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内山直
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2020/02/16

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  • 毎年春休みにグアムに行っていたから、この季節になると体がウズウズしてくる

    ああ、リゾートに行きたいよう!ということでまずは6年前の旧ブログ記事をプレイバック。***************************************【海、プールでとことん遊ぼう! もちろん昼からビール! でも食費はとことんケチるよ!】家族でグアムに行ってきた。子供たちの春休みを利用するのは、消去法による。冬休みは子供たちが所属している海洋クラブのスキー合宿があるし、第一、年末年始にか...

  • 肌色という色名は自文化中心主義であり、それがすべての肌の色を表現しているという思い違いにつながる……だろうか?

    昨日の記事では「バンドエイド」が色の異なる5種類の絆創膏を公表した事例から、肌色論争について書いた。その後、そういえば随分前に、肌色に関するエッセイを読んだことがあったなと思い出した。本棚を探したら、あった。高島俊男著「お言葉ですが・・・」(文春文庫)の60ページ。1995年と記されているから、今からちょうど四半世紀前に書かれたことになる。当時、肌色の名称は人種差別につながらないかという疑問の声が教育現...

  • 肌色論争について考える。肌色という名称は改めるべきだろうか?

    肌色論争について興味がある人はどのくらいいるだろうか? 論争の存在すら知らない人も多いかもしれない。まずは少し古い記事だが、読売新聞オンラインニュースより抜粋。“米ジョンソン・エンド・ジョンソンのブランド「バンドエイド」は10日、色が異なる5種類のばんそうこうをオンライン上で公表した。黒人死亡事件で人種差別への非難が高まる中、様々な人種の肌の色に合う商品を提供し、人種問題に積極的に対応する姿勢を示...

  • 自分のために物を買えない僕が、最後にした晴れがましい買い物と言えば……

    僕の貧乏性な性格と関連して、先日読み返した山口瞳のエッセイが興味深かったので引用する。山口瞳「男性自身」傑作選(新潮文庫)から。昭和60年頃に書かれたものだ。1600円のグローブは、おそらく中級品だろう。それでも私は非常に贅沢な買い物をしたように思った。ちょっと晴れがましいような気持ちになった。店から外へ出て、戦後になって初めて自分のグローブを買ったことに気づいた。(中略)自分の稼いだ金で自分のグローブ...

  • 過剰な欲望の本質を理解し、消滅させてしまおう

    自著「4週間で幸せになる方法―Twenty-eight tips to create joyful life」では、幸せに生きるための行動術や思考法を、幸福学、医学、心理学、哲学、伝統仏教といった幅広い分野から選び出し、その中から特に重要で、比較的簡単に実行できる28のアイディアを紹介している。リンク毎日ひとつずつ課題をこなしていけば、4週間後には今よりずっと幸せになっている……はずだ。今日はお気に入り記事のひとつを抜粋して紹介したい。**...

  • アーリーリタイア達成に必要なのは「自らの欲望」に目を向けること。

    この記事を読んでいる人の中には、「もう少しのんびり生きたいとは思うけど、アーリーリタイアというのも極端な選択だなあ」と感じている人も多いだろう。僕がこのような「普通ではない」道を選んだのは、数々の知見に背を押されてのことで、そのひとつが仏教。僕が好きな伝統仏教は宗教とはされているものの、むしろ哲学的な側面が強いから、宗教嫌いの人も身構えずに読んでほしい。仏教ではずばり「人生は苦である」と説いている...

  • FIREで生じた日常のちょっとした変化についてまとめてみた

    アーリーリタイアして9年がたった。変わったことは、もちろん山ほどある。本を出し、講演をし、ヨガ・瞑想を試し、図書館に通い……。ただ今日はそういうことではなく、日常のちょっとした変化について書いてみたい。まず飲みに出る回数が減った。どうにもその気にならないのだ。おそらく、はけ口を求めるようなストレスがないからだと思う。聞いてもらいたい愚痴もない。日課にしている夕方のジョギング後に風呂に入ると、もうイケ...

