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HITO-OMOI(ひとおもい) https://blog.goo.ne.jp/oyedih922

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

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2020/03/29

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  • 4505首目・・・フー・アー・ユー

    「フー・アー・ユー呟きつつも何(ど)の情報(データ)と繋(つな)ぎ御座(おわ)すやフェイスブックよ(新作)」不思議だったり、それ以上に不気味だったりする。でも、こいつ、あいつと友達だったのかと、「(隠れ)共通の友達」を発見したりして、、。たまには、ひまつぶしにはなる。不尽4505首目・・・フー・アー・ユー

  • 4504首目・・・森鷗外記念館

    (4502首目のちょっとした続き)谷中五重塔跡から至近なので『森鷗外記念館』を初めて訪問。鷗外の居宅だった「観潮楼」跡に建てられている。平成12年竣工と築浅だが、鷗外に相応しく端正な佇まいだ。(040320)企画展は、『写真の中の鴎外』だった。それ以上に興味深かったのは、「観潮楼」がミニチュア模型で復原されていたこと。ここでは、鴎外が主宰で「観潮楼歌会」が頻繁に開かれた。(明治40年から43年まで26回らしい。)短歌史で言えば、伝統(アララギ派)と新興(明星派)の交流した稀有な機会だった。団子坂を登った上にあるのだが、二階から品川沖が見えた(観潮の由来である。)といわれても土地勘がなくどうもイメージが湧かない。しかし、気づかぬまま、見落としていたものがあった。それは、『三人冗語の石』、、。『三人冗語の石』とは、...4504首目・・・森鷗外記念館

  • 4503首目・・・ジェンダーで

    「ジェンダーで並(な)べて俳優と呼びつるが美女とふ言葉よもや消せまじ(新作)」まじ=打消推量。えぇっ、消しちゃう!!(汗)川柳にすると「美男にはあらず美人と言ふべきと」まぁ、短歌の出来は下の部類。(苦笑)不尽4503首目・・・ジェンダーで

  • 4502首目・・・幸田露伴を読む

    明治の文豪でやはり外せないのが、幸田露伴(本名は成行(しげゆき)、1867年(慶応3年)~1947年(昭和22年))。露伴はデビューしてから十五年くらいで小説をあまり書かなくなり、大正以後は、主として随筆や芭蕉の評釈に時を費やした作家。全集読破には、高すぎる山。なので、岩波の『露伴小説』全六冊を軸に、小説ばかり44作品を読む。主要な作物は文語なので正直骨が折れた。だが、折れただけのことはある。充実の読後感だ。前期の作物は、掛け値なしに面白いエンタメ小説群。一旦文章のテンポに乗れば、忽ち引き込まれ、夢中になってしまう。しかも、漢籍に通暁し儒道仏三教の裏打ちもあるから底が浅くない。明治中葉の時代を覆う気分のなせる業か、豪快、颯爽な読後感を覚える作物が多い。心底の極悪人やメンヘラ系は、ほとんど出番がない。そんなことは...4502首目・・・幸田露伴を読む

  • 4501首目・・・ガラスから

    「ガラスから初夏の陽光(ひかり)はキラキラと街角ピアノのアンダンティーノ(新作)」私が棲む街の繁華街にも街角ピアノが現れた。二句、三句が月並みだねぇ。まぁ、カタカナを入れてかわしたかな、、。不尽4501首目・・・ガラスから

  • 4500首目・・・さも重く

    鉄オタ話。先月の或る鉄道雑誌の特集は、「EF66形電気機関車」だった。立読みしていて、「EF66」で思い出したことがあった。小さい頃10年間ばかり、国鉄の線路から二、三分の場所に住んでいた。おまけに、小学校への通学路には、国鉄の線路に沿って(300メートルくらいだろうか)歩く区間があった。東海道本線の京都・大阪間で、線路は復々線だった。あの頃、線路際や通学路で見かけた貨物列車。それは、黒くて、重々しいものだった。まして、EH10という漆黒で、巨大な「箱」のような電気機関車がまだまだ幅を効かせていた。その思いはなおさらだった。もちろん六軸のEF60やEF65も貨物を牽引していた。でも、塗色が青とクリームだったといえ、小振りになった「箱」であることに違いはなかった。ところが、(おそらく)小学校の中学年頃から見かける...4500首目・・・さも重く

  • 4499首目・・・横丁は

    「横丁は失せたり然ればご隠居も若きに怒声浴びせる老い人(新作)」何ヵ月振りかで、『暴走老人』を現認(笑)したので、一首。(まぁ、明日は我が身だねぇ。)『そう言やぁ、「好好爺」って言葉も、近頃めっきり聞かなくなったんじゃねえか?えぇ、熊さんよぉ。』不尽4499首目・・・横丁は

