海外生活20年、ヨーロッパとアフリカの8カ国に在住。40代も終わりに近づき、これまでの、それからこれからの人生の様々な思いを少しずつ書き残していきたいと思いブログを開設しました。
あかね色のレリチ 過客リグリアの夕陽をうつし波静かなあかね色の海かなたに見えるポルトヴェーネレ水平線のきらめきはプロセッコ青春の一頁に乾杯なだらかな丘の合間にかいまみるあかね色の門かなたに見えるポルトヴェーネレ水平線のきらめきは愛のあかし
過客人は死ぬいつか死ぬ死が身近にあった時代(ころ)血糊や血反吐こぼれ落ちる臓腑凄まじい死臭苦痛恐怖死はやってきた予期せず理不尽にいかに生きるかいかに死ぬるか宗教は説うた哲学は問うた偶像にすがるか神を怖れるか人は所詮糞袋誇り高く気高く生き
一帯一路 (陽関の彼方) 過客西の方陽関を出ずれば故人なからんそう言って送り出された灼熱の世界どうなってしまったんだ一帯一路一路平安回教徒に首掻っ切られたか有り金使い果たしたかはたまた大金(おおがね)を手に入れたか一帯一路地獄の沙汰もカネ次第資源
« Alicante » Jacques Prévert 「アリカンテ」ジャック・プレヴェール
アリカンテはスペイン南東部の地中海岸の街。地名だけでもなんだか暑そうな感じがしないか?「アリカンテ」 ジャック・プレヴェール 訳 過客テーブルの上にオレンジ床におまえの服ベッドの中にはおまえこの今の甘美な贈り物夜の涼しさ生の熱気AlicanteU
« Barbara » - Jacques Prévert 「バルバラ」ジャックプレヴェール
「ラペルトワ、バルバラ… 」イブ・モンタンが歌ったこの詩は有名だと思う。詩と声色とメロディーとピアノの伴奏が完璧に調和して、心を揺さぶる。 「バルバラ」ジャックプレヴェール 訳 過客 思い出してバルバラ あの日のブ
夜景 過客眠れぬ夜窓から眼下の街を眺める灯りが星のようにきらめく百万ドルの夜景とはとても呼べない貧しい街ひとつひとつの灯りの下には煮ても食えない愛憎がある知りたくもない悲劇がある今にも生まれんとする命がある眠れぬ夜彼方には漆黒の海どこ
死に一番近い時刻夜中に目を覚ますおそれとかなしみに胸を締めつけられて大切なひとたちとの別れ息が詰まるもう会えなくなるのかと二度と父と母妻と子どもたちかつての恋人己の身体すらはかないこわいいやだいたい苦しい暗闇は容赦なく私を奈落の底に突き落とす朝が来れば部
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