  • FIREに関しては相変わらず的外れな論評が目につくなあ―メタ思考のご紹介3

    今日は澤円著「メタ思考―『頭のいい人』の思考法を身につける(大和書房)」のご紹介、最終回。リンクFIREについての言及があったので紹介する。p90~少し前に、若い人を中心にアーリーリタイアメント、いわゆる「FIRE(Financial Independent, Retire Early)」が話題になり、そのときブロガーのちきりんさんが、音声プラットフォームの「Viocy」で配信されていました。彼女が聞いたところによると、アーリーリタイアメントをした...

  • 仕事をしている自分を自分の人生とイコールにする必要はない!―メタ思考のご紹介2

    昨日に引き続き、澤円著「メタ思考―『頭のいい人』の思考法を身につける(大和書房)」のご紹介。リンク今日はこの本の「序章」から気に入った文章を、それぞれ短く紹介したい。p16ひとつの会社の中でポジションや評価にこだわることは、人生にとって極めて小さい話だと思います。p17あるひとつのルールの中で勝ったからといって、それがそのまま人生の勝利につながるわけではない。この自明のことが、こと会社や仕事となると、...

  • 「外」の視点を獲得すれば自由になれる!―メタ思考のご紹介1

    澤円著「メタ思考―『頭のいい人』の思考法を身につける(大和書房)」のご紹介。リンク僕自身は今後何かビジネスを始める予定もなく、FIREし半ば世捨て人のような日々を送っているので、何もいまさらこの手の本を読む必要もなさそうなものだが、なんとなく気になって手に取ってみた。まずは「まえがき」から。p2会社では「若手」の立場でも、広い社会から見たら自分で判断して行動する一人前の経験を有していることもあります。会...

  • キリストは親切な変わり者!?~「この世に宗教は存在しない」より

    白鳥春彦著、「この世に「宗教」は存在しない (ベスト新書)」を紹介する。リンクちなみに僕は伝統仏教のファンだ。仏教はそもそも釈尊が瞑想の上たどりついた哲学で、それが中国経由で伝わるとともに宗教としての色合いを強めていったという経緯がある。だから日本で一般的な大乗仏教は「宗教」と呼んで差し支えないものとは思うが、伝統仏教(昔は小乗仏教と呼ばれた)については宗教と呼ぶべきか議論のあるところで、ここまでは...

  • 能動的趣味こそ幸せに繋がるであれば、アーリーリタイアは圧倒的に有利ということになる

    以前、より多くの幸福を感じるためには、増やすのではなく今現在「ゼロ」のことを始めたり、新たに獲得したりすることが大切だと書いた。今回はどのような活動や趣味が喜びに繋がりやすいのかについて、データを元に書いてみたい。幸福学における研究により、能動的な趣味の方が受動的なものよりも幸福度を上げることがわかっている。例えばテレビを見る、映画を見る、買い物をするといった娯楽は受動的趣味にあたり、あまり幸福度...

  • 古代ローマの哲人、セネカもアーリーリタイアを勧めていたとは!

    今日紹介するのは前田速夫著「老年の読書(新潮選書)」。リンク1995年から2003年まで文芸誌「新潮」編集長を務めた前田速夫氏が、老いについての良書を厳選して紹介するという一冊。個人的には、ローマの哲人セネカの言葉に感銘を受けたので、抜粋して引用したい。われわれの享ける生が短いのではなく、われわれ自身が生を短くするのであり、われわれは生に欠乏しているのではなく、生を蕩尽する、それが真相なのだ。多くの人間が...

  • 僕の節約術。「その服って本当に必要?」

    昨日の記事で「ラウド・バジェティング(loud budgeting)」について書いた。まだ正式といえる日本語での呼称はなく、「うるさい節約」、「節約アピール」あるいはちょっとお堅く「声高な予算管理」などと訳されているようだ。ついでというのもなんだが、今日は自著「幸せの確率―あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ」から、僕が実践し、かつお勧めしている節約術の一例を紹介したい。ブランドの服を着ることによって、他...

