑脳なのかもしれない。PTAにかかわって3か月程度だが、活動自体…

  • 切符を切られました

    ささやかにでも光が当たると、自らに泥水を浴びせて「つまらぬものですが」とお目汚しをし、人払いをして、アンダーグラウンドにこもりたくてたまらなくなる偏屈な性分でございます。てなわけで、お一つ恥さらし。 先日、スマホをいじりながら自転車を漕いでいると、警察官に背後から声をかけられた。すみません〜、こういうの渡してるんですよ〜、大変な事故になることが多いので〜、とビビッドな色の紙を見せられる。警察のご厄介になったことがない小心者の私は、突然のことにアレが縮み上がってしまったが、罰金などはないとのこと。かわりに炎天下で長々と講釈を受ける。警察官も暑い中職務を全うされていて感服する。事故を起こして誰かを…

  • 福岡市赤坂 中華そば栄

    天神にアポイントがあったので、ちょっと足を延ばして入店。 ドロッとした濃厚スープ。無化調を売りにしているが、味わいがしっかりある。味が濃いのに塩辛く感じない、というのがなんとも不思議。 中華そばなのかと問われると中華そばではないんじゃないかと思うのだけれど、普通においしいラーメンでした。 View this post on Instagram A post shared by & (@un.deux.droit)

  • 10km走と3匹の犬

    久方ぶりのランニング。今日はタイムを気にせず、10km完走することだけを目指した。とにかく長時間継続して身体を動かし続けたい衝動に駆られた。まずは1km6分のゆったりペースで走り始める。走るというより、振動で身体をほぐす感じ。身体が喜んでいる。ふと、ランニングは犬の散歩に似ているなと思った。身体の中、あるいは脳内で犬を飼っていて、定期的に遊んでやらないと宿主の感情が不安定になったり、素行が悪くなったりする。飼い慣らしていたはずの獣性が顕わになってくる。運動してやると獣性が穏やかになり理性的な生物としてご機嫌に過ごすことができる。そんな妄想が働く。私の身体の中には3匹の犬がいる。運動初めはキャン…

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