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2020/01/16

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  • フウロソウ

    一般的にフウロソウと呼ばれる花の品種はとても多く、草丈、花の色やサイズなどさまざまな品種があるようです。ウォーキング中に4種類のフウロソウを見かけました。アメリカフウロ(亜米利加風露)アメリカフウロは北アメリカ原産の帰化植物です。葉は3~5裂し、それぞれが更に細かく分かれ、葉の縁が赤みを帯びることがあります。草丈は約20~40cm、全体的に白い軟毛があり、枝分かれしながら横に広がっていきます。花は花弁5枚の淡いピンク色で大きさは5㎜ほどです。花が散った後の果実は中央部分が伸びて、熟すと黒くなります。生命力が強く、道端や空き地など、全国的に広く分布しています。ヤワゲフウロ(柔毛風露)ヤワゲフウロはヨーロッパ原産の帰化植物です。葉は5~9に裂け、さらに浅く切れ込む形をしています。全体に軟毛が生えていて、質感が...フウロソウ

  • ハナヤエムグラ(花八重葎)

    大きな公園の芝生の片隅に、地面を這うように広がっている草があって、その中にポチポチと薄いピンクの小さな花がたくさん咲いているのを見つけました。大きさが5㎜あるかないかのように小さな花でした。画像では白っぽく見えますが、実際には薄いピンク色です。調べたところ、これは「ハナヤエムグラ(花八重葎)」のようです。初めて見た花でした。名前の通り葉も花もヤエムグラによく似ています。でも這っているし、全体にサイズが小さいのです。今の時期、ちょうどヤエムグラの花も咲いていますので、2つを比べてみました。似ていますね。画像でははっきりしないけれど。ハナヤエムグラの葉の表面にも細かな毛が生えています。ハナヤエムグラアカネ科の一年草または越年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。高さ30~40㎝ほどに成長し、地面を這うように広が...ハナヤエムグラ(花八重葎)

  • セラスチューム

    今年も大好きな花、「セラスチューム」が咲いていました。純白の2㎝ほどの花で、葉は細かい毛が生えているためにシルバーグリーンに見えます。別名は『夏雪草(ナツユキソウ)』です。一面に広がる白い花が、まるで夏に降る雪のように見えるということで、この名前が付きました。以前に育てていたことがありました。細くて繊細な花のように見えますが、そうでもなくて、結構丈夫でした。素人でも育てやすく、思いのほか増えすぎてしまって、所々引っこ抜いて間引きしたこともありました。その増え方も地面を覆うように広がっていきましたから、広い場所が必要になってしまったのです。だから、広い場所があれば、グランドカバーには丁度ピッタリの花なのかもしれません。この花、ヨーロッパから明治時代に入ってきて、今では野生化しているものもあるようなのです。よ...セラスチューム

  • ヘラオオバコ(箆大葉子)

    空き地にはヘラオオバコが大きな顔(?)をしてはびこっていました。昔からのオオバコは見当たりません。大昔、オオバコの花の付いた茎をからませて引っ張り合って遊んだこともありました。確か『オオバコ相撲』とかいう遊びだったと思ったけれど・・・今の子供たちはそんなこと考えられないでしょうね。でも、オオバコはどこにでもあったのです。それなのに今は探しても見つかりません。外来種の「ヘラオオバコ」に取って代わられてしまったのでしょうか?ヘラオオバコ世界中に帰化しており、日本には江戸時代末期に渡来したとされています。葉がヘラ状であることから名づけられました。葉は長さ5~25㎝、幅1.5~3㎝の長楕円形で、葉脈が目立って両面に軟毛が生えている。花から雌しべと雄しべ4個が長く飛び出す特徴があります。生命力と繁殖力が強く、現在で...ヘラオオバコ(箆大葉子)

  • ハクチョウゲ(白丁花)

    「ハクチョウゲ(白丁花)」がもう咲いていました。早いような気もします。緑色の葉の上に雪が降ったように小さな花を咲かせています。花は一重、小さくて1㎝ほどしかありません。真っ白な花。花びらの内側にほんのりと薄い紫色の筋が入った花。花の内側の薄紫色が多い花。同じハクチョウゲでも花色はさまざまです。低めの生垣などに多く利用されているハクチョウゲですが、最初に名前を聞いたときに『ハクチョウ=白鳥』だと思ってしまいました。漢字表記を知らなかったので、白い白鳥のイメージだと勝手に決めつけてしまったのです。ところが、和名は『白丁花』だったのです。『丁』は花の形のことで、ラッパ型を表すようなのです。だから、『白い丁型の花が咲く』というのがこの花の命名理由なのだそうです。この花の英名は『ジューン・スノー』、中国名は『六月雪...ハクチョウゲ(白丁花)

  • ウチワゼニグサ(団扇銭草)

    今まで多くの水草を見たことがありますが、これは初めてでした。ウォーキングコースに水路があってそこには、セリ・クレソン・タガラシなどが見られます。その中に変わった形の葉を持っている花が群生していました。「ウチワゼニグサ(団扇銭草)」だと分かりました。葉の形から、ウォーターコインとも呼ばれていて、流通名はウォーターマッシュルームとなっているようです。結構タフな植物らしく、ほとんどが水の中よりも水上にあって、水から離れた場所でもどんどん増殖する水草で、1960年ごろに熱帯魚用の水草として輸入されものが、今では野生化してしまったものだと言われています。少しピンボケの画像ですが、花はメシベの柱頭が2つに分かれています。そうなると果実は2個に分かれるのですが、子房下位で果実は分果(2個に割れる)、これはセリ科の植物の...ウチワゼニグサ(団扇銭草)

  • ヒメウズ(姫烏頭)

    道路わきの草むらの中に、小さくて白い可愛い花を見つけました。「ヒメウズ(姫烏頭)」です。よほど気を付けて見なければ気づかないような、細々とした小さい花です。花径5㎜ほど、うつむくように咲いているし、あまりにも小さいのではっきりとした写真になっていないのが残念です。ヒメウズはかつてはキンポウゲ科オダマキ属の花でしたが、現在ではヒメウズ属に変わりました。その理由が花の後ろの『距(きょ)』の違いからです。距とは花の基部から伸びる袋状の部分のことです。距は蜜をためたり、バランスを保ったりするためにあるようです。ヒメウズの花の構造は基本的にはオダマキと同じ、葉もオダマキにそっくりです。花は白い部分がガク、内側の黄色い部分が花弁です。『距』を見ると、オダマキは反り返るようにはっきりとしているのに対してヒメウズは小さな...ヒメウズ(姫烏頭)

  • カラスノエンドウ・スズメノエンドウ・カスマグサ

    春先には「カラスノエンドウ(烏野豌豆)」の花をよく見かけました。今はその花も終わってエンドウ豆のような実に変わり、その先端に小さくなって萎れた花がついています。[4月初旬・カラスノエンドウの花]カラスノエンドウの花は、濃いピンクの大きな花で、花柄がなくて葉の基部から直接出ています。[5月初旬・カラスノエンドウの実]花が終わった後の実も葉の基部から直接上向きに付いています。ウォーキング中、満開のツツジの花の下の植え込みの中に、カラスノエンドウのような葉が見えました。葉も蔓も細く小さく、全体にもじゃもじゃしていて、細かな白い花が咲いていたのです。これって「スズメノエンドウ(雀野豌豆)」かも・・・名前だけは聞いたことがあって、カラスノエンドウとそっくりで小さい花だということも知っていました。やはり、「スズメノエ...カラスノエンドウ・スズメノエンドウ・カスマグサ

  • アニソドンテア・マルバストロイデス

    隣町を車で走行中にムクゲのような花が咲いているのが目に入りました。「ムクゲにしては季節が早すぎるのでは」と思いながら、停車して近くに寄ってみました。本当にムクゲやフヨウなど、アオイ科の花にそっくりです。初見の花でした。早速調べてみたら、「アニソドンテア・マルバストロイデス」という名前の花でした。アニソドンテア・マルバストロイデス(Anisodonteamalvastroides)は南アフリカ原産の常緑低木で、アオイ科に属します。ムクゲやフヨウを小さくしたような花を咲かせ、開花期間が非常に長いのが特徴です。気候によっては半年以上連続して開花することもあり、真夏や真冬にも花を楽しめる珍しい植物です。特徴として、樹高は2~3m程度、耐寒性・耐暑性が強く、花色はピンク系で四季咲きとなっています。(lovegree...アニソドンテア・マルバストロイデス

  • ノミノツヅリ(蚤の綴り)

    ウォーキングはいつも早朝なのですが、時に日中になることもあります。そんな時には普段は見られない花が咲いているのに気づきます。「ノミノツヅリ(蚤の綴り)」もそんな花の一つでした。この植物は乾燥した日なたを好むようなので、日が昇るとともに開いたからなのでしょう、小さくて白い花が目立っていました。きっと誰もが見たことのある花だと思うのですが、何しろあまりにも小さいので目に入らずに見逃してしまっているのかもしれません。花の大きさは5㎜ほど、本当に小さい花です。でもよく見るととってもかわいい花です。5枚の花弁とそれよりもやや長いガクの両方できれいな形を作っています。ノミノツヅリという名前はあまり可愛くないですね。由来は葉を『蚤の衣服』に例えたようで、「ツヅリ(綴り)とは布切れなどを接ぎ合わせて作った粗末な衣服」、と...ノミノツヅリ(蚤の綴り)

  • ライラック

    お馴染みの「ライラック」です。北海道をイメージするライラックですけれど、日本中のどこでも見られる花です。ヨーロッパ生まれの花で、英語では「ライラック」、フランス語では「リラ」となっています。2年前に初めて見た変種のライラック、今年も咲いていました。基本のライラックの葉はハート形に近い丸みのある形ですが、この変種の葉は長さ2〜4㎝ほどで、7〜5枚の葉が深く裂けています。初めて見つけた時に調べて、ハイブリッド品種の『Syringa×laciniata(シリンガ・ラシニアータ)』じゃないのかと思ったのですが、結局良く分かりませんでした。それからずっと分からないままになっているのですが、今年になってちょっと変化がありました。何と、上の方の枝の葉に切れ込みがなくなって、葉全体が丸くなってきているのです。[2年前の花...ライラック

  • ナニワイバラ(難波茨・浪花茨)

    垣根いっぱいに広がって咲いている「ナニワイバラ(難波茨)」は見事なものです。遠くからでも白い花が目立ちます。数多くあるバラの中でも早咲きのナニワイバラが好きな人も多いと思います。トゲさえなければいいのですが・・・このバラは、バラの中では一番トゲが強いようで、よほど広い場所でなければ育てるのは難しいようです。モッコウバラとほぼ同じ時期に咲く「ナニワイバラ」はバラの中でも早咲きのバラ。その特徴は、花は一重咲きで純白の花弁を持ち、直径8~10cmほどの大きさになります。ツル性で、最大で10mほどの大きさになります。かぎ状のトゲ、光沢のある葉が特徴的です。ナニワと名前がついているので、日本産かと思いますが、実はこのバラは中国南部や台湾原産なんです。それじゃ何故”ナニワ”?調べてみたら、深い意味はなくて、ただ単純に...ナニワイバラ(難波茨・浪花茨)

  • ウラシマソウ(浦島草)

