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HOUKOUの彷徨人生 http://blog.livedoor.jp/linz36c/

60歳で定年、その後4年程再雇用で働きましたが無念の中途退職。40年間働いてきた独居老人が仕事を辞めるとどういう境遇、心境になるのか等を中心に語りたいと思います。生活の基本は読書なので、忘備的にその簡単な感想も書いていきたいと思います。

HOUKOU
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2020/02/11

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  • どうしたらお金を残すことなく、生前に有効に使い果たすことができるだろうか

    私は独り身の63歳男性である。このまま生涯孤独であり続けるであろう。数十年間決定的な出会いがなく、還暦を過ぎたて今更「決定的な出会い」を期待するほど私は〇〇ではない。これは宿命だ。一つ残念な事は、使い残した資産を残してやりたいと思う人がいないということで

  • リュドミラ・ウリツカヤ『ソーネチカ』

    とても非凡な女性ソーネチカの生涯である。その生き様や考え方は、「寛容」「心の広さ」という単純な言葉で言い表せない、もっと大きなものだ。生まれつき残念な容貌(梨みたいな団子鼻、不格好な体つき)を神から与えられたソーネチカであるが、その代わりではないだろうが

  • 裏庭焼肉で美味しかった意外なもの

    人事異動が希望通り「留任」となり、今日は再びの花見のあと、お祝いに裏庭焼肉をすることにした。午前中は読書(オースター、ナボコフ)し、3時ごろから行動開始。前日桜の開花を見た同じ近所の公園は晴れ間ものぞき、花も昨日より一層綺麗に見える。この公園は20年以上

  • とうとう人事異動発表~そのあと行ったこと

    ここのところの体調不良(倦怠感、首・肩回りのコリなど)でただでさえ鬱陶しい日々であるが、それに加え通奏低音のように常に頭から離れないのは人事異動の恐怖である。昨日その発表があるものとばかり、仕事をしながらも、いつ上司の声が掛かるかと神経をびくつかせ、結局

  • ポール・オースター『オラクル・ナイト』

    物語中物語が頻出する、凝りに凝った小説である。本筋の物語は、小説家の卵であるシドニーが死の淵を彷徨う病を乗り越え、病院から退院することから始まる。退院後、待っているのは最愛の妻グレース。そして夫妻を毎週食事に招待してくれるのは、小説家シドニーの師匠であり

  • 2022/11飛鳥・奈良の旅(12)飛鳥宮跡周辺

    (旅行2日目その7)甘樫丘を降りて、電動自転車で飛鳥宮跡周辺を見て回る。(飛鳥宮跡)昔ここは「飛鳥板葺宮(いたぶきのみや)」という案内板があったようだが、今は単に「飛鳥宮」とされている。ここら一帯に4つの宮が築かれたのだ。当時天皇が代替わりするごとに宮(

  • 「食っていくのは大変だ」~印象に残った光景

    ここ数日、仕事の上で大変な日々であった。私の仕事は1件の案件について、いくつかのプロセスを経て最終段階に至る。その最終段階が、ありえないほど立て込んできたのだ。それはゲリラ豪雨的だというべき立て込み具合だった。それに加えて、私の仕事では年間数件ほどしか発生

  • ル・クレジオ『黄金の魚』

    フランスのノーベル賞作家、ル・クレジオによる力強くも気高く生きる少女の物語である。物語の主人公ライラは、まだ記憶もはっきりしないような幼年時にアフリカの部族間の争いの巻き添えになり、団袋に入れられモロッコに売り飛ばされてしまう。幸いこの女の子ライラを「買

  • 驚愕の車検費用~コツコツ人生を飲み込む荒波~ゴーゴリ『外套』

    今の車を買って約17年が経とうとしている。今年は車検の年。前回の車検の時は16万円位かかったと思う。今年は18万円位かと予想していたのだが、何とディーラーの見積もりは約22万円!タイヤ、バッテリー・・いろんな〇〇オイルの交換も必要だという。この金額に何か

  • 春が来た~テニスだ!裏庭焼肉だ!63歳の春

    陰鬱な冬がやっと終わりをつげ、春がやってきた!シューベルトのピアノソナタ第18番歳1楽章の季節である。そして、川やせせらぎを閉ざしていた氷は解けた春のやさしい恵みを受けて谷間はみどりに萌え、希望の喜びに輝く・・・・・いたるところに伸びようとする力が働きありと

  • シューベルト「未完成交響曲」~この天上の音楽

    (「未完成交響曲」第2楽章冒頭)少し前、体調を崩し、久しぶりに音楽を聴いて・・特にシューベルトの「未完成交響曲」を聴いて涙が止まらなかったことを書いた。なにもこれは老いて感傷的になったからではない。そういう面もなかったわけではないが、昔からこの音楽は涙と切

  • 70歳で不採用となったK氏のその後と失業保険

    (Kさんお元気で・・)先週水曜日に4月からの雇用が不採用になったことが分かったK氏、翌日木曜日ははどうやら怒りの無断欠勤の挙に出たようだった。しかしその翌日平常通り出勤してきた。(無断欠勤ではなく年休扱いに取りなしてくれたようだ)周りの同僚は心持遠巻きにK氏

  • コーマック・マッカーシー『チャイルド・オブ・ゴッド』

    タイトルは「チャイルド」ではあるが、主人公バラードは子供ではなく大人・・それも荒み切った大人であるこのあたかも神に見放されたような男の生涯が、数ページ単位の散文詩のようなエピソードの断片によっていろいろな角度から照らし出される。殺戮者、変態男、顔を真っ赤

  • ノラのミケちゃんの後釜?~ノラネコちゃん達の不思議な行動

    大寒波が襲ってくる前、我が家の裏庭に毎日姿を現し、皿いっぱいのカリカリを食べて、更にお代わりをねだっていたノラのミケちゃん。予想通り、大寒波が去っていた後、再び姿を現すようになったのだが、少し様子がおかしい。まず、以前のように毎日姿を現すわけではない。来

  • K氏怒りの無断欠勤か?高齢者雇用の厳しさ

    (怒り狂う関羽像)我々の職場は65歳までは比較的安定した立場で再雇用や非正規職員として働けるが、それを超えると問答無用で競争試験に晒されることは以前書いた。私の真向いに座っている御年66歳のN氏がその試験にめでたく合格し、来年度の雇用を確保できたことも以前

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