  • ラウド・バジェティング(loud budgeting)って知ってますか?

    まずは記事を紹介。新たなトレンドが動き始めている。「loud budgeting」だ。すでにTikTokにおいて、「#loudbudgeting」は1000万回以上の再生回数を記録しており、今後も急速に広まっていくことが予想される。なんでも、「自分の貯蓄目標を周りに共有し、お金の節約について声を上げる」ことを促していく考え方なのだそう。どうやら今年は浪費の衝動を真っ向から否定し、冷静なお金の使い方がはじまる年になるかもしれない。「ラウ...

  • 逆FIRE? あまりにも過酷な磯野浪平の労働者人生

    アニメ「サザエさん」に登場する長老格、磯野波平氏は54歳と聞いて、驚いたことはないだろうか。生活パターンや見た目からすれば、どう考えても60歳代、場合によっては70歳くらいでもおかしくないように感じるが、実は波平氏はまだ「アラフィフ」なのだ。そして54歳という設定は、それが「昭和時代のサラリーマンぎりぎり上限の年齢」であったためと考えられている。そう、ひと昔前、定年は55歳だったのだ。「でも、それって相当昔...

  • 山崎元氏による名著を批判⁉ ~ 世界株分散投資における日本株比率について考えてみる

    自著、”幸せの確率~あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ” はamazonでも販売されていて、今までに多くのカスタマーレビューをいただいている。中で一番「役に立った」の票数が多いのは、DOG_EYEさんという方によるものだ。リンクその一部を抜粋させていただく。“人生の残り時間を意識し、その残り時間でなにをやりたいのか?それを自覚することの大切さを、この著書は教えてくれます。そして、著者の辿ったアーリーリタ...

  • 株で損するなんてありえない! ~株式で「確実」に利益を出す方法について持説を述べる

    僕はリタイアした医師だ。専業トレーダーでもなければ、経済学者でもない。だから、その程度の話として聞いてほしい。多くの人が株で損失を出すという。残念に感じるのと同時に、実は不思議にも思っている。ほんの少しの知識さえあれば、株で損などするわけがないと僕は考えているからだ。特にアーリーリタイアした人やその希望者には、堅実な投資が求められるはずだから、素人考えなのは百も承知の上で自分の考えを書いてみる。ま...

  • 瞑想以外で悟りの境地に達するための「効率的」な方法とは?

    いわゆる「悟りの境地」に興味のある人はそれなりにいるはずと思う。従来からそれには瞑想が重要と考えられてきた。瞑想が脳のどの部位に、どのような影響を及ぼすかは、様々な研究によって解明されつつあり、一番顕著なのは、前頭葉(論理的思考、計画、感情および自意識の機能をうけもち、人間を人間たらしめている部分)の機能が一時的に低下すること。さらに神経解剖学者ジョン・ボルト・テイラーは自身が脳卒中により左脳機能...

  • 一面の銀世界に思うこと

    先週末、地元新潟にも雪が降り一面の銀世界となった。新潟なら降って当たり前と思うかもしれないが、新潟市は佐渡島でブロックされており、かつ平野部が広いので、こんなに雪が積もるのは実は珍しい。開業医時代は雪を楽しむ余裕などほとんどなかった。雪の予報を聞いて反射的に考えるのは、渋滞により長くなる通勤時間と、医院駐車場の除雪作業。それらを逆算した上で、かなり早い時間に家を出なければならない。リタイアした今は...

  • 格差が広がると中間所得層がレジャーにお金を回せなくなる理由~幸せとお金の経済学3

    ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)から。今回が最終回。リンク前回書いたように経済格差が広がると、人が非地位財にお金を回しにくくなるという。なぜか?まず富裕層がより豊かになり、より豪華な家を建てるようになる。そうするとそれより少し下の層は、それに近い家を建てるようになる。より大きな邸宅が近くにあれば、「さほど仰々しいと感じない家の大きさ」の基準が変わる人がでてくるとい...