    最初にこの画像、ちょっとびっくりしますよね。こういうのをキモカワとか、グロテスクとか言うのでしょうか?「ウラシマソウ(浦島草)」です。日陰の草地にたくさん生えていました。(正しくは咲いていましたでしょうか?)多数に裂けた葉、長い柄、紫緑色の仏炎苞、軸の一部が紫黒色の長い糸状に伸びています。これが浦島太郎の釣り糸に見立てられて、ウラシマソウと名付けられた雌雄異株の奇妙な花です。葉の下にある花は肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれていて、穂のような花になっています。花も奇妙だけれど、その生態もちょっと不思議です。それは、性転換するのです。地中の球茎に栄養が行き渡ってが大きく育つと雌になって、栄養がなくてやせてしまうと雄になるようです。だから毎年、どちらかの花をつけるのか変わってくるということ。花は苞の内側にある...ウラシマソウ(浦島草)

  • フォッサギラ・マヨール

    「フォッサギラ・マヨール」を見つけました。顔を近づけるとほんのりと良い香りが漂ってきました。最初見つけた時はまだ葉が出ていなかったのですが、だんだんと葉も大きくなって目立ってきました。この葉は秋になると黄色~オレンジ色に変わって紅葉としても楽しめます。『シロバナマンサク』とも呼ばれています。でも、マンサクの花とは花の咲き方など、ちょっとイメージが違っているような気もします。どちらかというと、マンサクよりもブラシの木に似ていると思いますが・・・この花、花弁が無くて見えているのは雄しべなのです。糸のような白い雄しべが密集していて、ブラシのような形のちょっと変わった花になっています。学名:Fothergillamajor英名:Witchalder、DwarfFothergilla別名:シロバナマンサク、シロバナ...フォッサギラ・マヨール

  • ミヤマカタバミ(深山傍食・深山片喰)

    少し前のことになりますが、今まで見たことのない花を見つけました。場所は奈良・室生寺です。急な階段を息を切らしながら登っている時、階段の両脇落ちていた枯れた杉の葉の上に桜の花に似たピンクの小さな花がちらほらと落ちていたのです。てっきり桜の花だと思って周りを見回したのですが、桜の木は見当たりません。花を拾おうとしたら何と、茎と葉がついていたのです。それも、クローバーのような3枚の葉でした。「ミヤマカタバミ(深山傍食)」のようです。調べてみましたら、同じような花で、『ミヤマカタバミ』と『コミヤマカタバミ』がありました。どちらなのかと思い、違いを調べてみました。ミヤマカタバミ高さ6~10㎝、葉柄、葉の裏面、花柄、萼片、苞には多くの毛がある。小葉はハート形、先端はへこむ花期は3~5月。花は2~3㎝、コミヤマカタバミ...ミヤマカタバミ(深山傍食・深山片喰)

  • シロヤマブキ(白山吹

    ヤマブキに似ている白い花、「シロヤマブキ(白山吹)」です。ヤマブキに似ているし、花の色が白いからと、単純に名前が付けられました。でも、これはヤマブキとは全く別の花なのです。一番わかりやすいのは、花の違いです。シロヤマブキには花弁が4枚しかなく、ヤマブキには5枚あります。[シロヤマブキ]ヤマブキとの違いは花だけでなく、他にもいくつかあります。葉の付き方の違い---シロヤマブキは対生、ヤマブキは互生。木全体の姿----シロヤマブキは立性、ヤマブキは枝が垂れます。ところがですね、ちょっとややこしいことがあって、ヤマブキには栽培品種で花が白い品種もあるのです。それが『シロバナヤマブキ』という名前なのです。まだお目にかかったことはないのですが・・・でも、もしも白い花を見つけてそれが『シロヤマブキ』か『シロバナヤマブ...シロヤマブキ(白山吹

  • ムレスズメ(群雀)

    畑の片隅に黄色い花が見えました。「エニシダにしてはちょっと季節が早いような気もするし・・・」、などと思いながら近づいてみました。これは!「ムレスズメ(群雀)」じゃないですか(@_@。この数十年間ずっと見ていなかった花、久しぶりに出会えた花、感激でした!桜の花が散るころに咲くと言われているムレスズメです。桜はとっくに散ってしまったので、ムレスズメも満開を過ぎてしまったのでしょう、赤茶色の花が目立っていました。ムレスズメの花は咲き始めは黄色なのですが、徐々に赤みを帯びてくるのです。そうなると無残な様子になります。もっと鮮やかな黄色の時に出会いたかったのに・・・ムレスズメ(Caraganasinica)は、中国原産のマメ科ムレスズメ属の落葉低木です。江戸時代に日本に渡来したと言われていて、スズメが群れて止まって...ムレスズメ(群雀)

  • 八重桜・普賢象

    桜はほとんど散ってしまいました。でも、続いて「八重桜」が満開になっています。八重桜は花弁が多いため豪華な感じがします。一口に八重桜といってもその種類は300種以上もあるとされています。八重桜は開花から散り始めまでの期間が長いのが特徴で、5月上旬ごろまで咲くので、間ずっと楽しませてくれますから嬉しいですね。八重桜の品種の一つ---「普賢象」です。「普賢象(ふげんぞう)」とは変な名前ですね。この普賢象は室町時代から知られている最も古いサトザクラの代表的品種になっていて、今では最も多く植えられている八重桜なのだそうです。何故この名前?花の中心には雌しべが葉状に変化した”葉化雌蕊”が2本突き出ています。これが『普賢菩薩』が乗る象の鼻(または牙)に見えるからというので、この名前になりました。普賢菩薩---釈迦の右側...八重桜・普賢象

  • アケビ(通草・木通)

    アケビの花が咲いていました。小葉が5枚の複葉になっている「ゴヨウアケビ(五葉アケビ)」です。アケビは雌雄同株です。だから、1本の木に雌花と雄花が咲きます。[雌花]2種類の花になっていますが、大きくて少し色が濃く、雌しべが開いている花が雌花です。この雌しべは通常は6本あって、これが一つずつ実になるようです。雌しべの先端はネバネバしています。雄花はどうなっているのかというと・・・[雄花]雄花は房咲きになっていて、中央部が丸くなっています。花びらのように見えるのはガクです。1本の木では雌花1輪に対して雄花が5輪前後あるように見えます。これだけ花が咲いていても1本の木の雄花と雌花ではほとんど受粉しくなく、通常は異種の株を受粉させるようです。このアケビの木があった場所には違う種類のアケビもありました。それが、種類の...アケビ(通草・木通)

  • ヒメオドリコソウ(姫踊子草)

    ホトケノザによく似た「ヒメオドリコソウ」です。春先からずっと咲いています。今ではホトケノザはひょろひょろと伸びきってしまって、ヒメオドリコソウの方が目立ってきています。今年になってホトケノザの白花を見つけたのですが、先日はヒメオドリコソウの白花も見つけました。「シロバナヒメオドリコソウ」です。花を拡大してみました。とても清楚な姿です。花だけは白いけれど、茎や葉はピンクの花と同じで細かい毛で覆われています。白くなった原因を調べてみたら「突然変異などで・・・」と書かれているものが多かったのですが、どうなのでしょうか。突然変異としておけばすべて解決するからかもしれません。あちこちで咲いているヒメオドリコソウを見ると花の色が白っぽかったり、薄紫だったり、葉も上部が紫色だったり、緑色だったりと色々ありました。それは...ヒメオドリコソウ(姫踊子草)

  • ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)

    この時期にはあちこちで『ツルニチニチソウ』の花が咲いているのが見られます。花がニチニチソウに似ていて、つる性の植物ということからツルニチニチソウと名前が付けられたものです。緑色の葉の中にポチポチと咲く花の紫色がとてもきれいです。この色は昔から日本には縁があるようで、日本人の好みなのでしょうね。ツルニチニチソウの花径は5㎝ほどです。この花の半分ほどの大きさで、花径が2.5㎝くらいの花もあります。同時に葉も小さめになっています。それが「ヒメツルニチニチソウ」です。『ツルニチニチソウ』よりも花が小さいのから“ヒメ“がつきます。ウォーキング中に、八重咲の「ヒメツルニチニチソウ」の花を見つけました。八重咲きの花は副花冠がはっきりしなくて、花の中央がごちゃごちゃしています。副花冠とは副花冠(ふくかかん)は、花冠や花被...ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)

  • 奈良へ④---市内観光

  • 奈良へ③---長谷寺

    奈良2日目(4月7日)宇陀市の室生寺から桜井市にある長谷寺に向かいました。長谷寺の門前に着くと、室生寺の静かな落ち着いた雰囲気とは違って、明るい感じのするお寺で、参拝客や観光客で賑わっていました。さすがに「花の御寺(みてら)」と言われるだけあって、「総本山長谷寺」の石碑の前からもう満開のシダレザクラが出迎えてくれました。入山受付はこの先、階段を上るのですが、脇に緩やかな坂道もありました。仁王門の前が参拝受付です。仁王門をくぐると本堂へ続く有名な登廊(のぼりろう)があり、この登廊は、上・中・下に分かれていて、合わせると全部で399段の階段になっています。登廊の両側は一面に牡丹が植えられ、途中には数多くの灯籠が吊るされていました。登廊はいつも誰かが上り下りしているので、誰もいないときは滅多にありません。その滅...奈良へ③---長谷寺

  • 奈良へ②---室生寺

    4月7日奈良2日目、この日は室生寺、長谷寺を回る6時間コースの観光タクシーを頼みました。朝8時、タクシーがホテルに迎えに来てくれるので、あとはドライバーさんにお任せです。一応、室生寺・長谷寺に行くことは決めてあるのですが、そのほかに時間が余ればどこかに寄ってくれることになっています。ドライバーさんと打ち合わせをしてコースを決めました。「大野寺」→「室生寺」→「長谷寺」→「大神神社」→「佐保川の桜」という順序で決定しました。最初は宇陀市にある『大野寺』です。大野寺はシダレザクラの名所として知られていて、境内のシダレザクラがちょうど満開でした。朝早かったためか誰もいなく、静かなお寺でした。お寺の近くに流れている宇陀川の対岸には高さ約30mの大岩壁に刻まれた弥勒磨崖仏があるのですが、崩れてしまったのか、全体像は...奈良へ②---室生寺

  • 奈良へ①---吉野山

    今年のお花見は吉野山に決め、4月6日~8日まで奈良方面に行ってきました。4月6日---1日目大阪(伊丹)空港からあべの橋駅(天王寺駅)までバスで30分。近鉄大阪阿部野橋駅に移動して、そこからは吉野駅まで電車に乗ったのですが、そこで選んだ電車が近鉄観光特急『青の交響曲(シンフォニー)』でした。特急や急行列車もたくさん出ているのですが、やっぱり観光列車に乗ってみたかったのです。およそ1時間の旅、沿線も桜がいっぱいで、ちょうど見ごろでした。吉野駅に到着です。日曜日だったのでもっと混雑しているかと思ったのですが、電車が到着した時以外はそれほどでもありませんでした。散策コースを考えた時、今回は足の悪い同行者もいたため、バスを利用することにしました。駅前から中千本公園までバスを利用して、そこからのんびりと桜を見ながら...奈良へ①---吉野山

  • バイモ(貝母)

