七十二候の半夏生のころになると緑の葉が一部を残して白く変化すると言われている「ハンゲショウ(半夏生)」が咲いていました。花は小さくてあまり目立たないのですが、開花すると同時に白くなった葉が目立つので、咲いているのがすぐに分かります。花穂のすぐ下の葉の半分(表面)だけが”おしろい”を塗ったように白くなるから---『半化粧』半夏生のころに咲くから---『半夏生』両方が合わさってこの名前になりました。本当に不思議がいっぱいの花です。白くなる葉も半分くらいが白くなったり、ほんの少しだけ白くなったりと、個体差があるのも不思議です。そして、この葉は、花が終わるころには緑色に戻ってしまうのですが、これもまた不思議です。なぜ葉が白くなるのかについて「ハンゲショウは虫媒花なので、葉を白くすることで虫に見えやすくしているので...ハンゲショウ(半夏生)