  • 人は他人より広い家に住みたがるが他人より長い休暇を欲するわけではない~幸せとお金の経済学2

    ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)の続き。リンク前回のおさらいで、「地位財」と「非地位財」について説明する。地位財は「主に周囲との比較により満足を得るもの」で、資産、家、車、社会的地位などが該当する。非地位財は、「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」で、具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の安心・安全な生活のために重要と...

  • ピアジェの時計で悦に入っていたら、ドゥ・グリソゴノでマウンティングされる!(笑) ~ 幸せとお金の経済学1

    ロバート・H・フランク著、「幸せとお金の経済学」(フォレスト出版)の紹介。リンク内容を解説する前に、まずは「地位財」と「非地位財」について知ってもらう必要がある。地位財は「主に周囲との比較により満足を得るもの」で、資産、家、車、社会的地位などが該当する。非地位財は、「他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの」で、具体的には健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情など、個人の安心・安...

  • 金森氏の(昔の)エッセイから、幸せな生き方を再チェックしてみよう

    金森重樹という人がいる。行政書士・不動産投資顧問で東大法学部卒。25歳の時に1億2000万円の借金を負うが、マーケティングの技術を活用して35歳で借金を完済。その後、行政書士として脱サラし、不動産、建設、ホテルチェーン、医療法人、福祉事業などグループ年商100億円の企業グループのオーナーとなる、という派手な経歴の持ち主だ。PRESIDENT Online に連載をもっており、最近はダイエットに関する記事が多いのだが、以前はお...

  • ヘミングウェイ “善とは何か。後味の良いことだ。悪とは何か。後味の悪いことだ。“

    今日はアメリカの小説家、ヘミングウェイ(1899年 - 1961年)の名言を紹介する。“善とは何か。後味(あとあじ)の良いことだ。悪とは何か。後味の悪いことだ。“善悪と言われると、そもそもその言葉をどう定義するかによって大きく判断が異なるため、是非を分析するのは難しいが、これを幸福の観点から考えれば、後味は非常に重要であることがわかっている。行動経済学者、ダニエル・カーネルマンは学生を被検者にして次のような実験...

  • FIRE生活の近況報告。けっこう、のんびりしてます!

    アーリーリタイアして今月でちょうど9年。最近は日々、のんびりと過ごしている。のんびりはずっとだろ、と思われるかもしれないが、意外にそうでもなかった。アーリーリタイア直後は出版の夢を果たすべく、執筆のかたわら原稿の売り込みにも奔走した。それに後輩医師に継いでもらった医院での診察。どうしても僕に診てほしいという奇特な患者さんもいたため、毎週、水曜日の午前中だけ診察を続けた。それを辞めたのが2022年の11月...

  • 宝くじなんてまず当たらないし、当たっても悲惨な末路が待っているだけ! ~ 「1億円当たった人の末路」を読んで 後編

    前回に続いて、鈴木信行著「宝くじで1億円当たった人の末路」(日経BP社)の紹介。表題になったテーマについては、マネーフォーワード取締役の瀧俊雄氏にインタビューしている。結論から言うと、「しっかりとした準備をしないかぎり、宝くじなんかに当たると、一家離散、貧困化、人生の目的喪失など、ろくなことにはならない」のだそうだ。リンク普通に考えればバラ色に思える宝くじ当選が、なぜそのような悲劇をもたらすかという...

  • 人と群れることで得られる幸福感は幻想なのか⁉ ~「宝くじで1億円当たった人の末路」を読んで 前編

    幸福学の研究では、地域コミュニティとの密接な関わりは大きく幸福度に貢献するとされている一方で、仏教では下手な関わりをもつくらいなら、ひとりで気高く生きろと説いており、相反する。では、僕らは人との繋がりがもつ重要性をどのようにとらえたらいいだろうか? と前回書いた。そこで参照したい本が、鈴木信行著「宝くじで1億円当たった人の末路」(日経BP社)だ。リンクこの本では表題の宝くじをはじめ、「子供を作らなか...

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