    「バイモ(貝母)」が咲いていました。バイモは花弁にある網目模様から、『アミガサユリ』とも呼ばれています。花の色が薄緑色、釣り鐘型で下向きに咲くのであまり目立ちません。でも、良く見ると細い葉の先端が卷きひげのようなっていて、それを絡み合わせ、風が吹いても倒れないように、お互いを支えて立っているようにも見えます。こうなると、花の内側がどうなっているのか、見たくなります。そこで花の内側を覗いて編み笠模様の様子を見てみました。ちょっとグロテスクかな?なぜ「バイモ」=「貝母」なのかと・・・地上の部分が枯れた後、地下に球根ができます。その球根が2枚貝に似ていて、合わさっている鱗片の中に子どもの貝があるように見えるから母親の貝で「貝母」、その中国語の文字を日本語読みにしたので「バイモ」になったようです。学名:Friti...バイモ(貝母)

  • 桜・「ソメイヨシノ(染井吉野)」から「ジンダイアケボノ(神代曙)」へ

    現在、日本にある桜の品種は交配種や改良種などを合わせると600種類を超えると言われています。まず、桜と言って思い浮かべる品種は「ソメイヨシノ」でしょう。そのほかには、最近の早咲きで有名な”カワヅザクラ”や葉が緑色で香りの良い純白の花の咲く”オオシマザクラ”、”エドヒガンザクラ”、”シダレザクラ”等々が良く知られている品種です。現在日本にある桜の8割がソメイヨシノらしいのですが、その『ソメイヨシノ』が危機を迎えていると言われています。それは、ソメイヨシノは病気に弱く、”サクラ類てんぐ巣病”という病気にかかりやすいようなのです。その病気に感染すると花が咲かなくなって、枝が枯れてしまうこともあるようです。次の要因は寿命の問題です。ソメイヨシノの寿命は一般的に60年程度のようなのです。ソメイヨシノが誕生したのは江...桜・「ソメイヨシノ(染井吉野)」から「ジンダイアケボノ(神代曙)」へ

  • ブルビネラ

    今年も大好きな花「ブルビネラ」が咲きました。近所の空き地の大きなキンカンの木の下に数株、毎年咲いてくれています。これは鮮やかな黄色の花で「ブルビネラ・フロリバンダ」という品種です。地植えになっているので、1m弱の高さになりますから、見ごたえがあります。いくつもの小さな花が穂になって咲き、一つ一つの花は1㎝ほどで、平開して咲きます。この花は春に葉と花が見られ、夏の間はすべて枯れて休眠し、秋になってから根の方で成長を始めます。寒さに強い花なので、毎年花を楽しむことができます。他には白、オレンジの花色もありますが、やっぱり黄色がいいですね。学名:Bulbinellafloribunda英名:Cat'stail、Ttallyellowbulbinellas別名:キャッツテール科名・属名:ツルボラン科ブルビネラ属原...ブルビネラ

  • ウグイスカグラ(鶯神楽)

    小さな公園の隅にある藪の中で「ウグイスカグラ(鶯神楽)」が咲いていました。花はピンク、葉もほんのりと赤く縁どられていました。公園の外側のフェンス越しに中を見たら、そこにも樹高3mほどのもう少し大きな木ありました。その木には花がいっぱいついていて、満開状態でした。ウグイスカグラは日本の山野に自生していたり、庭木や公園樹としても多く植えられているようです。葉と同時かまたは葉が出る少し前に花が咲きます。花は淡紅色、大きさが1.5㎝~2㎝ほどの漏斗状で、先端は5つに裂けています。雄しべの黄色い葯が特徴的です。花後は初夏に赤い楕円形の小さな果実が生り、それは生食可能で『アズキグミ』や『マメイチゴ』などと呼ばれています。ウグイスカグラはスイカズラ科なので、最初に名前を聞いたときは『ウグイスカズラ』の間違いじゃないのか...ウグイスカグラ(鶯神楽)

  • ミヤマガンショウ(深山含笑)

    近所には小さいけれどいつも季節ごとの花でいっぱいの公園があります。数日前、暖かかった日に行ってみました。そこで見つけた「ミヤマガンショウ(深山含笑)」です。ミヤマガンショウはハクモクレンによく似ている白い花が咲きます。開花時期は少しハクモクレンよりも少し早いので、そろそろ花も終わりなのでしょう、開ききっていて既に花びらが落ちてしまっているものもありました。ミヤマガンショウについて調べてみると、モクレン科モクレン属とモクレン科オガタマノキ属と2種類の記述がありました。花や果実の構造が違っているのでモクレン属ではなく、オガタマノキ属だということだったのですが、更に調べてみると、現在ではモクレン科モクレン属に分類されているようです。花はハクモクレンに似ているし、オガタマのようにバナナのような芳香もありますから、...ミヤマガンショウ(深山含笑)

  • ロドレイア

    今年も「ロドレイア」の花が咲きました。樹木の花はその木を切らない限りは毎年同じように咲いてくれるので、嬉しいし、楽しみです。この花はシャクナゲによく似ています。この木を初めて見たのは3年前の3月、ウォーキング中のことでした。3mほどもある大木に鮮やかなピンクの花がびっしりと咲いていたのでした。葉と花の様子からシャクナゲだと思って、『随分と立派なシャクナゲの木』と感心していたのです。ところがよく見てみると、蕾の形が違うし、すべての花が下向きに咲いている、それにシャクナゲにしては咲く時期が早すぎる・・・などと疑問に思い、すぐに調べたら「ロドレイア」という名前で、日本ではまだ馴染みの薄い樹の花だということが分かったのです。花の形や付き方、葉がシャクナゲに似ているので別名では『シャクナゲモドキ』と呼ばれています。...ロドレイア

  • ムラサキハナナ(紫花菜)

    「ムラサキハナナ」の群生を見つけました。この花は名前がたくさんあって、どれを採用していいのか迷いました。すべての名前が有名なのです。ストックの別名のアラセイトウの大型なものとして『オオアラセイトウ』。紫色の花を咲かせる菜の花の仲間だから『ムラサキハナナ』。花がダイコンに似ているから『ハナダイコン』。三国志で有名な諸葛孔明が自陣に食料として植えたという伝説から『ショカツサイ』。どれもこれも皆、とっても有名で良く知られた名前なのです。もしかすると、地域によって使われている名前が違っていることもあるかもしれません。この花は江戸時代に日本に入ってきて、最初のうちは鑑賞用に栽培されていたようなのですが、最近では野生化している方が多いようです。それも群生しているのを多く見かけます。今(3月ごろ)ならば黄色(菜の花)と...ムラサキハナナ(紫花菜)

  • シレネ・ピンクパンサー

    我が家の「シレネピンクパンサー」が咲きました。こぼれタネから増えたものです。去年、3株のシレネピンクパンサーを買い、鉢植えにしていたのですが、それがどんどん増えて、花後にタネがこぼれました。発芽率が良いのでしょうね、2月ごろには小さな芽があちこちに散らばって出ていたのを見つけました。その芽を集め、まとめて植えておいたらこのように横に広がって、可愛い花がたくさんついたのです。シレネ・ピンクパンサーは春から初夏にかけて小さなピンクの花が密集して咲いてくれます。ほとんど手入れをしない我が家でもこうしてきれいに咲いてくれるので、嬉しいですね。花色は濃いピンクから淡いピンクまであり、ホワイトパンサーと呼ばれる白花タイプもあります。[ウォーキング中に見つけたホワイトパンサー]学名:Silenecaroliana英名:...シレネ・ピンクパンサー

  • ボケ(木瓜)

    1ヶ月ほど前、今年になって初めて、フェンスに絡まっている2本の「ボケ(木瓜)」の木にそれぞれ赤と白の花が咲いているのを見つけました。その時はこの木の花だけが開いていて、そのほかのボケの木はまだまだ固い蕾だったのです。きっと、この時咲いていたのは早咲きの品種だったのかもしれません。そして1か月が経ち、あちこちのボケの木も様々な色で彩られるようになりました。[ピンクの花][ピンクと赤が混じっている花][白い花][ピンクと白が混じっている花][赤い花][源平咲きの花]一口にボケと言っても、様々な種類があって、調べてみると、原種は一重の赤い花なのだそうです。その後、品種改良が進み、今では200以上の品種にもなっていて、さまざまな色や形があるようです。咲く時期も冬に咲く『寒ボケ』もあって、これが晩秋~冬に見ることが...ボケ(木瓜)

  • トウダイグサ(燈台草)

    日当たりのよい空き地に「トウダイグサ(燈台草)」が広がっていました。全体が鮮やかな黄緑色で不思議な形をしています。大きな葉をお盆のように広げ、その上に放射状に5本の花枝を伸ばしています。花枝の先の苞葉はお椀のようになっていて、中に数個の黄緑色の花が見えます。この花は初夏になると丸い果実に変わって、熟すとタネがはじけて、新しい株がどんどん増えていきます。名前は花茎の部分が昔あかりとして使われていた燈明台の灯火皿に似ているからのようで、海にある灯台とは関係ないようです。ちょっと話が逸れます。”燈台”と”灯台”の違いは?『燈台』と『灯台』は両方とも「灯りをともす塔」や「航路の目印となる建物」を指します。だから同じ意味であって、実際には違いはありません。どちらも同じ意味で使われる言葉、だからどちらを使っても構いま...トウダイグサ(燈台草)

  • ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)

    早春の黄色い花、オウバイ・サンシュユに続いて3番目は「ギンヨウアカシア」です。この花はある日急に一斉に開くのです。いつも通る場所、毎日見ていたのに、その日は違っていました。木全体が鮮やかな黄色一色に染まっていたのです。葉が銀色をしているので「ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)」ですが、別名は『ミモザアカシア』と呼ばれています。一般的にはミモザとして流通していますが、実はミモザとはマメ科アカシア属の総称なのです。だから、ミモザの正式名称は、『○○アカシア』ということになります。そしてその種類は世界中に1000種類以上もあると言われています。その中で特にヨーロッパではミモザは『フサアカシア』のことを指すようです。でも、日本では黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の仲間のすべてが『ミモザ』とされているようです...ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)

  • サンシュユ(山茱萸)

    大きな公園では「サンシュユ(山茱萸)」の黄色い花が満開でした。鮮やかな黄色は遠くからでもよく目立ちます。この公園にはサンシュユ、ハナミズキ、ヤマボウシがあちこちに植えられています。この3種類の木はすべてミズキ科なのでとっても良く似ているのです。だから冬の時期、花や葉や実などがついていないと木の幹だけを見てもなかなか区別ができません。でも、こうして花が咲くと一目瞭然、真っ先に黄色い花が咲くのがサンシュユの木だと分かります。この後、4月~5月にハナミズキ、5月~6月ごろにはヤマボウシが次々と開花するので、それぞれの木の区別が容易になります。サンシュユは江戸時代に薬用として日本に入ってきたのですが、花がきれいだったので庭木として栽培されるようになったようです。そして、この木は春と秋の両方に別名があります。春は鮮...サンシュユ(山茱萸)

  • シロバナホトケノザ(白花仏の座)

    「シロバナホトケノザ(白花仏の座)」です。やっと見つけました。最近その存在を知ったのですが、今まで目にしたことはありませんでした。でも、ピンクのホトケノザに埋め尽くされた原っぱの片隅に2株だけ、白い花がありました。透き通ったような、少しピンクがかった花でした。これから先もずっとこの場所に咲いてくれますように・・・2月21日にアップしたホトケノザの記事です。----ホトケノザこの中で「いつか見つけてみたい」と書いたのですが、思ったよりも早く見つかりました。シロバナホトケノザ(白花仏の座)

