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HOUKOUの彷徨人生 http://blog.livedoor.jp/linz36c/

60歳で定年、その後4年程再雇用で働きましたが無念の中途退職。40年間働いてきた独居老人が仕事を辞めるとどういう境遇、心境になるのか等を中心に語りたいと思います。生活の基本は読書なので、忘備的にその簡単な感想も書いていきたいと思います。

HOUKOU
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2020/02/11

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  • ポール・オースター『ガラスの街』

    久しぶりに謎に満ちた、それでいて不思議な読書感が残るような小説を読んだ気がする。「間違い電話」で始まるこの小説は、あたかも整った探偵小説の体を成すように思える。しかし物語は、そういうありふれた大衆向けの小説とは違って、完結、予定調和、謎解きとその解決など

  • サラリーマンの憂鬱な季節~再雇用老人にも襲いかかってくる人事異動の恐怖

    サラリーマンにとってとても憂鬱な季節がやってきた。それは人事異動の季節である。会社・組織によってその季節は異なるかもしれない。我が職場は、この2月から4月にかけてだらだらとその憂鬱な季節が続くのである。私のサラリーマン人生、この梅の花から桜の時期にかけて

  • 私が今の職場に来て愕然としたこと~この国の未来

    ひところまで元気だった保守的人たちのトーンが最近落ちているような感じがする。半導体製造(台湾TSML)、同製造装置(オランダAMSL)、AI(チャットGTP)、飛行機(三菱の失敗)、再生エネルギー技術、自動運転、EV、量子コンピューター、・・あらゆる分野で日本は最先端国

  • 裏庭にノラのミケちゃんが帰ってきたが・・

    1月の大寒波が過ぎ去り、やっぱり帰ってきたノラのミケちゃん。しかし、いきなりバリバリとカリカリを食べるのではない。寒波襲来の前は、カリカリが少ないとお代わりをおねだりするミケちゃんだったのだが。1皿目で食べ残して、ふとどっかに去ったりする。寒波の前は、帰宅

  • イアン・マキューアン『黒い犬』

    マキューアンの小説には夫婦のあるいはカップルの微妙なすれ違いを描いた作品が多いように感じる。あまりにも即物的な『初夜』、それに最近読んだ『憂鬱な10か月』など。この作品も、何らかの愛情が途切れないまま・・離婚届は出さないで、そしてお互いの動静が気にながら

  • 65歳N氏の就職試験の結果~今度は私の番

    65歳まで今の職がほとんど保証されていたN氏。ところがその65歳を過ぎると、競争試験を受けなければ、そしてそれに合格しなければ今の職を続けられないという高齢者雇用の厳しさのことは以前このブログで書いた。万全の構えで面接を受けたN氏。その前日、「絶対大丈夫で

  • 土曜日に襲った体調の異変~回復への努力とシューベルト

    土曜日に起きた体の異変~極度の食欲不振とけだるさ。何とか月曜、火曜の仕事は乗り切った。しかし食欲不振と頭鳴りは低減したとはいえまだ残っている。「もういいか」と思いつつ、やはり生き延びんとする根源的本能も頭をもたげる。「病は気から」という言い古された言葉を

  • 土曜日に襲った突然の体調の変化~その後

    一昨日の土曜日、突然襲った体調不良。朝、昼、そして夕方になっても全くと言ってもいいほど食欲がない。朝食時に食欲がないのは経験があるが、夕食時になってもタイマーで朝炊き上がったご飯に手が付かず、そのまま保温状態というのは63歳の人生ではほとんど初めての経験で

  • 突然襲った体調の変化~63歳独身男の不安な1日

    今日土曜日の朝、ベッドで目が覚めて、これは何か変だという気がした。別にカブトムシに変身したわけではないが。実は昨日、珍しく仕事が立て込んでいたこともあり、終業時間まで体が持たないと思い、1時間年休を取ったのだ。ナーニ、焼酎を飲みハルシオンを飲んでたっぷり睡

  • イアン・マキューアン『憂鬱な10か月』(原題Nutshell)

    マキューアンらしい巧妙な小説である。何と、語り手はまだ母親の胎内に宿っている胎児である。これが・・コマしゃくれたガキ(未満であるが)が、胎内から父、母、父の弟でありかつ母の愛人の三角関係を透徹した目で観察するという筋立てである。シェークスピアの『ハムレッ

  • 2022/11飛鳥・奈良の旅(11)藤原京、飛鳥美人、ヒマラヤ桜

    (旅行2日目その6)甘粕の丘から飛鳥とは逆側(北西側)を展望する。大和三山(耳成山、畝山、香具山)が眺望できる。持統天皇は飛鳥盆地から、この広々とした三山の間に都を築いた。都の造営は夫である天武天皇の時代から始まっていた。その都というのは言うまでもなく日

  • 定年後再雇用の不安定さ~同僚65歳N氏が最近落ちつかない

    (約3年前、定年後再雇用として配置された職場への初出勤を終えて)私の職場の真向かいに座って仕事しているのが同僚N氏(65歳)である。私のコロナ疑惑の時、染りはしまいかと心配していたその健康オタクその人である。定年を終え、その定年最後の数年間を過酷な職場環境

  • アリステア・マクラウド『 彼方なる歌に耳を澄ませよ』

    スコットランド・ハイランドからカナダへ移民してきた一族(伝説のキャラム・ルーアを祖とする)の過酷な開拓での生活や、自然との闘いが熱い思いで語られている。おそらく作者も同じような祖先をもち、同じような体験をしてきたのだろう。この小説で何よりも強調されて描か

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