  • 4498首目・・・駈けてこい

    「駈けてこい散るはなびらを浴びないか帽子なげすて信じているか(新作)」こういう軽みは、やっぱ口語。それだけじゃ、つまんないから、各句の頭だけ、漢字に。ちょっと見、能天気だけど、ハッピー満開に非ず。「決意」がテーマの歌。なので、四句は、「ぬぎすて」から、改作し、五句前に一字空け。不尽4498首目・・・駈けてこい

  • 4497首目・・・深化せぬ

    「深化せぬまま特化する自転止む惑星(ほし)に扼(やく)されしかと軋みぬ(新作)」木の芽時のメランコリックな気分の歌。でも、思いの外、意味が重層的かな。不尽4497首目・・・深化せぬ

  • 4495・4496首目・・・マスク二首

    「在日本貴婦人達(ジャパニーズ・レディーズ)かつて憧れし小顔になりぬ第五十二波(新作)」・・近未来ミステリー(?)「マスクなき面(おめて)に出会ふは垣間見る『初冠』(ういこうぶり)の業平に似る(新作)」たまたま見てしまうと、高校で習った伊勢物語の『初冠』の段を思い出してしまう。ただ、当方は、業平のようなモテ男ではござらぬ。(笑)大した着想じゃないから、誰かがもっと上手く詠んでるよなぁ。(汗)不尽4495・4496首目・・・マスク二首

  • 4494首目・・・『悲しい色やね』

    大阪を歌った流行歌(はやりうた)は、演歌を除くと多くないと思う。だから、マイジェネの大阪の歌といえば、『悲しい色やね』と『大阪で生まれた女』が鉄板の両横綱。大関は『河内のオッサンの唄』と『雨の御堂筋』かな。(たかじんは、演歌だと考えてるんで。)過日、4468首目・・・停車場にそを聞きに行くで、天保山に少し触れた。その際、『天保山』に登頂していたのだった。とはいえ、標高はたった4.53メートル。浚渫土砂を積みあげた山(築山というらしい。)だ。「日本一低い山」と看板にある。今さら何ゆえ天保山を蒸し返す?。それは、『悲しい色やね』の歌詞は、上田正樹が天保山から見た、尼崎の灯りの情景にインスパイアされてできたものらしい、からだ。本人が語っている。(ちなみに作詞は、上田正樹ではない。)不覚にもこれを知らなかった。歌詞に♪...4494首目・・・『悲しい色やね』

  • 【番外】・・・ダダダバババ

    「ダダダバババはたまたズドン音止みてあちらこちらに転がりしもの(新作)」「殿(しんがり)を行きし戦車の乗員達(クルーら)が見たる骸(むくろ)が最も多し(新作)」所詮、「映像短歌」の域を出ず、大した思索もないので、番外。不尽【番外】・・・ダダダバババ

  • 4493首目・・・川わたる

    「川わたる微風(かぜ)な乱せそやや薄き身体(み)の被写体の艶(つや)やかなる髪(新作)」な~そ=~しないでくれ上物を一枚脱いだ春の軽やかさを詠む。『被写体』とわざと引いた表現にしているが、さてフォーカスしているのは、髪。いや、身体かもしれぬ。不尽4493首目・・・川わたる

  • 4492首目・・・空のあを

    「空のあをまで手に入れん欲張りな面(おもて)で背泳ぎしたり黒海(新作)」久しぶりに松本典子を聞いていた。♪さよならの海ならあざやかなクロール♪(『さよならと言われて』)いい歌詞(作詞は銀色夏生)だと、思う。さよならの海ってどんなのかな、と思いを巡らす。若山牧水の大好きな名歌が浮かんでくる。そうか、背泳ぎは、海も空も手にいれているんだな。あれれ?なんだか半端な反戦歌になってるか?汗今や彼の地の空は、青ではあるまいから。不尽4492首目・・・空のあを

  • 4491首目・・・赤き果実(み)の

    「赤き果実(み)の弾きたくなる二つ三(み)つつま先上がりの一樹崎(いつきざき)春」上の句のみ実景。「つ」・「き」と、数字で遊んだ一首。ところで、先月3月27日日曜日に「究極の短歌・俳句100選」(NHKBS)なる番組をたまたま(途中から)視聴した。今時こんなコンテンツで3時間もねぇ。と思いつつ。初学者の頃なら楽しめたんだろう。だが、名歌との落差、つまり自分の無能さを、今更ながらたっぷり味わうことになり、あまり楽しめなかった。(一方、俳句の部門は、お気楽に見ることができて、そこそこ面白ろかったが、、。)ただ、久しぶりに動く「穂村弘」を見ることができたのは、収穫(?)だった。朗読は、短歌が加々美アナウンサー、俳句が俳優の橋爪功さん。比較するのは、酷というものだろうが、さすがの橋爪功の表現力。現代詩には及ばずも、短詩...4491首目・・・赤き果実(み)の

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