  • オウバイ(黄梅)

    春先、鮮やかな黄色い花を見つけると何だか気持ちが明るくなってくるような気がしてきます。冬から春になったと感じさせてくれるのが黄色い花なのかもしれません。車で走行中に鮮やかな黄色の花がブロック塀いっぱいに垂れ下がっているのを見つけました。思わず車を止めて写真を撮りました。「オウバイ(黄梅)」のカーテンです。冬の間咲いていた黄色いロウバイが終わりかけると、そのあとを追いかけるようにして咲くのが「オウバイ」です。オウバイは葉が出る前に垂れ下がった枝に黄色い6枚の花びらを持った花を咲かせます。ゴツゴツと角ばった茎、半つる性です。漢字表記では『黄梅』、だから花も似ているので梅の仲間だと思われるのですが、違います。英名は『ウインタージャスミン』、そう、ジャスミンの仲間なのです。春先に咲く、黄色いジャスミンに似た花がオ...オウバイ(黄梅)

  • モクレイシ(木茘枝)

    ウォーキングコースの途中、板塀の上に出ていた木に緑色の小さな花が見えました。この辺りではあまり見かけない、ちょっと珍しい木、「モクレイシ(木茘枝)」です。花は小さくて直径5ミリほど、葉の付け根にまとまって咲いています。薄緑の花なので、よほど気を付けて見ないと見過ごしてしまいそうです。モクレイシは雌雄異株です。雄株には雄花が、雌株に雌花が咲きます。この場所には雌雄両方の木がありましたが、雄花の方が開花が少し早いようで、雌花はまだあまり開いていませんでした。雄株に咲いている雄花です。雄花は花弁が5枚、5本の雄しべとその先に付いている黄色い葯(やく)が目立ちます。雌株の雌花です。全体的に雄花よりも小さく、雄しべは目立ちません。日本のモクレイシ属の樹木は「モクレイシ」の1種だけしか分布していないようなのです。そし...モクレイシ(木茘枝)

  • 梅が見ごろを迎えています。ウォーキングコース途中には3ヶ所、小さな梅林があります。そのうちの2ヶ所は白梅の木ばかりで、近くを歩くとほんのりと甘いような香りが漂ってきます。ところがもう1ヶ所の梅林には白梅だけでなく、違う花色の木もちらほらと見られたのです。小さな梅林で、フェンスで囲まれていたため中には入れず、外側からしか見られませんでしたが、それでも数種類の梅の木を確認できました。それを貼っていきます。一番多かったのが白梅の木。所々にはピンクの八重の花が見られました。同じピンクでも少し濃い色の花、真っ盛りでした。蕾の時はピンク、開くと白っぽい花弁になる品種も。この木はまだまだ蕾ばかりで、遅咲きのようです。1本の枝に紅白の花が咲く、『源平咲き』の木もありました。※源平咲きとは---平安時代の源平合戦時に源氏が...梅

  • 黒法師(クロホウシ)

    ベンケイソウ科の多肉植物の一種にアオエニウム属があります。その特徴は肉厚でロゼット状の葉を持ち、中心部が盛り上がる形をしています。葉の色は緑、赤、紫、黒などですが、季節や日光の強さによって変化します。そして、開花は稀なのですが、茎の先には黄色や白色の小さな花が房状に咲きます。ウォーキング中にとても立派な、1m以上もある「黒法師」を見つけました。別名はサンシモン。でも、黒法師の方がよく知られています。黒法師は、ベンケイソウ科アエオニウム属の多肉植物です。花のようなロゼット状の葉が特徴的で、大きなものだと高さ1m以上にもなるのですが、なかなかこのように大きなものに出会ったことはありません。これだけ大きいとその存在感とカッコよさに圧倒されてしまいます。小さな黒法師、高さは30㎝ほどです。黒法師はアエオニウム属の...黒法師(クロホウシ)

  • クレマチス(冬咲き)

    3月に入って、すでに終わりかけの「クレマチス」の花を見つけました。冬咲きのクレマチスです。この場所にあるのを知っていたのだから、もう少し早く来れば、びっしりと咲いている花を見られたのに、残念です。葉は青々とフェンスいっぱいに広がっていたけれど、花はほとんどが終わっていて、多くが既に白い綿毛に変わってしまった後でした。冬咲き品種には落葉性と常緑性があって、これは常緑性の『ジングル・ベル』という品種です。夏に葉を落として休眠し、秋になるとまた葉を茂らせ、古い枝に花をたくさんつけるようです。10月~2月に4㎝~5㎝ほどベル状の白い花をつけます。ジングル・ベルという名前なので、やっぱりクリスマスごろが一番見ごろなのかもしれません。2年前の2月、今回よりももう少し早い時期に撮った写真です。花がびっしりとついていまし...クレマチス(冬咲き)

  • シロバナマンテマ

    ウォーキングコースの途中にハナミズキが街路樹として植えられている通りがあります。ハナミズキの木の根元、ツリーサークルの中に「シロバナマンテマ」を見つけました。この寒空の中、弱々しく見えるのは、咲くにはまだちょっと早すぎるからなのでしょうか?シロバナマンテマの花期は5月ごろ、それなのにどうしたことなのでしょう。花は白色から薄いピンク色で、すべての花が同じようにお日様に向かっています。シロバナマンテマという名前ですが、ピンクでもシロバナマンテマなんです。ナデシコによく似ている花です。シロバナマンテマナデシコ科マンテマ属の一年草です。地中海沿岸地域が原産で、日本では帰化植物として見られます。海岸や河川敷、市街地などでよく見られ、5月から6月にかけて白色またはピンク色の直径5〜8mmの小さな花を咲かせます。高さは...シロバナマンテマ

  • キンカン(金柑)

    昔から果樹には、”表年”と”裏年”というものがあるとよく言われています。”表年”とは収穫量が多い年、”裏年”はその逆で収穫量がとても少ない年のことです。そしてそれは1年ごとに繰り返されると言われています。特にミカンや柿が表年、裏年があると有名です。思うに、表年で実がつきすぎてしまうとその木が弱ってしまうから、次の年は実がつかなくなってなってしまうのでしょうね。近所にある「キンカン」の木です。この木は表年、裏年など全く関係ないように、毎年たくさんの実をつけています。畑の隅の道路に面したところに植えられていて、特に手入れをされているようにも見えないのですが、大きな木にいつもこのようにたわわに実が生っているのです。緑の少ないこの時期、青々とした葉ととオレンジ色の実のコントラストがとても素敵です。手の届くところに...キンカン(金柑)

  • ホトケノザ(仏の座)

    この数年間、毎日同じ場所を歩いているので、目に入る植物はほとんど変わりません。でも、そこで花が咲いているのを見つけた時はやはりうれしくなります。そして見つけた花のことについてあれこれと書き続けてきました。今回の「ホトケノザ(仏の座)」も今までに何度か取り上げてきた花、寒い時期でもずっと咲いている花です。今年も畑の脇や道端に群生しているのを見つけました。葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるから「ホトケノザ」という名前になりました。もう一つの名前は「サンカイクサ(三階草)」、これは葉が段々になっているからです。この画像を見れば見事に三階建てになっているのが良く分かります。ホトケノザはシソ科、だから花はシソ科の特徴の唇型花(しんけいか)になっています。でも、この開いている花は開放花と呼ばれています。ホトケノ...ホトケノザ(仏の座)

  • チロリアンランプ

    「チロリアンランプ」は最近よく見かけて、いつでも咲いている花といったイメージです。春ごろからずっと、冬になっても咲いています。本当の花期は4月~11月のようなのですが、気候が温暖だと冬でも花は咲くようなので、きっと寒さに強いのでしょうね。チロリアンランプと可愛い名前で呼んでいますが、正式名称は「アブチロン・メガポタミクム」です。和名では「ウキツリボク」とも呼んでいます。チロリアンランプでもウキツリボクでも、この花のイメージにピッタリですね。チロリアンランプはアブチロンという花の一品種です。アブチロンとは熱帯~亜熱帯に数多く分布しているアオイ科の熱帯花木です。花の形は品種によってさまざまで、大きく分類すると半つる性と木立性に分かれています。そのうちの半つる性の代表的な品種がチロリアンランプで、これが半つる性...チロリアンランプ

  • ニホンスイセン(日本水仙)

    寒い雪の中でも花が咲く「ニホンスイセン(日本水仙)」、別名では雪中花と呼ばれています。この時期はあちこちで咲いているのを見かけます。ウォーキング中に見つけた色々なニホンスイセンとその近縁種です。一重咲きの花。花びらが白、副花冠が黄色の一番ポピュラーな品種。花びらが白で細長く、副花冠が黄色い品種。花びらが白で細長く、副花冠が黄色くて房が大きい品種。花びらと副花冠の両方とも白い品種。八重咲きの花八重咲品種は全体にごちゃごちゃしていて、どうなっているのか分かりません。基本のニホンスイセンに混じって、変わっている花はすべて突然変異なのでしょうか?花びらが黄色の品種。この種類には『キブサスイセン(黄房水仙)』と名前が付いています。ニホンスイセンの近縁種なのですが、厳密には別の種類として分類されているようです。花びら...ニホンスイセン(日本水仙)

  • 寒紅梅(カンコウバイ)

    ウォーキング中、あちこちでウメ(梅)の花がちらほらと咲いているのを見かけるようになったので、大きな公園に行ってみました。やはり、今年もまた満開の「寒紅梅」の木に会えました。周囲は枯れたような色ばかりの冬の風景の中に、3本の大きな木があるのです。そのうちの2本は満開でした。そして3本目は満開にはまだまだ程遠く、丸い蕾がいっぱいでした。同じ立地条件なのに、もしかするとこの本は他の2本とは品種が違うのかもしれません。この3本のうちの1本の木の横には木札が立っていて、「寒紅梅」と書いてありました。寒紅梅について調べてみると、早咲きの梅、1月頃から咲き始め、花は濃い紅色で八重咲き、または一重咲きの花となっていました。花の裏側のガクが茶色なのが特徴で、花色は開花が進むにつれて、少しピンクがかってくるようです。紅梅は品...寒紅梅(カンコウバイ)

  • 休暇村 奥武蔵

    「休暇村奥武蔵」で1泊してきました。ここは電車で2時間ほどの場所、埼玉県飯能市にあります。なぜこの宿?実は休暇村には会員制度があって、泊まるたびにポイントがつきます。そのポイントには期限があるため、ポイントを消化しなければなりませんでした。そのためにいろいろな休暇村を探したところ、ここ「奥武蔵」の”豊洲祭り”という冬のプランが気に入ったのでした。それに、一番近くの休暇村だし、電車も1回乗り換えするだけで、すぐにでも行ける場所だったからです。「休暇村奥武蔵」の最寄り駅は西武池袋線吾野駅、駅からは送迎バスで5分ほどです。市街地から少し離れただけなのに、周囲は山に囲まれているような場所でした。宿の前には国道299号線とそれに沿うようにして流れている高麗川(こまがわ)があって、川に架かる橋を渡ったところに立派な宿...休暇村奥武蔵

  • ホソバヒイラギナンテン

    冬の真っ最中です。なかなか花を見つけることができませんが、冷たい風が吹く中に細々と咲いている花を見つけました。「ホソバヒイラギナンテン」です。10月ごろは黄色い花が目立っていたのですが、今は既に花は終わりかけていて、もうほとんどが実に変わっていました。花の半分ほどが実に変わっていた木。花は終わっていて、すべてが実に変わっていた木。やはり花がないと淋しいですね。そこで、10月に見つけた花を貼ってみます。丸っこくてかわいい花がびっしりと並んで咲いていました。ホソバヒイラギナンテン①ヒイラギナンテンよりも葉が細長い②秋に黄色い花が咲く(ヒイラギナンテンは冬~早春)③春に黒い実ができる原産地は中国で、日本へは明治時代の初期に渡来ホソバヒイラギナンテン

  • ピラカンサ

    オレンジ色と真っ赤なピラカンサの実、木が見えなくなるほどびっしりと付いていました。ピラカンサはピラカンサスとも言います。どう違うのでしょうか?ピラカンサと言われているものは数種類あります。その中の1種類を言う場合がピラカンサ、すべての総称がピラカンサスなのだそうです。ピラカンサと呼ばれているものの中で代表的なものが「トキワサンザシ」と「タチバナモドキ」の2種類です。でも、この2種類は区別が難しいのです。画像を貼ってみました。多分合っていると思いますが・・・[トキワサンザシ]実がサンザシに似ているからこの名前になったようです。枝はツルのようになって伸びて、短い枝はトゲのようになります。実は鮮紅色、先端にはガクが残ります。[タチバナモドキ]葉は細長い楕円形で、葉の裏に細かな毛があります。(トキワサンザシには細...ピラカンサ

  • アオキ(青木)

    赤い実の生っている「アオキ(青木)」を見つけました。ウォーキングコースではたくさんのアオキを見かけるのですが、実が生っているのはあまり見ません。雄花の方が多いのでしょうか?アオキは雌雄異株なので、雄株には雄花、雌株には雌花が咲きます。そして雌花が赤い実に変わるのです。結実するためには雄株と雌株の両方なければなりません。だから、実を見たければ近くに両方の株を植えるのですが、雄株か雌株かを見分けるには花が付かないと難しいらしいようです。アオキの花は春に咲きます。以前、春に見つけたアオキの雄花と雌花です。雄花の方が少し大きめで、開花時期は雌花よりも少し早かったと思います。雄花には雄しべだけしかなくて、雌花には雌しべだけしかありません。アオキの学名はAucubajaponica。原産地は日本です。学名の読みのアウ...アオキ(青木)

  • オキザリス

    いつもは早朝に歩いているのですが、所用があったりしたときには昼間になってしまうこともあります。そんな時にはいつも見られなかったものを目にすることもあります。それは、日が昇るとともに開く花などです。道路わきにピンクの「オキザリス」が咲いているのを見つけました。オキザリスとは、カタバミ科カタバミ属の総称です。似たような花がたくさんありますね。雑草、栽培されている園芸品種などさまざまあるのですが、それらの中でも園芸品種をオキザリスと呼んでいるそうです。そしてその種類は世界中で800種以上もあるようです。見つけたこのオキザリスの品種名は分かりませんが、以前にオキザリス・ボーウィー(ハナカタバミ)を見つけたことがあって、それを小さくしたような花です。オキザリス・ボーウィと比べてみました。オキザリス・ボーウィーの花は...オキザリス

  • イベリス

    小さな公園には所々に花壇が作られていて、それぞれに季節ごとに様々な花が植えられています。それも、寄せ植えではなく、花壇ごとに1種類の花だけが植えられているのです。[パンジーの花壇][ストックの花壇]中央付近に「イベリス」が植えられている花壇がありました。パンジーやストックは色鮮やかで華やかなのですが、白一色のイベリスも負けてはいません。どちらかというと上品な華やかさがありました。本来ならば春、4月ごろに咲くイベリスですが、耐寒性が強く、このように冬でも花を咲かせるので、重宝されているようです。イベリスはアブラナ科の花。白くて可愛い花は、内と外に2枚ずつの花弁があって、内側よりも外側の2枚の方が2倍ほど大きくなるのが特徴です。その小花がたくさん集まって大きな花房になります。「イベリス」という名はイベリア半島...イベリス

  • コトネアスター

    小さな公園の片隅に地面を這うように横に大きく広がっている木があって、そこに真っ赤な実が生っていました。その赤い実はピラカンサに良く似ていました。脇に木札が立っていて、『コトネアスター・オータムファイアー』”園芸品種、バラ科シャリントウ属”と書いてありました。シャリントウ属って初めて聞いた属名です。早速、検索してみました。属名もそうですが、同時にこの木の名前も『シャリントウ=車輪桃』なのだそうです。この和名は車輪を思わせるような花姿と桃のような果実だから、ということでした。桃にはあまり似ていないと思うのですが、どうでしょうか?どちらかというと、小さなリンゴかな?コトネアスター秋から冬にかけて真っ赤な実を楽しめて、盆栽、庭木、垣根、グランドカバーなど、幅広く活用できる使い勝手の良い木です。数多くの品種があって...コトネアスター

  • ロウバイ(蝋梅)

    この2~3日暖かい日が続いていたので、小さな公園に行ってみました。近所にある公園なのですが、いつも季節の花が植えられています。今はパンジー、ノースポール、ストックなどの園芸店にある春の定番の花が所狭しと植えられています。樹木も数多くあるのですが、その中で今花が咲いているのはミツマタとロウバイだけでした。「ロウバイ(蝋梅)」は蝋細工のような花びらの黄色がひときわ目立っていました。花びらが丸っこいので、多分『マンゲツロウバイ(満月蝋梅)』だと思います。マンゲツロウバイはロウバイから作り出された園芸品種で、花びらが幅広くて丸みを帯びて、全体に明るい色合いの花です。マンゲツロウバイはこのように全体が濃い黄色の花もありますが、花の中心に紫褐色の輪が入る品種もあるようです。公園の外では違う種類のロウバイも咲いていまし...ロウバイ(蝋梅)

  • エリカ・ウインターファイヤー

    ここ3~4年ほど毎日、植物を見ながら自宅周辺の半径3㎞ほどの場所を歩いています。友人たちからは「面白味がないのじゃない」とか「飽きてしまわないの」などと聞かれます。確かに目にする植物はほとんど同じで、目新しいものには滅多にお目にかかることはありません。けれども、同じ植物でもその時によって花が咲いたり、実が生っていたりと日々変化しますので、「もう飽きてしまった」などと思ったこともありません。だからこれからもずっと同じ場所を歩き続けていこうと思っています。今年も「エリカ・ウインターファイヤー」の花が咲いているのを見つけました。エリカはとても種類が多く、エリカ属としては700種以上もあり、そしてその多くがヨーロッパ原産種と南アフリカ原産種です。でも、その中で日本で流通しているほとんどのエリカは南アフリカ原産種の...エリカ・ウインターファイヤー

  • マホニア・メディア ”チャリティー”

    「マホニア・メディア”チャリティー”」が咲いていました。天気が悪い日の朝、薄暗い中だったので、鮮明な写真は撮れませんでした。「マホニア・メディア」はセイヨウヒイラギナンテンと呼ばれていて、『ニイタカヒイラギナンテンとヒイラギナンテン』を交配させたもののようです。別の説では『マホニア・ロマリフォリアとヒイラギナンテン』の交配から生まれたとも。そして、マホニア・メディアの中からもいくつかの園芸品種が作られていて、それは『マホニア・チャリティー』、『マホニア・ウィンターサン』、『マホニア・アーサーメンゼス』などと名前が付けられています。今回見つけたのは、その中の”マホニア・チャリティー”です。その特徴は・・・葉はヒイラギナンテンと形が似ていて、樹高は4mほどにもなります。茎頂に花序が真っ直ぐ伸びる総状花序が多数...マホニア・メディア”チャリティー”

  • ヒイラギモチ(柊黐)

    この時期はウォーキングしていても、庭先やプランターにに植えられている園芸品店で購入したような花以外は滅多に見かけることはありません。その代わりに木に生っている実はよく見かけます。赤い実は特に目立ちます。可愛い赤い「ヒイラギモチ(柊黐)」の実を見つけました。別名でチャイニーズホーリーやヤバネヒイラギモチとも呼ばれています。葉のわきから柄を伸ばし、小さなサクランボのような実が付いていました。11月ごろから赤くなり始めたのですが、寒さが進に連れてとつやつやとした更に赤い色に変わってきました。同じように赤い実でクリスマスホーリーと呼ばれているセイヨウヒイラギがありますが、どこがちがうのか?それは葉のギザギザが少ないのです。本来のヒイラギモチの葉は長さ4~8㎝ほどで、四角張った形、葉の両先端には鋭いトゲがあります。...ヒイラギモチ(柊黐)

  • アズキナシ(小豆梨)

    今年も「アズキナシ」の木におびただしい数の実が生っていました。この木のことは去年に初めて名前を知りました。赤い実で調べてもわからず、5月になって白い花が咲き、その花を調べてアズキナシという名前が分かったのでした。この場所を通るときはいつもこの木を見上げていました。夏の間は葉が繁っていて、晩秋になって葉が落ちたら葉の陰になっていた1㎝ほどの朱色がかった実が目立つようになりました。その実がだんだんと変色して、くすんだ赤い色に変わってきました。この色と実の形がアズキにそっくりで、花がナシ(梨)に似ているから名前が付いたと言われています。[5月に咲いたアズキナシの花]--アズキナシ---日本中どこでも見かけることができる落葉高木。別名では『ハカリノメ』、これは葉脈が規則正しく並ぶのと、若い枝に目盛りのような皮目が...アズキナシ(小豆梨)

  • ヤブコウジ(藪藪柑子)

    正月飾りとして使われる代表的なものに千両と万両があります。両方とも赤い実が生って縁起の良いものとされています。千両、万両があったら一両、十両、百両もあるのではなどど思ったら・・・何と、これらはすべて実在していて、それよりももっと大きな”億両”もあるようなのです。面白いですね。一両---アリドオシ、十両---ヤブコウジ、百両---カラタチバナ、億両---ツルシキミ(ミヤマシキミ)と呼ばれていて、千両と万両には別名がないようです。これらの中で、今まで実際に目にしたものは十両、千両、万両だけしかありません。[千両][万両][十両(ヤブコウジ)]十両=ヤブコウジなので、ここではすべてヤブコウジ表記にします。1月になってからのウォーキング中に赤い実の目立った「ヤブコウジ(藪柑子)」を見つけました。それも、葉に斑が入...ヤブコウジ(藪藪柑子)

  • ガーベラ

    新年になってもウォーキングは続けています。この時期に咲いている花というと、庭先や玄関先の鉢やプランターに植えられているパンジーやポリアンサ、ガーデンシクラメンなどが多いですね。そんな中、プランターに植えられていた「ガーベラ」が咲いているのを見つけました。青々とした葉が根本に集り、花茎だけが長く伸びて、1本の茎の先端に1個の花が咲いていました。八重咲のピンクの花でした。ガーベラは種類によって背丈が低いものと高いものがあります。見つけたものは背丈の高い方の品種でした。ガーベラは四季咲き性のようです。だから花期は春と秋。秋の花がまだ残っていたのかもしれません学名:Gerberajamesonii英名:Gerbera別名:オオセンボンヤリ、ハナグルマ科名・属名:キク科ガーベラ属原産地:南アフリカガーベラ

  • 新しいパソコン買いました

    新年も明けてからすでに10日も過ぎてしまいましたが遅ればせながら、”皆様、新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。”このところ忙しさにかまけてずっとサボってしまっていましたが、やっと書く気も出てきて、今年初めての投稿となります。新年の1番目の記事はパソコンのことです。去年の暮れにパソコンが壊れてしまって、新しい製品に買い換えました。このお正月はパソコンに振り回されてしまったので、その時の顛末を書いてみようと思います。パソコンのハードのことはあまり詳しくないのですが、もし同じような体験をした人がいた場合に参考にしていただければと思って・・・①『古いパソコンのこと』2019年9月に買ったパソコンだったのですが、エクスプローラーを開くといつもフリーズしてしまいました。何度も強制終了をくり...新しいパソコン買いました

  • アニマルガードフェンスキャラクター編 追加

    タイトルは『アニマルガードフェンス』としてありますが、本当の名前は何なのでしょう。アニマルガードと検索すると動物よけの商品ばかり出てきます。そこで、このような製品を作っている「仙台銘板」のホームページを覗いてみました。そうしたら、『単管バリケード○○ガード』となっていました。○○の部分は動物の名前などが入ります。例えば「単管バリケードサルガード」、とか「単管バリケードパンダガード」とか。でも、その後に『キャラクターバリケードアニマルガード』となっているのです。だから、ここでは今まで通りアニマルガードフェンスということにしました。[なでしこブルー]ドライブ中、久々に見つけたキャラクターのガードフェンス。(株)グリーンクロスという福岡県にある会社が制作した『なでしこブルー』という名前の製品です。腕には”JAP...アニマルガードフェンスキャラクター編追加

  • 大分へ2泊3日の温泉旅行⑤---『七里田温泉 下ん湯』

    大分温泉旅行最後の日です。筋湯温泉の宿『やまの彩』を出て、昨日が休館日だったために入れなかった「七里田温泉下ん湯」に再挑戦することにしました。九重町から竹田市北部にかけて広がる「くじゅう連山」の麓にある七里田温泉には、日帰り施設の「七里田温泉館」があります。[七里田温泉館]お風呂は2ヶ所あって、温泉館の中には「木乃葉の湯」、そこから1~2分歩いた先に「下ん湯」があります。木乃葉の湯は立派な日帰り温泉施設ですが、下ん湯は小さな小屋の中に脱衣所と湯船があるだけの簡単な造りになっています。目的は「下ん湯」、日本一の炭酸泉を体験してみたかったからです。温泉館から小さな川沿いの道を看板通りに少し歩いた先に「下ん湯」があります。下ん湯に入るには温泉館で受付して鍵をもらいます。入浴料は800円、その他に鍵の補償料として...大分へ2泊3日の温泉旅行⑤---『七里田温泉下ん湯』

  • 大分への2泊3日の温泉旅行④---筋湯温泉『山荘 やまの彩』

    筋湯温泉には今回で3度目、とても好きな温泉郷です。九重町にある筋湯温泉は、涌蓋山(わいたさん)の麓に湧く温泉で、1000年以上の長い歴史を持つ温泉です。この温泉郷には共同浴場「うたせ大浴場」があって、約3mの高さからお湯が落ちてくる18本の”うたせ湯”があります。これが日本一の打たせ湯と言われています。そしてこの打たせ湯が「筋の病に効く」ことから”筋湯”という名前の由来になっているようです。宿は山間に20軒ほどが点在していて、それぞれの宿がとっても魅力のある宿なのです。今回は一番奥にある『山荘やまの彩』を選びました。雑木林の中にある宿で、予想通り趣きのある宿でした。広い敷地に離れのような部屋が全部で8室だけ、1室だけを除き、あとは露天風呂か半露天風呂付き部屋になっています。泊まった部屋にも露天風呂がありま...大分への2泊3日の温泉旅行④---筋湯温泉『山荘やまの彩』

  • 大分へ2泊3日の温泉旅行③

    大分旅行2日目の宿は九重町にある筋湯温泉に決めてありました。明礬温泉『御宿ゑびす屋』を出てから、筋湯温泉面に行くためにいくつか案があったのですが、結局竹田市方面から行くことに決めました。1時間半ほど車を走らせた最初の立ち寄り地は豊後大野市にある『原尻の滝』でした。原尻の滝は日本の滝100選の中の一つで、”田園地帯に突然滝が出現している”といった珍しい滝なのです。幅120m、高さが20mあって、半円状の滝壺になっています。この滝は一応“東洋のナイアガラ”と称されているのですが、どうでしょう?滝の正面には吊り橋の「滝見橋」があって、ここから滝を眺め、橋を渡って滝の周りを一周することができます。また、滝の上流には川の中に建っている不思議な、珍しい鳥居もあります。近くにある二ノ宮八幡宮の鳥居の一つで、付近で開催さ...大分へ2泊3日の温泉旅行③

  • 大分へ2泊3日の温泉旅行---②『御宿ゑびす屋』

    明礬温泉にある「御宿ゑびす屋」はお風呂自慢の宿です。広い敷地に3階建ての日帰り温泉施設「湯屋えびす」と2階建ての宿泊施設「御宿ゑびす屋」があり、それぞれ行き来出来るようになっています。坂道を上手に利用していて、上の玄関から入ると日帰り施設、下の玄関から入ると宿泊施設なのです。宿泊する「ゑびす屋」は和風の落ち着いた玄関で、全体的に和の雰囲気でした。[玄関][フロント横の飾り]総部屋数は8室、本館と別館があって、通されたのは本館の2階でした。部屋はドアを開けたらすぐに洗面とトイレです。その先の仕切りのドアを開けてビックリ(゚ω゚)ロフト付きの和洋室ということだったのですが、とってもモダンな、今まで見たこともないような部屋の造りでした。玄関から続く和の雰囲気はどこへ行ったの?この部屋の和室はどこにあるの?といっ...大分へ2泊3日の温泉旅行---②『御宿ゑびす屋』

  • 大分へ2泊3日の温泉旅行---①

    今年最後の温泉は大分に決め、2泊3日で大分県を回ることにしました。宿泊先だけを決め、あとは行き当たりばったりで、温泉があったら入り、見学先があったらそこを見るといった旅でした。お昼に大分空港に着き、すぐにレンタカーを借りたのですが、予約したのはコンパクトカーだったのに、待っていたのは何とプリウス、それも新車でした。車の都合がつかなくて、同料金でプリウスにしてくれたとのこと。ガソリン代などを考えると嬉しいのですが、新車だからいつも以上に運転に気を遣うし・・・ちょっとと思ったのですが、しょうがない。最初に向かったのは『両子寺(ふたごじ)』、紅葉の名所のお寺です。このお寺は国東半島の中央部にそびえる両子山の中腹にある、1300年の歴史のある天台宗のお寺です。事前の情報ではこのお寺の紅葉が真っ盛りということだった...大分へ2泊3日の温泉旅行---①

  • ガーデンシクラメン・ジックス

    冬になるとプランターや庭を小さな鉢植えの花で飾るお宅が多く見られます。パンジー、ビオラ、プリムラ、ノースポールなどが植えられているのを良く見かけます。最近ではガーデンシクラメンも人気があるようです。ガーデンシクラメンとはミニシクラメンの中でも特に耐寒性の強い品種で、冬でも屋外で育てられるように改良されたものです。このようなポットに入ったガーデンシクラメンも今では定番になっていますね。ウォーキング中、変わった咲き方のシクラメンを見つけました。初めて見たシクラメンでした。花弁が反り返らず、下を向いたまま。裏側にあるはずのガクが目立って、花弁のように見えます。ガクと花弁で紅白になっていて、とってもオシャレです。このような咲き方を傘咲きと言うのだそうです。花をひっくり返してみたら、一般的なシクラメンと同じで、ただ...ガーデンシクラメン・ジックス

  • ハマヒサカキ(浜姫榊)

    この辺りは海辺ではないのですが、街路樹の下にある植え込みやマンションの入り口などには「ハマヒサカキ」が多く使われています。今、そのハマヒサカキが花盛りです。ただ、生い茂った葉の陰になっているので、注意して見ないと気づかないかもしれません。ハマヒサカキは、潮風や乾燥に強い木なので、日本では千葉県以西の海岸を中心に自生しています。一つ一つの花は径5㎜ほどで小さいのですが、たくさんの花が枝に連なって下向きに咲きます。可愛い花なのに『プロパンガスのような匂いがする』、とも言われています。画像は雄花です。雌雄異株ですが、雄花しか見つけられませんでした。壺形の雄花は雄しべ10~20本ほどあって、雌しべは退化しています。学名:Euryaemarginata(Thunb.)Makino英名:なし別名:イソシバ(磯柴)科名...ハマヒサカキ(浜姫榊)

  • エゴノキ(野茉莉・蘞の木)

    冬なのに「エゴノキ(野茉莉)」に花が咲いていました。エゴノキは落葉高木、花期は5月~6月、枝いっぱいに白い花をつけるのですが、冬に見るエゴノキはポチポチと淋しそうな感じです。道路沿いにあるこのエゴノキは毎年冬(11月~12月)にかけて花を咲かせていて、葉もしっかりと残っています。冬でもエゴノキの花は咲くのかと、いろいろと調べてみたのですが、どこにも記述がありません。BingAIで聞いたら、「エゴノキの花は通常、5月から6月にかけて白い釣り鐘形の花を咲かせるのが一般的です。残念ながら、冬の時期にはエゴノキの花を見ることはできません。」という答え。それじゃこの花は何なのでしょう?学名:Styraxjaponica英名:Japanesesnowbell別名:チシャノキ、ロクロギ科名・属名:エゴノキ科エゴノキ属原...エゴノキ(野茉莉・蘞の木)

  • マルバヒイラギ(丸葉柊)

    「ヒイラギ(柊)」の白い花が咲いていました。このヒイラギちょっと違和感が・・・そうなんです、葉にギザギザがないのです。これは「マルバヒイラギ(丸葉柊)」という園芸品種なのです。ヒイラギは濃い緑で光沢のある葉、そして葉の縁がノコギリの歯のようにギザギザしているのが当たり前でした。ところが、ヒイラギは大木になると、葉にトゲがなくなって丸くなるようなのです。それは、葉のトゲは動物に食べられたりするのを防ぐためにあって、大木になると上部の葉はその心配がなくなるからトゲのない葉ができるらしいのです。そこで、「生け垣のヒイラギはトゲがない方がいいかも?」、と考えたかどうか分かりませんが、この上部のギザギザのない葉を接ぎ木して、トゲのない品種を作りだしたようです。それが葉にトゲのない、「マルバヒイラギ」です。ヒイラギと...マルバヒイラギ(丸葉柊)

  • ネリネ

    「ネリネ」が咲いていました。回りが殺風景な中、とっても鮮やかな、目の覚めるような色です。別名は『ダイヤモンドリリー』。光が当たると花びらがキラキラと輝いて見えるからだそうです。茎の頂部にたくさんの花がついて、ピンクのヒガンバナのようです。でも、花と同時に葉も出ています。これがヒガンバナと違いです。花の咲く季節の違いもありますが、花が咲いている時に葉がなければヒガンバナ、葉があれば「ネリネ」と区別できます。ネリネにも数種類があって、これは『ネリネ・サルニエンシス』(名札がありました)。秋から冬にかけて花茎が出た後、葉が出てきます。花茎は50~70cmになり、その先端に5~10個ほどの花を咲かせます。一つ一つの花は5~6cmほどの大きさで、花弁は外側に反り返り、縁は少し波打ったようになっています。葉は冬の間茂...ネリネ

  • 合歓林オリエンタル

    那須にあるペンション、「合歓林オリエンタル」に泊ってみました。ここは那須ハイランドパークのすぐ近くの林に囲まれた中に、本館、新館とコテージ3棟があります。今回このペンションを選んだのは温泉があって、食事がとても良いと評判が良かったからです。その食事とは、”ステーキ食べ放題、アルコール飲み放題”だったのです。ステーキは和牛、オーストラリア牛、そのミックスから選べたのですが、やっぱり和牛のコースを選びました。[本館][新館]那須は既に冬景色に変わっていて、人影もなくひっそりとしている林の中に「合歓林オリエンタル」はありました。道路を挟んで本館と新館が建っています。今回は新館を選びました。新館は一軒家のような感じで上下に2部屋ずつ、全部で4部屋になっていました。泊った部屋はインドネシアのお寺の名前”プランバナン...合歓林オリエンタル

  • イソギク(磯菊)

    寒くなってきて、見かける花も少なくなってきました。それでもキク(菊)の花は色も形もさまざまにあちこちで咲いています。一般的に栽培されているキクのことをイエギク(家菊)と呼ぶようです。キクは日本のものだと思っていましたが、実はイエギクは中国が原産地なのです。日本には奈良時代ごろに渡来してきて、江戸時代になってから観賞用に多くの品種が作り出されたようなのです。それじゃ日本にはキクがなかったかというと、そうでもなくて日本にも自生するキクはあったのです。それが野菊なのです。昔から日本には多くの野菊は自生していたのですが、栽培されているキクはありませんでした。野菊は、菊科の植物の中でも特に野生種やその近縁種のことなのですが、ヨメナ、シラヤマギク、ノコンギク、イソギクなどがあります。イソギク(磯菊)イソギクは花の形や...イソギク(磯菊)

  • カリン(花梨)

    ウォーキングコース途中には大きな「カリン(花梨)」の木があります。ちょうど今、その木にはたわわに黄色い実が生っています。これだけあると、その下を通った時にはほのかにいい香りが漂ってきます。でも、いい香りがしてもその実には石細胞が多く含まれているらしく、硬くて生では食べられないようなのです。ちょっと残念ですね。カリンは中国原産の木で、春に花が咲き、その後に香りのよい実を結びます。花の形は梨やリンゴなど、バラ科の木の花と似ています。でも、それらのほとんどの花の色が白なのに対して、カリンの花はピンクなのです。だから目を引くし、とっても可愛いのです。[4月に咲いていた花]カリンの木には実や花がなくとも、分かりやすい特徴があります。それが生長した木の幹です。成長すると樹皮の一部が剥がれるので、サルスベリのように木肌...カリン(花梨)

  • ヘチマ(糸瓜)

    ちょっと季節外れかとも思ったのですが、「ヘチマ(糸瓜)」のグリーンカーテンを見つけました。葉が青々と繁り、花も小さな実もたくさんついていました。ヘチマウリ科・ヘチマ属に分類されるツル性の一年草で、江戸時代に日本に渡ってきたとされています。生長するとツルを伸ばし、手のひらのように深く裂けた形の葉を互い違いに生やします。花は黄色く、直径5~10cmほどで5枚花弁です。一つの株に雄花と雌花両方が咲き、結実可能です。雌花の基部には実になる部分がついていて、膨らんでいるのが特徴です。秋には長さ30~60cmほどの円柱形の実が付きます。若い実は食用とされ、完熟した実の網目状の繊維は、たわしや浴用スポンジとして利用されたりします。(GreenSnap)[雌花][雄花]開いているのはほとんどが雄花で、雌花は萎んでしまって...ヘチマ(糸瓜)

  • イチビ(莔麻)

    空き地の一角に変わった形の黒い実を見つけました。「イチビ(莔麻)」の実です。独特な形の実です。夏の間、大きな葉とその陰に隠れるようにして黄色い花が咲いているのを見ていました。花が終わると緑色の実に変わります。イチビの実の形はとても奇妙な形です。中に3~5個ほどの小さなタネが入っている15個ほどの分果が規則正しく円形に並んでいて、黒くなって枯れたようになってもそのままの状態になっているのです。黒い実はそのままドライフラワーとして利用できそうです。イチビイチビは平安時代に日本に入ってきて、江戸時代までは茎の皮から繊維を取るために畑などに植えられていました。でも、現在ではイチビからの繊維を利用することは廃れてしまったため、栽培されなくなってしまったのです。ところが今、こうして空き地などでイチビが見られるのは何故...イチビ(莔麻)

  • コウテイダリア(皇帝ダリア)

    この時期になると突然大きな花が現われるのでビックリするのが「コウテイダリア(皇帝ダリア)」です。毎年同じ場所に咲くのだから、分かっているのですが、やっぱり突然現われるという感じです。こんなに高くて大きいのに、木ではなく草なのです。だから花が終わると地上部分は枯れてしまうのです。この花は背丈が高いので、どうしても上を向いて撮った画像になってしまうのです。青空に映えますね。一般的なダリアは夏に花が咲きますが、コウテイダリアは短日植物です。だから、日が短くならないと花芽ができません。そうなると開花はどうしても寒くなる時期(11月~12月)になってしまうのです。ところが面白いことに、電灯などで夜でもずっと光を当て続けたりすると、日が短くなったと感知しなくなって、花芽がつかないこともあるそうです。学名:Dahlia...コウテイダリア(皇帝ダリア)

  • カナムグラ(鉄葎)

    秋もそろそろ終わって、冬の便りも聞こえようとしているのに「カナムグラ(鉄葎)」はとっても元気です。カナムグラで覆われている場所はその下に何があるのかも分からないくらい、一面に広がっています。葉には粗い毛があって、ザラザラしています。茎や葉柄などあらゆる場所に下向きにトゲ状があって、ちょっと触っても痛いのです。そのようなカナムグラをあちこちで見かけているのですが、場所によってどうも花の様子が違っているので、2種類あるものだとばかり思っていました。そうしたら、カナムグラは雌雄異株だったのです。だから雄株、雌株の花が違っていたのです。これが雄花です。雄花はこのように伸びた花序に多数の花が付きます。花弁が5枚で雄しべも5本、そこには大きな葯が付いていて、それだけが目立っているような感じです。雌花よりも早く開花して...カナムグラ(鉄葎)

  • トラディスカンティア・シラモンタナ

    トラディスカンティアはメキシコや南アメリカに自生するツユクサ科の多年草の総称です。葉の部分が白い綿のようなもので覆われているもの、鮮やかなピンクの葉のものなどさまざまな品種があって、その数は70種類以上もあるようです。[トラディスカンティア・シラモンタナ]多くの品種がある中で、このピンクの花は「トラディスカンティア・シラモンタナ」というのだそうです。長い名前で覚えられないのですが、学名が「Tradescantiasillamontana」なので、そのまま流通名になっているようです。以前に園芸店で『しらゆきひめ(白雪姫)』という名前で売っていたのを見たこともありました。全体が白い毛で覆われています。だから英名はWhitevelvet(ホワイトベルベット)。互生している卵形の葉とムラサキツユクサに良く似ている...トラディスカンティア・シラモンタナ

  • オリーブ

    「オリーブ」の木に黒い実を見つけました。最近ではシンボルツリーとして「オリーブ」の木を植えているお宅が多く見られます。これも誰かが仕掛けた流行なのかもしれません。ネット上で検索すると、『おすすめシンボルツリー』や『シンボルツリー人気ランキング』などといった言葉がたくさん並んでいます。そのようなオススメの木の中には必ずオリーブも入っています。オリーブは手のかからない木、常緑でシルバーリーフ、花も咲き実も生るのでシンボルツリーとしても、観賞用としても適しているのでしょう。更に、オリーブは平和のシンボルとして知られている木ということもあるし・・・今年はオリーブの木をずっと注目してきました。シンボルツリーとしてのオリーブの木、結構大きくなっていました。6月、枝先に白い1cmほどの小さな花がびっしりと咲きました。ほ...オリーブ

  • スイートハーブメキシカン

    ウォーキングコースの途中にある家の塀の外に置いてあった鉢に小さな白い花が咲いているのを見つけました。どこかで見たことのあるような花の形。ヒメイワダレソウを白くして、もっと小さくしたような花、そう思って鉢を覗いたら「スイートハーブメキシカン」と札が立っていました。名前さえ分かれば・・・と、家に戻ってからすぐに調べてみました。スイートハーブメキシカン草丈10~20cm程度、メキシコやグァテマラ、パナマにかけて分布する多年草で、葉には特有の香りと、甘味があります。開花期は夏から秋(5月~11月)までと長く、マツボックリに似た花序の上を囲むように小さな白い花を咲かせます。茎が地面を這って、節から根が出て広がるのでグランドカバーとして利用したり、垂れ下がるのでハンギングや寄せ植えとしても利用できます。生長するにつれ...スイートハーブメキシカン

  • シロバナシナガワハギ(白花品川萩)

    道路脇に1本のひょろっとした草に白い花が咲いているのを見つけました。どう見ても白いハギの花でした。ハギは種類が多くて名前を特定するのが難しいのですが、『白花のハギ』ということで検索してみました。いくつか候補が挙がったのですが、その中で特徴がぴったりだったのが「シロバナシナガワハギ(白花品川萩)」でした。シロバナシナガワハギの特徴は・・・①日本中の道端や荒れ地などに生える帰化植物②茎が直立で多数枝分かれしている③草丈は約20〜150cm④花期は6月から8月で、白色の小さな花が多数咲き、穂状になる⑤直立した茎に多数の葉がつき、葉は3小葉からなり、長さは約2〜4cm今まで見たハギは大きな株になって、しだれた枝に花がたくさん付いているものばかりだったので、こうして直立したハギを見たのは初めてでした。とっても可愛い...シロバナシナガワハギ(白花品川萩)

  • エンジェル・トランペット

    いつも下を向いて咲いている大きくてラッパのような花。「エンジェル・トランペット」です。いつもは暑い夏によく見てたと思っていたのですが、今年は今でもまだ咲いていました。以前は『キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)』という名前で流通していましたが、いつの間にかエンジェル・トランペットの名前の方が有名になってしまいました。エンジェルという言葉の響きがいいのかもしれません。この花の特徴は、全体に大きな株(1m~3m)で見た目通りのラッパの形をした花が下向き咲くことです。花付きがよくて、一度にたくさんの花を咲かせるので、とっても豪華です。花色は白、ピンク、オレンジ、黄色などがあり、春から長い期間咲きます。きれいな花なのですが、全草に毒(アルカロイド)がありますから、注意が必要です。枝を切った時に出た汁が目に入っ...エンジェル・トランペット

  • シロバナモウズイカ

    「シロバナモウズイカ」が咲いていました。モウズイカの白花があると聞いたことはあったのですが、見たのは初めてでした。この花は北海道、特に江差地方に多く自生しているようなので、江差をそのまま名前に入れ、別名では『エサシソウ』になっています。寒い地方の花だと思っていたので、まさか関東地方で見られるとは思ってもいませんでした。モウズイカの姿って茎が直立して1mくらいの草丈になって、その茎に花がたくさん並んで付く・・・というイメージでした。でも、見かけたのは草丈も低く、花もあまりなかったのです。もう終わりかけなのでしょう、花もポチポチとしか付いていないし、既に散ってしまって、ほとんどがタネになってしまっていました。この花の開花期は7月~9月なので夏の花、だからまだ少し残っていただけでも良かったのかもしれません。もう...シロバナモウズイカ

  • アスクレピアス

    「アスクレピアス」です。和名ではトウワタ(唐綿)と呼ばれています。その由来は、タネになったときに白くて長い綿毛ができ、それを綿と混ぜて利用したから。でも、『唐』は中国のことではなく、単に外来のものと言った意味なのだそうです。その綿毛がタンポポのように風で飛ばされて増えるようで、全世界では野生化しているところもあるようです。それにしても花の形がユニークです。反り返っている5枚の花弁は真っ赤、中の副花冠(花冠や雄しべの一部が変形してできたもの)は黄色くなっています。花弁も花冠も黄色だけの品種、『シルキーゴールド』もあります。この花、実は有毒植物なので要注意です。茎を傷つけたりすると白い汁が出て、それを口に入れるとけいれんや不整脈を起こしてしまうようです。学名:Asclepiascurassavica英名:Mi...アスクレピアス

  • 蔵王温泉「五感の宿 つるや」

    『新玉川温泉』の日本一の強酸性の温泉にハマってしまい、また強酸性の温泉に入ってきました。今度は蔵王温泉です。蔵王温泉は日本で二番目の強酸性の温泉と言われています。蔵王温泉には何度か行ったこともあって、宿も数ヶ所は体験済みなのですが、今回選んだ宿は「五感の宿つるや」です。数ある宿の中で「つるや」を選んだのは評判が良いのはもちろんのこと、宿泊と食事のプランが気に入ったからです。つるやの一番人気の宿泊プランでした。貸切風呂が1回無料で利用できて、食事は『特選蔵王牛プラン』。200gの蔵王牛をしゃぶしゃぶ、すき焼き、牛ステーキから好きなものを選べたのです。そして、予約時に『蔵王牛ヒレ200gをメインにした蔵王牛ステーキ膳』をお願いしておきました。「つるや」はバスターミナルのすぐ前、道路を渡ってすぐのところにあって...蔵王温泉「五感の宿つるや」

  • キントラノオ(金虎の尾)

    近所にあるお寺の庭で鮮やかな黄色の花が咲いているのを見つけました。「キントラノオ(金虎の尾)」です。この花は熱帯地域の植物なので、日本でも暖かい地方以外では冬越しが難しいのかとも思いましたが、毎年咲いているのを見ているので、大丈夫なのでしょう。花は夏から秋にかけて(7月~9月)咲くようなのですが、夏の間は見たことがありません。いつも見かけるのは秋になってからです。赤味を帯びた茎が特徴です。花は枝先にまとまって付いて、下から上に咲いていきます。花穂は15cmくらいまで長くなるようです。名前の由来は長くて黄色い花穂からトラノオ(虎の尾)となったらしいのですが、短い花穂ではトラノオと結びつけるのは無理なような気がします。学名:Galphimiaglauca英名:Rainofgold、Goldenshowers、...キントラノオ(金虎の尾)

  • チトニア

    小さな公園に咲いていた鮮やかなオレンジ色の花。この花のことはずっと『メキシコヒマワリ』と呼んでいました。以前、庭のある家に住んでいた時に植えていました。良く枝分かれして、あちこちに伸びた枝先に鮮やかな色の花がたくさん付いていたのです。ところが公園の木札には「チトニア」と書いてあったので、すぐにチトニアについて調べてみました。そうしたら、やっぱり学名は「チトニア」でした。別名が『メキシコヒマワリ』だったのです。チトニアはヒマワリに似ていますが、花は上向きに咲きます。だからヒマワリとはちょっと雰囲気が違うように感じます。また、この花は暑さにとっても強いので、夏の間中ずっと華やかに咲き続けます。でも、今はもう秋なので、花の時期はそろそろ終わりなのでしょう。ポチポチと少しだけしか咲いていない花が淋しそうに見えてき...チトニア

  • 加仁湯(再訪)

    奥鬼怒4湯の中の一つ、「加仁湯」に行ってきました。奥鬼怒4湯は、加仁湯、八丁の湯、日光澤温泉、手白澤温泉の4つで、泉質の異なるそれぞれの温泉に1軒ずつの宿があります。その中の「加仁湯」はにごり湯など、泉質が異なる5本の自家源泉を所有していて、温泉が自慢の『秘湯の一軒宿』です。奥鬼怒温泉郷は環境保全のためマイカーの乗り入れが禁止されています。だから4軒の宿に行くためには約4.5kmの山道を歩いて行かなければなりません。ところが加仁湯と八丁の湯は宿泊者のみ送迎バスがあるので、山歩きができない人も気軽に行くことができるのです。女夫淵温泉駐車場からの送迎バスは8kmの林道を走って、玄関前に到着しました。玄関の右側には誰でも自由に渓谷を眺めながら利用できる足湯がありました。おなじみの提灯のぶら下がった玄関です。玄関...加仁湯(再訪)

  • アメジストセージ

    久し振りに小さな公園に行ったら「アメジストセージ」が満開になっていました。この時期、アメジストセージはとっても元気で、かなり大きくなりますね。1.5mくらいもあるでしょうか?大人の背丈くらいの高さになっていて、紫色が遠くからでも目立っていました。でも、ベルベットのような紫色の部分、これはガクなのです。ガクには短い毛が密に生えているから、触るとフワフワとしています。そのガクから突き出るように咲いているのが花です。アメジストセージの学名は『サルビア・レウカンサ(Salvialeucantha)』で、レウカンサとは”白い花の”という意味のようです。だからこの花は白色の花が原種なのですが、良く見かけるのは紫色の方が多いような気がします。紫色が目立つからかもしれません。他にはピンク色の花もあります。[ガクが紫で花が...アメジストセージ

  • ナツユキカズラ(夏雪葛)

    今年も満開の「ナツユキカズラ(夏雪葛)」を見ることができました。ウォーキングコースの途中、線路に架かる橋があり、その橋を渡った先のフェンスが真っ白な花で覆われているのです。まるで雪に覆われたかのように咲く「ナツユキカズラ」、毎年この場所で見られる光景です。10mほどあるフェンスのすべてが覆われているのですから、見応え十分です。元の木は何本あるのか分かりませんが、枝があちこちに伸びて絡まりあっているのでぐちゃぐちゃになっています。この花の最盛期は6月〜9月のようですが、この場所ではいつも10月半ばが見ごろになっています。--ナツユキカズラ---中国及びチベットを原産とするタデ科のツル性低木。日本へ渡来したのは江戸時代で、夏から秋に咲く花を観賞するため稀に植栽される。白い小花が枝先を覆うように多数咲く様を、降...ナツユキカズラ(夏雪葛)

  • 新玉川温泉

    秋田県仙北市には玉川温泉と新玉川温泉があります。両方の宿の距離は約2km離れていますが、ともに同じ源泉が引かれています。かつてはこの温泉の泉質が塩酸を主成分とした強酸性なので、ここで療養すれば病気(癌)やケガに効果があると評判になり、全国から大勢の病気の人が押し寄せてきたこともありました。実はこの2つの温泉の経営者は一緒なのです。それぞれの温泉に特徴を持たせていて、玉川温泉は湯治が主流の施設で、新玉川温泉はで『温泉山岳リゾート』をコンセプトにした施設になっています。今回、初めてこの温泉に行くに当たって、どちらの施設がいいのか迷ったのですが、「新玉川温泉」の方を選んでみました。新玉川温泉に行くまでのこと田沢湖駅前から玉川温泉行きの路線バスで約1時間、途中はほとんど乗降客もなく、新玉川温泉の玄関前に到着しまし...新玉川温泉

  • コルチカム

    「コルチカム」もヒガンバナと同じで、ある日突然花が開きます。それも1本や2本ではなく、たくさん固まって咲き出すのですからビックリします。花はサフランとそっくりです。でも、この花はサフランではなく、別名では『イヌサフラン』と呼ばれています。名前に『イヌ』がついている植物はたくさんあります。樹木だとイヌシデ、イヌビワ、イヌツゲなどで、花だとイヌタデ、イヌザクラ、イヌバラなどがあります。これらのように『イヌ』が付いている場合は、「元のものと比較すると、すべてにおいて劣っている」という意味らしいのです。だからこのイヌサフランはサフランより劣っているということなのです。どこが劣っているのかは分かりません。でも、サフランとイヌサフランは全くの別物なのに比べるのも何だかなぁ~と。サフランはアヤメ科、こちらはイヌサフラン...コルチカム

  • ふなばしアンデルセン公園

    「ふなばしアンデルセン公園」に行ってみました。アンデルセン公園は千葉県船橋市にあって、2015年トリップアドバイザーの『トラベラーズチョイス世界の人気観光スポット2015』のテーマパーク部門の日本国内第3位に選ばれたことで一躍有名になった公園です。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに次ぐ日本国内3位ですから、当時(2015年)は本当にビックリしたものでした。この公園は、自然の雑木林などを生かして作られている、とても広い公園です。ワンパク王国、メルヘンの丘、子ども美術館、自然体験、花の城などのゾーンに分かれているのですが、どこに行っても園内は一年中花でいっぱいになっています。ちなみに『アンデルセン』という名は、船橋市の姉妹都市であるデンマーク・オーデンセ市がアンデルセンの生まれた場所なので、それに由来...ふなばしアンデルセン公園

  • ショウキズイセン(鍾馗水仙)

    「ショウキズイセン(鍾馗水仙)」が咲いていました。ヒガンバナに良く似た黄色い花ですが、これの花は「ショウキズイセン(鍾馗水仙)」と呼ばれているヒガンバナ科の植物なのです。赤いヒガンバナの近縁種です。この場所はいつも通っているところなのに、突然黄色い花が現われたのでビックリしました。ヒガンバナ類は最初は茎だけ伸びて、その先に花をつけるのだから、突然咲いたという印象なんですね。花の特徴としては、鮮やかな黄色い花びらが6枚、大きさが6~7cmほどもあり、立派で豪華な花です。花の中央から黄色い雄しべと雌しべが飛び出していて、花びらの縁が大きく波打っていることです。ヒガンバナよりも少し遅く咲きます。赤いヒガンバナもいいけれど、鮮やかな黄色のショウキズイセンもまた別の趣がありますね。注意することは、ヒガンバナと同じく...ショウキズイセン(鍾馗水仙)

  • ダンギク〔段菊)

    ピンクの「ダンギク(段菊)」を見つけました。今までは紫色の花しか見たことがありませんでしたが、珍しいピンク色の花です。一緒に紫色のダンギクも咲いていました。ピンクも紫もまだ開花したばかりのようです。これから華やかになっていくのでしょう。ダンギクはシソ科、だから一つ一つの花を見ると他のシソ科の植物と同じ唇形の花になっています。花弁から長い雄しべと雌しべが出ているのが分かります。元々は野草だったダンギクですが、今では自然のものはほとんど見つかりません。だから、目にするのはもちろん栽培種です。花が段状になっていて、葉がキク(菊)に似ているからこの名前になりました。学名:Caryopterisincana英名:Bluebeard、Bluespiraea別名:ランギク(蘭菊)科名・属名:シソ科ダンギク属(カリガネソ...ダンギク〔段菊)

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